ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 901787
全員に公開
ハイキング
甲信越

乗って登って泊まっていた@茂来山&御座山

2016年06月18日(土) 〜 2016年06月19日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:57
距離
25.2km
登り
1,584m
下り
1,875m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:44
休憩
1:15
合計
5:59
9:55
91
霧久保沢ルート登山道駐車場
11:26
11:30
34
親沢ルート登山道入口
12:04
13:09
41
13:50
13:55
34
コブ太郎
14:29
14:30
84
霧久保沢ルート登山道駐車場
15:54
親沢ルート登山道入口
2日目
山行
6:06
休憩
1:44
合計
7:50
7:40
35
栗生登山口駐車場
8:15
8:16
12
山木林道山口登山口分岐
8:28
8:30
125
車道終点
10:35
10:36
9
金山沢のコルの北側
10:45
12:00
16
12:16
12:16
46
金山沢のコル
13:02
13:18
28
13:46
13:53
41
14:34
14:35
29
山木林道山口登山口分岐
15:04
15:05
25
車道終点
15:30
山木林道山口登山口分岐
初日の茂来山親沢ルートは、今の時期なら信濃沢林道が開放されているので、登山道入口まで車で行けますが、ゲートからは荒れているので、最低地上高が高目の車でないと厳しいです。秋の松茸シーズンではゲートが閉ざされますので、2kmほどの林道歩きを強いられます。
2日目の御座山山口ルートは、山木林道の途中に分岐点があって、そこが登山道入口となっていますが、そこからも車道がしばらく続きます。ただし、勾配が急で道も荒れているので、しっかりした轍があるものの、四駆車でないと100%無理です。しかも、枝が路面にたくさん落ちているので、やはり車だと四駆でも難儀しますし、途中倒れかけた木があってそれ以上進めません。Uターンもできないので車ではやはり無理です。バイクは山木林道分岐から1.9km先まで進めましたが、そこからは完全に道がなくなり、歩道かどうかもはっきりしない登山道になっていました。
天候 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
茂来山登山道霧久保入口+親沢入口、御座山登山道栗生入口+山口入口
コース状況/
危険箇所等
茂来山へのルートではマイナーな親沢ルートですが、踏み跡がしっかりしていて、コースを見落とす心配はないですが、勾配がずっとキツいままでかなり疲れます。階段等も一切ありません。霧久保への下りは前半がつづら折れのキツい勾配ですが、ほどなく平均的な傾斜になって、大木の「コブ太郎」辺りからは比較的緩やかな区間になります。距離は長くなりますが、楽なコースです。
御座山へのルートは、北相木村から3つの登山口があり、その中で最もマイナーな山口コースから登りましたが、ここは全く整備されておらず、踏み跡もかすかでリボンも少ない上に色褪せして確認しづらくなっていました。道そのものもところどころ消滅していて、迂回して何とかルートに戻るものの、尾根筋の合流点に至るしばらく手前で完全に道がなくなっていました。勾配もただひたすら涸れ沢沿いに真っ直ぐ登るために大変キツく、ロープも鎖もないので少々危ない区間が多いです。倒木も非常に多く、道がそのために遮断されることも多々ありました。また、シダが繁殖していて葉を広げるため、路面が見えなくなってなおさらルートが分からなくなります。とにかく何度も踏み跡がなくなりますから、遠くにあるリボンを何とか見付けて、歩けるところを自分なりに探して登る形になります。最後の400m程度は獣の足跡らしきものを頼りに登りましたが、ここは下りのルートとしてはとても使えませんね。
6月18日午前5時半、横浜を出て東名と圏央道を使い中央道に入りますが、まだ6時をちょっと超えた時間なのに、もう八王子JCTが渋滞していました。しかし、5分ほどノロノロ運転が続いた後に渋滞は解消され、以降混雑することなく走れました。今回目指すのは信州佐久穂〜南相木にかけて並ぶ、茂来山と御座山(おぐらさん)の二つで、今までとちょっと変えて趣向を凝らした登山を楽しむ予定です。何はともあれ中央道の須玉ICを下りて、国道141号線をひたすら北上して、最初の目的地になる佐久穂の霧久保沢登山道入口を目指します。
6月18日午前5時半、横浜を出て東名と圏央道を使い中央道に入りますが、まだ6時をちょっと超えた時間なのに、もう八王子JCTが渋滞していました。しかし、5分ほどノロノロ運転が続いた後に渋滞は解消され、以降混雑することなく走れました。今回目指すのは信州佐久穂〜南相木にかけて並ぶ、茂来山と御座山(おぐらさん)の二つで、今までとちょっと変えて趣向を凝らした登山を楽しむ予定です。何はともあれ中央道の須玉ICを下りて、国道141号線をひたすら北上して、最初の目的地になる佐久穂の霧久保沢登山道入口を目指します。
趣向を凝らした登山計画はずばりこのパターンで、大切な趣味であるオフロードバイクを使って林道ツーリングを楽しみつつ、登山もしてしまうものです。つまり、北側の霧久保沢登山口の駐車場に軽トラを止め、バイクを下ろしてから茂来林道+信濃沢林道を走って反対側にある親沢登山口までツーリングを楽しみ、そこにバイクを止めて茂来山に登って霧久保沢に抜けて、今度は軽トラに乗って親沢登山口までドライブしてバイクを載せて帰る作戦です。時間にもよりますが、そこから茂来林道のダート区間を抜け切り、東山林道に入ってその支線にある四方原山(よもっぱらやま・よんごつばらやま)登山道からピストンで山頂まで行って戻ってくることも考えました。
趣向を凝らした登山計画はずばりこのパターンで、大切な趣味であるオフロードバイクを使って林道ツーリングを楽しみつつ、登山もしてしまうものです。つまり、北側の霧久保沢登山口の駐車場に軽トラを止め、バイクを下ろしてから茂来林道+信濃沢林道を走って反対側にある親沢登山口までツーリングを楽しみ、そこにバイクを止めて茂来山に登って霧久保沢に抜けて、今度は軽トラに乗って親沢登山口までドライブしてバイクを載せて帰る作戦です。時間にもよりますが、そこから茂来林道のダート区間を抜け切り、東山林道に入ってその支線にある四方原山(よもっぱらやま・よんごつばらやま)登山道からピストンで山頂まで行って戻ってくることも考えました。
この茂来山は98年に初めて林道ツーリングで走って以来、毎年必ず1度は走ってきまして、色々と詳しく周辺の林道も含めて調査した結果、北は富岡街道から南は三国峠まで(山梨も加えると大弛峠まで)、縦に未舗装林道をつないで走れると言う、やたら舗装&閉鎖される近年にあって、大変稀有なエリアなんです。その中心にあたる広域基幹林道茂来線ゆかりの茂来山に、自分の足で登ることになるなんて、登山を始めるまでは思いもよりませんでした。いつも国道299号の川久保の集落から望む茂来山が、まるで丹沢大山みたいにドーンと鎮座まします山容に、いつも素敵な山だなと思っていました。
この茂来山は98年に初めて林道ツーリングで走って以来、毎年必ず1度は走ってきまして、色々と詳しく周辺の林道も含めて調査した結果、北は富岡街道から南は三国峠まで(山梨も加えると大弛峠まで)、縦に未舗装林道をつないで走れると言う、やたら舗装&閉鎖される近年にあって、大変稀有なエリアなんです。その中心にあたる広域基幹林道茂来線ゆかりの茂来山に、自分の足で登ることになるなんて、登山を始めるまでは思いもよりませんでした。いつも国道299号の川久保の集落から望む茂来山が、まるで丹沢大山みたいにドーンと鎮座まします山容に、いつも素敵な山だなと思っていました。
国道299号から右折し、霧久保沢に向かう四方原林道に入ります。国道からの分岐にはしっかりとした案内板が立っていますから、入口を間違えることはないですが、舗装区間を道なりに進んで橋を渡るところで丁字路になり、それが四方原林道になります。そこを右に折れて1kmほどでゲートになり、車両通行止めになりますが、この道自体も登山道分岐からしばらく先で行き止まりになります。
国道299号から右折し、霧久保沢に向かう四方原林道に入ります。国道からの分岐にはしっかりとした案内板が立っていますから、入口を間違えることはないですが、舗装区間を道なりに進んで橋を渡るところで丁字路になり、それが四方原林道になります。そこを右に折れて1kmほどでゲートになり、車両通行止めになりますが、この道自体も登山道分岐からしばらく先で行き止まりになります。
霧久保沢駐車場には9時半頃到着し、バイクを下ろしたり着替えたりして、準備を整えてバイクに乗り込んだのが9時55分頃になりました。ただ、常時車に積んであるフットポンプ型の空気入れの具合が悪く、しばらく使っていないバイクのタイヤにエアーが入りません。多分0.5キロ程度の圧ですが(基本は林道で1.0キロ)、タイヤには外れ防止になるビードストッパーと言うものが付いていますから、ゆっくり走れば大丈夫でしょう。
