記録ID: 8696366
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍
裏銀座から 烏帽子岳・野口五郎岳・雲ノ平・薬師沢・水晶岳 そして憧れの赤牛岳へ
2025年09月17日(水) 〜
2025年09月19日(金)
富山県
長野県
kurimikan
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 31:08
- 距離
- 65.5km
- 登り
- 5,390m
- 下り
- 5,191m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 12:09
距離 28.1km
登り 2,970m
下り 1,494m
3:44
2分
スタート地点
15:55
2日目
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:17
距離 12.8km
登り 1,191m
下り 839m
3日目
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 11:14
距離 24.7km
登り 1,229m
下り 2,858m
14:10
ゴール地点
| 天候 | 1日目 曇りのち晴れ 2日目 風強く、稜線は暴風雨と所々雷 3日目 穏やかに晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
事前に9/14に濁沢の丸太橋が流失した事を知り、ヤマレコユーザーさんの書き込みや大町市観光協会様への電話確認、天気予報等から9/17に予定通り同ルートから入山する事を決めました。 入山時は流れは穏やかで石の上を辿って渡る事が出来ました。 9/18に丸太橋復旧を知り、9/19下山日は天候も良かった事から同ルートより安心して下山しました。 |
| 予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
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なんと！すぐのトンネルが真っ暗で前後全く見えない状態！
怖気づきそうになるも、楽しみにしていた山旅のため勇気を出してレッツゴー
怖気づきそうになるも、楽しみにしていた山旅のため勇気を出してレッツゴー
問題の濁沢へ到着。おそらく丸太橋が架かっていたであろう場所を発見し、置き石を辿って問題なく渡れました。ひと安心、これで山旅がスタート出来ます(^^)
9/17 4:57
問題の濁沢へ到着。おそらく丸太橋が架かっていたであろう場所を発見し、置き石を辿って問題なく渡れました。
ひと安心、これで山旅がスタート出来ます(^^)
ひと安心、これで山旅がスタート出来ます(^^)
北アルプス三大急登のブナ立尾根に入ると、強い雨が降り出しましたがほどなく止み、きれいな朝日を見ることが出来ました。
荷物を軒先にデポさせていただき、身軽荷物で烏帽子岳を目指します！
烏帽子小屋に戻りました。山小屋の女将さんから帰路の湯俣温泉経由のルートも伺い、途中の天候と復旧で最終判断することに決めスタートです。
9/17 9:04
烏帽子小屋に戻りました。
山小屋の女将さんから帰路の湯俣温泉経由のルートも伺い、途中の天候と復旧で最終判断することに決めスタートです。
山小屋の女将さんから帰路の湯俣温泉経由のルートも伺い、途中の天候と復旧で最終判断することに決めスタートです。
三ツ岳と左右の北峰・西峰、次に目指す野口五郎岳は想像より遠かったです
風が強く寒かったためカップ麺をいただき、大将とお話ししながら防寒具を着させてもらいました。
野口五郎岳からの下りこの辺りが、今日1吹上の風が物凄く強かったです
明日宿泊するためサクッと進む予定でしたが、だいぶ疲れたので名物力汁を
祖父岳登頂(^^)
さすがに100高山だけあって登り返しもなかなかでした
