乗鞍岳(リベンジ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 442m
- 下り
- 354m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:40
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
08:15 観光センター 09:15 肩の小屋口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。雪壁は消えていた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
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感想
乗鞍岳は初心者でも登れる3000m峰ということで、過去2回のチャレンジをするも、いずれも跳ね返されてきた。我々を寄せ付けない山である(?!)。第一回目は2年ほど前に濃霧のため断念(成果は霧にかすむ臨死体験のようなお花畑を見たこと)。第二回目はつい1か月前だが、残雪で登山道が分からなくなり断念(成果は初めて軽アイゼンをつけたこと)。特に第二回目は肩の小屋登山口が見えているという極めて初期段階での引き返しとなったため、我がパーティのリーダーの落ち込みは激しく、またリベンジに燃えるその執念はすさまじく、この7月末での再チャレンジとなったのであった。
なんとか天気ももった前日の23日、リーダーと助っ人の2名は、燃えるリベンジの心を隠しつつ、ゆるゆると松本市内観光でほっこりし、夕方にはわれらの拠点である新島々の石川旅館に入った、記録係の小生は会社の残務をこなした後、19時過ぎに石川旅館で合流した。とても気に入っている石川旅館では、な、なんとサービスでビールが出たのであった。気分を良くした小生はリーダーの分も奪って飲み、満足して寝たのであった。
翌朝は、6:25のバスに乗り、まずは観光センターへ。ここではまだスキーを担いだ人が結構いて無類のスキー好きはいるのだなあと感心した次第。観光センターから肩の小屋口まで乗り継いで下車。さあリベンジ開始である。1か月前とはうって変わって大雪渓に雪はほとんどなく、上部の方にちょっと残るのみとなっていた。当然アイゼンはいらず、1か月前の悔しさを思い出しつつ、助っ人にそのときの状況を愚痴りつつ登り始めた。高山植物の開花が始まっており、名前が分からない、あるいは忘れてしまった花の写真を撮りながらゆっくり登った。45分ほどで肩の小屋に着くとそこは畳平方面から来た人で結構混雑していた。バスが遅れてちょっと予定が押していたので、そこでは給水と行動食のみとし、すぐに剣が峰に向かった。霧あるいは雲が下から沸き上がって来て、日焼けはするが北アルプスは見えないという悲しい状況の中、黙々と登っていると、ジャージ姿の中学生の集団が降りてきた。うーん軽快な動きだ。歳をとるとこの軽快さがなくなる。何をやるにもゆっくりになる。早いのは飯を食うことぐらいである。それも軽快ではない。
さて、50分ほどでかすかに蚕玉岳?と書かれた小ピークに到着。ここから両端が切り立った尾根道を下がってもう一度登ると剣が峰である。尾根道からは権現池がきれいに見えた。素晴らしい景色。池の青と残雪の白が美しい。15分ほどで剣が峰山頂到着。山頂は狭く超混雑状態。順番待ちして写真を撮ったが、雲が出てきて山頂から権現池は見えず。ということで10分ほどの滞在で早々に下山することにした。
下山は渋滞。渋滞だけどあまり詰まっている感じはなく、小生にしては結構いいペースで下っていき、予定を取り戻して肩の小屋に戻った。ここからは整備された道を畳平に行くだけである。途中6月に間違えた道がよくわかる場所を通り、再び愚痴を助っ人に聞かせながら下っていくと、道端にコマクサ発見。助っ人は初めて見るとのことでここでも成果あり。畳平のお花畑への道を採ったが、バスの時間の関係で入口だけ見て終了し、バス停のベンチで昼食をとることにした。待望の味噌汁。やっぱり山行にはこれですね。時間があまりなかったので慌てて食べてバスに乗り込んだ。バスの中では不用意にぶら下がった誰かの熊スズがずっと鳴っていたが、それでも寝てしまったのは体力を消耗したのだろう。バスを乗り継ぎ、萌えキャラで痛車と化した松本電鉄に乗り、予定通りに松本駅に着いた。
ここで予想外の事態発生。リーダーの乗ろうとした余裕だと思っていた列車が指定満席だったのだ。グリーン車という選択肢を捨て、30分前から並ぶという選択肢も捨てるという大勝負に出たリーダーは、直前に並んだにも関わらず、また始発駅でなかったにも関わらず窓側の席をゲットし、悠々と帰っていったのであった。
小生の列車は、はじめはガラガラだったが次第に混んできて、某駅からは、おそらく週末ゴルフを楽しんできたオジサン+その奥さんという6人組が乗ってきて、お酒をぐびぐび飲みながらすごく楽しそうであった。楽しそうであったけどちょっとうるさかった。他人の振り見て我が振り直せ。小生の日頃を反省。登山ではいろいろなことを学ぶことができる。
以上
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