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霧久保沢駐車場には9時半頃到着し、バイクを下ろしたり着替えたりして、準備を整えてバイクに乗り込んだのが9時55分頃になりました。ただ、常時車に積んであるフットポンプ型の空気入れの具合が悪く、しばらく使っていないバイクのタイヤにエアーが入りません。多分0.5キロ程度の圧ですが(基本は林道で1.0キロ)、タイヤには外れ防止になるビードストッパーと言うものが付いていますから、ゆっくり走れば大丈夫でしょう。
まずは志らや林道を足慣らしに走ります。約1km程度のショートコースで、広域基幹林道茂来線(以降茂来林道)の最初の舗装区間に出ます。
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まずは志らや林道を足慣らしに走ります。約1km程度のショートコースで、広域基幹林道茂来線(以降茂来林道)の最初の舗装区間に出ます。
茂来林道に出て少しすると左に延びる槇沢林道に入ります。ここは2kmほどで林道茂来山線に出て、そこの途中から茂来山の槇沢登山口が始まります。
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茂来林道に出て少しすると左に延びる槇沢林道に入ります。ここは2kmほどで林道茂来山線に出て、そこの途中から茂来山の槇沢登山口が始まります。
これが槇沢登山道入口。今回は入口確認だけして戻って茂来林道に向かいます。ちなみに林道茂来山線はほどなくゲートで先まで進めませんが、ちょっとすると行き止まりです。
これが槇沢登山道入口。今回は入口確認だけして戻って茂来林道に向かいます。ちなみに林道茂来山線はほどなくゲートで先まで進めませんが、ちょっとすると行き止まりです。
こんな格好で乗っていました。ヘルメットが上に出っ張って見えますが、下に帽子を被ったままヘルメットを被ったので、ちょっと変な格好になってます(^∇^)v もちろんブーツではなくトレッキングシューズで、ストックはお侍さんの刀のようにウェストバッグのベルトのところに差して乗っていました(笑。
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こんな格好で乗っていました。ヘルメットが上に出っ張って見えますが、下に帽子を被ったままヘルメットを被ったので、ちょっと変な格好になってます(^∇^)v もちろんブーツではなくトレッキングシューズで、ストックはお侍さんの刀のようにウェストバッグのベルトのところに差して乗っていました(笑。
茂来林道にはまだ舗装区間での合流ですが、そこから2kmくらい走るとダート(第一区間)になり、10kmほどの砂利道が続きます。99年に茂来林道が全線開通しましたが、その頃は国道に近いところからずっと砂利道でした。
茂来林道にはまだ舗装区間での合流ですが、そこから2kmくらい走るとダート(第一区間)になり、10kmほどの砂利道が続きます。99年に茂来林道が全線開通しましたが、その頃は国道に近いところからずっと砂利道でした。
筆岩の集落に入ると古い神社が林道脇にあります。ここに来るといつも止まって手を合わせて先に向かいます。春はこの辺りに桜が咲いて、大変きれいなんですよ。
筆岩の集落に入ると古い神社が林道脇にあります。ここに来るといつも止まって手を合わせて先に向かいます。春はこの辺りに桜が咲いて、大変きれいなんですよ。
神社からしばらく進むと農地が広がるところに出て、右に「茂来城」と勝手に呼んでいる立派な家が山の下に見える舗装区間になります。ここからしばらく舗装路ですが、ダートの第二区間の半ばに変形四辻があり、左側に2つ支線が出ていてそれらが先でつながっているため、一周できる道になっています。信濃沢林道と言う名の道ですが、この日はダートの第二区間の入口で舗装工事をしていて、通行止めになっていたため、一旦ずっと南側に下ってから東に進んで北上し、荒井牧場に近いダートの第二区間の出口から戻る形で信濃沢林道に入りました。信濃沢林道の四辻のところから茂来林道本線は工事区間で通行禁止でした。信濃沢林道はどちらも通行可でしたが、東側(右)の分岐から入りますと、しばらく舗装化されていて、登山道へのアプローチのために整備を始めたようでした。
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神社からしばらく進むと農地が広がるところに出て、右に「茂来城」と勝手に呼んでいる立派な家が山の下に見える舗装区間になります。ここからしばらく舗装路ですが、ダートの第二区間の半ばに変形四辻があり、左側に2つ支線が出ていてそれらが先でつながっているため、一周できる道になっています。信濃沢林道と言う名の道ですが、この日はダートの第二区間の入口で舗装工事をしていて、通行止めになっていたため、一旦ずっと南側に下ってから東に進んで北上し、荒井牧場に近いダートの第二区間の出口から戻る形で信濃沢林道に入りました。信濃沢林道の四辻のところから茂来林道本線は工事区間で通行禁止でした。信濃沢林道はどちらも通行可でしたが、東側(右)の分岐から入りますと、しばらく舗装化されていて、登山道へのアプローチのために整備を始めたようでした。
舗装が切れて少しするとゲートのある広くなったところに出ます。ここがガイドブックなどで登山道入口Pにされているところですが、ここは秋の松茸シーズン以外は開放されていますので、春から夏にここを使う場合、そのまま林道を進めます。ただし、道は荒れ気味で、勾配もそこそこありますから、最低地上高がある程度高い車でないと安心できません。
舗装が切れて少しするとゲートのある広くなったところに出ます。ここがガイドブックなどで登山道入口Pにされているところですが、ここは秋の松茸シーズン以外は開放されていますので、春から夏にここを使う場合、そのまま林道を進めます。ただし、道は荒れ気味で、勾配もそこそこありますから、最低地上高がある程度高い車でないと安心できません。
ゲートから2kmほどで茂来山登山道親沢ルート入口に至ります。ここからが本当の登山道ですが、地図ではここが最も短い距離で山頂まで行けるはずです。しかし、最も短い距離と言うことは、その分勾配が厳しいのは想像に難くありませんね。ちなみに、この日持って歩いたフィルムカメラは、オリンパスFTLで、ほとんど知られていませんが、ハーフ判に特化していたオリンパスが1972年に初めて作った35mmのフルサイズのTTL一眼レフカメラです。ねじ込み式のM42マウントながら開放測光になっていますが、オリンパスは設計を外注したために、これを作っておきながら黒歴史的なものと捉え、すぐに自社設計のM-1(OM-1)を作り、早々に消し去られた哀れなモデルでした。今見ると、味わい深いカメラでなかなか良いんですけどね。
ゲートから2kmほどで茂来山登山道親沢ルート入口に至ります。ここからが本当の登山道ですが、地図ではここが最も短い距離で山頂まで行けるはずです。しかし、最も短い距離と言うことは、その分勾配が厳しいのは想像に難くありませんね。ちなみに、この日持って歩いたフィルムカメラは、オリンパスFTLで、ほとんど知られていませんが、ハーフ判に特化していたオリンパスが1972年に初めて作った35mmのフルサイズのTTL一眼レフカメラです。ねじ込み式のM42マウントながら開放測光になっていますが、オリンパスは設計を外注したために、これを作っておきながら黒歴史的なものと捉え、すぐに自社設計のM-1(OM-1)を作り、早々に消し去られた哀れなモデルでした。今見ると、味わい深いカメラでなかなか良いんですけどね。
さて、親沢ルートは初めから厳しい傾斜のゴロタ石の登りから始まります。土質は別段滑りやすい感じではないですが、とにかく丹沢なら間違いなく階段になってしまうレベルの傾斜の道がずっと続き、歩幅を短くしてゆっくり登らないとすぐに心臓がバクバクになります。
さて、親沢ルートは初めから厳しい傾斜のゴロタ石の登りから始まります。土質は別段滑りやすい感じではないですが、とにかく丹沢なら間違いなく階段になってしまうレベルの傾斜の道がずっと続き、歩幅を短くしてゆっくり登らないとすぐに心臓がバクバクになります。
ゴロタ石が消えて、草のじゅうたんになったような軟らかいところになっても、勾配はキツく一気に山頂に向かう感じです。こうして見ると傾斜がはっきりしませんから、カメラを横に向けてみました。
ゴロタ石が消えて、草のじゅうたんになったような軟らかいところになっても、勾配はキツく一気に山頂に向かう感じです。こうして見ると傾斜がはっきりしませんから、カメラを横に向けてみました。
これが傾斜の角度ですが、木が真っ直ぐ立っているのに対し、道がどれだけ傾いているかお分かりでしょう。普通ならつづら折れになるか階段になるか、とにかく滑落しないように歩けるようにすると思われますが、ここはなーんもなし。ただ斜面を真っ直ぐ登ります(笑。
これが傾斜の角度ですが、木が真っ直ぐ立っているのに対し、道がどれだけ傾いているかお分かりでしょう。普通ならつづら折れになるか階段になるか、とにかく滑落しないように歩けるようにすると思われますが、ここはなーんもなし。ただ斜面を真っ直ぐ登ります(笑。
やっと尾根っぽいところに出る感じですが、別段この上が槇沢ルートでもなんでもなく、左側はすぐ先でただの崖になっていました。丁度 Г のように折れ曲がって尾根に乗るだけのものでしたが、壁みたいな傾斜のところを登って上に出なければなりません。ただ、土質は良くグリップしてくれるので滑ることはほとんどなかったですが、下りでは難儀しそうですね。
やっと尾根っぽいところに出る感じですが、別段この上が槇沢ルートでもなんでもなく、左側はすぐ先でただの崖になっていました。丁度 Г のように折れ曲がって尾根に乗るだけのものでしたが、壁みたいな傾斜のところを登って上に出なければなりません。ただ、土質は良くグリップしてくれるので滑ることはほとんどなかったですが、下りでは難儀しそうですね。
