天女山-権現岳-キレット-赤岳-真教寺尾根 周回(岩稜トレーニング 楽しい稜線と辛い周回路)

2025年09月22日(月) [日帰り]

• GPS: 10:54
• 距離: 19.5km
• 登り: 2,094m
• 下り: 2,094m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:14
• 休憩: 0:40
• 合計: 10:54

距離 19.5km 登り 2,094m 下り 2,094m

5:10 天女山上駐車場
5:21 5:23 天の河原
6:38 6:39 「ここが一番きつい」看板
7:01 前三ツ頭
7:31 前三ツ頭分岐
7:35 三ッ頭
8:22 8:24 権現岳
8:26 8:27 権現小屋
8:31 8:33 縦走路分岐
8:49 旭岳
9:13 ツルネ
9:19 龍頭龍腹
9:32 キレット小屋
10:26 天狗尾根 稜線分岐
10:45 真教寺尾根分岐
10:48 10:49 キレット分岐
11:00 11:02 竜頭峰分岐
11:05 11:09 赤岳
11:18 11:25 赤岳頂上山荘
11:32 11:33 赤岳
11:36 11:43 竜頭峰分岐
11:46 竜頭峰
11:51 11:58 真教寺尾根分岐
13:20 扇山
13:28 牛首山
14:05 大門沢方面分岐
14:10 サンメドウズ清里パノラマリフト山頂駅
14:38 羽衣池
14:54 14:55 天女山・たかね荘分岐
15:33 八ヶ岳牧場
16:00 16:02 天女山
16:04 天女山上駐車場

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天女山駐車場（無料）を利用
100m程天女山方面へ歩くとトイレあり

コース状況／危険箇所等

天女山-権現岳：
前三ツ頭まで勾配の緩いトレッキング道から切り替えた様に急登がはじまる。権現岳手前辺りから手足使う簡単な岩場が現れる。権現山頂付近はルート無数。

キレット：
岩場はあるものの権現側は岩が安定しており高度感があるのは直下の長梯子のみ。赤岳側は脆い岩質の急斜面を一気に登る。ホールドの剥がれに注意。非情にガレているため落石を起こさない様に足運びに慎重さを要する。登り返しの高さがあるため技術面より体力的な余裕が重要。

真教寺尾根：
中盤まで急降下の岩場が続く。上部に二ヵ所ほど長い鎖場あり。岩質は安定している。要三点支持下降。

羽衣池-天女山：
山を巻くような長いトラバース道。笹に覆われて足元が見えない箇所が多い。川股川の渡渉ポイントはヤマレコルートと異なるため注意。八ヶ岳牧場、天女山で登り返しあり。

写真

9/22 5:10

天女山の駐車場に車を停めてスタートです。

9/22 5:18

序盤はゆるーい勾配のだらだら道

9/22 5:22

南アや富士山を望めます。

9/22 5:22

少し登ると天の河原。

9/22 6:40

八ヶ岳らしい気持ちいい樹林帯の道

9/22 6:42

前三ツ頭手前で視界が開けます。南アも天気よさそう。

9/22 6:44

北岳から連なる白峰三山

9/22 7:02

前三ツ頭通過ー

9/22 7:02

富士山

9/22 7:02

南ア

9/22 7:02

御嶽

9/22 7:04

中央ア

9/22 7:31

いつの間にか編笠岳を見下ろす高さに

9/22 7:35

三ツ頭通過ー

9/22 7:35

これから挑む権現キレット赤岳

9/22 7:48

ほんのり秋の気配

9/22 8:03

権現手前から岩場が出現します。高さもなく容易です。

9/22 8:14

山頂見えたー

9/22 8:22

あれ、剣の上に出ちゃった。この辺ルート色々あってややこしい。

9/22 8:23

てな訳で権現岳到着

9/22 8:31

雲沸くの早いなー

9/22 8:31

ギボシ

9/22 8:31

これから進むキレット赤岳。そして阿弥陀、横岳、硫黄岳、北横や蓼科も収まる素晴らしい角度。

9/22 8:36

超長い梯子。ここの取り付きは高度感ありますね。

9/22 9:12

下ってきて振り返った権現岳

9/22 9:15

権現、赤岳直下以外は割と普通の縦走路です

9/22 9:19

以前登った阿弥陀岳南陵と並走です

9/22 9:27

それにしてもキレット小屋までえらい下りますね…

9/22 9:31

キレット小屋到着ー。今は営業していません。

9/22 9:41

赤岳への登り斜面は御覧の通り岩質が脆くガレガレです。

9/22 10:56

間違って文三郎への迂回ルートきちゃいました。途端に人だらけ。

9/22 11:06

赤岳到着ー。ガスっちゃいましたね。

9/22 11:15

赤岳山荘でコーラ(500円)を頂いてエネルギーと水分補充。

9/22 11:50

文三郎分岐までは凄い人でしたが真教寺方面に分岐すると途端に人いなくなります。静かに赤岳登るなら清里側からですね。

9/22 12:08

長い岩場を降りてきて振り返り。ここ鎖のライン無視して左側登った方が簡単なんですよね。岩場リハビリのために右をクライムダウンしましたが。

9/22 12:19

ここも鎖触らなければクライムダウンの練習になります。

9/22 12:29

岩場よりもこのゴロゴロ転がってる石の方が突然ズルっといくので怖かったり

9/22 13:01

いかにも八ヶ岳らしい森の縦走路

9/22 13:15

微妙に登り返しがあるんですけどね

9/22 14:09

サンメドウズスキー場の遊歩道に一瞬合流します。ここ夏でも結構観光客上がってるんですね。

9/22 14:10

この辺りから笹に覆われて足元が見難くなる箇所が多数

9/22 14:37

羽衣池到着

9/22 14:39

ここからトラバースルートへ

9/22 14:54

分岐へ。ここ手前と奥の二本あるのですが手前は出合小屋方面に登る道なので注意。

9/22 15:03

沢に出ます。ヤマレコルートでは手前で下流側に下ってから渡渉となっていますが、ここでそのまま渡渉が正解です。

9/22 15:15

八ヶ岳牧場に出くわします。いい環境で育ってる健康そうな牛さん。

9/22 15:58

長い長い周回路の最後は天女山への直登

9/22 16:00

天女山到着

9/22 16:01

山頂から駐車場までは平らな道を100mくらい歩くだけです。そしてここにトイレありました。

撮影機器：

iPhone 16 Pro Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 時計 ツェルト

感想

yfcyama

今年はあまり険しい岩稜ルート行ってないなーという事でリハビリのためと体力試しで権現岳、赤岳を清里側から周回するルートにいってみました。

赤岳から下るまでは非情に楽しかったのですが、降りてからの周回路が思ってた以上に長い！そして登り返し多い！
岩場縦走で疲れて走る元気もなく苦行でした。

岩場トレーニングは記憶で思っていたより険しい箇所がありませんでしたが、真教寺の下りの二ヵ所の岩場はホールドの安定感もあり練習にいい感じでした。
ジャンダルム辺り行く前に鎖触らず危なげなく登下降できるか確認するのも良いと思います。

大人気の赤岳ですが清里側からだと人が少ないので静かに登りたい方には是非。