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Yamareco

記録ID: 8475440
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

大井川 東俣 源流

2025年07月19日(土) 〜 2025年07月23日(水)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
104:00
距離
43.9km
登り
3,976m
下り
2,962m

コースタイム

1日目
山行
6:56
休憩
0:58
合計
7:54
8:16
70
スタート地点
9:26
9:37
86
11:03
11:21
49
12:10
12:39
211
16:10
2日目
山行
8:38
休憩
0:44
合計
9:22
4:56
64
6:00
6:39
311
11:50
11:55
143
14:18
3日目
山行
7:17
休憩
0:17
合計
7:34
6:00
39
6:39
6:56
398
13:34
三国沢・農鳥沢出合
4日目
山行
5:48
休憩
0:35
合計
6:23
5:57
270
三国沢・農鳥沢出合
10:27
11:02
78
12:20
5日目
山行
4:59
休憩
1:48
合計
6:47
5:13
66
6:19
7:30
0
7:30
52
8:33
46
9:19
9:35
25
10:00
10:21
99
天候 おおむね晴れ 3日目からは午後雷雨
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR身延駅から奈良田行バスで「伝付峠入口」下車
コース状況/
危険箇所等
転付峠越えのルートは八丁峠の崩壊が進み、もはや危険な状態。
大井川は取水堰を越えると渡渉に困難な水量となった。
森屋沢出合付近の林業遺構も崩壊が進んでいる。
伝付峠入口バス停付近の荒川。豪雨の後で濁流。大井川東俣の遡行が心配になってくる。
伝付峠入口バス停付近の荒川。豪雨の後で濁流。大井川東俣の遡行が心配になってくる。
発電所への道も雨上がりの状態。
発電所への道も雨上がりの状態。
リニア工事の斜坑の排気施設のようだ。
リニア工事の斜坑の排気施設のようだ。
何の番号だろう?
何の番号だろう?
4年前は工事中だった大堰堤。
4年前は工事中だった大堰堤。
八丁峠の下。
この登りはもはや危険。ロープも切れている。
この登りはもはや危険。ロープも切れている。
八丁峠の稜線に達する崩壊。
八丁峠の稜線に達する崩壊。
八丁峠。数年後には崩壊に飲み込まれるだろう。
八丁峠。数年後には崩壊に飲み込まれるだろう。
転付峠への登り口。以前、冬山に入るときはこの辺で一泊した。
転付峠への登り口。以前、冬山に入るときはこの辺で一泊した。
転付峠の水場は豊富。
転付峠の水場は豊富。
テントはどこにでも張れる。このタープは一辺が2.5mある。
テントはどこにでも張れる。このタープは一辺が2.5mある。
二軒小屋への分岐に2張、ほかにも単独行が1張。
二軒小屋への分岐に2張、ほかにも単独行が1張。
二軒小屋の旧・登山小屋(避難小屋)。かつて冬山では重宝した。
二軒小屋の旧・登山小屋(避難小屋)。かつて冬山では重宝した。
自転車があちこちに。
自転車があちこちに。
右上から来る西俣の方が数倍も水量が多い。東俣の方が流域面積が広いはずだが、取水堰で取られて西俣の発電所に流されている。
右上から来る西俣の方が数倍も水量が多い。東俣の方が流域面積が広いはずだが、取水堰で取られて西俣の発電所に流されている。
東俣は右へ。左の西俣はリニア工事のため整備されている。
東俣は右へ。左の西俣はリニア工事のため整備されている。
河原に釣り人のテントがいくつか。
河原に釣り人のテントがいくつか。
モノレール施設のところまでは、自転車が入れる程度の道。
モノレール施設のところまでは、自転車が入れる程度の道。
曲輪沢出合は良いテント場。ほかにも幕営適地多数。
曲輪沢出合は良いテント場。ほかにも幕営適地多数。
こんな道が残っている。
こんな道が残っている。
橋は渡れるが降りられない(笑)。
1
橋は渡れるが降りられない(笑)。
古い木組みの桟道。
古い木組みの桟道。
いくつかの廃屋。
いくつかの廃屋。
いきなりカーブミラー。クマと出合い頭の衝突を避けられる?
いきなりカーブミラー。クマと出合い頭の衝突を避けられる?
ガードレールが残っているところも。
ガードレールが残っているところも。
奈良田越の標識。うっすら踏み跡はあるが、おそらく廃道。
奈良田越の標識。うっすら踏み跡はあるが、おそらく廃道。
取水堰。右端にロープがあって、スロープを登れた。ロープが無くなったら、左岸の崖をトラバースするしかないが、かなり危険。
取水堰。右端にロープがあって、スロープを登れた。ロープが無くなったら、左岸の崖をトラバースするしかないが、かなり危険。
取水堰の上は激流。とても渡れない。
取水堰の上は激流。とても渡れない。
左岸の林道跡が頼り。
左岸の林道跡が頼り。
森屋沢出合下の橋は生きていた。助かった。
森屋沢出合下の橋は生きていた。助かった。
橋がなかったら、これを渡渉するしかない。
橋がなかったら、これを渡渉するしかない。
森屋沢出合付近の広河原は廃屋や放棄された車両が多数。1982年の水害で戻れなくなったのだろう。
森屋沢出合付近の広河原は廃屋や放棄された車両が多数。1982年の水害で戻れなくなったのだろう。
これは雨風をしのげる程度。
これは雨風をしのげる程度。
まもなく川にずり落ちる。
まもなく川にずり落ちる。
広河原。
テント場に事欠かない。
テント場に事欠かない。
焚き木も無尽蔵。
焚き木も無尽蔵。
お客さん。
直径3mはあろうか。
直径3mはあろうか。
池の沢小屋はちょっとした高台の樹林帯にある。1982年の水害以前は、ここまで車で入れたという記録がある。
池の沢小屋はちょっとした高台の樹林帯にある。1982年の水害以前は、ここまで車で入れたという記録がある。
池の沢小屋の内部。十分に泊まれる。
池の沢小屋の内部。十分に泊まれる。
東俣に林道ができる前は、索道(ワイヤーケーブル)で奈良田越を経て木材を搬出していたらしい。
東俣に林道ができる前は、索道(ワイヤーケーブル)で奈良田越を経て木材を搬出していたらしい。
「東」は東海パルプか。
「東」は東海パルプか。
そんなに大きくはないが、この淵だけで6尾見える。釣りをやる人だったら。
そんなに大きくはないが、この淵だけで6尾見える。釣りをやる人だったら。
少し沢登りっぽくなってきた。
少し沢登りっぽくなってきた。
魚止滝。右岸を簡単に巻ける。
魚止滝。右岸を簡単に巻ける。
間ノ岳から三峰岳の稜線が見えてきた。
間ノ岳から三峰岳の稜線が見えてきた。
三国沢・農鳥沢の出合下でタープを張る。15時くらいから2時間ほど雷雨。
三国沢・農鳥沢の出合下でタープを張る。15時くらいから2時間ほど雷雨。
最後の詰め。
水源のペイントは最近、静岡県が書いたらしい。
水源のペイントは最近、静岡県が書いたらしい。
道を横切る。
少し間ノ岳寄りに登る。
少し間ノ岳寄りに登る。
背後の塩見岳、悪沢岳。
背後の塩見岳、悪沢岳。
岩尾根を見下ろす。
岩尾根を見下ろす。
閑話休題
間ノ岳で休んでいたら、11時というのにもう雷雨。
間ノ岳で休んでいたら、11時というのにもう雷雨。
最終日の朝。
北岳山頂は31年ぶり。
北岳山頂は31年ぶり。
撮影と掲載の許可をいただいて、素敵な笑顔を最後に。
1
撮影と掲載の許可をいただいて、素敵な笑顔を最後に。