尾根に乗って進むと、こんなヤマツツジが少しだけ残っていて目を楽しませてくれます。新緑はきれいですが、やはり花の色も多少あった方が良いですよね。
尾根に乗って進むと、こんなヤマツツジが少しだけ残っていて目を楽しませてくれます。新緑はきれいですが、やはり花の色も多少あった方が良いですよね。
尾根沿いの道をしばらく登ります。こうして見ると、道と言うよりただの林の中みたいな感じですね。やはりマイナーな登山ルートですから踏み跡も多くないですが、道に迷うことはまずないです。
尾根沿いの道をしばらく登ります。こうして見ると、道と言うよりただの林の中みたいな感じですね。やはりマイナーな登山ルートですから踏み跡も多くないですが、道に迷うことはまずないです。
しばらくすると別の尾根筋に合流する形になりました。案内板は何もありませんでしたが、こここそ槇沢ルートとの合流地点です。左側が槇沢へ、右側が山頂に向かうことになります。
しばらくすると別の尾根筋に合流する形になりました。案内板は何もありませんでしたが、こここそ槇沢ルートとの合流地点です。左側が槇沢へ、右側が山頂に向かうことになります。
槇沢ルートとの合流点から山頂までは短い距離ですが、岩だらけの登りになって、チェーンもないので岩を掴んで慎重に登って行きます。
槇沢ルートとの合流点から山頂までは短い距離ですが、岩だらけの登りになって、チェーンもないので岩を掴んで慎重に登って行きます。
いよいよ山頂に到着! 時刻は12時12分でした。これまで鬱蒼とした森の中の道がほとんどでしたので、山頂で青空の下で急に開放されたような気分になります。
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いよいよ山頂に到着! 時刻は12時12分でした。これまで鬱蒼とした森の中の道がほとんどでしたので、山頂で青空の下で急に開放されたような気分になります。
山頂からの眺めはほぼ360度のパノラマを楽しめます。ちょっと東側の山が木々の頭に隠れがちでしたが、概ねどの方向も遠景を見渡せます。天気も良くて大変爽やかでしたが、今の時期ですから富士山はさすがに霞んで見えませんでした。
山頂からの眺めはほぼ360度のパノラマを楽しめます。ちょっと東側の山が木々の頭に隠れがちでしたが、概ねどの方向も遠景を見渡せます。天気も良くて大変爽やかでしたが、今の時期ですから富士山はさすがに霞んで見えませんでした。
山頂の石祠。この茂来山は語呂合わせなのか、昔から「嫁もらいの山」として信仰され、この山頂の祠の賽銭皿には他の山よりもたくさんお金が投げ込まれていました。特に、500円玉が惜しげもなく投じられていたのにはビックリしましたが、投じた方からすると藁にもすがり付きたい思いなのでしょうか。自分も独身で遅きに失した感がありますが、一応ご縁が十倍ありますようにと、50円投げ込んで手を合わせておきました(笑。
山頂の石祠。この茂来山は語呂合わせなのか、昔から「嫁もらいの山」として信仰され、この山頂の祠の賽銭皿には他の山よりもたくさんお金が投げ込まれていました。特に、500円玉が惜しげもなく投じられていたのにはビックリしましたが、投じた方からすると藁にもすがり付きたい思いなのでしょうか。自分も独身で遅きに失した感がありますが、一応ご縁が十倍ありますようにと、50円投げ込んで手を合わせておきました(笑。
一通り写真も撮り終えて、山頂の脇に下りたところにある広場でいつもの「出前山頂」を美味しく頂きます。個人的な評価ですが、揚げ麺タイプの即席ラーメンでは、明星チャルメラやサッポロ一番よりも、これが一番美味いと思います。
一通り写真も撮り終えて、山頂の脇に下りたところにある広場でいつもの「出前山頂」を美味しく頂きます。個人的な評価ですが、揚げ麺タイプの即席ラーメンでは、明星チャルメラやサッポロ一番よりも、これが一番美味いと思います。
広場のところには四方原山方面の案内表示が立っていました。ここからはいくつかのピークを越える形で5km歩きます。ピストンで戻るには、低い方の四方原山から高い方の茂来山に向かうことになり、復路での疲労が多くなりそうですから、ここからは行くつもりはないです。時間が早ければ車でバイクを回収した後で東山林道に入り、そちら側から登ろうと思っていますが、ヤマレコでもヤマップでも、四方原山に行かれる皆さんは全員茂来山からアプローチしています。荒れているとはどこかで書かれていたことを読みましたが、ひょっとしたら廃道なんでしょうかね?
広場のところには四方原山方面の案内表示が立っていました。ここからはいくつかのピークを越える形で5km歩きます。ピストンで戻るには、低い方の四方原山から高い方の茂来山に向かうことになり、復路での疲労が多くなりそうですから、ここからは行くつもりはないです。時間が早ければ車でバイクを回収した後で東山林道に入り、そちら側から登ろうと思っていますが、ヤマレコでもヤマップでも、四方原山に行かれる皆さんは全員茂来山からアプローチしています。荒れているとはどこかで書かれていたことを読みましたが、ひょっとしたら廃道なんでしょうかね?
昼食後、来た方向に少し戻り、霧久保沢コースの分岐に出て、そちらに折れます。地図上ではこのコースが最も距離の長い道のりですが、傾斜が酷くないので、多くの皆さんがここを利用するようです。実際、朝軽トラを置いた時点で既に4台の車が止まっていました。槇沢の登山口にも車が3台止まっていましたが、不思議なことに山の中では昼食中に一人のハイカーさんだけと出会ったのみでした。あの車はひょっとすると釣り客だったのかな?
昼食後、来た方向に少し戻り、霧久保沢コースの分岐に出て、そちらに折れます。地図上ではこのコースが最も距離の長い道のりですが、傾斜が酷くないので、多くの皆さんがここを利用するようです。実際、朝軽トラを置いた時点で既に4台の車が止まっていました。槇沢の登山口にも車が3台止まっていましたが、不思議なことに山の中では昼食中に一人のハイカーさんだけと出会ったのみでした。あの車はひょっとすると釣り客だったのかな?
霧久保沢ルートの下りは、結構ゴロタ石の多いところから始まります。しかし、浮いている感じではなく土に埋まっているために、そう歩きづらくはなかったです。
霧久保沢ルートの下りは、結構ゴロタ石の多いところから始まります。しかし、浮いている感じではなく土に埋まっているために、そう歩きづらくはなかったです。
一旦朽ちて折れながらも、根が生きていて再生している巨木。頑張っているようで応援したくなりますね(^∇^)v
一旦朽ちて折れながらも、根が生きていて再生している巨木。頑張っているようで応援したくなりますね(^∇^)v
斜面を下りて行くと、しばらくして巨木が枝を広げていました。これが名木の「コブ太郎」か?と思いましたが、周辺に何も表示はありませんから違うんでしょう。この木もかなり太かったですが、コブ太郎はこれより大きいのかと、期待が膨らんで足を急がせます。
斜面を下りて行くと、しばらくして巨木が枝を広げていました。これが名木の「コブ太郎」か?と思いましたが、周辺に何も表示はありませんから違うんでしょう。この木もかなり太かったですが、コブ太郎はこれより大きいのかと、期待が膨らんで足を急がせます。
もう山頂から結構歩いてますので、傾斜も大分緩やかになってきました。日差しは強かったですが、ずっとご覧の通りの森の中の道ですから、木陰の涼しいルートでした。
もう山頂から結構歩いてますので、傾斜も大分緩やかになってきました。日差しは強かったですが、ずっとご覧の通りの森の中の道ですから、木陰の涼しいルートでした。
少しするとやっと「コブ太郎」のある分岐に到着。当然ここは見に行くことにします。分岐からも見えるような目と鼻の距離です。
少しするとやっと「コブ太郎」のある分岐に到着。当然ここは見に行くことにします。分岐からも見えるような目と鼻の距離です。
これが「コブ太郎」と呼ばれる大きな栃の木。確かにでかいですが、先ほど見たものとさほど変わらないですねぇ…。こちらは説明板や足場等も設けられて万全なのに、向こうは全く何も施されていない状態で、「この差別は一体何?」と思っちゃいました。個人的には「似非コブ太郎」の方を応援したくなりますね(^∇^)b
これが「コブ太郎」と呼ばれる大きな栃の木。確かにでかいですが、先ほど見たものとさほど変わらないですねぇ…。こちらは説明板や足場等も設けられて万全なのに、向こうは全く何も施されていない状態で、「この差別は一体何?」と思っちゃいました。個人的には「似非コブ太郎」の方を応援したくなりますね(^∇^)b
緩やかになった勾配の道はまだまだ続き、3度沢を渡りました。2つの橋は狭い涸れかけた沢のものでしたが、肝心の水の流れているこちらの橋は流されかかっていて、橋の役目を果たしておらず、石の上に足を乗せて渡ることになります。
緩やかになった勾配の道はまだまだ続き、3度沢を渡りました。2つの橋は狭い涸れかけた沢のものでしたが、肝心の水の流れているこちらの橋は流されかかっていて、橋の役目を果たしておらず、石の上に足を乗せて渡ることになります。
そのまま黙々と歩いていると、木々の間の先が妙に緑色に輝いているようなところが見えるようになりました。森が切れて芝生のような草が日に照らされているのでしょうか。
そのまま黙々と歩いていると、木々の間の先が妙に緑色に輝いているようなところが見えるようになりました。森が切れて芝生のような草が日に照らされているのでしょうか。
