奥穂高岳〜昨年の悪天候断念からの再挑戦〜

2016年09月16日(金) 〜 2016年09月17日(土)

• GPS: 32:42
• 距離: 37.6km
• 登り: 1,976m
• 下り: 1,964m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:34
• 休憩: 0:43
• 合計: 5:17

6:14 上高地バスターミナル
6:18 6:22 無料トイレ
6:24 6:24 河童橋
6:32 6:32 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:02 7:02 明神館
7:05 7:05 徳本口(徳本峠分岐)
7:40 7:59 徳澤園
8:11 8:11 新村橋(パノラマ分岐)
8:45 8:51 横尾 (横尾山荘)
9:06 9:06 横尾岩小屋跡
9:38 9:51 本谷橋
10:45 10:46 Sガレ
11:31 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:42
• 合計: 10:17

4:37 涸沢ヒュッテ
4:41 4:42 涸沢
5:18 5:19 パノラマ分岐
5:43 5:49 ザイテングラート
6:24 6:37 穂高岳山荘
7:21 7:22 穂高岳
8:16 8:25 穂高岳山荘
9:02 9:03 ザイテングラート
9:17 9:18 パノラマ分岐
9:32 9:32 涸沢小屋
9:36 10:14 涸沢
10:18 10:30 涸沢ヒュッテ
10:51 10:51 Sガレ
11:31 11:32 本谷橋
12:02 12:03 横尾岩小屋跡
12:16 12:16 横尾 (横尾山荘)
12:54 12:54 新村橋(パノラマ分岐)
13:11 13:26 徳澤園
14:04 14:05 徳本口(徳本峠分岐)
14:09 14:09 明神館
14:41 14:41 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
14:49 14:50 河童橋
14:54 ゴール地点

・涸沢テント場：1000円/日　水場は無料　トイレは涸沢ヒュッテ利用　コンパネ貸出500円/日
・レンタルヘルメット:涸沢ヒュッテ1,000円（何日借りても）
　

天候

9/16(金)曇り時々晴れ　9/17(土)曇り時々晴れ
当初は18日までの予定だったが大荒れ予報のため17日に下山

アクセス

利用交通機関：

自家用車

9月15日(木)
20:00自宅発→首都高・中央道→沢渡BT1:00
駐車場600円/日
（バス）始発5:40沢渡BT〜6:10上高地BT　料金:2,050円（往復）
9/17（土）
15:00上高地BT→沢渡（臨時便あり）

コース状況／危険箇所等

・慎重に上り下りすれば特に危険個所ないが、スリップや油断、疲れから大事故になる場所は多々あり
・紅葉の見ごろは来週末以降か？？
・18日の登山道の状況→横尾〜涸沢間で大雨による増水で土砂崩れなどあり通行困難なようである
　https://www.facebook.com/karasawahyutte/

写真

9/16 6:14

上高地BT
連休前なので人は多くない

9/16 6:21

今日(9/16)の上高地

9/16 7:02

明神到着

9/16 7:35

徳澤手前の崩落地で迂回

9/16 7:35

迂回路

9/16 7:36

崩落場所

9/16 7:42

徳澤着

9/16 7:46

徳澤園でいつもの

9/16 8:53

横尾到着

9/16 9:41

本谷橋到着
ここからテント泊の重量が身体に堪える

9/16 9:53

本谷橋までと比べ足取りが重く・・・

9/16 10:26

9/16 10:30

6月ぐらいに発生した涸沢手前の崩落地帯

9/16 10:30

崩落地上部

9/16 10:34

崩落地帯過ぎてから振り返って
渡るのにだいぶ緊張した

9/16 11:32

涸沢ヒュッテ着
何とかたどり着いた

9/16 12:30

テント設営完了
平らそうなところを選んだが、やはり石の上、コンパネはあったほうが快適

9/16 12:40

涸沢ヒュッテでカレーを食す

9/16 13:14

明日のルート確認(笑)

