空木岳（駒ヶ岳RW〜檜尾小屋〜空木岳〜池山尾根）

2025年07月26日(土) [日帰り]

• GPS: 18:39
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,236m
• 下り: 3,025m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:49
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:07

距離 4.0km 登り 498m 下り 462m

12:46 千畳敷駅
12:52 12:54 千畳敷
13:33 13:35 極楽平
13:48 島田娘
15:04 15:10 濁沢大峰
16:40 16:48 檜尾岳
16:53 檜尾小屋

日帰り

• 山行: 11:13
• 休憩: 1:28
• 合計: 12:41

距離 11.2km 登り 731m 下り 1,642m

3:18 檜尾小屋
3:26 3:35 檜尾岳
4:07 4:14 大滝山
5:55 5:56 熊沢岳
7:38 7:47 東川岳
8:14 8:39 木曽殿山荘
11:00 11:01 空木岳
11:15 11:41 空木駒峰ヒュッテ
12:06 駒石
12:33 空木平カール分岐点
13:32 ヨナ沢ノ頭
14:00 14:01 小地獄
14:06 14:14 大地獄
15:06 マセナギ
15:17 尻無
15:52 15:53 池山尾根水場
15:59 池山小屋

日帰り

• 山行: 1:44
• 休憩: 0:09
• 合計: 1:53

距離 4.8km 登り 6m 下り 921m

5:58 池山小屋
6:00 6:01 池山尾根水場
6:38 6:43 タカウチ場
7:00 林道終点
7:14 空木岳登山道入口
7:19 7:20 空木岳登山道取付地点
7:40 7:42 空木岳登山口駐車スペース
7:50 菅ノ台バスセンター・駐車場
7:51 ゴール地点

天候

1日目：曇り一時雨　　2日目：晴れ　　3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■往路：中央高速バス　駒ヶ根BT　11:15着（渋滞で約1時間の遅延）
■復路：菅の台バスセンター　7:55発　〜　8:08着　駒ヶ根駅、駒ヶ根BT　9:00発　

コース状況／危険箇所等

■極楽平から空木岳までは岩場や梯子場が多い。岩場に慣れていない人は時間がかかる可能性がある（山と高原の地図にもその旨の注意書きがある）
・熊沢岳の手前、2680m付近。鎖や足のホールドはしっかりしているが腕力頼り。高度感あり
・東川岳の手前。鎖がない岩場。急な多い目の岩をよじ登る
・空木岳の手前。標高2600m付近からの岩場。足場はしっかりしているが、高度感あり。

■空木岳からの下り
小地獄、大地獄付近は細い稜線で岩場・鎖場が・梯子場がいくつあるので注意。それ以外は全体的に緩やかな下り

その他周辺情報

■宿泊
・１日目：檜尾小屋　素泊まり　￥8,000円／１名、要寝具。食事提供なしであるが、アルファ米はカップラーメンなどはある
https://www.hinokio-chuoalps.com/ご予約
　支払いは当日現金（クレジットも可能とあるが、電波状況が悪いので現金がベター）
・2日目：池山小屋　無料であるが建物は立派。水場は小屋前に豊富に流れ出ている。入口の扉の戸車が破損しているので開けるのにコツが必要。小屋がクローズしているわけではない。トイレは内部にあるので、小屋の脇で用を足さないこと
https://db.go-nagano.net/topics_detail6/id=2568

■天気
この季節のこの辺り、14〜16時過ぎくらいまでは下界は晴れていても雷雲が上がることが多いようで、このコース取りはよくなかったです（反省）。14時までに小屋に到着する予定にすることをお勧めします。