そこに出てみると霧久保沢ルートの最終入口がありました。ここから山頂まで2.0kmとなっていますが、実際に歩くとこの1.5倍位にはなるでしょうね。
そこに出てみると霧久保沢ルートの最終入口がありました。ここから山頂まで2.0kmとなっていますが、実際に歩くとこの1.5倍位にはなるでしょうね。
これが緑に光って見えていた草地の広場になったところで、真ん中に轍があるように、林道の合流点でした。ここが駐車場になるのだから、ゲートはこちらに設けてくれても良いのにね。
これが緑に光って見えていた草地の広場になったところで、真ん中に轍があるように、林道の合流点でした。ここが駐車場になるのだから、ゲートはこちらに設けてくれても良いのにね。
林道を1kmほど歩いてゲートに到着。このすぐ先が駐車スペースです。
林道を1kmほど歩いてゲートに到着。このすぐ先が駐車スペースです。
駐車場に到着したのが午後2時半。山頂を出たのが1時15分頃ですから、1時間15分ほどで戻れました。登りなら2時間コースですね。ちなみに親沢ルートは50分ほどで登れましたが、ゲートからですと1.5時間コースになりますね。
駐車場に到着したのが午後2時半。山頂を出たのが1時15分頃ですから、1時間15分ほどで戻れました。登りなら2時間コースですね。ちなみに親沢ルートは50分ほどで登れましたが、ゲートからですと1.5時間コースになりますね。
軽トラに乗って茂来林道を進んで舗装工事区間を回り道しつつ、信濃沢林道に向かいます。霧久保沢に2時半に着いたので、4時には四方原山の東山林道側入口に行けるかな(^∇^)b
軽トラに乗って茂来林道を進んで舗装工事区間を回り道しつつ、信濃沢林道に向かいます。霧久保沢に2時半に着いたので、4時には四方原山の東山林道側入口に行けるかな(^∇^)b
車でも筆岩の神社のところで停まって手を合わせておきました(笑。
車でも筆岩の神社のところで停まって手を合わせておきました(笑。
しかし、さすがに茂来林道。結構距離が長く、バイクで飛ばすならともかく、軽トラではスピードも乗りませんから、親沢ルート入口に到着したのが3時50分過ぎになっちゃいました。とにかくここから茂来林道のダートの第二区間後半と荒井牧場からの第三区間を抜けて、舗装路区間に出てから東山林道を7kmほど走り、その支線の四方原山登山道に入らないといけませんので、微妙な時間になってきました。
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しかし、さすがに茂来林道。結構距離が長く、バイクで飛ばすならともかく、軽トラではスピードも乗りませんから、親沢ルート入口に到着したのが3時50分過ぎになっちゃいました。とにかくここから茂来林道のダートの第二区間後半と荒井牧場からの第三区間を抜けて、舗装路区間に出てから東山林道を7kmほど走り、その支線の四方原山登山道に入らないといけませんので、微妙な時間になってきました。
茂来林道のダート区間が終わり、最後の舗装区間に東山林道入口がありまして、これ抜けると茂来林道出口のある白岩集落に同じように出ます。途中茂来林道に戻る横屋沢林道が分岐しています。東山林道は全体で9.5kmですが、何年か前に崩落があって、道を途中から新たに作り直し、下の方で古い道と合流させています。また、この道の峠に近いところに2つ外側を回って戻る形の支線があり、そのうちの一つの分岐に「←四方原山」となった表示が出ているのを前から知っていました。それを頼りに進みます。
茂来林道のダート区間が終わり、最後の舗装区間に東山林道入口がありまして、これ抜けると茂来林道出口のある白岩集落に同じように出ます。途中茂来林道に戻る横屋沢林道が分岐しています。東山林道は全体で9.5kmですが、何年か前に崩落があって、道を途中から新たに作り直し、下の方で古い道と合流させています。また、この道の峠に近いところに2つ外側を回って戻る形の支線があり、そのうちの一つの分岐に「←四方原山」となった表示が出ているのを前から知っていました。それを頼りに進みます。
峠の近くに分岐がありましたが、何も表示がなかったので先に進むと、例の表示が立っていました。ここに入って本線の外側を回る形で元に戻るコースになりますが、途中に登山道があるのでしょう。道は東山林道本線もそうなんですが、法面が整備されておらずに落石が多いので、ゴロタ石が多い道です。勾配もあって、荒れ気味の林道ですが、外を巻く支線はこれに加えて雑草も多く、一層走りづらい道です。
峠の近くに分岐がありましたが、何も表示がなかったので先に進むと、例の表示が立っていました。ここに入って本線の外側を回る形で元に戻るコースになりますが、途中に登山道があるのでしょう。道は東山林道本線もそうなんですが、法面が整備されておらずに落石が多いので、ゴロタ石が多い道です。勾配もあって、荒れ気味の林道ですが、外を巻く支線はこれに加えて雑草も多く、一層走りづらい道です。
「←四方原山」の表示は入口にこそありましたが、支線の山側を凝視して進んだものの、登山道入り口などありませんでした。「山と高原地図」の西上州編には茂来山は載っていないのですが、四方原山はギリギリ出ていて、それによると歩道の線は消され、「四方原山への登山道は崩落激しい」とだけ書かれていまして、もう廃道になっているのでしょうね。残念ですが時間も遅いので、このまま山を下りることにしました。
「←四方原山」の表示は入口にこそありましたが、支線の山側を凝視して進んだものの、登山道入り口などありませんでした。「山と高原地図」の西上州編には茂来山は載っていないのですが、四方原山はギリギリ出ていて、それによると歩道の線は消され、「四方原山への登山道は崩落激しい」とだけ書かれていまして、もう廃道になっているのでしょうね。残念ですが時間も遅いので、このまま山を下りることにしました。
東山林道の白岩側の入口。この先舗装区間になり、ほどなく集落に出ます。時間的にはまだ5時半ですから、すぐにテントを張っても時間を持て余すので、一旦小海の国道141号線側に下ってコンビニで夕食を買って佐久市内のGSで給油した後に、当初野営する場所と考えていた田口峠の雨川湖の湖畔に向かいます。
東山林道の白岩側の入口。この先舗装区間になり、ほどなく集落に出ます。時間的にはまだ5時半ですから、すぐにテントを張っても時間を持て余すので、一旦小海の国道141号線側に下ってコンビニで夕食を買って佐久市内のGSで給油した後に、当初野営する場所と考えていた田口峠の雨川湖の湖畔に向かいます。
雨川湖への道は羽虫がまるで粉雪のように乱れ舞いしていて、とてもじゃないけれどそんなところではテントは張れませんし、そもそもスマホの通信圏外で、暗闇の中で何もすることなくじっとしているのもつまらないので、ここはやめました。そのまま田口峠の方に進んでUターンし、明日車を置く御座山の南側の栗生ルート入口を確認しに栗生峠を越えて南相木に行っておきました。他にも時間つぶしに適当なテント設営場所を求めて走っていましたが、こちらに来るといつも使っている北相木から小海に入ったところにある川沿いの駐車スペースに今回も止めて、バイクを下ろして荷台にテントを張ることにしました。到着した時間は何だかんだ言ってもう11時半で、準備して夕食を食べたら12時半になっていました。ゆっくり起きてもここからはすぐに登山道に至りますから、ぐっすり寝ることにします。
雨川湖への道は羽虫がまるで粉雪のように乱れ舞いしていて、とてもじゃないけれどそんなところではテントは張れませんし、そもそもスマホの通信圏外で、暗闇の中で何もすることなくじっとしているのもつまらないので、ここはやめました。そのまま田口峠の方に進んでUターンし、明日車を置く御座山の南側の栗生ルート入口を確認しに栗生峠を越えて南相木に行っておきました。他にも時間つぶしに適当なテント設営場所を求めて走っていましたが、こちらに来るといつも使っている北相木から小海に入ったところにある川沿いの駐車スペースに今回も止めて、バイクを下ろして荷台にテントを張ることにしました。到着した時間は何だかんだ言ってもう11時半で、準備して夕食を食べたら12時半になっていました。ゆっくり起きてもここからはすぐに登山道に至りますから、ぐっすり寝ることにします。
19日はゆっくり起きるつもりでしたが、県道沿いで車がそれなりに通る上、小鳥達の鳴き声が大合唱のようにたっぷり聞こえて、結局5時ちょっとには目が覚めてしまいました(笑。朝食はいつもなら食べませんが、テント泊の際は不思議と腹も減るので、しっかりカップヌードルBigを食べておきました。ゆっくりと移動準備を済ませて7時に出発しました。
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19日はゆっくり起きるつもりでしたが、県道沿いで車がそれなりに通る上、小鳥達の鳴き声が大合唱のようにたっぷり聞こえて、結局5時ちょっとには目が覚めてしまいました(笑。朝食はいつもなら食べませんが、テント泊の際は不思議と腹も減るので、しっかりカップヌードルBigを食べておきました。ゆっくりと移動準備を済ませて7時に出発しました。
7時40分に栗生ルート入口の駐車場に到着。こんな早い時間でも、既に3台止まっていて、準備中にそのうちのお一人が登山ルートに入っていきました。その後もう1台車がやってきて、3人の方が下りて準備を始めましたが、車2台でやってきて、1台は長者の森入口の駐車場に置いてきて、ここからそちらに抜けてから向こうの車で再びこちらに車を取りに来て帰るそうです。複数人数でなら可能な作戦ですが、こちらも同じことを一人でやっていることになります。山のどこかで会うことになりそうですねと言って別れました。
