槍ヶ岳 新穂高から日帰り

2016年07月10日(日) [日帰り]

• GPS: 10:55
• 距離: 38.4km
• 登り: 3,191m
• 下り: 3,187m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:24
• 休憩: 1:20
• 合計: 10:44

4:36 スタート地点
4:40 4:42 新穂高登山指導センター
4:57 4:57 小鍋谷ゲート
5:17 5:17 穂高平小屋
5:50 5:50 白出小屋
7:25 7:46 槍平小屋
8:51 8:52 飛騨沢千丈乗越分岐
9:17 9:21 千丈乗越
10:09 10:14 槍ヶ岳山荘
10:27 10:47 槍ヶ岳
10:57 11:14 槍ヶ岳山荘
11:17 11:17 飛騨乗越
11:52 11:53 飛騨沢千丈乗越分岐
12:50 12:55 槍平小屋
13:31 13:31 滝谷避難小屋
14:18 14:18 白出小屋
14:38 14:38 穂高平小屋
14:55 14:55 小鍋谷ゲート
15:08 15:12 新穂高登山指導センター
15:20 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉　登山者用無料駐車場利用
7/10の早朝で8割くらいの混み具合。

コース状況／危険箇所等

特に危険な個所は有りません。

その他周辺情報

福地温泉の日帰り湯『石動の湯』　大人500円（五平餅付き）
良いお風呂ですがお勧め出来ない点が一つ。
シャワーとカランがアリマセン。
あと、４時までに入らないとなりませぬ。

写真

7/10 4:35

出発時の無料駐車場の写真その1
朝の4時半です。

7/10 4:35

無料駐車場の写真その2
駐車場は登山口に近い方から4段になっていて、3段目に停めました。
前日の夜9時くらいで1段目は満杯。
2段目は4割くらいでしたね。

7/10 4:36

駐車場から登山指導センターまでの歩道は歩きやすいが、一度下ってから登るので地味に辛い。
横を流れる蒲田川はめっちゃキレイな水が轟々と流れてます。

7/10 4:40

登山指導センターです。
昨夜書いた登山届を提出しました。
トイレがとてもキレイです。

7/10 4:56

ホテル，ロープウェー駅を過ぎて行くと、道の脇にはエゾアジサイが沢山咲いてました。

7/10 4:57

ゲートの横から入ります。

7/10 5:08

林道から穂高平へ抜けるショートカットコースはこんな感じ。
ここは崩落跡ですね。
危険個所は有りませんが、ここを登っている時点で「帰りは林道を通ろう！」と心に決めてました。

7/10 5:17

穂高平小屋に到着。　
ここの道の右側は牧場のような感じでした。（写真無いけど）

7/10 5:17

穂高平に咲いてました。
タテヤマアザミかな？

7/10 5:31

トリアマショウマ？も沢山ありました。

7/10 5:32

うっすらモルゲンロートの笠ヶ岳がキレイです。

7/10 5:45

オオヤマレンゲのつぼみです。
帰りには咲いてるかな？
（帰路では見つけられず・・・）

7/10 5:49

林道歩き中にレガシィアウトバックが抜いて行きました。
どこへ行くのか？　工事関係か？と考えて進むと、奥穂登山口に停めてありました。
穂高岳山荘の関係者？

7/10 5:50

この花は調べてもわかりませんでした。
どなたか教えて下さいませ。

7/10 5:52

白出沢に到着です。
ここが林道の終点。
沢の向こうから登山道が始まります。

7/10 6:04

変な形。　
何かつぼみでしょうか？

7/10 6:06

センジュガンビ。
登山道序盤はたくさん咲いてました。

7/10 6:11

シモツケソウも咲いてます。

7/10 6:25

進んでいる方向の山。
方角的に南岳でしょうか？

7/10 6:27

前日が雨だったので渡渉が心配でしたが、ここは枯沢でした。

7/10 6:41

ゴゼンタチバナが沢山。

7/10 6:44

滝谷出合の沢にでました。

7/10 6:45

この角材の橋を渡ります。
橋は安定してますけど高さと激流で怖いです！
突風が吹いて落ちたら死ぬ！

7/10 6:46

ヨツバヒヨドリ？
沢に咲いてました。

7/10 6:46

イワツメクサ。
朝露がキレイです。

7/10 6:47

笠ヶ岳の左側の山。
雷鳥岩とクリアの頭でしょうか？

7/10 6:48

原爆ドーム
じゃなくて滝谷ドーム。
穂高の峰々は面白い形が多いですね。

7/10 6:50

ミソガワソウでしょうか？

7/10 7:10

30分ほど歩いたら滝谷ドームの奥の山が見えた。
涸沢岳？

7/10 7:21

槍平の木道に入りました。
気持ちイイ！

7/10 7:22

清流の上も渡って行きます。

7/10 7:22

ミヤマキンポウゲを槍平で発見。

7/10 7:23

ミヤマシシウドっすね。

7/10 7:24

クルマユリはそんなに珍しくない？

7/10 7:25

槍平小屋到着。
ここで最初の休憩。
先ずは裏手のトイレに駆け込みました。 (￣◇￣;)

