富士山(馬返しから)
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,485m
- 下り
- 2,483m
コースタイム
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士山駅から馬返しまでバスが運行しています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に危険な個所はありません。 行きは延々と長い上り、当然帰りはずっと下り。十分な水分を用意しましまた。 |
その他周辺情報 | 登山ポストは馬返しにありました。 馬返しから佐藤小屋までの間にトイレがありません。 6合目から山頂まで有料トイレあり、心配ありません。 お鉢は2か所に有料トイレあり。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
吉田口ルートの途中には茶屋跡や神社があり、昔の富士登山の雰囲気をたっぷり味わえます。
山麓から、馬返しから、ところどころに古い建物が残っている、いにしえの登山道を歩くのも良いと思います。
吉田口は富士吉田市の金鳥居(かなどりい)、または北口本宮富士浅間神社(標高860m)から始まりますが、馬返し(1450m)までは車で入って行けます。馬返しに2〜30台の駐車スペースがあります。
古くは馬返しが俗界と聖地の境界でした。
馬返しから、真夜中にヘッドランプの明かりを頼りに歩きだします。
馬返しからすぐに、両側にお猿さんが立っている鳥居があります。
そこからさらに500mほど登ると一合目(1520m)鈴原天照大神社。
次は二合目(1700m)御室浅間神社。
966年に建てられた富士山では最古の神社なのだそうです。
二合目から15分ほどで三合目(1840m)三軒茶屋に着きます。かつて3つの茶店があったそうです。
三合目からは約20分で四合五勺(2150m)井上小屋に到着。
小屋には「五合目御座石」と書かれています。
御座石とは小屋の左側にある大きな岩のことです。間もなく滝沢林道と合流。
右方向へ舗装された道を歩いて、再び樹林帯の中の登山道に入っていきます。
そこからすぐの五合目(2230m)佐藤小屋。馬返しから営業している山小屋はこの佐藤小屋が最初です。
佐藤小屋から富士スバルライン五合目方面へ進む道もありますが、
そのまま道なりに少し登ったところに里見平・星観荘があります。
さらに登っていくと、かつて日蓮上人が修行をした経ガ岳。
登り続けていくと、六合目の富士山安全指導センターに到着。
富士スバルラインからの河口湖口登山道と六合目で合流です。
六合目から七合目(標高2700m)の最初の山小屋である花小屋までは整備されたジグザグの坂道が続きます。
吉田大沢の落石を防護する大きな壁が続き、その脇を登っていきます。
七合目の花小屋が建っている場所から岩場になり鎖は場になります。
ただ、急な登り場所はありませんが鎖は登山道の目印程度。
体重をかけないように、まだ薄暗く、ヘッドランプの明かりを頼りに慎重に歩きました。
花小屋からは、山小屋・救護所と続き、ちょっと間があって、鳥居荘、東洋館と続きます。
太子館が見えてきたら標高3000mを越えて、八合目に到着です。
この先で日の出を迎えました。
やがて岩稜の登山道から砂礫の滑りやすい道へと変わります。
富士山ホテルの脇を通過して、本八合目(標高3350m)の地点で須走口と合流します。
次の八合五勺、御来光館が山頂までの最後の休憩ポイントです。
九合目には小さな祠があります。
そして登頂。
標高3720m。山頂には山小屋が並び、賑わってます。
久須志神社で御朱印をいただきました。
お鉢巡り
富士山の山頂部分を一周することをお鉢巡り(おはちめぐり)といいます。
歩行距離は3キロ。トイレは吉田口と富士宮口の2カ所にあります。
お鉢は基本的に緩やかな上り下りですが、剣が峰への最後の難所の馬の背は砂礫の急斜面で滑りやすく登りにくいです。
剣が峰は日本最高地点です。
最高点の碑のそばに三角点(3775.6m)があります。
ここで記念写真を撮るための列ができてました。今回も記念写真はなし、スルーです(;^_^A
下山
下山道は登山道とは別です。
下山道はブルドーザーが通れるように整備されているので楽に下山できます。下山道は売店の並びを過ぎたあたりにあります。
砂礫の道で滑りやすいので注意しました。
下山道には赤と黄色を配した標識がいくつも立っています。
この標識は要注意!
それは下山時に道なりに降りてしまうと、まちがって須走口の方へ行ってしまうからです。
登山道ごとに色が指定されています。吉田ルートのシンボルカラーは黄色、須走ルートは赤です。
そして、途中に売店がないので、くれぐれも水分をお忘れなく。
七合目に緊急避難所、つづらおりの道の終わりにトイレがあります。
やっと一番下までたどり着いたかと思っても、そこは五合目からかなり離れた場所(獅子岩)で、今度は水平方向に歩きます。
途中、落石除けのトンネルが造られています。1キロちかく歩くとようやく六合目に到着。
馬返しまでの下山は距離が長いので足をいたわりながら歩きました。
馬返しに戻り、ビックリ!!
なんと、駐車場が満車!
富士登山競争の試走の方が大勢いらっしゃったようです。
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