針ノ木サーキット 反時計廻りで親子熊と雷鳥さんに会う

2025年08月30日(土) 〜 2025年08月31日(日)

• GPS: 15:34
• 距離: 22.5km
• 登り: 2,361m
• 下り: 2,365m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:48
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:02

距離 6.0km 登り 1,236m 下り 152m

11:03 扇沢臨時駐車場
11:15 柏原新道登山口
12:33 12:34 ケルン（柏原新道）
12:53 12:59 駅見岬
13:48 13:49 水平岬
14:35 14:41 富士見坂
15:05 種池山荘

2日目

• 山行: 10:09
• 休憩: 1:21
• 合計: 11:30

距離 16.5km 登り 1,125m 下り 2,213m

5:01 種池山荘
6:17 6:24 岩小屋沢岳
6:35 6:36 新越岳
7:01 7:24 新越山荘
8:07 鳴沢岳
9:18 9:19 赤沢岳
11:06 11:11 スバリ岳
11:18 11:19 小スバリ岳
12:03 12:14 針ノ木岳
12:54 13:14 針ノ木小屋
13:14 針ノ木峠
13:38 13:44 最終水場
14:20 高巻き入口
14:45 橋
15:17 15:22 大沢小屋
16:01 16:02 針ノ木岳登山口
16:21 針ノ木登山口
16:31 扇沢臨時駐車場

天候

ほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■扇沢駐車場
臨時駐車場に停める
だいぶ手前から隙あらば路駐車両が多かった
大駐車場を構える扇沢駅は下段の無料駐車場は満車でも上段の有料駐車場は停められるだろうという安易な考えはあっけなく裏切られる
大駐車場手前の洞門内で誘導員により強制的に臨時駐車場へ誘導された
先へ進めるのはバスと回転車両のみ
臨時駐車場は広くて無料だったし扇沢駅と柏原新道登山口のほぼ中間地点にあるので特段問題は無い

コース状況／危険箇所等

■柏原新道
歩きやすく整備された易しい登山道
■種池山荘〜新越山荘
ゆるやかなアップダウンの稜線歩き
朝5時半頃、種池山荘から歩いて30分くらいのところで親子熊に会う
草むらで仲良く食事していた
■新越山荘〜鳴沢岳
アップダウンが大きく岩稜地帯が多くなる
■鳴沢岳〜赤沢岳
鳴沢岳から大きく下って岩場を歩いて赤沢岳に登り上げる
■赤沢岳〜スバリ岳
ハイマツで覆われた藪漕ぎが多く歩きにくい
崩れ落ちて斜めにザレた足場の狭い危険個所があった
■スバリ岳〜針ノ木岳
スバリ岳から大きく下って針ノ木岳に登り上げる高低差が大きい
■針ノ木岳〜針ノ木山荘
途中尾根から外れて斜面をひたすら下る
■針ノ木大雪渓
雪渓は融けて崩れて危険なので立ち入り禁止となっていて高巻きの秋道を歩くことになるがザレたアップダウンを繰り返し大変歩きにくく最後にわずかに残された体力を容易に削いでいく
■今回は宿泊する山小屋の関係で反時計廻りだったが下りとなる針ノ木大雪渓の秋道は大変歩きにくかったので優しい柏原新道を下りに使う時計廻りを推奨

その他周辺情報

■立山黒部アルペンルート信州大町温泉郷「黒部ビューホテル」
宿泊助成を使って１泊２食/人17,600円+入湯税
湯上りさっぱりな温泉は大汗かいて疲れた登山後に良い温泉
夕朝の食事も登山後の体力回復に大変満足

