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Yamareco

記録ID: 8620382
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山 (猿倉登山口から周回 白馬山荘泊)

2025年08月29日(金) 〜 2025年08月30日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
14:34
距離
23.6km
登り
2,470m
下り
2,467m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:46
休憩
2:45
合計
7:31
距離 8.9km 登り 1,757m 下り 168m
7:58
2
猿倉荘バス停
8:00
10
8:10
8:11
22
8:33
10
8:43
8:48
5
(休憩)
8:53
3
8:56
8:57
36
9:33
9:40
24
(休憩・軽アイゼン装着)
10:04
10:10
35
(休憩・軽アイゼン取り外し)
10:45
10:50
19
(休憩)
11:09
11:17
21
11:38
11:48
6
(休憩)
11:54
12:55
0
11:58
12:11
13
(昼食休憩)
12:24
30
12:54
13:03
23
13:26
13:51
16
14:07
14:21
11
14:32
2日目
山行
6:27
休憩
1:33
合計
8:00
距離 14.7km 登り 714m 下り 2,299m
5:34
19
5:53
5:54
39
6:33
6:37
16
杓子岳巻道分岐
6:53
6:56
51
7:47
7:50
5
小ピーク
7:55
8:08
14
8:22
8:28
19
8:47
8:53
58
9:51
10:17
19
10:36
10:41
12
10:53
10:54
2
10:56
11:03
0
11:03
21
11:24
11:26
35
12:01
3
12:04
12:09
25
(休憩)
12:34
12:42
5
(休憩)
12:47
12:48
12
13:00
13:01
8
13:09
15
13:24
13:25
9
13:34
猿倉荘 ゴール!
天候 1日目:晴れ 2日目:曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
猿倉荘 7:50
八方バスターミナル 7:25 ⇒ 7:47 猿倉荘 (第2便 第1便は満員で予約できず)
自家用車は八方第3駐車場
コース状況/
危険箇所等
大雪渓:雪渓上を歩く距離は短くなっているが、上部になると傾斜が急になるので軽アイゼンを装着した方が安心。
鑓沢の先の雪渓:雪渓上部をトラバースする。傾斜が緩やかな場所をトラバースするので軽アイゼンなくても歩いて行ける。氷はシャーベット状であった。
その他周辺情報 宿泊:白馬山荘 1泊夕食付 13,500円 生ビール1,200円(レストラン)
日帰り入浴:八方温泉 みみずくの湯 700円
猿倉行バス第2便で猿倉荘へ。今日は大雪渓を経由して白馬岳まで。準備をして早々に出発!
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猿倉行バス第2便で猿倉荘へ。今日は大雪渓を経由して白馬岳まで。準備をして早々に出発!
先週の福島遠征で、体力に不安が大きかったので、今日は努めてゆっくりと歩を進める。1時間程歩いて白馬尻小屋。
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先週の福島遠征で、体力に不安が大きかったので、今日は努めてゆっくりと歩を進める。1時間程歩いて白馬尻小屋。
白馬尻小屋辺りでは、もう雪渓は無し。
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白馬尻小屋辺りでは、もう雪渓は無し。
白馬尻小屋から25分程登って、雪渓歩き。ここは傾斜は緩く、軽アイゼン無しでも登って行ける。
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白馬尻小屋から25分程登って、雪渓歩き。ここは傾斜は緩く、軽アイゼン無しでも登って行ける。
最初の雪渓歩きから一旦ガレ場に出た後、次の雪渓上の登山路は傾斜が急になり、滑り易い。ここで6本爪の軽アイゼン装着。
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最初の雪渓歩きから一旦ガレ場に出た後、次の雪渓上の登山路は傾斜が急になり、滑り易い。ここで6本爪の軽アイゼン装着。
ルートを大きく外れないように登って行く。
2
ルートを大きく外れないように登って行く。
振り返ってみると・・結構急かな。
2
振り返ってみると・・結構急かな。
ガスが出て来た。写真右下の雪渓の割れ目は??
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ガスが出て来た。写真右下の雪渓の割れ目は??
雪渓上には底が見えないクレパス。落ちたら助からない。登山ルートを外れないように。
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雪渓上には底が見えないクレパス。落ちたら助からない。登山ルートを外れないように。
大雪渓の上部。ここで雪渓歩きは終わり。軽アイゼンを取り外す。
大雪渓の上部。ここで雪渓歩きは終わり。軽アイゼンを取り外す。