7時40分に栗生ルート入口の駐車場に到着。こんな早い時間でも、既に3台止まっていて、準備中にそのうちのお一人が登山ルートに入っていきました。その後もう1台車がやってきて、3人の方が下りて準備を始めましたが、車2台でやってきて、1台は長者の森入口の駐車場に置いてきて、ここからそちらに抜けてから向こうの車で再びこちらに車を取りに来て帰るそうです。複数人数でなら可能な作戦ですが、こちらも同じことを一人でやっていることになります。山のどこかで会うことになりそうですねと言って別れました。
バイクに乗り込んで栗山峠を越えて北相木方面に戻ります。これから登る御座山の尖った山頂がはっきり見えますね。この道は昔北相木林道と呼んでいた砂利道でしたが、09年頃に久しぶりに通ったら完全舗装されていました。しかし、北相木と南相木を結ぶ道は他に3つあって、それらの中で一番奥にあって、距離も長くなるせいか、地元の人達もあまり使わないようで、これまでここで車とすれ違ったことは一度もないです。せっかく舗装したのに、舗装の亀裂・断面からは雑草が並んで顔を出しているような道です。
バイクに乗り込んで栗山峠を越えて北相木方面に戻ります。これから登る御座山の尖った山頂がはっきり見えますね。この道は昔北相木林道と呼んでいた砂利道でしたが、09年頃に久しぶりに通ったら完全舗装されていました。しかし、北相木と南相木を結ぶ道は他に3つあって、それらの中で一番奥にあって、距離も長くなるせいか、地元の人達もあまり使わないようで、これまでここで車とすれ違ったことは一度もないです。せっかく舗装したのに、舗装の亀裂・断面からは雑草が並んで顔を出しているような道です。
栗生峠は村道栗生小池線と言う道で、この北相木側は丁字路に当たり、左に進めば山口集落になり、県道に出るところに御座山登山道山口コースの大きな表示板が立っています。この時は当然登山道に向かうので、その丁字路を反対に右折してそのまま山木林道に入ります。山木林道はそこからすぐの地点から未舗装だったんですが、現在は1.5kmほど舗装化が進んでいました。分岐が多い道ですが、「←御座山」の表示に従って進みます。ちなみに、この画像のY字分岐ですが、右は一直線に山側に登り、伐採林の中で行き止まりになります。
栗生峠は村道栗生小池線と言う道で、この北相木側は丁字路に当たり、左に進めば山口集落になり、県道に出るところに御座山登山道山口コースの大きな表示板が立っています。この時は当然登山道に向かうので、その丁字路を反対に右折してそのまま山木林道に入ります。山木林道はそこからすぐの地点から未舗装だったんですが、現在は1.5kmほど舗装化が進んでいました。分岐が多い道ですが、「←御座山」の表示に従って進みます。ちなみに、この画像のY字分岐ですが、右は一直線に山側に登り、伐採林の中で行き止まりになります。
ダート区間が始まり、もう一つY字分岐が出てきますが、それも「御座山→」に従って右の山側に進みますと、画像の登山道入口の分岐が現われます。表示板は色が抜けて読めなくなっていますが、かすかに「御座山→」となっています。直進は山木林道のままで、先の方にも別の御座山登山口があって下新井から上って来られることになっていますが、現在は廃道のようです。とにかくここを右折して登山道を目指します。
ダート区間が始まり、もう一つY字分岐が出てきますが、それも「御座山→」に従って右の山側に進みますと、画像の登山道入口の分岐が現われます。表示板は色が抜けて読めなくなっていますが、かすかに「御座山→」となっています。直進は山木林道のままで、先の方にも別の御座山登山口があって下新井から上って来られることになっていますが、現在は廃道のようです。とにかくここを右折して登山道を目指します。
この道は山木林道の支線ですので、一応車で入ってくる人もいるのか、ちゃんと轍がありましたが、勾配がキツくてウチの二駆でLSDすら付いていない軽トラではスタックして登れないだろうなと思いました。しかし、行けるところまで行って、車がUターンできそうなところ等を確認しつつ進みますが、すぐに切り落とされた枝がたっぷりあるところや、傾いた木の太い枝をくぐるようなところもあって、やはり車では到底来られそうもありません。もう、後のことは無視して、最後まで行ってからバイクを止めることにしました。バイクで進めるのは分岐から2km弱程度の地点で、この先は歩道かどうかさえも分からないレベルの斜面になってました。とりあえず、後で車を分岐に置いて、徒歩でこの支線を登ってきてバイクを回収しようと考えて、ここからスタートしました。
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この道は山木林道の支線ですので、一応車で入ってくる人もいるのか、ちゃんと轍がありましたが、勾配がキツくてウチの二駆でLSDすら付いていない軽トラではスタックして登れないだろうなと思いました。しかし、行けるところまで行って、車がUターンできそうなところ等を確認しつつ進みますが、すぐに切り落とされた枝がたっぷりあるところや、傾いた木の太い枝をくぐるようなところもあって、やはり車では到底来られそうもありません。もう、後のことは無視して、最後まで行ってからバイクを止めることにしました。バイクで進めるのは分岐から2km弱程度の地点で、この先は歩道かどうかさえも分からないレベルの斜面になってました。とりあえず、後で車を分岐に置いて、徒歩でこの支線を登ってきてバイクを回収しようと考えて、ここからスタートしました。
いきなり道なのか何なのかはっきりしないところを進みます。何となく足跡らしきものも見えるので、それを頼りに進みますが、県道の入口にあんなに立派な看板を出しておいて、こんな按配ですから、何も知らない人は道を誤ったと思うんじゃないでしょうかね。
いきなり道なのか何なのかはっきりしないところを進みます。何となく足跡らしきものも見えるので、それを頼りに進みますが、県道の入口にあんなに立派な看板を出しておいて、こんな按配ですから、何も知らない人は道を誤ったと思うんじゃないでしょうかね。
少しすると「御座山→」の見慣れた案内板が。道らしくないですが、これが正しい道なんです(^∇^)v ちなみに、この日はもう1台別に持って行ったペンタックスMV-1+SMCペンタックスM40mm F2.8を付けて歩いていました。このカメラは76年のME/MXから始まるペンタックスの小型化されたMシリーズの一つで、絞り優先式TTL-AE専用機のMEから機能をさらに削った廉価版で、79年発売のモデルです。ファインダー内には露出が不適正の黄色か、適正の緑のランプしか情報はなく、事実上シャッターを押すだけみたいなモデルです。レンズは薄い「パンケーキレンズ」と呼ばれたもので、浅いフードを付けると、フード付きでも標準レンズより小さいです。この組み合わせは大変軽くて、山歩きには持って来いの組み合わせになりますね。
少しすると「御座山→」の見慣れた案内板が。道らしくないですが、これが正しい道なんです(^∇^)v ちなみに、この日はもう1台別に持って行ったペンタックスMV-1+SMCペンタックスM40mm F2.8を付けて歩いていました。このカメラは76年のME/MXから始まるペンタックスの小型化されたMシリーズの一つで、絞り優先式TTL-AE専用機のMEから機能をさらに削った廉価版で、79年発売のモデルです。ファインダー内には露出が不適正の黄色か、適正の緑のランプしか情報はなく、事実上シャッターを押すだけみたいなモデルです。レンズは薄い「パンケーキレンズ」と呼ばれたもので、浅いフードを付けると、フード付きでも標準レンズより小さいです。この組み合わせは大変軽くて、山歩きには持って来いの組み合わせになりますね。
山木林道をくまなく走って、全ての支線も詳しく調査したことがありましたが( http://www.topgabacho.jp/YMP/Solotouring/solotouring110508/solotouring9.htm )、前からこの道はシダが多い印象でした。路面からすぐのところに葉を広げるので、踏み跡を覆ってしまい、道が分からなくなってしまいます。何とか探して進むと、画像のように先で崩れたようなところで道が消えていました。少し戻って上の方を見ると、かすかにピンクのリボンらしきものが見えましたので、道はないのですが、何とか踏み場を選んで登りました。
山木林道をくまなく走って、全ての支線も詳しく調査したことがありましたが( http://www.topgabacho.jp/YMP/Solotouring/solotouring110508/solotouring9.htm )、前からこの道はシダが多い印象でした。路面からすぐのところに葉を広げるので、踏み跡を覆ってしまい、道が分からなくなってしまいます。何とか探して進むと、画像のように先で崩れたようなところで道が消えていました。少し戻って上の方を見ると、かすかにピンクのリボンらしきものが見えましたので、道はないのですが、何とか踏み場を選んで登りました。
こんな具合にリボンがあっても、だた木の枝の一つにリボンを結んだだけで、道らしきものはないですね。この道は大半がこんな具合ですから、とにかくかすかな踏み跡や色褪せて白くなったリボンを見付けて歩くことになります。
こんな具合にリボンがあっても、だた木の枝の一つにリボンを結んだだけで、道らしきものはないですね。この道は大半がこんな具合ですから、とにかくかすかな踏み跡や色褪せて白くなったリボンを見付けて歩くことになります。
