白山(花々の周回!市ノ瀬から釈迦新道〜大汝峰・御前峰〜観光新道・越前禅定道)
- GPS
- 13:13
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,315m
- 下り
- 2,299m
コースタイム
- 山行
- 11:29
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 13:11
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道8号-国道157号-白峰−県道白山公園線−市ノ瀬 (ハイシーズン週末マイカー規制につき別当出合までは行けません) http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/peak.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・市ノ瀬ビジターセンターからの周回ロングコースです ・釈迦新道 幅は狭く一人が通過できる程度 ・白山釈迦岳前後は最近刈り払いをしてあり、感謝です(一部花の植物も刈られていました) ・越前禅定道も登山道は幅が狭く、指尾山にかけて急な階段があります |
写真
感想
【花々が続く周回ルート達成!】
久々のお天気の週末。鹿島槍ヶ岳を扇沢から爺ヶ岳経由で往復する計画を立てていましたが、諸事情によりキャンセル。
今シーズン達成したかったこのルート、いくつもの峰を越え、そして数々の花が次から次へとあらわれ大満足でした。
ただ、序盤のペース配分と水分補給計画のミス、市ノ瀬手前での車道歩きと反省すべき点が多かった。水分は今回、CAMELBAKのボトルにつけるハンズフリーアダプターを導入。ザックの中に収めていたので、どれだけ飲んだか、あとどれぐらいなのかもよく分からなかったのも原因の一つ。便利でしたが、良し悪しでした。
あと、初めてのコースだったのもあるでしょう・・・
この経験を活かしこれからの白山をもっと楽しみたい!
【市ノ瀬〜釈迦岳前峰】
午前0時すぎ市ノ瀬IN、真夜中でも駐車場係のガードマンが案内してくれる。お疲れさまです。土曜日組の車も多い感じ。運良くトイレ近くのエリアに案内され、速攻車中泊モード。午前4時ごろ起床、次から次に車が来るではないですか。そして4時半前にはバスの順番待ちができていました。ビジターセンターで登山届を出し、順番待ちを横目に逆方向へ・・・
一旦湯の谷林道へ出て釈迦岳登山口まで1h、ブナ林を気持ちよく進み、水のみ場へ。この時点で2h弱も経過しているので、今思えば、ここで給水しておくべきだったかな。涼しいうちに高度を上げたい思いで、序盤からハイペースに。
ササユリが出迎え、高度を上げると徐々にニッコウキスゲが増えきた。登山道はひとりが通れる程度、最近刈り払いしたようで、笹が登山道に重なり滑ることもありましたが、釈迦岳前峰には3hで到着。このハイペースも今の自分には無理な感じで反省です。
途中、60歳代の方とトレランのお兄さんに追い越され、釈迦岳前峰で休憩していると白山市の方、そしてもうひと方が到着。人は少ないと思っていましたが、続けて登られてきたのでびっくり。
前峰からは別山を始め、福井の荒島岳、そして目指す大汝峰、御前峰への縦走路がまだまだ先まで見えた・・・
【釈迦岳前峰〜七倉の辻】
釈迦岳前峰から先はとにかく、お花だらけ。観光新道よりも距離が長いだけに、ずーっとお花を楽しめた。種類も多く、自然とシャッターの数も増えた。
ただ、アップダウンが続きペースが上がらす、休憩時にご一緒だった方から引き離された。標高2,200mあたりから湯の谷川最上流部までの、急登はニッコウキスゲ祭りでとっても綺麗だったが、きつかった。
花が多いってことはその花に集まる虫も多い。虎ロープ手前では綿のような謎の細かい無数の虫が浮遊しているでは・・・「なんじゃこりゃ〜」と思いつつ息を止めて素早く通過。
そうこうしていると七倉山のとんがり頭が近づき、その麓にある七倉の辻へと到着!四塚山からの加賀禅定道、反対側には大汝峰、雪が残り静寂に包まれる。休憩しているとここもハエが多い。いつものPasco、つぶあんとホイップクリームの入った「あん&ホイップドーナツ」を食すも、水ぶんが少ない。室堂まで水場はない。
【七倉の辻〜大汝峰】
しかし、進むしかない。しばらくで御手水鉢、まさかこの水は飲めないよね。イワヒバリさんが行水していたのか、鉢の縁にとまって哀愁のある後ろ姿を撮影。
大汝峰までに確か4名をすれ違う。大きなカメラを持った方に後ろ姿を撮影してもらう。そして赤い服の方、ご夫婦の方。
ハイマツの間の狭い登山道を辛抱して進むと、クロユリが登場!やっと会えた。巻き道分岐で心が折れそうになったが、頑張って頂上を目指す。そして、大汝峰に到着! ここでは御前峰からこられた登山客で賑わっていた。大汝峰からの剣ヶ峰そして御前峰、翠ヶ池の眺望はとっても素晴らしかった。
【大汝峰〜御前峰〜室堂】
大汝峰を後にする。御前峰をパスしてお池巡りコースで直接、室堂へ行く手もあるが、ここまできたら、やるしかない!御前峰を経由することに、足は進まないが一歩一歩進めば必ずつくはず。急登を登り切り、御前峰登頂!