雪渓上には、所々大きく崩壊した場所がある。歩いている場所の下は空洞があると考えた方がいいのかな。
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雪渓上には、所々大きく崩壊した場所がある。歩いている場所の下は空洞があると考えた方がいいのかな。
雪渓歩きの後は、急な登りが続く。陽射しが無いので暑さは感じないが、疲労感は大きい。
雪渓歩きの後は、急な登りが続く。陽射しが無いので暑さは感じないが、疲労感は大きい。
谷筋になっている場所には雪渓がみられる。今年は積雪が多かったのだろう。
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谷筋になっている場所には雪渓がみられる。今年は積雪が多かったのだろう。
杓子岳の方向か、尖った岩峰が剣先のよう。
2
杓子岳の方向か、尖った岩峰が剣先のよう。
避難小屋。小屋の少し上で岩に腰を下ろして昼食休憩。昼食はおにぎり2個と野菜ジュース。
避難小屋。小屋の少し上で岩に腰を下ろして昼食休憩。昼食はおにぎり2個と野菜ジュース。
お花畑が一面に広がる。ミヤマキンポウゲ、シロウマタンポポ、ミヤマトリカブト等の花々が目に付く。疲れで休んだり立ち止まる回数が多くなる。
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お花畑が一面に広がる。ミヤマキンポウゲ、シロウマタンポポ、ミヤマトリカブト等の花々が目に付く。疲れで休んだり立ち止まる回数が多くなる。
沢の水が冷たい。小タオルを湿らし顔を拭う。気持ちいい。
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沢の水が冷たい。小タオルを湿らし顔を拭う。気持ちいい。
村営白馬頂上宿舎が見えて来た。
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村営白馬頂上宿舎が見えて来た。
白馬岳側には今日の宿泊地である白馬山荘。あとひと頑張り。
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白馬岳側には今日の宿泊地である白馬山荘。あとひと頑張り。
村営白馬頂上宿舎。テント装備の方は、ここのテント場で幕営するようだ。ひと休み後、白馬山荘へ。
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村営白馬頂上宿舎。テント装備の方は、ここのテント場で幕営するようだ。ひと休み後、白馬山荘へ。
明日登る予定の杓子岳を望む。
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明日登る予定の杓子岳を望む。
巨大な白馬山荘。山荘に到着した時の写真を撮っていなかった。
山荘で受付をして、部屋にザックを置き白馬岳山頂に向かう。
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巨大な白馬山荘。山荘に到着した時の写真を撮っていなかった。
山荘で受付をして、部屋にザックを置き白馬岳山頂に向かう。
白馬岳への登り。緩やかに登って行く。
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白馬岳への登り。緩やかに登って行く。
西側に聳える旭岳。
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西側に聳える旭岳。
白馬岳山頂。
ガスに覆われて・・右に小蓮華山、左奥に鉢ヶ岳のはずだが。
ガスに覆われて・・右に小蓮華山、左奥に鉢ヶ岳のはずだが。
山頂近くの岩場から、東側を覗き込む。岩尾根が荒々しい。
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山頂近くの岩場から、東側を覗き込む。岩尾根が荒々しい。
白馬鑓ヶ岳(中央奥)、その手前に杓子岳。
この後白馬山荘に戻り、スカイプラザにて生ビール等々で咽喉を潤す。
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白馬鑓ヶ岳(中央奥)、その手前に杓子岳。
この後白馬山荘に戻り、スカイプラザにて生ビール等々で咽喉を潤す。
食堂にて夕食後、スカイプラザでコーヒーを飲みながら、窓外のハイマツ帯を眺めていると、雷鳥の姿が。外に出で5羽の雷鳥を確認。写真は中央に1羽、手前左に1羽が写っている。
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食堂にて夕食後、スカイプラザでコーヒーを飲みながら、窓外のハイマツ帯を眺めていると、雷鳥の姿が。外に出で5羽の雷鳥を確認。写真は中央に1羽、手前左に1羽が写っている。
山荘横の丘の上から朝陽を望む。
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山荘横の丘の上から朝陽を望む。
今日も安全に山行が続けられますように!
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今日も安全に山行が続けられますように!
昨日写真を撮らなかった白馬山荘。受付のある1号館。宿泊部屋も1号館。大部屋なので1階だった。
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昨日写真を撮らなかった白馬山荘。受付のある1号館。宿泊部屋も1号館。大部屋なので1階だった。