ここにもリボンを発見。確かに中央付近にシダの葉の間隔が少し開いたところがありますね。これが踏み跡なんでしょう。こんな些細な情報を目を凝らして探して進みます。
ここにもリボンを発見。確かに中央付近にシダの葉の間隔が少し開いたところがありますね。これが踏み跡なんでしょう。こんな些細な情報を目を凝らして探して進みます。
倒木またぎや倒木くぐりを繰り返し、キツい傾斜をゆっくりと進むと、案内板が出てきました。これまでの訳分からないところが間違っていなかった訳です。
倒木またぎや倒木くぐりを繰り返し、キツい傾斜をゆっくりと進むと、案内板が出てきました。これまでの訳分からないところが間違っていなかった訳です。
また道なのかどうか良く分からないところを進みますが、こんなところに出くわすと、「いや、これ、道じゃないし」とつぶやきたくなりますね。しかし、こんな中でも何とか歩けたのは、三浦アルプスのバリルートをいくつも歩いて練習しておいたおかげですね。確かに三浦アルプスよりも距離が長くて規模も大きいですが、かすかな踏み跡や遠くのリボンを探して進めるところを見極める練習をしておいたからこそ歩けたと思いますね。
また道なのかどうか良く分からないところを進みますが、こんなところに出くわすと、「いや、これ、道じゃないし」とつぶやきたくなりますね。しかし、こんな中でも何とか歩けたのは、三浦アルプスのバリルートをいくつも歩いて練習しておいたおかげですね。確かに三浦アルプスよりも距離が長くて規模も大きいですが、かすかな踏み跡や遠くのリボンを探して進めるところを見極める練習をしておいたからこそ歩けたと思いますね。
時折、道っぽいところもありましたが、大半はやはりはっきりしません。しかし、左側に涸れた沢のあるところを並行して登っているようで、基本的にそれから離れないようにしていれば8割くらいのところまでは登れます。
時折、道っぽいところもありましたが、大半はやはりはっきりしません。しかし、左側に涸れた沢のあるところを並行して登っているようで、基本的にそれから離れないようにしていれば8割くらいのところまでは登れます。
これもとても道に見えませんが、倒木をまたぐのがルートです。もう傾斜もずっとキツいままで、休みたいのですが、この道は小蝿なのか羽蟻なのか何なのか分かりませんが、とにかく虫が飛んできて頭の周りに集まり、ウザイことこの上ないので、遅いスピードでも歩かないといけません。ただ、道探しで停まっていることも多く、そんな時には帽子を振って虫が寄り付かないようにしていました。
これもとても道に見えませんが、倒木をまたぐのがルートです。もう傾斜もずっとキツいままで、休みたいのですが、この道は小蝿なのか羽蟻なのか何なのか分かりませんが、とにかく虫が飛んできて頭の周りに集まり、ウザイことこの上ないので、遅いスピードでも歩かないといけません。ただ、道探しで停まっていることも多く、そんな時には帽子を振って虫が寄り付かないようにしていました。
こんな岩の登りもありました。苔の具合からも分かるようにここを使う人はほとんどいないんでしょうね。
こんな岩の登りもありました。苔の具合からも分かるようにここを使う人はほとんどいないんでしょうね。
途中見かけた、面白い形のキノコ(?)の一種。真っ白で何か透明にも見えますね。蚕の繭みたいです。
途中見かけた、面白い形のキノコ(?)の一種。真っ白で何か透明にも見えますね。蚕の繭みたいです。
また、歩いているとガーガー汚らしい声で鳴く鳥がいて、かと言って他の鳥のように逃げて隠れず、飛んで枝々を移るのものの、こちらをずっと意識していました。ツバメより大きく鳩より小さい大きさの鳥で、ガーガー鳴いたりしたと思えば、ピヨピヨ鳴いたりして、しばし、道の厳しさを忘れさせてくれました。※ どうやら「カケス」と言う鳥のようです。
また、歩いているとガーガー汚らしい声で鳴く鳥がいて、かと言って他の鳥のように逃げて隠れず、飛んで枝々を移るのものの、こちらをずっと意識していました。ツバメより大きく鳩より小さい大きさの鳥で、ガーガー鳴いたりしたと思えば、ピヨピヨ鳴いたりして、しばし、道の厳しさを忘れさせてくれました。※ どうやら「カケス」と言う鳥のようです。
再び道か何か分からないところを抜けて行くと、今度は三段になった倒木またぎを強いられます。向こう側が本当に道なのかもはっきりしないのですが、左右を見回すと、他はもっと酷い状況ですから、ここがルートだと思って抜けます。
再び道か何か分からないところを抜けて行くと、今度は三段になった倒木またぎを強いられます。向こう側が本当に道なのかもはっきりしないのですが、左右を見回すと、他はもっと酷い状況ですから、ここがルートだと思って抜けます。
足跡らしきものももう見えなくなっていましたが、一応土が黒くなったところもたまに見えます。しかし、それは人の足跡ではなくて、大きさからして鹿か猪のものでしょう。そのうち、完全に道がなくなってしまいました。左右を見回してもリボンも何もなく、ただのキツイ斜面が広がっています。頼みの綱の左側の涸れ沢もとっくの前に消えていました。
足跡らしきものももう見えなくなっていましたが、一応土が黒くなったところもたまに見えます。しかし、それは人の足跡ではなくて、大きさからして鹿か猪のものでしょう。そのうち、完全に道がなくなってしまいました。左右を見回してもリボンも何もなく、ただのキツイ斜面が広がっています。頼みの綱の左側の涸れ沢もとっくの前に消えていました。
仕方なく歩けそうなところを選んでそのまま上を目指しますが、登れないほどの急斜面ではないです。振り返ってみても、やはり道らしきものは見えません。先ほどまで、帰りのことを考えて後座山からの帰路は栗生に下らず、同じ山口ルートを戻った方がバイクに直接戻れて、車を山木林道分岐まで持ってきてまたバイクを置いた地点まで2kmも徒歩で登るより良いかと思っていましたが、こんなルートを正確に下る自信は全くないので、最初の予定通りにすることにしました。
仕方なく歩けそうなところを選んでそのまま上を目指しますが、登れないほどの急斜面ではないです。振り返ってみても、やはり道らしきものは見えません。先ほどまで、帰りのことを考えて後座山からの帰路は栗生に下らず、同じ山口ルートを戻った方がバイクに直接戻れて、車を山木林道分岐まで持ってきてまたバイクを置いた地点まで2kmも徒歩で登るより良いかと思っていましたが、こんなルートを正確に下る自信は全くないので、最初の予定通りにすることにしました。
何となく道っぽい筋が見えますので、そこを通りますが、これは完全に獣道でした。それでも歩けるだけマシで、上を見ると尾根っぽいところまであと少しで出られそうでした。
何となく道っぽい筋が見えますので、そこを通りますが、これは完全に獣道でした。それでも歩けるだけマシで、上を見ると尾根っぽいところまであと少しで出られそうでした。
ようやく尾根筋の道に出られました。これが栗生ルートとの合流地点ですが、ご覧のようにとても分岐点とは言えないところに出てきました。何はともあれ、何とか上まで抜けられてホッとしました。
ようやく尾根筋の道に出られました。これが栗生ルートとの合流地点ですが、ご覧のようにとても分岐点とは言えないところに出てきました。何はともあれ、何とか上まで抜けられてホッとしました。
尾根道はすぐに岩場の道になりました。ここで朝に栗生入口で先に入って行った方とすれ違い、ここから山頂までは15分くらいだと教えてもらいました。もう少しだと思うと、俄然やる気が出てきました。
尾根道はすぐに岩場の道になりました。ここで朝に栗生入口で先に入って行った方とすれ違い、ここから山頂までは15分くらいだと教えてもらいました。もう少しだと思うと、俄然やる気が出てきました。
この辺でまたもやあまり人を怖がらずに近くの枝々を渡ってこちらを見ている小鳥がいました。カメラを向けても逃げないので撮れましたが、丹沢や三浦アルプスでは離れたところから超望遠レンズでじっと狙わないとなかなか難しいものの、ここではコンデジ手持ちで近くから写せました。何と言う鳥なんでしょうね。
この辺でまたもやあまり人を怖がらずに近くの枝々を渡ってこちらを見ている小鳥がいました。カメラを向けても逃げないので撮れましたが、丹沢や三浦アルプスでは離れたところから超望遠レンズでじっと狙わないとなかなか難しいものの、ここではコンデジ手持ちで近くから写せました。何と言う鳥なんでしょうね。
大きな岩を巻くように登る道ですが、岩が多いと言うことは、もう山頂も近いのでしょうね。勾配は一層厳しくなってきましたが、山口ルートの最終区間の方がキツかったです。
大きな岩を巻くように登る道ですが、岩が多いと言うことは、もう山頂も近いのでしょうね。勾配は一層厳しくなってきましたが、山口ルートの最終区間の方がキツかったです。
尖った岩を見付けて山頂かと思いきや、その先もしばらくあって、少ししてやっと山頂の避難小屋に到着しました。まだ建てられて時間が経っていないのか、結構きれいでした。ここが分岐点になっていて、右が長者の森方面のルート、左が山頂になります。
尖った岩を見付けて山頂かと思いきや、その先もしばらくあって、少ししてやっと山頂の避難小屋に到着しました。まだ建てられて時間が経っていないのか、結構きれいでした。ここが分岐点になっていて、右が長者の森方面のルート、左が山頂になります。
小屋の先の岩を登ると、山頂っぽい突起が目に入ります。しかし、山頂のポールらしきものがないので、あそこではないのでしょう。この岩を慎重に登って向こう側に出なければいけません。
