剱岳 別山尾根〜平蔵谷 最後の雪山、ライチョウと出会う

2016年06月03日(金) 〜 2016年06月04日(土)

• GPS: 26:06
• 距離: 14.7km
• 登り: 2,046m
• 下り: 2,041m

コースタイム

6月3日
室堂13:00 - 別山乗越15:03 - 剱沢テン場15:25 （幕営）

行動時間　2時間25分

6月4日
剱沢テン場5:20 - 前剱7:00 - 7:32平蔵のコル7:42 - 8:09剱岳8:45 -
9:11平蔵のコル9:20 - 平蔵谷 - 10:05平蔵谷出合10:20 - 11:32剱沢テン場12:25 -
13:10別山乗越13:20 - 室堂15:06

行動時間　9時間46分（休憩・テント撤収含む）

天候

6月3日　快晴
6月4日　晴れのちくもり
　　　　 山頂 9℃、ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【駐車場】
　扇沢無料駐車場
※立山黒部アルペンルート
　扇沢〜室堂　

コース状況／危険箇所等

★雷鳥沢テン場〜別山乗越
　夏道の雷鳥坂ではなく赤い目印に沿って雷鳥沢の
　左側を登高する
★別山尾根
　剣山荘〜平蔵のコル
　夏道と雪面の交互歩行
　前剱はダガーポジションで登高した
　アイゼン装着、ピッケル使用
　カニのたてばい、カニのよこばいとも積雪なし
　平蔵のコル〜山頂まで積雪なし
　平蔵のコルでアイゼンを外す
★平蔵谷
　平蔵のコルからの下りはじめが急斜面
　落石に注意
　アイゼン装着、ピッケル使用