受付前の別棟にレストランスカイプラザ。朝食は自炊場で簡単な朝食。食後に受付でお礼の挨拶をしてから出発。
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受付前の別棟にレストランスカイプラザ。朝食は自炊場で簡単な朝食。食後に受付でお礼の挨拶をしてから出発。
祖母谷分岐。強風と濃いガス。小ピーク(丸山)を越えて行く。
祖母谷分岐。強風と濃いガス。小ピーク(丸山)を越えて行く。
ガスで自分と稜線との位置関係が把握しずらい。
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ガスで自分と稜線との位置関係が把握しずらい。
踏み跡頼りで歩を進めて行く。
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踏み跡頼りで歩を進めて行く。
杓子岳巻き道分岐。強風が吹き荒ぶが、迷わず山頂を目指す。
杓子岳巻き道分岐。強風が吹き荒ぶが、迷わず山頂を目指す。
稜線の吹き曝しの登山路を慎重に登って行く。
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稜線の吹き曝しの登山路を慎重に登って行く。
杓子岳山頂標柱。
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杓子岳山頂標柱。
山頂標柱から稜線上を進む。少し歩いて山頂を振り返るがガスの中。東側は断崖、強風は西からなので、強風で身体が煽られないように慎重に進む。
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山頂標柱から稜線上を進む。少し歩いて山頂を振り返るがガスの中。東側は断崖、強風は西からなので、強風で身体が煽られないように慎重に進む。
杓子岳山頂標柱から少し稜線上を歩いた所に小ピーク。山頂標柱があった場所より少し標高が高いような気がするが・・
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杓子岳山頂標柱から少し稜線上を歩いた所に小ピーク。山頂標柱があった場所より少し標高が高いような気がするが・・
杓子岳からコルまで下った後、登り返して小ピーク。ここを越えれば鑓ヶ岳山頂は近い。
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杓子岳からコルまで下った後、登り返して小ピーク。ここを越えれば鑓ヶ岳山頂は近い。
ガスで山容が見えないが、鑓ヶ岳山頂はもうすぐのはず。
ガスで山容が見えないが、鑓ヶ岳山頂はもうすぐのはず。
標柱が見えた!
白馬鑓ヶ岳山頂。強風が吹き荒ぶので、風下となる岩陰で休憩。濃霧の湿気でザックもソフトシェルも濡れている。
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白馬鑓ヶ岳山頂。強風が吹き荒ぶので、風下となる岩陰で休憩。濃霧の湿気でザックもソフトシェルも濡れている。
白馬鑓ヶ岳を後にして下山開始。下山は鑓温泉小屋を経由して行く。
白馬鑓ヶ岳を後にして下山開始。下山は鑓温泉小屋を経由して行く。
分岐から少し下がって東側斜面に入った途端、強風が遮られ暖かくなる。カール状の斜面を下って行く。
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分岐から少し下がって東側斜面に入った途端、強風が遮られ暖かくなる。カール状の斜面を下って行く。
鑓ヶ岳の南東側斜面。山の全容を望めない。
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鑓ヶ岳の南東側斜面。山の全容を望めない。
登山路の真ん中に巨大なウンチ、熊のウンチであろう。ここ数日のものではないだろうか。
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登山路の真ん中に巨大なウンチ、熊のウンチであろう。ここ数日のものではないだろうか。
大出原にて急にガスが晴れて来た。風が遮られ陽射しが出る事で一気に暑くなる。ここでソフトシェルを脱ぐ。
大出原にて急にガスが晴れて来た。風が遮られ陽射しが出る事で一気に暑くなる。ここでソフトシェルを脱ぐ。
今日初めて、山容がはっきり望めた白馬鑓ヶ岳。いいなあ!!
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今日初めて、山容がはっきり望めた白馬鑓ヶ岳。いいなあ!!
天狗ノ頭方向。鑓ヶ岳の斜面を山肌の色違いが面白い。
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天狗ノ頭方向。鑓ヶ岳の斜面を山肌の色違いが面白い。
カール状の最下部に着いた所で白馬鑓ヶ岳を見納め。
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カール状の最下部に着いた所で白馬鑓ヶ岳を見納め。
岩場・鎖場が続く。ストックを仕舞い、慎重に下って行く。
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岩場・鎖場が続く。ストックを仕舞い、慎重に下って行く。
綺麗なしっかりとした鎖が設けられている。
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綺麗なしっかりとした鎖が設けられている。
振り返って降りて来た岩場。ルートはこの岩場の右側になる。