写真

8/30 11:03

扇沢手前で誘導された臨時駐車場は広くて無料

8/30 11:05

臨時駐車場から出発

8/30 11:17

柏原新道登山口

8/30 12:14

優しい登山道の登りだが体調が優れなかったため玉の汗が吹き出してペースが上がらない

8/30 12:53

駅見岬

8/30 12:54

駅見岬から車両が一杯の扇沢大駐車場が見える

8/30 13:54

なんとか水平道まで登り上げた

8/30 14:13

美味そうな野イチゴ

8/30 14:47

熊出没注意看板！
最近よく出没するらしい

8/30 15:00

種池山荘が見えた

8/30 15:47

喫茶・軽食メニュー

8/30 15:47

アルコール飲料も多種あり
1人1リットルの「水サービス券」をもらった

8/30 15:49

宿泊部屋は8人部屋を4人でゆったり使用した
1人ずつカーテンで仕切ることができる

8/30 16:10

明日が本番
ガンバル乾杯！

8/30 17:01

夕食は品数が豊富
1泊夕食・弁当で15,500円/人

8/30 17:50

夕日に輝くチングルマの綿毛

8/30 18:25

熊出没多発！！

8/31 4:56

翌朝、爺ヶ岳からの朝焼けを見て出発

8/31 5:19

種池を出発してすぐに登山道脇を熊が掘り返した跡が多数あった
まだ新しい

8/31 5:23

登山道から30mほど下に親子熊がいた
なかよく食事中かな

8/31 5:56

稜線からは剱岳など立山方面が見渡せる

8/31 7:00

新越山荘

8/31 7:06

種池山荘のチラシ弁当

8/31 7:06

新越山荘で種池山荘の弁当を食べる

8/31 7:28

朝日に輝くハクサンフウロ

8/31 7:29

ヤマハハコ

8/31 8:00

岩場が多くなる

8/31 8:04

鳴沢岳頂上

8/31 8:27

これから行く赤沢岳を望む

8/31 8:47

大きく下ってから岩場を登る

8/31 9:02

赤沢岳山頂

8/31 9:26

赤沢岳から岩場を下る

8/31 9:46

ハイマツが道を塞ぐように覆っている箇所が多く歩きにくい

8/31 10:06

今回最難所のザレて斜めった細い道
白線に沿って歩くが滑ったら即終了

8/31 10:07

慎重に歩いてクリア

8/31 11:05

スバリ岳山頂

8/31 11:06

スバリ岳から黒部湖を望む

8/31 11:20

針ノ木岳に向かう途中で雷鳥さんたちに会う
動画も撮った

8/31 11:30

針ノ木岳への登り

8/31 11:37

スバリ岳を振り返る

8/31 11:53

ガラガラの岩場を登る

8/31 11:56

ロープが張られている箇所もある

8/31 12:05

針ノ木山頂の三角点タッチ

8/31 12:06

針ノ木岳山頂

8/31 12:06

針ノ木岳山頂

8/31 13:09

針ノ木小屋で大休止
これから針ノ木大雪渓（の秋道）を下る

8/31 13:19

針ノ木小屋を振り返る

8/31 13:37

針ノ木小屋に向かう最終水場

8/31 13:58

水の無い沢を下る

8/31 13:59

雪渓が見えたが崩れ落ちそうなで危険なので立ち入り禁止

8/31 14:11

雪渓を高巻く秋道はとにかく歩きにくい

8/31 14:17

ロープを使って登り下りを繰り返す

8/31 14:45

ようやく落ち着くところまで下りてきたが体力を消耗して憔悴状態

8/31 16:23

さらに長い距離を下ってやっと扇沢

8/31 16:30

扇沢の臨時駐車場の駐車車両はまばらだった

8/31 18:34

黒部ビューホテルでお疲れ乾杯

撮影機器：

TG-7 OM Digital Solutions

感想

sunvito

南アルプス登山の前哨戦として登った。
当初計画では時計廻りだったが宿泊する予定の針ノ木小屋が混んでいるようで種池山荘に変更したため日程の都合から反時計廻りとした。

針ノ木大雪渓は融け落ちて危険なので立ち入り禁止となっているためすべて秋道を利用するのだが、高巻きでアップダウンが大きくザレて滑りやすい箇所も多くて歩きにくく体力の消耗度が大きかったので、優しい柏原新道を下りに利用する時計廻りが良かった。