さすがに100高山だけあって登り返しもなかなかでした
コーラ買って来ました。
ここのコーラは半分凍っていてメチャウマでした(^^)
ここのコーラは半分凍っていてメチャウマでした(^^)
夕食は名物の石狩鍋
想像（ガッツリ鍋）と違い、お洒落なセッティングでした
想像（ガッツリ鍋）と違い、お洒落なセッティングでした
2日目は天候が崩れる予報のため、寝る前に明日の予定を組み直しました。�‥�初の薬師岳登頂は諦め太郎平小屋折り返し戻ってくる
�∩瓦�下らずに3日目予定の赤牛岳目指す
�△領農�は風がキツそうなので�＼泙衒屬靴凌緇従�屋を目指すショートルートに変更です。
9/18 2:57
2日目は天候が崩れる予報のため、寝る前に明日の予定を組み直しました。
�‥�初の薬師岳登頂は諦め太郎平小屋折り返し戻ってくる
�∩瓦�下らずに3日目予定の赤牛岳目指す
�△領農�は風がキツそうなので�＼泙衒屬靴凌緇従�屋を目指すショートルートに変更です。
�‥�初の薬師岳登頂は諦め太郎平小屋折り返し戻ってくる
�∩瓦�下らずに3日目予定の赤牛岳目指す
�△領農�は風がキツそうなので�＼泙衒屬靴凌緇従�屋を目指すショートルートに変更です。
山小屋が細かく天気を出してくれてます。風が強く出発も少しためらいましたが、予報では今日遅くまで回復の見込みがないため先を行きます
9/18 3:08
山小屋が細かく天気を出してくれてます。
風が強く出発も少しためらいましたが、予報では今日遅くまで回復の見込みがないため先を行きます
風が強く出発も少しためらいましたが、予報では今日遅くまで回復の見込みがないため先を行きます
朝日が一瞬見えましたが、今日お日様を見れたのはこの瞬間だけでした
山小屋の方とお話すると沢の水は通常の10センチ多い程度だそうです
軒先をお借りしてお弁当を食べていると雨が本降りに…ここまで想定の倍くらい時間がかかったので、太郎平小屋は断念し、ここから折り返し水晶小屋に戻ります
9/18 7:20
軒先をお借りしてお弁当を食べていると雨が本降りに…
ここまで想定の倍くらい時間がかかったので、太郎平小屋は断念し、ここから折り返し水晶小屋に戻ります
ここまで想定の倍くらい時間がかかったので、太郎平小屋は断念し、ここから折り返し水晶小屋に戻ります
山荘に戻りました。乾燥室に置かせていただいた荷物をまとめてリスタートです。ここでタイトルにもしたのですが「鷲羽岳に寄れば辿ったルートがフォーク形になるかも!?」と思いつき、ワリモ北分岐から鷲羽岳をピストンし最終水晶小屋を目指す事とします。
9/18 9:12
山荘に戻りました。乾燥室に置かせていただいた荷物をまとめてリスタートです。
ここでタイトルにもしたのですが「鷲羽岳に寄れば辿ったルートがフォーク形になるかも!?」と思いつき、ワリモ北分岐から鷲羽岳をピストンし最終水晶小屋を目指す事とします。
ここでタイトルにもしたのですが「鷲羽岳に寄れば辿ったルートがフォーク形になるかも!?」と思いつき、ワリモ北分岐から鷲羽岳をピストンし最終水晶小屋を目指す事とします。
祖父岳から下り始めると、雷鳥4羽と遭遇雨風強くこの写真を撮るのもやっとです
雷鳥遭遇後、間もなく大きな雷が鳴りました…マジか…
ワリモ北分岐までは遮るものが全く無く、とにかく先を急ぎ、ワリモ北分岐で岩とハイマツの影で少し様子を見ます。
ピカゴロゴロ………ものすごく近い、真上で鳴ってる感じです。
少し雷鳴の間隔が落ち着いたタイミングで、先の水晶小屋に向け徒を急ぐ決断をします
稜線では身体を持って行かれそうなくらいの暴風雨で、生きた心地がしない中、何とか水晶小屋に滑り込む事が出来ました。
9/18 10:55
祖父岳から下り始めると、雷鳥4羽と遭遇
雨風強くこの写真を撮るのもやっとです
雷鳥遭遇後、間もなく大きな雷が鳴りました…マジか…
ワリモ北分岐までは遮るものが全く無く、とにかく先を急ぎ、ワリモ北分岐で岩とハイマツの影で少し様子を見ます。
ピカゴロゴロ………ものすごく近い、真上で鳴ってる感じです。
