宝剣岳と雷鳥観察(中央アルプスは雷鳥の楽園になりました)

2025年07月26日(土) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 5.3km
• 登り: 367m
• 下り: 374m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:31
• 休憩: 1:19
• 合計: 5:50

距離 5.3km 登り 367m 下り 374m

6:43 スタート地点
6:44 6:45 千畳敷駅
7:23 極楽平
7:32 7:33 サギダルの頭
7:41 7:52 三ノ沢分岐
8:25 8:51 宝剣岳
9:10 9:13 宝剣山荘
9:13 9:14 天狗荘
9:38 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
10:10 10:42 馬ノ背分岐
10:53 10:54 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
11:20 11:22 天狗荘
11:23 11:24 宝剣山荘
11:29 乗越浄土
12:31 千畳敷
12:33 ゴール地点

天候

朝は快晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菅の台バスセンター駐車場(800円)は、好天の土曜日なのでバス始発の5時前には満車になった。
4時にザックをバス待ち列に置いたものの、この時点ですでにザック列はトイレ前を過ぎていた。始発バスは5時過ぎに少し早く発車したものの、乗れたのは5:40頃でした。
しらび平からのロープウェイは9分間隔で増発していたので、6:45頃には雲上の楽園に到着。

帰りも当然混んでおり、ロープウェイは昼過ぎからは整理券を配布して並ぶ必要が無かったのは素晴らしい対応。整理券をもらってからロープウェイ乗車までの待ち時間は50分くらいでした。

コース状況／危険箇所等

大人気の中央アルプスメインエリアなので整備状況はバッチリ。
宝剣岳はヘルメット着用推奨エリアですが、岩稜帯の難易度は低め。宝剣岳の南側、極楽平～空木岳への縦走路の方がやや難易度高めになるが、鎖場の整備はしっかりしており岩場初心者には良い練習ができます。

