荒川三山〜赤石岳


- GPS
- 47:50
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 3,136m
- 下り
- 3,136m
コースタイム
椹島ロッジ9:15-滝見橋9:25-鉄塔横10:15-10:55小石下11:00-11:45清水平12:00-12:45見晴台13:05-13:55駒鳥池14:00-14:40千枚小屋
10月12日
千枚小屋5:55-6:55千枚岳7:00-丸山7:45-8:15悪沢岳8:25-コル8:50-9:20中岳9:45-9:55前岳10:00-10:45荒川小屋11:15-大聖寺平11:50-12:40小赤石岳の肩13:10-13:20小赤石岳13:45-大倉尾根分岐13:55-14:15赤石岳・赤石岳避難小屋
10月13日
赤石岳・赤石岳避難小屋5:15-大倉尾根分岐5:30-砲台休憩所5:55-6:30富士見平6:35-6:55赤石小屋7:05-小ピーク7:35-樺段8:10-9:05椹島ロッジ
天候 | 10月11日 快晴 10月12日 曇りのち晴れ一時ガス 10月13日 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙ロッジ、畑薙第一ダムの駐車場には15台ほど停められそう。どちらもトイレあり。 畑薙第一ダム先のゲートの駐車場は、せいぜい3台ぐらいでしょうか。 東海フォレスト送迎バス… 夏期のみダム手前の臨時駐車場より乗降と案内があるが、運転手さんに聞いたところ夏期以降も臨時駐車場より乗降していたそうです。 そのあたりはかなりアバウトのようなので、行かれる方は直前に確認した方が良いでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道… コース中、危険箇所や迷う場所は無い。 稜線上は岩稜やザレ場が多いが、危険というほどでは無いと思います。 ただ各山頂からは大きく下るので、多少の注意は必要かもしれません。 水場… 昭文社の地図上の水場には、いずれも水が出てました。 トイレ… 千枚小屋、荒川小屋、赤石小屋は営業中または小屋閉め作業中だったので使えましたが、期間外は分かりません。 中岳避難小屋は小のみ使用可、赤石岳避難小屋は使用不可でした。 |
写真
感想
体育の日の3連休にお盆に出勤した代休2日をプラスして、悪沢岳から光岳まで一気に歩こうと計画していた。
しかし、よりによって初日に台風直撃、影響は2日目午前中まであるという。
別の山域も考えたが、結局当初の計画の短くして荒川三山〜赤石岳を歩くことにした。
(10月11日)
清水ICから2時間掛かって畑薙第一ダムへ到着、車を降りると何やら張り紙が…
「ここに駐車すると工事のため12日から下山出来なくなるので、畑薙ロッジに駐車するように」「畑薙ロッジ〜工事区間までは、12日よりシャトルバス」と…
それじゃ今日11日は畑薙ロッジにはシャトルバスは来ないし、かといって畑薙ダムに駐車したら下山出来なくなるし…と途方に暮れてしまった。
暫く考えた末、仕方なく畑薙ロッジまで戻って車を停め、ダム方面に向かって行く車の方に事情を話して、ダムまで乗せて頂くことになりました。
ダムにバスがやってきて運転手に事情を話すと、畑薙ロッジまで行くから乗るようにとのこと。
どうやら夏期以降も臨時駐車場まで送迎しているみたいで、通行止めの事も最近になって決まったようで、かなりアバウトな面が多そうなので、次回からは直前に要確認だと思った。
バスの乗客は他に小屋閉めの手伝いの人が1名、二軒小屋ロッジ泊で散策の人が1名のみ、暦的には3連休最終日なので椹島から登る人もいないと思われる。
椹島で下山者に話を聞くと「初日に雨の中千枚小屋まで登り、翌日は暫くは風雨の中赤石に向かい、今朝下山してきた。千枚小屋には20人ほど泊まったが、殆どはそのまま下山したんじゃないか」と言っていました。
この日は殆どは樹林帯の歩き、おまけに林道も並走していてイマイチ。
千枚小屋の宿泊者は他に1名のみ、この方は自転車で百名山を目指していて、今回も易老度〜光〜聖〜赤石〜悪沢〜椹島と歩いて、聖平小屋に登り返して易老度に戻るというもの凄い60過ぎのおじさんだった。
(10月12日)
翌朝おじさんに別れを告げ、赤石岳に向かう。
この日は1日、3000mの稜線歩きなのに朝から曇り空でテンションが上がらない。
それでも高曇りといった感じで眺望は良いので、何度も足を止めては眼前の南アの山並みを眺めてしまう。
悪沢岳を過ぎた辺りから徐々に青空が顔を覗かせ、また稜線独り占めな事もあり気分はどんどん高揚していく。
荒川小屋では小屋の方と話をして、大判焼とお茶を頂きました。
大聖寺平に向かう途中から急にガスが湧いてきましたが、小赤石岳の肩へ登っているとガスも切れ始め、稜線上に出てからは時間的な余裕もあったのでノンビリ写真を撮りながら赤石岳まで向かいました。
この日は赤石岳避難小屋泊、結局登山者には1人も会わず悪沢〜赤石の稜線を独占と贅沢な1日でした、が…。
22時40分頃地震があり、その直後から雨が降り始め、屋根に当たって転がり落ちる音もするのであられ混じりのようだ。
2時間程で止んだが今度は唸りを上げて強風が吹いてきて、独りぼっちでもあり心細いまま夜明けを待った。
(10月13日)
赤石から椹島まではCT6:10、頑張れば1時間チョットは詰められそうなので、10時半のバスに乗るため5時過ぎに小屋を後にしました。
途中朝焼けの赤石や富士見平での眺めに足を止めてしまいましたが、赤石小屋の方に「あと2時間半で下りられるよ」と言われてからは、気持ちに余裕も出てきて下山出来ました。
南ア南部は初めてでしたが、北アとは違い一山一山の雄大さに感動!
今度は赤石〜聖〜光だけど、大倉尾根の登りキツそうだなっ!
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