少し雷鳴の間隔が落ち着いたタイミングで、先の水晶小屋に向け徒を急ぐ決断をします
稜線では身体を持って行かれそうなくらいの暴風雨で、生きた心地がしない中、何とか水晶小屋に滑り込む事が出来ました。
雨風強くこの写真を撮るのもやっとです
雷鳥遭遇後、間もなく大きな雷が鳴りました…マジか…
ワリモ北分岐までは遮るものが全く無く、とにかく先を急ぎ、ワリモ北分岐で岩とハイマツの影で少し様子を見ます。
ピカゴロゴロ………ものすごく近い、真上で鳴ってる感じです。
少し雷鳴の間隔が落ち着いたタイミングで、先の水晶小屋に向け徒を急ぐ決断をします
稜線では身体を持って行かれそうなくらいの暴風雨で、生きた心地がしない中、何とか水晶小屋に滑り込む事が出来ました。
水晶小屋に着いた時のこの上ない安心感、山小屋のありがたさを感じる瞬間でした。途中追い抜いた方、すれ違い際に会話をして引き返してきた方など次々と駆け込んでこられ、天候落ち着くまで山小屋はごった返してました。
9/18 11:46
水晶小屋に着いた時のこの上ない安心感、山小屋のありがたさを感じる瞬間でした。
途中追い抜いた方、すれ違い際に会話をして引き返してきた方など次々と駆け込んでこられ、天候落ち着くまで山小屋はごった返してました。
途中追い抜いた方、すれ違い際に会話をして引き返してきた方など次々と駆け込んでこられ、天候落ち着くまで山小屋はごった返してました。
この天候で連泊を余儀なくされた、ふくさんとお隣になり、山の事や世の中のこと等色々楽しくお話しさせていただき、あっという間に夕食の時間でした。夕食後は、ふくさん含めた4名の方々と共に晩酌を交わさせていただきました。皆さん定年を迎えられてましたが、すごくアグレッシブに楽しそうにバリバリ活動されており、自分も将来そうありたいと思える時間でした(^^)
9/18 12:06
この天候で連泊を余儀なくされた、ふくさんとお隣になり、山の事や世の中のこと等色々楽しくお話しさせていただき、あっという間に夕食の時間でした。
夕食後は、ふくさん含めた4名の方々と共に晩酌を交わさせていただきました。皆さん定年を迎えられてましたが、すごくアグレッシブに楽しそうにバリバリ活動されており、自分も将来そうありたいと思える時間でした(^^)
夕食後は、ふくさん含めた4名の方々と共に晩酌を交わさせていただきました。皆さん定年を迎えられてましたが、すごくアグレッシブに楽しそうにバリバリ活動されており、自分も将来そうありたいと思える時間でした(^^)
今回二杯目の力汁、冷えた身体に最高です
可愛らしい水晶小屋の手ぬぐいも合わせてゲット！
可愛らしい水晶小屋の手ぬぐいも合わせてゲット！
水晶小屋は電波が入り、懸念だった濁沢の丸太橋復旧の情報を得る事が出来ました。明日は天気が回復の予報のため、多少の増水でも無事戻れそうです。
9/18 13:41
水晶小屋は電波が入り、懸念だった濁沢の丸太橋復旧の情報を得る事が出来ました。
明日は天気が回復の予報のため、多少の増水でも無事戻れそうです。
明日は天気が回復の予報のため、多少の増水でも無事戻れそうです。
水晶小屋の夕食は南インドカレーが名物だそうです。本格的で美味しかったです(^^)
夕食後外に出ると視界は良くなかったですが、雨はすっかりやんでました。明日起きて天候大丈夫そうなら、最深部の赤牛岳を目指します！
9/18 19:43
夕食後外に出ると視界は良くなかったですが、雨はすっかりやんでました。
明日起きて天候大丈夫そうなら、最深部の赤牛岳を目指します！
明日起きて天候大丈夫そうなら、最深部の赤牛岳を目指します！
2:00起床し外に出て天候確認、ドキドキ
少し寒いが、視界も悪くない、風も強くない！
よしっ、赤牛岳に向けて出発〜
少し寒いが、視界も悪くない、風も強くない！
よしっ、赤牛岳に向けて出発〜
水晶岳登頂(^^)
7月に登頂していたので、ここまでは比較的落ち着いて来れました。
7月に登頂していたので、ここまでは比較的落ち着いて来れました。