写真

7/26 5:08

バス乗り場は長蛇の列
最後尾は駐車場敷地を半周していた
空は曇っているがこの後快晴になる

7/26 6:44

雲海の向こうに富士山

7/26 6:49

今日のメインディッシュ
宝剣岳の岩稜を奥様に登っていただく

7/26 6:55

ゴゼンタチバナたくさん

7/26 6:55

アキノキリンソウもそこら中に咲いてる

7/26 6:55

ヤマハハコのつぼみは初めて見たかも
小さいカリフラワーみたい

7/26 6:56

オトギリソウ

7/26 7:01

前に空木から縦走して下ったことはあるが極楽平へ登るのは初

7/26 7:03

チングルマはほとんど綿毛

7/26 7:05

ヨツバシオガマも終わりかけ

7/26 7:07

リュウキンカで合ってる？

7/26 7:13

素晴らしい快晴
南アルプス、八ヶ岳もクッキリ
奥には金峰山も

7/26 7:14

シナノキンバイ

7/26 7:14

モミジカラマツというらしい
これもそこら中に咲いてる

7/26 7:20

花畑は少し中休み気味

7/26 7:24

雲海が消えて富士山に雲が上がってきている

7/26 7:27

チングルマはこの辺にだけ咲いていた

7/26 7:32

コマウスユキソウ
正直ミネかコマか分からない…

7/26 7:32

タカネツメクサ
これは知らんかったなあ

7/26 7:33

イワギキョウも咲いてる

7/26 7:38

去年、一昨年と歩いた空木〜南駒の稜線

7/26 7:41

三ノ沢岳分岐そばで雷鳥親子

7/26 7:44

この後飽きるほど雷鳥祭

7/26 7:44

7/26 7:46

やってきました
宝剣岳

7/26 7:49

御嶽も乗鞍もクッキリ

7/26 7:49

見下ろす千畳敷も最高の天気

7/26 7:49

ウスユキソウとイワギキョウのコラボ

7/26 7:50

ミヤマダイコンソウ
黄色系の見分けがつかん…

7/26 7:54

岩々してきた

7/26 7:55

縦構図でカールと南プス

7/26 8:04

なかなか登り応えのある岩場

7/26 8:09

ここが一番長い鎖場かな？

7/26 8:13

なんてことない岩場に見えて、人間の大きさと比較すると結構ワイルド

7/26 8:16

越百山も雷鳥が確認されたそうだしまたコスモサーキット行きたいな

7/26 8:16

当初行く予定にしていた三ノ沢岳は奥様の「宝剣に集中したい」との希望でパス

7/26 8:19

御嶽山アップ

7/26 8:21

イワベンケイつぼみ

7/26 8:27

この稜線はいつ見ても素晴らしい
実際に歩くとかなりハードなんだが

7/26 8:28

南アルプス丸見え

7/26 8:38

4年ぶりの宝剣山頂は大賑わい
消しゴムマジックで人を消してみた

7/26 8:41

八丁坂に人がたくさん向かっている

7/26 9:00

宝剣山頂直下の鎖場は少し渋滞していた

7/26 9:07

ゴリラ

7/26 9:23

中岳は越えずにあえて岩場のトラバースを選択

7/26 9:27

7/26 9:30

鎖場はあるものの思ったより平和な道

7/26 9:32

キキョキキョキキョーーー！
群れ過ぎ！

7/26 9:35

キバナシャクナゲがまだ残っていた

7/26 9:35

三ノ沢岳に未練が残る
また今度行ってみたい

7/26 9:44

ミヤマシシウドもたくさん咲いてる

7/26 9:57

あえて木曽駒には向かわずにトラバースすると親子雷鳥ランドに突入

7/26 9:57

岩の下にヒナが隠れてゴソゴソ

7/26 9:57

見放題、撮り放題

7/26 10:00

ヒナはもう結構大きい

7/26 10:00

親子連れ

7/26 10:01

あっちこっちに親子が

7/26 10:02

7/26 10:04

これは別のお母さん

7/26 10:04

当然子連れ

7/26 10:05

7/26 10:10

この親子はヒナ5羽もいる

7/26 10:10

7/26 10:11

微妙に凛々しいヒナ

7/26 10:11

7/26 10:18

トラバース先まで行ったらもう結構雲が上がってきていた

7/26 10:18

残念
北アルプスはもう見えなくなっていた

7/26 10:19

以前に絶景登頂した木曽駒は今回はパスする

7/26 10:27

だいぶ雲が上がってきた

7/26 10:30

しつこいくらいに雷鳥

7/26 10:36

7/26 11:09

またキキョウまみれ

7/26 11:10

ウサギギクたくさん

7/26 11:18

いそいそと乗越浄土から下山する

7/26 11:46

シナノキンバイ＆ハクサンイチゲ

7/26 11:46

八丁坂の花畑も見頃が過ぎたか？

7/26 11:47

アキノキリンソウだらけ

7/26 11:50

終わりかけのハクサンイチゲ

7/26 11:51

もうトリカブト？と思ったらタカネグンナイフウロ

7/26 11:55

ミヤマキンポウゲとシナノキンバイの区別がいまだに曖昧

7/26 12:22

千畳敷遊歩道のベンチで昼飯

7/26 12:22

モミジカラマツ

7/26 12:29

エゾシオガマというそうな

7/26 20:01

環境省の調査員の方に頂いたカード
デザインはいいが空の色が紫なのはちょっとどうなんだろう？

7/26 20:02

性懲りも無く中央アルプスバッジをまた買ってしまった。
左は宝剣山荘の宝剣岳バッジ。千畳敷駅で買った、中央は駒ヶ岳、空木岳、三ノ沢岳のおまとめバッジと右は宝剣岳バッジ

撮影機器：

DC-TZ95D Panasonic

SHG14 SHARP

装備

個人装備

Tシャツ ダウンジャケット薄手 ズボン 靴下 手袋 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 笛 ファーストエイドキット エマージェンシーシート コンパス ナイフ 保険証 携帯 モバイルバッテリー タオル カメラ ヘッドライト 予備電池

感想

パイク王

3週間ぶりの休みは奥様の「宝剣岳に登りたい」との希望で、大混雑必至のお手軽アルプスの千畳敷に避暑に行くことに。
誕生日プレゼントに夏山のお花畑と雷鳥のヒナを見せてやって素晴らしき高山の魅力にどっぷり染めてやろうとの思惑もあったが、はてさてどうなるやら？

千畳敷からいつもはほとんどの人と一緒に乗越浄土に向かうところを、今回は極楽平へ登る。こっちは空木方面も宝剣岳方面も岩場必須なため人が少なくて快適。
本当は三ノ沢岳にも寄り道したかったが、岩稜帯初心者の妻をエスコートすることを優先して今回は我慢する。
お花畑はやや時期を逃した感があったものの、三ノ沢分岐手前で早速雷鳥親子に遭遇。今回の目的の一つを早々に達成してムフフな気分で宝剣岳へ岩場アタック開始。
鎖場を越えてたどり着いた宝剣岳は思ったほど混んでおらず、360°の絶景に奥様も大満足。

せっかく来たので続けて木曾駒ケ岳に向かおうとするが、事前リサーチで木曽駒ケ岳直下に雷鳥スポットがあるらしいのでそっちに寄り道すると、そこはまさしく雷鳥親子のパラダイス。この一帯だけで近くや遠くに4組の親子雷鳥と遭遇し、写真撮り過ぎ、大満喫。ゆっくりしすぎて周囲には雲が上がってきたので駒ヶ岳山頂はパスすることに。
環境省の調査の方々にも遭遇し、「雷鳥いっぱいいますね」と報告すると記念カードをいただきました。
雷鳥復活作戦は始まってまだ数年なのにこんなに繁殖するとは、作戦大成功で感謝です。今後もアルプスのアイドル雷鳥保護をよろしくお願いします。