試練だらけの北岳〜農鳥岳

2025年09月15日(月) 〜 2025年09月18日(木)

• GPS: 20:42
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,434m
• 下り: 3,167m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:15
• 休憩: 0:13
• 合計: 2:28

距離 2.5km 登り 721m 下り 15m

5:53 スタート地点
5:54 旧広河原山荘
6:15 6:16 白根御池分岐
6:54 7:00 第一ベンチ(1880ｍ)
7:24 7:30 第二ベンチ(2059ｍ)
8:21 白根御池小屋

2日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:16

距離 4.1km 登り 962m 下り 314m

5:07 白根御池小屋
6:42 6:48 草すべり分岐
6:55 7:15 小太郎尾根分岐
7:52 北岳肩ノ小屋
8:12 8:18 両俣分岐
9:02 9:03 北岳
9:27 9:28 吊尾根分岐点
9:52 9:53 トラバースルート分岐
10:23 北岳山荘

3日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 0:33
• 合計: 9:14

距離 10.1km 登り 679m 下り 1,887m

5:51 北岳山荘
6:45 6:46 中白根山
7:45 7:50 間ノ岳
8:58 農鳥小屋
9:57 9:58 西農鳥岳
10:48 11:08 農鳥岳
11:54 12:00 大門沢下降点
15:05 大門沢小屋

4日目

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:37

距離 8.2km 登り 72m 下り 952m

5:05 大門沢小屋
6:36 6:37 大古森沢出合
7:08 早川水系発電所取水口
7:41 森山橋
8:10 大門沢ゲート
8:31 丸山林道入口
8:41 8:42 奈良田バス停
8:42 ゴール地点

天候

晴れ、ガス、晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

奈良田温泉バス停ー下部温泉　9:50発@1000円
下部温泉-甲府駅 13:58発@680円
甲府駅-名古屋駅 16:10発@4500円（往復割）

下部温泉駅からだとJRで静岡方向に乗って帰る方が名古屋には早く到着するが、
乗り換えが多くて疲れた身体とテント装備ザックでは面倒そうだ。

コース状況／危険箇所等

農鳥岳から大門沢小屋テント場までの下りは石ゴロゴロ、ザレザレで長く、
メンタルやられました。

その他周辺情報

下部ホテルの温泉独り占め
https://www.shimobe.co.jp/daytrip/

写真

9/14 16:44

名古屋発8:20の高速バスに乗って来ると、広河原に到着が15時以降になるため、ここで前泊しましたが意外と人がいらしてホッとしました。

9/15 6:07

前日寝てからの出発なので、かなり元気です。

突然雨が降り出して、慌てて合羽きました。

激登りも終わった。

9/15 8:07

8時半ぐらいに到着してしまった。北の肩まで行けたな〜。

9/15 9:46

雨が止んだ

9/15 11:15

9/15 11:26

ウグイスかセンダイムシクイか。。

9/15 13:08

骨折された方の救助に白根御池小屋の池に迎えに来られました。

9/15 19:06

天の川が写っていました。

9/16 5:32

9/16 5:40

ご来光

9/16 6:34

ココだけ紅葉してました。

案外元気に歩けてます。

9/16 8:10

つ、つ、ついた〜

甲斐駒と私

9/16 7:07

ようやくサルスベリが終わったんだと実感しながら歩いています。

ここは右に巻いて進みます。

9/16 8:43

この花の写真を撮ろうとしたとき、しゃがんだ脚に踏ん張りが効かず後ろのザックに引っ張られ回転してしまい後数ミリでカメラごと滑落寸前で止まる事が出来ました。( ；∀；)

9/16 8:58

塩見岳方向らしい

北岳の看板は顔出ししているので、ここでは投稿はなしとします

もうマジで恐怖を感じました。

あんなに元気だった私はいずこ？足が痛くてふらふらです😓

9/16 11:40

虫よけスプレーしても効果ないくらい虫がいました。

雲海が綺麗でした

北岳山荘の前で行こうか止めようか、何度も往復して体力を使ってしまったよ。

ここまで何度も、もうすぐのはずと思って来たのに裏切られてたので精神的に疲れはてています(￣▽￣;)

農鳥小屋まで何とかたどり着いた。

お〜〜、今日初めての青空やん

今までの爆風は何だったのか？と言いたくなるほどガスも抜けて行きました。

9/17 11:55

もうひと踏ん張りで大門沢小屋だと思ってた。

爆風で試練が終わったと思ってたけど、ここから更なる試練💦

途中、富士子ちゃんが見えると教えていただいた。
不機嫌な顔してる私に話しかけてくださって😢です。ありがとうございました。

ここまで長すぎて地獄だった。。

富士子ちゃんと私のテント。

下山3時間半と記載あったけど、前日の下りを想像してしまって早出出発しました。

へっぴり腰で渡った

登山地図にも登山道が水浸しになっていると書かれてあったので、迷いなく通って来れた。

この辺はご褒美的な森林浴るんるん♬

大きな石の下に木の棒を入れたくなるのは何故？

一番前の鉄板を見ると割れてるではないかΣ(゜Д゜)

ようやくほっとしました。

ここでのんびりさせていただいた。

自販機を置いてほしいと誰か読んでくれるかなw

バス停に咲く花

ちょっと贅沢に下部ホテルの日帰り温泉にしました。
＠1200円です。独り占めだったので泳ぎまくりですw

Mサイズ頼んだら、麺がモチモチすぎて顎が疲れた(笑)

撮影機器：

X-T5 FUJIFILM

感想

ノラトラ君

〇山での気づき

晴れ予報を信じて出かけたら、17日はガスガスの爆風。
「こういう日は低体温症が命を分ける」と思い、合羽の中に薄手ダウンを仕込んで正解だった。

先週の仙丈で寒さにやられかけた記憶や、乗鞍の大黒岳で爆風に立ち尽くした経験が、今回の装備判断につながった。
結果、動き続けても汗もかかず、寒さに震えることもなく安心して歩けた。

〇心強い出会い

その日は学生16人の集団が先に進み、私の後ろにはソロの若い男性。
話してみると驚くほど体力がある人で、ずっと一緒に歩いてくれたのが心の支えになった。各山頂では写真を撮り合って笑い合ったおかげで恐怖心はどこへやら。
ただ西農鳥岳だけは強風に持っていかれる身体に耐えられず、
そそくさと退散してしまった。

あんなに試練だらけだったのに、
またいつか行ってみたいと思う自分にドン引きですw