写真

7/26 12:34

土曜日のAMの中央高速バスの渋滞は1時間遅れ。その後、駒ヶ根到着後の路線バスとロープウェイまで行列も無くスムーズな移動ができました。

7/26 13:13

本日の歩きは3.5時間程度なので、13時に出発でも時間的には問題ないのですが、中央アルプスの午後の雷雨が気になります。

7/26 13:32

40分ほどで稜線の極楽平に到着。さっそく雷鳥を発見！

7/26 13:39

極楽平からは稜線歩きです

7/26 13:59

島田娘を通過すると、これから歩く稜線が見えるはずですが、雲は厚い

7/26 14:24

更に下っていきます。

7/26 15:13

この辺りで雨が強くなってきたので雨具を上下に装着。雷が気になります。雨雲レーダーや音的にもまだ遠いようですが、気は抜けません。

7/26 15:32

目の前に檜尾岳と本日のゴールの檜尾小屋が見えました。

7/26 15:49

エゾカワラナデシコ？カワラナデシコ？

7/26 16:41

檜尾岳に到着。雷が心配でしたが、無事に歩けました。
日本百高山　68/100座

7/26 16:49

山頂から小屋までは下りで10分ほど。途中にキャンプ場もあります

7/26 16:52

タカネグンナイフウロ

7/26 16:52

シナノキンバイ

7/26 17:09

檜尾小屋に到着。かなりペース遅めでした、無事に到着できてよかったです。

7/26 17:19

小屋内部は新しく、グループごとにカーテンで仕切られいます。気密性も高く、夜は暖かかったです。

7/26 18:52

空木岳の夕焼け

7/26 19:09

夕暮れの駒ヶ根市内を見下ろす

7/26 19:11

西の空がピンク色に。バックは木曾駒ヶ岳方面

7/26 19:37

陽が落ちると駒ヶ根の夜景がきれいです。花火が上がるかもと管理人さんからの情報もありましたが、残念ながら見えませんでした。

7/27 3:39

2日目スタートです。前日のスピードを考慮して3時15分に出発。まずは昨日の分岐点、檜尾岳を通過。

7/27 4:09

街の灯り、雲海、日の出の絶景

7/27 4:12

大滝山を通過。まだ暗いです

7/27 4:37

雲海！！

7/27 4:42

だいぶ明るくなってきました。斜度は緩いのですが、岩場が多いこともありスピード上がりません。

7/27 4:58

ここが危険ポイントですが、しっかり足をかけて、鎖をつかめば大丈夫。

7/27 5:02

御嶽山にも朝陽があたる

7/27 5:02

雲海に陽があたる

7/27 5:45

熊沢岳に到着。Yamapのピークはここ。バックは空木岳
日本百高山　69/100座

7/27 5:49

ここで再び雷鳥発見

7/27 5:50

子供たちも

7/27 5:51

7/27 6:00

熊倉岳のピークはこちらにも。こちらはヤマレコのピーク
よくあるパターン

7/27 6:01

東川岳に向けて歩きます。

7/27 7:25

この岩場がちょっと危険

7/27 7:29

鎖ないですが、岩を慎重に選んで登れば大丈夫です

7/27 7:42

東川岳に到着。
日本百高山　70/100座

7/27 7:42

東川岳から北側を振り返る。昨日から歩いてきた稜線がクッキリ

7/27 7:56

東川岳からは急な下り。岩場にイワヒバリのツガイ？発見

7/27 7:56

イワヒバリ飛行中

7/27 7:57

こらから登る空木岳。180m下って、350m登ります

7/27 8:04

東川岳の南面。イワヒバリが多い岩場

7/27 8:14

木曽殿山荘に向けて下ります

7/27 8:19

木曽殿山荘に到着。トイレを済ませて、売店で水分を補給します。

7/27 8:47

標高差350mの登りスタート。繁みに鳥さんがいると思って撮影してみると、ルリビタキの幼鳥でした。

7/27 8:51

ここからはイワヒバリ祭り

7/27 8:53

雷鳥のように、かなり近くを歩いていました。

7/27 8:55

やっぱり岩が好き

7/27 9:14

囀っています

7/27 9:15

木曾殿山荘から約200mあがったので、残り150m。

7/27 9:55

2782mのピークに到着。ここから山頂まであと一息

7/27 10:09

この大きな岩の右側を上がっていきます。

7/27 10:17

ここにも長めの岩場あります。足場はあるので慎重に。

7/27 10:41

岩場を過ぎると山頂がやっと見えます。

7/27 10:44

空木岳に到着。
日本百名山 64/100座
日本百高山 71/100座

7/27 10:44

空木岳からの池山尾根方面

7/27 10:58

空木岳からの南駒ヶ岳方面。
実は当初はこちらの尾根を歩いて越百小屋までの予定でしたが、ペースが上がらなかったために池山尾根側へのエスケープに変更

7/27 11:10

駒峰ヒュッテに立ち寄ります。小屋の空き室状況を確認しましたが、やはり満室なのでコーラで喉を潤して下山します。

7/27 12:15

池山尾根の気持ち良い下り

7/27 12:23

下ってきた尾根を見返します。

7/27 12:38

ハクサンフウロ

7/27 12:44

モミジカラマツ

7/27 12:51

途中から樹林帯に入ります。左手がチクりとしたので見てみると、ミツバチらしきものに刺された。手袋の上からで直ぐに立ち去ったので大事には至らなかったですが、念のためポイズンリムーバで処置をしていると、木の上にホッシーがいました。
稜線上では見れなかったですが、こんなところで見れました、

7/27 14:13

池山尾根で唯一の危険個所始まります。まずは小地獄

7/27 14:16

鎖場は高度感ありますが、特に写真の右手側は足場しっかりしているので慎重に

7/27 14:19

同じ箇所を下から見上げます。

7/27 14:30

大地獄。こちらも岩場ありますが、さきほどほどではない

7/27 14:51

あとはダラダラと下り。

7/27 16:00

今回はこちらの池山小屋に宿泊。予想外に立派な建物

7/28 5:58

先客は1組。ベテランの方で楽しくお話できました

7/28 6:01

小屋の説明。池山周辺の散策マップです

7/28 6:01

小屋前の水場は冷たい水がたっぷり
朝はコルリ（もしくはコマドリ？）の囀りがしていたので散歩しましたが、残念ながら姿は見つからず

7/28 7:39

池山小屋からの道はダラダラと長いです。後半のスキー場内の道も歩きやすい道でした。

7/28 7:54

無事に菅の台BCに到着です。

撮影機器：

E-M10 Mark III OLYMPUS CORPORATION

NIKON Z50_2 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

衣類 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 充電器・充電ケーブル 常備薬 ロールペーパー 保険証 スマホ 時計 タオル ストック ナイフ ポール シェラフ マット

共同装備

ツエルト×２ バーナーヘッド ガス缶250×2 湯沸かし用コッヘル×2 ファーストエイドキット

感想

けんたな

夏の縦走の第一弾。中央アルプスを千畳敷から檜尾小屋（1泊目）、空木岳、南駒ヶ岳、越百小屋（2泊目）の予定でした。檜尾岳から木曾殿山荘への稜線は、標高差だけでみると大したことないのですが、岩で歩きにくいところも多く、ペースが上がらず。結局、無理をせずに空木岳から池山尾根に下りました。日本百高山の残り、南駒ヶ岳と仙涯嶺はまた別の機会に！
野鳥のほうは、稜線では雷鳥もイワヒバリは写真以外も含めて、何度も見れてお祭でした。いつも高山の稜線で見かけるホシガラスは今回は稜線では見かけなかったのですが（檜尾小屋の小屋番の方も、ホシガラスが少なくなったと言っていました）、下降途中に遭遇。それとルリビタキ合計3回ほど目視はしていますので、この高度まで上がってきているようです