白山市内からの女性2人組の方に撮影をお願いして、天に向かってピースサイン。疲れている表情をするわけにいかないのだ。
あいにくガスって眺望はなかったので、10分弱で下山開始!さあ、室堂前で待望の給水&昼飯だ〜と言ってもゆっくりしていられない。なんせ、目指すは市ノ瀬。別当坂分岐で最終判断し、エスケープは別当出合へ下り、500円でバスという手もあるって考えながら、いつものカップヌードルカレー を食す。
【観光新道】
さて、気をとりなおして下山!
観光新道はニッコウキスゲやイブキトラノオ が多く、こちらも見応えがある。殿ヶ池避難小屋まで一気に下り、避難小屋のベンチで5分横になった。
再出発してしばらく、先に避難小屋を出た4人グループが何やら立ち止まって騒いでいる。何と、一人が笹の根元に足を滑らしたのか、登山道わきに落っこち這い上がろうとするも、なかなか上がれないご様子。手や手ぬぐいを差し伸べていたが、届かない・・・私が持っていた120cmのスリングをお貸ししましょうかと言うと、ザックにロープがあるいうではありませんか。だったら、はじめから使えば良いのに・・・ブッシュのある斜面だったから良かったが、一歩間違えば滑落事故。怖い怖い。
【白山禅定道〜市ノ瀬】
別当坂分岐では下るか、白山禅定道を行くか悩んだ。時刻は15時ちょい。別当へ降れば1時間&バス15分 1時間半で市ノ瀬まで行ける。
一方、禅定道は3時間弱かかる・・・ここまできたら完全制覇でしょ!男は!ってへんな理由で禅定道へ。急な階段あり、巨木あり、剃刀窟(かみそりがいわや) 剱岳の早月尾根と同じような雰囲気の尾根を軽いアップダウンを繰り返しながら、高度を下げ指尾山、六方山を過ぎようやく林道へ。
もう単調な登山道は嫌!ってことで、林道を下ることに・・・しかしこれが裏目、遠道になって、別当出合からの車道に出て、誰か乗せてくれないかなという甘い考えも見事叶わず、地道に歩きようやく戻る。やれやれ。
帰って、妻に私だったら、別当出合からバスやと言われてしまった・・・
こんばんは〜
走行距離は約27km、標高差は何と2000m近くあるじゃないですか〜
これを日帰りとは お疲れ様でした。
晴れると予想以上に水分補給のペースが早まり配分が難しいですよね。
余分に水を担げば、その分、余計に汗を掻いてしまったり
そうそう、”つるつるいっぱい ”って北陸地方の言葉ですよね
始めて聞いた時、なんて可愛い言葉なんだろうと思いました。
雰囲気のある良い表現ですよね〜
では、また。
TAKAさん、こんばんは!
距離はGPSのログだと若干長めになるような気がします
今回、ボトルをバックに入れ、ハンズフリーで飲めるアダプターを初導入だったので、そのせいもあるんですよ 良し悪しありますね。
「つるつるいっぱい」 ご存知で
今度、日本酒を注いでもらう時使ってみてください
きっと楽しく飲めますよ。
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