7/10 7:41

お世話になったトイレ。
紙は持参して下さい。且つ、使用した紙は便器に投入不可です。
100円／回

7/10 7:54

さあ急登の始まりです。
標高2100m看板。

7/10 7:59

この前の上州武尊のより花びらが細いキヌガサソウ。

7/10 8:08

ベニバナイチゴでしょうか？

7/10 8:13

カラマツソウも咲いています。

7/10 8:20

『Last water』のカワイイ看板。

7/10 8:20

で、これが水の出口。
槍平小屋裏の水道で水は補給したので往路はスルー。

7/10 8:24

振りかえると乗鞍岳が！

7/10 8:40

とても立派なシラカバの木。
有名な木なんですか？

7/10 8:40

笠ヶ岳　いくつもある雪渓と緑と白い岩肌のコントラストが最高
です。

7/10 8:41

シナノキンバイだと思います。

7/10 8:44

コバイケイソウ。
触りたい！

7/10 8:48

イワカガミもイイね！

7/10 8:48

ニリンソウかな〜？
イワカガミとの2ショット。

7/10 8:51

千丈沢乗越分岐点に到着しました。
ここで左折し、千丈乗越に向かいます。

7/10 8:53

左折するとお花の種類に変化が。
先ずアオノツガザクラ。

7/10 8:54

鏡平小屋が見えます。
絶景で有名な鏡池があるところですね。
後方は弓折岳と大ノマ岳でしょうか。

7/10 8:55

クロユリ発見！
110万石川県民＆石川県出身者憧れの県花に初対面！

7/10 8:55

こんなに咲いてる！
この区間は勾配もゆるくて、ちょっと楽園気分です。

7/10 8:58

振りかえると深い緑の山々。
手前の均整のとれた山は奥丸山でしょうか？

7/10 9:02

その奥丸山への分岐点。
斜度は徐々にキツクなってましたが、ここから更に増します。

7/10 9:06

キバナコマノツメ？

7/10 9:11

ハイマツの中につけられた登山道。
写真では良い雰囲気のハイキングコース的に写ってますが、ザレていて歩き難い。

7/10 9:15

高山植物の女王？コマクサにご対面。
3年振りです。
この辺りはたくさん咲いてます。

7/10 9:16

ミヤマダイコンソウですよね？
黄色い花多過ぎ。

7/10 9:17

ようやく尾根に到着。
千丈乗越です。
ここからの風景に感動しました！！！！

7/10 9:17

裏銀座方面のコントラストが最高！
手前の赤岳の向こうに水晶岳と鷲羽岳が。
たぶん雪渓のあるカールっぽい部分の下に鷲羽池が有るんだろうな。

7/10 9:17

赤岳から硫黄岳に繋がる硫黄尾根。

7/10 9:18

絶景をバックに1枚！
槍の方から下ってきた韓国人の団体さんに撮って頂きました。

7/10 9:18

槍ヶ岳方面。
槍が見えてるんだか、見えて無いんだか・・・

7/10 9:19

タカネスミレ。
黄色の花ばかりで

7/10 9:20

北鎌尾根。
ポッコリそびえているのは燕岳かな？
奥の方は白馬？

7/10 9:20

硫黄尾根の赤茶色が独特の雰囲気を出している！
奥に真砂岳，野口五郎岳
右奥は唐沢岳と餓鬼岳かな？

7/10 9:21

写真下側の鞍部に見える山荘は三俣山荘でしょうか？
その奥のなだらかな山容は祖父岳で、最奥は薬師岳ですね！

7/10 9:22

右側の千丈沢乗越から飛騨乗越への登山道を眺める。
よーく見ると登山者が見えます。
帰路はアレを下る予定。

7/10 9:25

西鎌尾根方面。
双六岳，三俣蓮華岳，黒部五郎岳，薬師岳，鷲羽岳等々。

7/10 9:26

北鎌の下、千丈沢にはまだ雪渓が沢山残っています。

7/10 9:27

唐沢岳と餓鬼岳と思われる山のアップ。
その間から見えてるのは戸隠と高妻かな〜

7/10 9:27

赤岳の山容がカッコ良すぎ！

7/10 9:27

水晶岳です。
右奥の白く見える山はたぶん赤牛岳。

7/10 9:30

イワヒバリが遊んでいます。
天気もイイのでライチョウさんとは出会えず。

7/10 9:33

振り返ると焼岳がクッキリ。

7/10 9:45

笠ヶ岳の向こうに白山連峰がクッキリ。

7/10 9:46

急登に辟易してます。
小休止連発。
槍ヶ岳山荘の位置が遥か上・・・

7/10 9:48

槍チックな岩。

7/10 9:55

イワベンケイ＆ハクサンイチゲ

7/10 9:55

これはなんという花でしょう？
とても小さい。

7/10 10:00

白山。

7/10 10:03

ここにもハクサンイチゲ。

7/10 10:08

ようやくようやく槍の肩に到着

7/10 10:09

ついに槍ヶ岳の下まで来たが、ここから見上げた槍は美しさより、今にも崩れ落ちそうな儚い感じ。