その他周辺情報

★温泉
　大町温泉郷　薬師の湯　入浴料700円
★豊科食堂
　長野道・安曇野IC近く

写真

6/3 10:33

扇沢無料駐車場
ガラガラ
いつもこんなだと
いいけどね

6/3 10:32

行ってくるよ
レヴォ

6/3 11:19

立山
さすがに
残雪が多い

6/3 11:21

黒部ダム
4月より
貯水量増えたね

6/3 11:21

雲ひとつない快晴
赤牛がよく見える

6/3 11:37

黒部平より
タンボ平は
まだ残雪多し

6/3 12:55

大きいライチョウを
抱いて記念撮影
”ぬいぐるみ”
だよ

6/3 12:59

玉殿の湧水は
まだ出ていない

6/3 13:03

快晴の立山

6/3 13:05

稜線は
もう雪ないね

6/3 13:26

夏道の雷鳥坂は
まだ雪の下
雷鳥沢を挟んだ
左側を登る

6/3 13:27

雷鳥沢キャンプ場
一部、地面が露出
しているようだ
4張り確認

6/3 13:39

目印の
ポールに沿って
進む

6/3 13:48

赤い目印がある

6/3 13:48

あっ、
そんなところに
いましたか

6/3 13:50

遊んでるのかな

6/3 14:18

右上が
別山乗越

6/3 14:39

左には
奥大日岳への
ルートが出ている
そこを登ってもいい

6/3 14:45

奥大日岳と
右奥に富山湾

6/3 14:50

正面に
剱御前小舎

6/3 14:55

富山湾

6/3 14:55

まもなく
別山乗越

6/3 14:56

室堂平
奥に薬師岳

6/3 15:00

ふふ、ライチョウくんが
顔を覗かせていた

6/3 15:03

剱御前小舎
営業してません

6/3 15:05

はい、お待たせ！

6/3 15:05

ゴタテがよく見える
白馬から五竜まで

6/3 15:16

6/3 15:24

剱沢テン場
誰もいない

6/3 16:21

管理所の前に2張り確認
水はまだ出ていない

6/3 15:27

お、いいとこあるよ
いや少し濡れてるな

6/3 15:29

いや
こっちにしよう

6/3 16:09

設営完了
もちろん
エアライズ2

6/3 16:19

トイレは出ている

6/3 16:10

まだまだ雪山

6/3 16:17

この眺め
なんともいえないね
飽きることがない

6/3 16:18

寡雪とはいっても
一服剱と前剱には
まだまだ雪が
残っているね

6/3 16:18

八ッ峰
下の方

6/3 16:18

源次郎尾根

6/3 18:26

晩ご飯
肉じゃがとハンバーグ
コーヒー

6/3 18:55

予報どおり
夕方から
曇ってきた

6/4 5:16

6月4日
おはよう剱
まずまずのお天気

6/4 5:21

さあ、行くか
午前中だけでいい
お天気もってくれ

6/4 5:29

剱澤小屋
営業してました

6/4 5:35

陽光を浴びて
五竜と鹿島槍を遠望

6/4 5:45

剣山荘
まだ営業してません

6/4 5:46

剣山荘から
右上する

6/4 5:56

6/4 6:02

一人分の
トレースが
残っていた

6/4 6:05

夏道も出ている

6/4 6:08

一服剱山頂

6/4 6:09

前剱
武蔵のコルから
ガレ場を登って
前剱大岩の左側を
急登する

6/4 6:25

ガレ場

6/4 6:38

相変わらずの
急登っぷり
ダガーポジションで
登高
前方に前剱大岩

6/4 6:48

6/4 7:01

6/4 7:10

前剱を
振り返る

6/4 7:10

剱本峰

6/4 7:26

平蔵のコルを
眺める

6/4 7:29

この雪壁を下りて
平蔵のコル

6/4 7:31

平蔵谷
下山で下降する

6/4 7:42

平蔵の頭と雪壁

6/4 7:46

6/4 7:47

6/4 7:50

カニのよこばい
登りも下りも
よこばいで

6/4 7:53

6/4 7:56

6/4 8:04

もう山頂は近い

6/4 8:10

剱岳山頂

6/4 8:11

自撮りで
4度目の
残雪期登頂

6/4 8:14

立山、薬師
剱沢

6/4 8:14

鳴沢、赤沢、スバリ
針ノ木、蓮華

6/4 8:15

五竜、鹿島槍
爺ヶ岳

6/4 8:15

白馬、不帰瞼
唐松

6/4 8:16

毛勝三山
毛勝、釜谷行くぞ

6/4 8:18

北方稜線
剱まで繋げたい

6/4 8:18

八ッ峰

6/4 8:25

立山越しに
槍が見えるよ

6/4 8:25

薬師、黒部五郎

6/4 8:25

鹿島槍

6/4 8:25

五竜

6/4 8:26

白馬

6/4 8:26

スバリ、針ノ木
蓮華

6/4 8:45

水晶かな？
どうでしょうか

6/4 8:45

手前が裏銀座
奥が表銀座かな？

6/4 8:46

そろそろ行くよ
来年は
長次郎谷から
来るよ

6/4 8:48

早月尾根

6/4 9:21

平蔵谷を下降
下りはじめは
急斜面

6/4 9:45

だんだん
狭まる

6/4 9:53

振り返って
落石が多いみたい

6/4 9:56

え、あんな
大岩が落ちてくる
の？怖い

6/4 9:56

まもなく
平蔵谷出合

6/4 9:58

雪解け水が
滝のように・・・

6/4 10:02

出合から振り返って

6/4 10:04

平蔵谷出合

6/4 10:06

平蔵谷
剱への登下降路
としてよく使われる

6/4 10:46

剱沢の登り返し
地味にキツい

6/4 10:58

耐えるしかない

6/4 11:32

帰ってきたよ
さあ、撤収だ

6/4 12:24

やはり
剱には
雪がよく似合う

6/4 12:26

撤収完了
いい場所だった
帰ろう

6/4 12:30

剱沢を
あとにする

6/4 12:33

さよなら
またね

6/4 12:54

別山乗越へ

6/4 13:26

立山、龍王岳
浄土山

6/4 13:35

別山乗越から
快適に下降する

6/4 13:43

奥大日岳

6/4 14:17

道が出来た
ありがとう
ございます

6/4 14:22

地獄谷からの
火山性ガスのため
雪が緑色に変色
変な感じ

6/4 14:32

立山
残雪豊富

6/4 14:38

雷鳥荘の先
リンドウ池を右に
見ながら遊歩道を
登ったところ
至近距離で
ライチョウくん発見

6/4 14:39

近づいてくる

6/4 14:39

ライチョウさんも
一緒でしたか

6/4 14:40

こっちに来るよ

6/4 14:40

立派な
ライチョウくん
超至近距離！

6/4 14:41

かわいい
ライチョウさん
全然逃げないよ

6/4 14:56

ミクリガ池の先で
ふと、下を見たら
いました
周囲に溶け込んで
いた

6/4 15:02

やっと
室堂ターミナル

6/4 15:23

とりあえず
野沢菜のおやきで
お腹を満たす

6/4 16:48

黒部ダムから赤牛

6/4 16:49

さらば立山

6/4 17:24

帰還
温泉行こう

6/4 20:24

晩ご飯
豊科食堂
ごはん、みそ汁、納豆
玉子焼き、ほうれん草
鶏とキャベツの塩炒め

撮影機器：

TG-810 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

sirius

5月のGWに予定していた剱岳。

長次郎谷を登高するつもりだったけど
少し朝寝坊してしまった。
朝に弱いのはいつものことだけど、残念。
初めてのルートなので時間が読めないのがちょっと不安だった。
まあ、行っちゃえばなんとかなったかもしれないけどね。
結局、朝ご飯を食べながらアルペンルートの最終時間を考えて
今回は長次郎谷を断念。
あ〜行きたかったなぁ。悔しい。

別山尾根はだいぶ夏道が出ている。
平蔵のコルから上部はまったく積雪なし。
登りも下りもカニのよこばいを通った。
平蔵谷で下降したけど別山尾根で下ってもいいでしょう。
使う使わないは別として、いましばらくはまだアイゼンとピッケルは
所持したほうがいい。

今度もライチョウさんに出会った。
場所は雷鳥荘の少し先。
超至近距離で。
全然逃げない。
ここのライチョウさん達はきっと人慣れしてるん
だろうね。

長次郎谷からの剱岳は来年にお預け。
2泊3日でゆっくり来よう。

これで雪山は終わり。
寂しい気もあるがこれからの夏山も楽しみ。