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小屋の先の岩を登ると、山頂っぽい突起が目に入ります。しかし、山頂のポールらしきものがないので、あそこではないのでしょう。この岩を慎重に登って向こう側に出なければいけません。
岩の上に登ると向こう側にも岩の突起があり、そこに山頂のポールが立っているのが見えました。狭い岩の筋を気を付けて進みます。
岩の上に登ると向こう側にも岩の突起があり、そこに山頂のポールが立っているのが見えました。狭い岩の筋を気を付けて進みます。
やっと山頂に到着! 時間は11時丁度で、ここでやはり朝後からやってきた3人連れのハイカーさんらと出会いました。挨拶を交わしてしばし会話して別れました。雲が出てきましたが、まだこの時間は青空が見えていて本当に爽快ですね。茂来山と同じく周囲に遠景を遮る高い山がないので、360度のパノラマ風景を楽しむことができます。秋にまた登りに来たいと思いました。
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やっと山頂に到着! 時間は11時丁度で、ここでやはり朝後からやってきた3人連れのハイカーさんらと出会いました。挨拶を交わしてしばし会話して別れました。雲が出てきましたが、まだこの時間は青空が見えていて本当に爽快ですね。茂来山と同じく周囲に遠景を遮る高い山がないので、360度のパノラマ風景を楽しむことができます。秋にまた登りに来たいと思いました。
この山にも山頂の石祠が置いてあって、やはり賽銭が投じられていましたが、茂来のように500円玉などありませんでした(笑。
この山にも山頂の石祠が置いてあって、やはり賽銭が投じられていましたが、茂来のように500円玉などありませんでした(笑。
山頂で写真を撮りまくっていると、いつの間にか風が強くなってきました。登りでは体温が上昇して汗だくになりますが、林の中で時折そよ風が吹くとそれがひんやり感じて心地良かったです。しかし、山頂では動かないので、汗で湿った半そでシャツが冷されて寒くなってきました。そんな中、他に3組のハイカーさんらが入れ替わりでやってきましたが、さすがは日本二百名山。長野百名山の茂来山よりハイカーの数は間違いなく多いですね。
山頂で写真を撮りまくっていると、いつの間にか風が強くなってきました。登りでは体温が上昇して汗だくになりますが、林の中で時折そよ風が吹くとそれがひんやり感じて心地良かったです。しかし、山頂では動かないので、汗で湿った半そでシャツが冷されて寒くなってきました。そんな中、他に3組のハイカーさんらが入れ替わりでやってきましたが、さすがは日本二百名山。長野百名山の茂来山よりハイカーの数は間違いなく多いですね。
風が強まった山頂では火は焚けないので、避難小屋に入って山頂ラーメンを食べることにしました。避難小屋は雨戸を開けて採光しないと真っ暗でした。明るくした上で調理しますと、前日昼と夜、この日の朝にコンロを使ったので、まだ大丈夫だと思っていたガスが怪しくなってきて、ぐつぐつ沸騰する前に炎の勢いが弱まってきました。お湯になっていましたから、ここで粉末スープも具材もラーメンもいっぺんに入れて蓋で閉じて、火が消えるまでそのままにしておいたら、少しして完全に命脈尽きました。熱くはなっているので、そのまま3分間待って蓋を開けると、上手いことしっかり麺も柔らかく出来上がっていました(^∇^)v ギリギリのところでセーフでしたが、次回テント泊の際は、夜と朝食用に使うための普通サイズのガス缶を別に持って行くことにしましょう。
風が強まった山頂では火は焚けないので、避難小屋に入って山頂ラーメンを食べることにしました。避難小屋は雨戸を開けて採光しないと真っ暗でした。明るくした上で調理しますと、前日昼と夜、この日の朝にコンロを使ったので、まだ大丈夫だと思っていたガスが怪しくなってきて、ぐつぐつ沸騰する前に炎の勢いが弱まってきました。お湯になっていましたから、ここで粉末スープも具材もラーメンもいっぺんに入れて蓋で閉じて、火が消えるまでそのままにしておいたら、少しして完全に命脈尽きました。熱くはなっているので、そのまま3分間待って蓋を開けると、上手いことしっかり麺も柔らかく出来上がっていました(^∇^)v ギリギリのところでセーフでしたが、次回テント泊の際は、夜と朝食用に使うための普通サイズのガス缶を別に持って行くことにしましょう。
昼食を取って小屋を後にしたのは11時55分頃。もう完全に空は曇り、風はますます強まってきました。早いところ栗生に下り、車で山口ルートまで行くことにします。しかし、方向を間違えて少しだけ長者の森方面に下りかけたところで気付き、もう一度小屋まで戻って、朝登ってきたところの尾根を下りますと、往路で山口ルートから登って合流したところから100m程度先に進んだ、ちょっと低くなったところに分岐の表示板が地面にありました。ここは「金山沢のコル」と言う鞍部ですが、問題は分岐の先に道が見えないこと。実際に下から登ってきて道が消失していたのですから、上から見て道が確認できないのも当然ですね。もう利用する人がほとんどいないので、このまま四方原山の東山林道側ルートと同じく廃道になってしまうのかも知れませんね。
昼食を取って小屋を後にしたのは11時55分頃。もう完全に空は曇り、風はますます強まってきました。早いところ栗生に下り、車で山口ルートまで行くことにします。しかし、方向を間違えて少しだけ長者の森方面に下りかけたところで気付き、もう一度小屋まで戻って、朝登ってきたところの尾根を下りますと、往路で山口ルートから登って合流したところから100m程度先に進んだ、ちょっと低くなったところに分岐の表示板が地面にありました。ここは「金山沢のコル」と言う鞍部ですが、問題は分岐の先に道が見えないこと。実際に下から登ってきて道が消失していたのですから、上から見て道が確認できないのも当然ですね。もう利用する人がほとんどいないので、このまま四方原山の東山林道側ルートと同じく廃道になってしまうのかも知れませんね。
鞍部の先は意外なことに鎖場の登りがありました。これを登って一旦名無しの小ピークに出ることになります。傾斜は山口ルートの最終区間と同じくらいですが、あちらは鎖など気の利いたものは皆無でしたから、こちらが大変楽に思えました。
鞍部の先は意外なことに鎖場の登りがありました。これを登って一旦名無しの小ピークに出ることになります。傾斜は山口ルートの最終区間と同じくらいですが、あちらは鎖など気の利いたものは皆無でしたから、こちらが大変楽に思えました。
岩場の小ピーク。三角点も何もないただの岩の上でした。
岩場の小ピーク。三角点も何もないただの岩の上でした。
小ピークを下るとまたすぐに険しい岩をよじ登ります。ただこれはピークなのではなくて、尾根に出っ張った岩と言う感じですが、迂回はできないためにこの岩の上の方の脇を抜けることになります。
小ピークを下るとまたすぐに険しい岩をよじ登ります。ただこれはピークなのではなくて、尾根に出っ張った岩と言う感じですが、迂回はできないためにこの岩の上の方の脇を抜けることになります。
まだまだ少し岩場の登りが続きます。ただ登り一辺倒だった山口ルートと違って、こちらは変化に富んでいますね。
まだまだ少し岩場の登りが続きます。ただ登り一辺倒だった山口ルートと違って、こちらは変化に富んでいますね。
2つ目の小ピークに出ると、こちらには山頂の祠がありました。御岳神社と書いてありましたが、ここが何という名のピークなのかはどこにも書かれていませんでした。
2つ目の小ピークに出ると、こちらには山頂の祠がありました。御岳神社と書いてありましたが、ここが何という名のピークなのかはどこにも書かれていませんでした。
栗生ルートはここから急降下の鎖場が長く続きます。合計すると10階建てビル(30m)くらいは確実にあるでしょうが、足掛かりは悪くないので、そう厳しい感じではないです。
栗生ルートはここから急降下の鎖場が長く続きます。合計すると10階建てビル(30m)くらいは確実にあるでしょうが、足掛かりは悪くないので、そう厳しい感じではないです。
でも、やはり崖なのはこの画像で見て取れると思います。ただ、直角と言う訳ではなく、ほど良く段差や木の根、岩の突起があって登りなら鎖がなくても何とかなりそうですね。下りはやはり鎖がないと無理ですね。
でも、やはり崖なのはこの画像で見て取れると思います。ただ、直角と言う訳ではなく、ほど良く段差や木の根、岩の突起があって登りなら鎖がなくても何とかなりそうですね。下りはやはり鎖がないと無理ですね。
急降下した先もまだまだ斜面の勾配は厳しいままですが、道は細かくZ字形につづら折れで下るようになっていて、随分楽になります。画像は道の途中にあった朽ちた木。倒れ切らないのに、中がごっそり抜けてトンネルみたいになっていました。
急降下した先もまだまだ斜面の勾配は厳しいままですが、道は細かくZ字形につづら折れで下るようになっていて、随分楽になります。画像は道の途中にあった朽ちた木。倒れ切らないのに、中がごっそり抜けてトンネルみたいになっていました。
こちらも倒れそうで倒れていない木で、面白いことに根は手前にあるのに、奥の方でも幹が土地から出てきているんですよね。まさかそっちにも根があるとか?? やはり倒れた際に太い枝が土に刺さって支えになっちゃったのかな?
こちらも倒れそうで倒れていない木で、面白いことに根は手前にあるのに、奥の方でも幹が土地から出てきているんですよね。まさかそっちにも根があるとか?? やはり倒れた際に太い枝が土に刺さって支えになっちゃったのかな?