登って大丈夫なんだろうか・・・

7/10 10:09

槍の肩からの風景も絶景です。
正面に常念岳。

7/10 10:10

おお〜！
富士山の頭がクッキリ！

7/10 10:15

槍ヶ岳山荘にリュックをデポし、持参した自転車用ヘルメットを着用。
大喰岳の岩稜が迫力満点！

7/10 10:18

ではアタック開始。
ハシゴの無い場所も壁のよう。

7/10 10:21

高所恐怖症なので下を見ないように登りました。

7/10 10:27

最後のハシゴを登り切ると、ソコは独り占めの槍山頂！

7/10 10:27

コレ三角点？
ツルツルですけど。

7/10 10:27

360度 大パノラマを満喫！
先ず南側 穂高方面。
乗鞍岳から南アルプスや富士山も見えます！

7/10 10:27

反時計回りに回ると常念岳とその周りの山が。
八ヶ岳は雲に隠れてしまっているようです。

7/10 10:27

3年前、中房から日帰りで登った大天井岳を中心に、表銀座縦走コースが一望です。

7/10 10:27

この写真だと表銀座から白馬方面の裏銀座が繋がっているようです。

7/10 10:27

野口五郎岳の奥に立山
水晶岳の左に薬師岳
槍の頂上は流石に高い！

7/10 10:28

千丈乗越では硫黄の頭の先が見えませんでしたが、ここからは西鎌尾根が全て見渡せます。
三俣蓮華岳の奥に黒部五郎岳

7/10 10:28

笠ヶ岳と奥の白山連峰

7/10 10:31

だれもいないのでセルフタイマーで撮影っす。

7/10 10:35

山頂に居た蝶。
調べてみるとヒオドシチョウらしい。
平地から山地まで至るところで見られると有りますが、高山域に適合した種ではないようです。
まぁ、暖かいからかな〜

7/10 10:43

15分間ほど独り占めでしたが、大阪から来られた方が登頂されたので撮って頂きました。
しばし山頂でお話。
その後、父娘と思われるお二人も登頂されました。

7/10 10:47

では降ります。
直視出来ません！

7/10 10:49

頂上直下のハシゴを降りて来ました。
登る人が増えて来ました。

7/10 10:53

ヨコバイ区間も有るヨ！

7/10 10:57

ミヤマオダマキですね！

7/10 11:01

山荘前のベンチで昼食。
（槍の山頂でおにぎりを食べてますが・・・）

7/10 11:13

さあ新穂高温泉へ出発です。

7/10 11:17

飛騨乗越分岐点。

7/10 11:19

何か意味ありげな形。
宇宙人との交信に使う何かだな。

7/10 11:50

花びらが痛々しいですが元気に日の光を浴びております。

7/10 11:52

急でザレた道をコケないように下りてきました。
千丈沢乗越分岐点。

7/10 12:01

朝のシラカバとも再会しました。

7/10 12:52

分岐点から丁度1時間で槍平小屋に到着しました。
ここまでの激下りで膝が悲鳴を上げていますので、リュックを下ろして暫し休憩。

7/10 13:10

千丈乗越で出会った韓国人グループが沢で休憩してました。
挨拶して先行します。

7/10 13:24

シャクナゲ。
朝と違って葉も道の岩も濡れてません。

7/10 13:28

滝谷避難小屋が見えて来ました。

7/10 13:28

滝谷の沢を見上げるとスンゴイ滝です！

7/10 13:29

その滝からの激流に掛かる橋。

7/10 13:30

こんな感じ！！7

7/10 14:06

滝谷から白出沢までの区間は登りも多いですがほぼ水平移動です。

7/10 14:14

白出沢に到着！！

7/10 14:16

白出沢の林道終点地点に水場が有りました。
美味しいです。
ここからは林道なので、新穂高までジョギングで行きました。

7/10 14:38

穂高平小屋通過。
草刈りの真っ最中でした。

7/10 15:12

無事に新穂高登山指導センターに到着。
下山届とトイレをすませて、駐車場へ下りました。

7/17 23:01

下山後は福地温泉の日帰り湯『石動の湯』へ。
大人500円で五平餅付き。
古民家のお風呂や、福地温泉の情緒。
ほのかに梅の味がする五平餅等々、雰囲気はサイコーです！
お勧めしないけど。（周辺情報参照下さい）

撮影機器：

COOLPIX S7000 ニコン

感想

number-shot

今回、当初の計画は土曜に槍に登り、山泊して奥穂を登るというものでしたが、土曜日が全国的に荒れた天気となったため、急遽日曜日1日の槍ヶ岳日帰りに変更しました。
明け方までパラパラと降っていて、更に気温も低かったので出発時間を40分遅らせました。
その後は写真の通り、一日を通して快晴でした。
ルートに雪は無く、7月の夏休み前の槍は渋滞もなく非常にお勧めです！