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振り返って降りて来た岩場。ルートはこの岩場の右側になる。
雪渓の奥に鑓温泉小屋が見えて来た。
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雪渓の奥に鑓温泉小屋が見えて来た。
雪渓を眺めながら更に下り・・
雪渓を眺めながら更に下り・・
鑓温泉小屋に到着。暑いのでコーラを1本(600円)呑み干す。温泉入浴を勧められたが、ここで入ってしまうと下山が嫌になるので諦める。
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鑓温泉小屋に到着。暑いのでコーラを1本(600円)呑み干す。温泉入浴を勧められたが、ここで入ってしまうと下山が嫌になるので諦める。
足湯があったので、手を漬けてみた。う〜ん、温泉だ!
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足湯があったので、手を漬けてみた。う〜ん、温泉だ!
鑓温泉小屋の裏山。白馬鑓ヶ岳の東側になる。
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鑓温泉小屋の裏山。白馬鑓ヶ岳の東側になる。
鑓沢かな。雪渓のドームが迫力ある。
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鑓沢かな。雪渓のドームが迫力ある。
鑓沢のすぐ先に雪渓。上部をトラバースしていく。傾斜は緩く、滑落の心配は少ない。
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鑓沢のすぐ先に雪渓。上部をトラバースしていく。傾斜は緩く、滑落の心配は少ない。
沢をいくつか横切って行く。これは崩沢?
沢をいくつか横切って行く。これは崩沢?
杓子沢の先に巨大な岩。頂に登山者が見える。
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杓子沢の先に巨大な岩。頂に登山者が見える。
落石沢?杓子沢?を木橋で渡る。
落石沢?杓子沢?を木橋で渡る。
沢の横で少し休憩。陽射しが強くなり暑さも増してくる。
沢の横で少し休憩。陽射しが強くなり暑さも増してくる。
小日向山のコルへの登り。疲れた脚にはかなり辛い。この後、林間の道を只管に、黙々と下って行く。
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小日向山のコルへの登り。疲れた脚にはかなり辛い。この後、林間の道を只管に、黙々と下って行く。
ただただ歩き続けて鑓温泉小屋分岐。ここで大雪渓ルートと合流。あとは猿倉荘まで10分程。2日間の山行もこれで終わり。お疲れ様でした!
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ただただ歩き続けて鑓温泉小屋分岐。ここで大雪渓ルートと合流。あとは猿倉荘まで10分程。2日間の山行もこれで終わり。お疲れ様でした!
ここからは山行で出会った花々。
ハクサンシャジン。
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ここからは山行で出会った花々。
ハクサンシャジン。
シロウマタンポポ。
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シロウマタンポポ。
クロトウヒレン。
1
クロトウヒレン。
ヨツバシオガマ。
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ヨツバシオガマ。
シロウマタンポポやミヤマキンポウゲに混じって、何故かこの時期にウルップソウの花(中央)。近くの登山者が教えてくれた。
シロウマタンポポやミヤマキンポウゲに混じって、何故かこの時期にウルップソウの花(中央)。近くの登山者が教えてくれた。
この時期のウルップソウは・・この状態。稜線上には、多くの枯れたウルップソウの群落。咲いていれば壮観だろうね。
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この時期のウルップソウは・・この状態。稜線上には、多くの枯れたウルップソウの群落。咲いていれば壮観だろうね。
ミヤマキンポウゲとシロウマタンポポの群生。
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ミヤマキンポウゲとシロウマタンポポの群生。
ミヤマキンポウゲ。
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ミヤマキンポウゲ。
オオバミズホウズキ。
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オオバミズホウズキ。
ミヤマアキノキリンソウ。
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ミヤマアキノキリンソウ。
クルマユリ。
可憐なクルマユリも、これだけ密生すると・・う〜む。。
可憐なクルマユリも、これだけ密生すると・・う〜む。。
イワオウギ。
ミヤマトリカブト。
1
ミヤマトリカブト。
イワギキョウ。
ウサギギク。
テガタチドリ。
トウヤクリンドウ。
1
トウヤクリンドウ。
ミネウスユキソウ。
1
ミネウスユキソウ。
エゾリンドウ。
チングルマの実。
1
チングルマの実。
シナノオトギリ。
1
シナノオトギリ。