この区間の下りはこんな形のつづら折れの連続です。これが結構長くて、思いの他足首から先の間接が痛くなって疲れました。この辺で下から登ってきた方と出会い、この先どれくらいかと聞かれまして、もう1時間は歩いていたので大雑把に半分くらいと答えると、「滝より先まで来たのにまだ半分あるの?」とガックリされていました。距離的には残り1/3でしょうが、ここからの登りがハードですから時間的には半分くらいで合っていると思います。しかし、気分的には1/3と言ってあげた方が良かったかな。しかも下ってくる途中から雨が降ってきて、状況は悪化しちゃいましたからね。
この区間の下りはこんな形のつづら折れの連続です。これが結構長くて、思いの他足首から先の間接が痛くなって疲れました。この辺で下から登ってきた方と出会い、この先どれくらいかと聞かれまして、もう1時間は歩いていたので大雑把に半分くらいと答えると、「滝より先まで来たのにまだ半分あるの?」とガックリされていました。距離的には残り1/3でしょうが、ここからの登りがハードですから時間的には半分くらいで合っていると思います。しかし、気分的には1/3と言ってあげた方が良かったかな。しかも下ってくる途中から雨が降ってきて、状況は悪化しちゃいましたからね。
しばらくして、岩場の脇を抜けて下ると不動の滝に至ります。水量は何しろかなり高いところですから、湧き水が岩場から流れ落ちているようなレベルですが、これが栗生川に流れ込む唐沢の源流部になるんでしょうね。
しばらくして、岩場の脇を抜けて下ると不動の滝に至ります。水量は何しろかなり高いところですから、湧き水が岩場から流れ落ちているようなレベルですが、これが栗生川に流れ込む唐沢の源流部になるんでしょうね。
下の方では平坦な区間もあって、これまでがウソみたいに歩きやすいルートになっていました。こんな道を楽だなと思って進むと、滝から先の勾配の急な区間でさぞキツい思いをするでしょうが、さらに先の鎖場でダメ押し状態になりそうです。
下の方では平坦な区間もあって、これまでがウソみたいに歩きやすいルートになっていました。こんな道を楽だなと思って進むと、滝から先の勾配の急な区間でさぞキツい思いをするでしょうが、さらに先の鎖場でダメ押し状態になりそうです。
山頂まで2000mと書かれた案内表示板。緩い登りの2kmと厳しい登りの2kmは疲れ方がまるっきり異なりますが、例えば「山頂まで90分」と書かれるよりは正確な情報ですよね。
山頂まで2000mと書かれた案内表示板。緩い登りの2kmと厳しい登りの2kmは疲れ方がまるっきり異なりますが、例えば「山頂まで90分」と書かれるよりは正確な情報ですよね。
下りだけと思いきや、まさかここで登りになるとは思いもよりませんでしたが、この先の突起を越えて、反対側の谷間の道に移る感じでした。谷間と言ってもすぐに尾根みたいな感じになって、木々の合間を下る道になっていました。この登り区間はせいぜい50mほどの距離ですから、大して疲れはしませんでした。
下りだけと思いきや、まさかここで登りになるとは思いもよりませんでしたが、この先の突起を越えて、反対側の谷間の道に移る感じでした。谷間と言ってもすぐに尾根みたいな感じになって、木々の合間を下る道になっていました。この登り区間はせいぜい50mほどの距離ですから、大して疲れはしませんでした。
穏やかな下りが続きましたが、突然大きな岩が重なる荒れたようなところになったと思いきや、先の方に小さく青い軽トラの姿が見えました。ようやく登山道入口に戻って来られました。
穏やかな下りが続きましたが、突然大きな岩が重なる荒れたようなところになったと思いきや、先の方に小さく青い軽トラの姿が見えました。ようやく登山道入口に戻って来られました。
到着は1時50分。下りで2時間丁度ですから、登りでは間違いなく3時間以上のコースですね。道は迷うことはまずないしっかりしたルートですが、前半のあまりキツくない傾斜のルートが、滝から先で急に厳しい傾斜になり、鎖場や岩場も含めて、急に後半で時間を食うことになりそうです。しかし、このルートが最も時間的に短いコースなんだそうです。とりあえず、山口ルートの方が迷いますが、時間的には2時間半の行程で短く済みました。しかし、これはバイクでしばらく登ったために途中からのスタートとも言えます。山木林道分岐からバイク地点まで歩いてかかる時間を足すと、やはり間違いなく3時間オーバーのコースですね。
到着は1時50分。下りで2時間丁度ですから、登りでは間違いなく3時間以上のコースですね。道は迷うことはまずないしっかりしたルートですが、前半のあまりキツくない傾斜のルートが、滝から先で急に厳しい傾斜になり、鎖場や岩場も含めて、急に後半で時間を食うことになりそうです。しかし、このルートが最も時間的に短いコースなんだそうです。とりあえず、山口ルートの方が迷いますが、時間的には2時間半の行程で短く済みました。しかし、これはバイクでしばらく登ったために途中からのスタートとも言えます。山木林道分岐からバイク地点まで歩いてかかる時間を足すと、やはり間違いなく3時間オーバーのコースですね。
栗生から朝と同じルートで山木林道に入り、登山道分岐入口に車を止めました。荷台を山側に向けてバックして止めておけば、バイクで戻ってきた際に坂を下るために荷台にバイクを載せやすいです。
栗生から朝と同じルートで山木林道に入り、登山道分岐入口に車を止めました。荷台を山側に向けてバックして止めておけば、バイクで戻ってきた際に坂を下るために荷台にバイクを載せやすいです。
この道は前にも書きましたが、あくまで山木林道の支線ですから、車の轍がはっきりできています。林業関係の人が使うのでしょうが、ほとんど使われない道とは異なり、真ん中に雑草が勢い良く伸びたところはあっても、轍に草は生えていませんね。しかし、切り落とされた枝がたくさん落ちていて、傾斜もきついので四駆車以外はまず登れないです。
この道は前にも書きましたが、あくまで山木林道の支線ですから、車の轍がはっきりできています。林業関係の人が使うのでしょうが、ほとんど使われない道とは異なり、真ん中に雑草が勢い良く伸びたところはあっても、轍に草は生えていませんね。しかし、切り落とされた枝がたくさん落ちていて、傾斜もきついので四駆車以外はまず登れないです。
途中、轍の間に出ていたキノコ。ラッパ状に先が広がって中央がくぼんでいました。バイクで戻る際に踏み付けないように気を付けないといけませんね。
途中、轍の間に出ていたキノコ。ラッパ状に先が広がって中央がくぼんでいました。バイクで戻る際に踏み付けないように気を付けないといけませんね。
2km弱の登り坂を歩いてようやくバイクを置いた最終地点にたどり着きました。30分ほどでしたが、結構急いで歩いていました。しばらく前から雨は降っていましたが、下山時は木々に覆われた中で雨が遮られ、ここでは止んでくれたので、結局最後までほとんど濡れずに済みました。バイクにくくり付けてあったヘルメットもあまり湿っておらず、助かりました。
2km弱の登り坂を歩いてようやくバイクを置いた最終地点にたどり着きました。30分ほどでしたが、結構急いで歩いていました。しばらく前から雨は降っていましたが、下山時は木々に覆われた中で雨が遮られ、ここでは止んでくれたので、結局最後までほとんど濡れずに済みました。バイクにくくり付けてあったヘルメットもあまり湿っておらず、助かりました。
バイクに乗って林道分岐まですぐに戻り、車に積み込んだのが3時25分頃。いつもなら走り足りない時間なので、帰り道を遠回りしてドライブするところでしたが、この日は素直に小海から国道141号を南下して、須玉から中央道に乗りました。しかし、渋滞情報で大月-小仏トンネル間で渋滞30kmとあり、大月の手前で相模湖まで100分となっていて、そんなのまっぴら御免なので、大月で下りて都留方面に進み、秋山街道+道志道を使い、清川村経由で帰りました。大月から厚木までは1時間半しか掛からなかったので、下道は山間部のワインディングルートなのに全然早かったです(^∇^)v
バイクに乗って林道分岐まですぐに戻り、車に積み込んだのが3時25分頃。いつもなら走り足りない時間なので、帰り道を遠回りしてドライブするところでしたが、この日は素直に小海から国道141号を南下して、須玉から中央道に乗りました。しかし、渋滞情報で大月-小仏トンネル間で渋滞30kmとあり、大月の手前で相模湖まで100分となっていて、そんなのまっぴら御免なので、大月で下りて都留方面に進み、秋山街道+道志道を使い、清川村経由で帰りました。大月から厚木までは1時間半しか掛からなかったので、下道は山間部のワインディングルートなのに全然早かったです(^∇^)v

装備

個人装備
チェスト・ハーネス GPSロガー

感想

茂来山・御座山周辺の林道は、98年に初めてバイクで走って以来、毎年GWや体育の日の頃に来ていまして、長年ロングダートを走り回ってきた中でも最も好きなエリアでした。特に茂来山は、国道299号の川久保川から見ると、まるで丹沢大山みたいにドーンと構えていて、すぐ東西に連山がないことから、大変容姿の優れた山で、印象に残っていました。丁度北相木村を挟んで南に向き合う御座山も、その尖った山頂が大変麗しい山容で、両方とも登山を始めた去年から登ってみたいと思っていました。
茂来山の親沢ルートはマイナーなコースですが、松茸シーズンを外せば最も短い距離で登ることができます。しかし、最後まで一気に登る感じの勾配のキツいルートなので、距離に相反して結構疲れます。しかし、山頂の景色は360度の大パノラマで、絶景がそんな疲れも吹き飛ばしてくれます。
霧久保沢ルートは最も利用者が多く、距離は長目ですが、勾配は一般的な登山道レベルでした。入口の広場が駐車スペースになっていて、結構な台数の車を止めておけるようになっています。
御座山へのルートは南相木側には栗生入口が、北相木側には長者の森入口・白岩入口・山口入口の三つがあり、最もマイナーな山口からのコースを進みました。ほとんどの皆さんは栗生か長者の森ルートを利用しているようです。実際、山口ルートは山木林道に入って雑草まみれのダートをしばらく走り、林道の支線分岐からが登山道の入口を兼ねているものの、駐車スペースはこちらにはなく、利用者も皆無でした。ルートも全く整備されておらず、もう廃道状態ですし、勾配もただただ厳しい登り一辺倒で、道と言うか斜面と言うレベルのものでした。リボンも色褪せているものが多くてルートもところどころ消失しています。特に、霧久保沢ルートと合流する鞍部に到着するしばらく手前からは全く道が消え、正規のコースは金山沢のコルに出るところ、それより100mほど北側の分岐でも何でもないところに出ました。車の入れないところまでバイクで登ってからいよいよ道のないところで止めておいたので、後で車で回収しに行きたくても、軽トラでは山木林道分岐までしか行けず、そこから2km近い登りを強いられるので、帰路も同じルートで戻るのが得策かなと考えたものの、歩いていて「この急勾配な上にルートがあるのかないのかサッパリ分からない道は、下りでは絶対危険」と思い、予定通り栗生に抜けて、車で山木林道に進み、再び歩いてバイクを置いた地点に進みました。
御座山は尖った岩場の山頂からの眺めが壮大で、人気があるのもうなづけます。この日も多くのハイカーの皆さんと挨拶を交わしましたが、道は厳しくても人を惹き付ける魅力のある山であることは間違いないです。
なお、初日は一日中晴れ、二日目は午前中までが晴れで、11時半頃から風が出てきて、正午からは小雨になりましたが、ルートが森の中で、上手いこと濡れずに済みました。

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コメント

レポ拝見
楽しく拝見しました。
オフロードバイクと登山いいですね〜。
軽トラテントも面白そう・・・。
「林道浪漫」の健でした。
2016/6/29 22:39
Re: レポ拝見
あら、意外なところで(^∇^)b
今はバイクよりも釣りよりも登山&フィルムカメラがメインになってます。
林道も自分の足で歩いたりしてますが、ツーリングは年に2回くらいになっちゃいました。
でも、登山とのコラボで色々走って登ってきます!
2016/6/30 11:15
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