鳳凰三山(夜叉神峠登山口〜広河原、南御室小屋泊)
- GPS
- 31:39
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,041m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:00
天候 | 26日 くもり 27日 くもり〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
中部縦貫道白根インターチェンジ〜夜叉神峠登山口 30分 out 広河原1430(山梨交通バス940円)1511夜叉神峠登山口 夜叉神峠登山口〜中央道甲府昭和インターチェンジ 60分 |
写真
感想
■アプローチ
中部縦貫道白根インターチェンジを出ると、芦安・広河原の案内看板があります。
各交差点にも表示があるので、これに従って県道20号線南アルプス街道に入って、ここから一本道。
芦安の市街地に近づくと道は狭くなり、山の神ゲートを抜けます。
30分ほどで夜叉神峠登山口の駐車場に到着しました。
夜叉神峠登山口の先は一般車通行止め。
5時30分にゲートが開放されるのを、芦安から広河原に入るジャンボタクシーが何台か待っていました。
また、6時07分発の広河原行きのバス(2台運行)は、始発の甲府駅で満員とのこと。
夜叉神峠入口から乗る予定の登山客を積み残して通過しました。
駐車場は道の左右に90台ほど。
金曜日の朝5時すぎで駐車しているのは20台ほどで、ガラガラ。
■夜叉神峠から苺平へ
夜叉神峠登山口から夜叉神峠までは1時間ほど。
樹林帯の中で暑く、つづら折りのきつい道を上がります。
夜叉神峠に到着すると、左手に白峰三山が見渡せます。
山頂には雲がかかっていましたが、晴れてよく見えました。
夜叉神峠からはゆるやかな長い上り。
登山道は整備されていて、ストレスなく歩けます。
苺平までは夜叉神峠から3時間30分ほど。
途中のポイントとなるのは杖立峠と火事場跡くらいで、やや単調です。
苺平は素敵な名前だけど、樹勢が強くて薄暗い広場。
甘利山からの道と合流して、さらに辻山への分岐があります。
■辻山
鳳凰三山に続くメインルートは辻山を巻いています。
今夜は南御室小屋に泊まるので、辻山に寄っていきます。
苺平から辻山山頂まで15分ほど。
山と高原地図では破線のルートですが、よく整備されています。
三角点の先に広場があって、西側に視界が開けます。
上空で雲が切れたりしたので、30分ほど粘りましたが、白峰三山は出てきませんでした。
■南御室小屋
メインルートに戻り、ゆるやかに下りていくと南御室小屋に到着。
小屋は平べったい姿で、テント場、水場、トイレ、ベンチがあります。
水場は水量豊富で、トイレは男女別。
小屋泊受付は13時から。
1泊2食8,800円で、弁当はお願いすると1,100円。
缶ビールは600円で、スーパードライとキリンがありました。
夕食は17時30分から、朝食は5時30分から。
簡易なカーテンで仕切られた4畳半ほどの個室に入れてくれました。
小屋番の方も柔らかく丁寧な接客で、快適に過ごせました。
宿泊客は20人ほどで、静かな夜でした。
ただ、翌日土曜日は満員の予定。
混んでしまうと賑やかになってしまったかと思います。
■鳳凰三山
5時30分からの朝食を食べて出発。
天気予報はくもりでしたが、薬師岳小屋の先で雨が降り出します。
レインコートを着て、天候の回復を願いましたが、大雨に。
薬師、観音、地蔵と三山を巡りますが、まったく視界なし。
地蔵岳の賽の河原では、山名標や並んだお地蔵さんは見えましたが、すぐ近くにあるはずのオベリスクは見えませんでした。
■広河原へ
赤抜沢ノ頭から高嶺を超えて、白鳳峠に下ります。
高嶺は岩が続き、かなり登り応えがありました。
白鳳峠からは広河原に向かって下ります。
最初はガレ場。雨に濡れているので、気を付けます。
2時間以上の長い下り。
途中、ハシゴ場もあって、標高差をかなりこなします。
登ると大変そうだなと思いながら下っていきました。
野呂川が見えて南アルプス林道に出ると、広河原までは舗装路を10分。
14時30分の山梨交通バス(3台運行)で、夜叉神峠登山口まで戻ります。
40分ほどで、940円。立ち客は何人か。
車掌さんが観光案内をしてくれました。
夜叉神峠登山口の駐車場は、天候が悪いので土曜日でもガラガラでした。
■まとめ
南御室小屋はすごく快適でしたが、天候は残念でした。
1日目の行程は6時間。うち休憩45分。10,500歩。
2日目の行程は7時間55分。休憩はなし。22,000歩でした。
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