ザレ・ガレ、濡れた岩など細心の注意を払いながら進み、温泉沢の頭に到着
マーキングやケルンを目印に進みます。
ケルンは本当にありがたかったです！
ケルンは本当にありがたかったです！
振り返ると水晶岳に、右に笠ヶ岳、そして左には今回山旅初お目見え槍ヶ岳の綺麗なシルエットが！
ついに来ました！
赤牛岳登頂(^^)
いや〜っ、なかなか遠かったですね
赤牛岳登頂(^^)
いや〜っ、なかなか遠かったですね
中央が黒部五郎かな？
山知識かしっかりあるとこういう時により楽しめますね。
山知識かしっかりあるとこういう時により楽しめますね。
見えるか見えないかドキドキしてましたが、雲のわずかな隙間からご来光見えました！！！
そこから少し進んだ所で、今日は読売新道から黒部ダムに向かうと昨日お伺いしていた、ふくさんにお会いしごあいさつ出来ました。お別れ後に1枚写真撮らせてもらいました。
大きな背中です。
9/19 7:02
そこから少し進んだ所で、今日は読売新道から黒部ダムに向かうと昨日お伺いしていた、ふくさんにお会いしごあいさつ出来ました。
お別れ後に1枚写真撮らせてもらいました。
大きな背中です。
お別れ後に1枚写真撮らせてもらいました。
大きな背中です。
水晶小屋に到着
お気に入りの絶景テラスで、準備いただいたお弁当とホットココアいただきます！
お気に入りの絶景テラスで、準備いただいたお弁当とホットココアいただきます！
置かせてもらっていた荷物をまとめ、女将さんにご挨拶をして、いざ帰路につきます。東沢乗越までの間、行き結構きつかったの思い出します。
9/19 8:29
置かせてもらっていた荷物をまとめ、女将さんにご挨拶をして、いざ帰路につきます。
東沢乗越までの間、行き結構きつかったの思い出します。
東沢乗越までの間、行き結構きつかったの思い出します。
真砂岳分岐から竹村新道をルートも少し検討しましたが次の機会に
今日はもう少し裏銀座の稜線歩きを楽しんで帰ります
今日はもう少し裏銀座の稜線歩きを楽しんで帰ります
野口五郎岳登頂(^^)
行きは眺望があまりなかったですが、歩んで来た山々がくっきり見えます
行きは眺望があまりなかったですが、歩んで来た山々がくっきり見えます
野口五郎岳でトイレをお借りし、行きに情報をいただいた大将にお礼をして出発〜
行きに色々教えていただいた烏帽子小屋の女将さんにもこちらから下りますよとご挨拶して、いよいよブナ立尾根の急下りです
何とか下りきりました。濁沢にはちょっとの増水ではびくともしないような立派な丸太橋かかってました！
ありがたく使わせていただきました(^^)
9/19 13:54
何とか下りきりました。
濁沢にはちょっとの増水ではびくともしないような立派な丸太橋かかってました！
ありがたく使わせていただきました(^^)
濁沢にはちょっとの増水ではびくともしないような立派な丸太橋かかってました！
ありがたく使わせていただきました(^^)
行きは暗闇だった不動澤橋先の舗装路は工事車両のダンプカーがバンバン走ってました
行き同様に走って七倉まで下るのも検討してましたが、危ないのと、疲れたのと、タクシーがちょうどいたのと誘惑に負けて乗りました
撮影機器：
感想
今年7月の北アルプス、人生初の3日間縦走山旅がとても印象的で忘れられないものになり、2カ月後に今度は裏銀座からアクセスするルートで奥深い場所を目指しました。
天候変化含め今回はまた異なる北アルプスの山々の壮大さを感じられる山旅となりました。
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Katsuhara さん
三日目の日程にお会いした者です
颯爽と歩いていかれる姿、かっこよかったです
お話をして頂きありがとうございました
二日目は大変だったのですね
私も下山後は大町でチャージしておりました
またどこかの山でお会いしましょう！
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