装備

個人装備
半袖シャツ2 長袖Tシャツ2 ソフトシェル ズボン 靴下2 グローブ2 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター GPS地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル2 ストック ナイフ カメラ 軽アイゼン

感想

今日は後立山、白馬三山に登る。
先週2ヵ月ぶりの山行で、体力不足でバテバテだったのに、懲りずに2週続けての山行である。

ルートは、1日目は、猿倉荘を起点に、大雪渓を登って白馬岳へ。白馬山荘で宿泊。2日目は杓子岳、白馬鑓ヶ岳を縦走し、鑓温泉小屋を経由して猿倉荘へ下山する。
体力的に不安はひじょうに大きいのだが、それほどハードでないルートなので、なんとかなるだろうと計画した。

1日目。今日は白馬岳まで、只管登りのみ。
時間的には余裕があるので、ゆっくりと登り体力を温存しようと歩き始める。
まだ残る大雪渓の登山路の上部までは、周りの景色に癒され、陽射しもあまりなく、余裕を持って登る事が出来た。

問題はそこから先。
登りの傾斜がキツくなり、歩き始めて2時間半を過ぎると、一気にペースが遅くなる。
休む間隔が短くなり、立ち止まる回数が多くなる。

高山植物の宝庫であるこのルートで、今日はあまり花の写真を撮らないで、歩く事に専念しようと心に決めていたのだが、花の写真を撮らざるを得なかった。
立ち止まって休む理由が欲しかっただけなのだが・・

それでも何とか白馬山荘へ。
受付して部屋にザック類を置き、休まずにすぐに白馬岳へと歩き始める。
昨年の痛い教訓・・針ノ木小屋で受付後ひと休みしてビールを呑んでしまい、結局その日に登る予定の蓮華岳に行けず。翌日以降の予定が大幅に狂ってしまった。・・
そうならないように自分を戒めたのだ。

白馬岳では、ガスに覆われほとんと眺望を得る事が出来なかったのだが、翌日登る予定の杓子岳、白馬鑓ヶ岳は何とかその山容を望む事が出来た。

2日目は、濃いガスと西からの強風の中、予定通り杓子岳と白馬鑓ヶ岳へ。
ガスに覆われ、強風に身体を煽られながら歩を進めて行く。
ソフトシャルを着用しているのだが、気温が下がっているのだろう、寒さを感じる。

杓子岳、白馬鑓ヶ岳ともガスで、眺望も山容も望む事が出来なかったのは残念であった。昨日、白馬岳から杓子岳と鑓ヶ岳を望んでいてよかった。
鑓温泉小屋分岐からかなり下った辺りで、ガスが晴れ始め鑓ヶ岳の山容が姿を現す。ちょうど居合わせた登山者と、1時間早く晴れてくれればね・・と嘆くのであった。

鑓温泉小屋で大休止。温泉に浸かる人達を羨ましく眺め、冷たいコーラを呑み干す。
ここからは、後は猿倉荘まで下山していくのみ。
小日向山のコルまで、アップダウンを繰り返しながら標高を下げて行き、その後はただ只管に猿倉荘に向かって歩いて行くのであった。

こうして2日間の山行を、今回もバテバテであったが、安全に楽しむ事が出来た。
ありがとうございます。

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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