装備

個人装備
タープで3泊 大井川はザイルもいらない

感想

1.転付峠ルート
八丁峠の登りは崩壊が進み、稜線に達している。
以前あったロープも土砂に埋もれていて、危険な状態。
特に冬山の重荷を背負っての登降は難しいだろう。
転付峠の水場は豊富。
稜線上の林道跡は下生えもなくテント張り放題。

2.大井川東俣(取水堰まで)
梅雨末期の大雨の直後だったが、水量は少ない。
二軒小屋に近いところまでは自転車で入渓している釣り人もいる。
林道の道形は残っている部分も多い。
幕営適地多数。

3.大井川東俣(取水堰より森屋沢出合)
水量多く、流れも速いため渡渉は困難。
ほとんど左岸林道跡をたどった。
一度右岸に渉らないといけない部分があり、水流の分かれた個所をかろうじて渡った。
森屋沢出合下の橋は生きていた。
森屋沢出合付近の廃屋は雨風をしのげるものもあった。
車両の劣化も進んでいる。

4.大井川東俣源流
荒れた河原状が多い。
池の沢小屋は泊まれる状態だが、おそらくネズミの巣窟。
魚止滝の前後だけ、ちょっとした沢登りを楽しめる。
魚止滝自体は右岸を簡単に巻ける。
水源は横断登山道の下、標高差20mくらい。
直登すると急なガレになるので、少し間ノ岳寄りの岩尾根状を登った。

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