9/16 14:19

ルート確認後、今度はおでんを

9/16 14:33

時々晴れ間も

9/16 15:19

涸沢小屋へも移動

9/16 15:19

涸沢小屋からテント場を見下ろす

9/16 15:32

前穂方面

9/16 15:51

常念方面は青空多い

9/16 17:32

夕方

9/16 17:32

夕方
明日も午前中は天気もちそう

9/16 18:57

夜の涸沢

9/17 4:57

早朝5時過ぎ
すでに奥穂に向けて出発
まだ誰も登っていないようだ

9/17 5:22

ザイテングラードまではガレ場続く

9/17 5:31

ザイテングラードに近づいてきた

9/17 5:39

ほんの少しご来光

9/17 5:40

ピンクの穂高モルゲンは残念ながらほとんど見えず。

9/17 5:45

もうすぐザイテン

9/17 5:47

これから取り付く

9/17 5:59

慎重に気合入れて進む

9/17 6:02

鎖や

9/17 6:03

ハシゴあるが特に危険ではない
ただし、油断やスリップしたら確実に落ちる場所も多数

9/17 6:13

あと20分で穂高山荘到着
最後まで気を引き締めて

9/17 6:27

山荘到着後、中国か韓国の団体さんが登りそうだったので、混む前にすぐに頂上へ

9/17 6:31

頂上行く前に一枚

9/17 6:40

まあ、慎重に登れば何でもないが下は見ない

9/17 6:40

やはり高度はかなりある
核心部は終了だけど最後まで気を抜かずに

9/17 7:02

ガレた稜線を進むとジャンダルムが登場

9/17 7:03

頂上が見えてきた

9/17 7:06

到着
三角点ではないけどタッチ

9/17 7:06

上高地がよく見える
3年前の観光で下から見上げた光景
その頂上に立てた

9/17 7:06

頂上
3000メートル3座目

9/17 7:14

槍に見惚れる

9/17 7:14

富士山発見

9/17 7:14

前穂方面
来年あたり前穂から吊尾根経由できたい

9/17 7:15

頂上からのジャンダルム
あれは無理だな

9/17 7:17

帰りも無事に下りれますように

9/17 7:45

買ったばかりのサングラスを試せるほどの日差しが

9/17 8:08

山荘に帰還

9/17 8:23

雷鳥ではないが結構近くまで来た

9/17 8:26

下りるのがもったいない青空に・・

9/17 9:24

紅葉は来週末以降が見ごろか？？

9/17 9:32

涸沢小屋経由で下山

9/17 10:29

午後から明日にかけて大荒れ予報のため、涸沢もう1泊を止めて下山することに

9/17 13:16

徳澤でいつもの
ここまででかなり疲労困憊

9/17 13:28

雨予報のためかテントも少なめ

9/17 14:53

河童橋到着
徳澤からの道のりが辛かった・・・

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

装備

個人装備

サングラス 保険証 トイレットペーパー ティッシュ・手拭きシート 手ぬぐい(2) スマホ レインコート 防寒着（ダウン・フリース・タイツ） 水筒（1ℓ×1・プラティパス２） 折畳 時計 食糧（行動食・食事） 椅子(場所によってはシート代用) 着替え（下着・半そで・靴下・ズボン） ビニール袋 ゴミ袋（モンベルの袋も） 登山靴・靴下 カメラ 手帳・ペン ホイッスル ヘッドライト・雨用帽子・スパッツ・手袋 コンパス・地図 ホッカイロ スマホ充電池・カメラ充電池・予備電池 ザックカバー 救急セット 予備コンタクト・歯ブラシ・メガネ ストック コンロ・ガス（予備ガスも）・ライター クッカー コップ スポーク テント（シート・ポール・ペグ忘れずに） シュラフ・カバー マット（悪天候予報はエアマット） サブザック サンダル 汗ふきシート・虫よけスプレー・日焼け止め ランタン・小屋用ライト 軽アイゼン 帽子 温泉用タオル・着替え（車）

感想

stream29

　昨年、涸沢まで来たが奥穂は天候不良のため断念していた。今回も直前まで秋雨前線の影響で雨マークだらけ。前々日の予報で場所変更等諦めかけていたが、前日の天気予報で日曜日まで天気もちそうなため、当初の計画通り、2泊3日で決行（結果、日曜日の予報が悪化し1泊2日に変更)。
　河童橋から涸沢までの道のり、序盤の林道は足取りも軽いが本谷橋以降の登山道ではやはりテント泊装備の重さが身体に堪えはじめ、体力不足を痛感する。それでも予定より早く涸沢に到着。今回のある意味核心部を無事にクリア(苦笑)。
　天気は高曇りだがガスもなく、夕方までにところどころ晴れ間も見える天気に。去年はガスで姿も見えなかった奥穂や吊尾根がはっきりとみえた。この時点で明日の午後から崩れ、日曜日は大荒れの予報に変わったが、予定通り、翌日奥穂アタックを決行することに。
　翌日、予報は変わらず、今日のうちに徳澤下山またはそのまま帰宅すること考え、予定より早く奥穂へ。途中、朝日も見えたがすぐに雲に隠れピンクのモルゲンには染まらず・・・ザイテンに取りついてからはここ最近で3件も事故発生しているとのことなので慎重に登る。難所はないが疲れや油断やスリップで、事故につながると思い気を引き締める。
　穂高岳山荘に到着、ちょっと休むつもりが中国(韓国？）の団体が登り始めそうだったので、急いで取り付く。序盤のはしごはやはり写真で見るようにかなりの高度感であったが、落ち着いて登れば問題ない。
　稜線を進み、ようやく2年越しの登頂。吊尾根もぜひ来年と決意。景色を堪能したが、稜線上は風が強く、冷たい・・今日中に下山するために名残惜しいが穂高山荘に戻る。その途中、日差しが出て、青空も広がり、とても崩れそうに思えなかったが、ザイテングラードを下りてる途中には黒い雲が広がり、本谷橋に下るころには稜線上はガスに覆われていた。
　涸沢〜奥穂往復は身体も軽かったが、涸沢からの下山はザックの重さと足の疲労で特に横尾〜上高地はとにかく辛かった・・・やはり、急きょ変更した1泊2日のスケジュールは鈍った身体にに負担が大きかったようだ。天気のほうは徳澤あたりでも風が強く、下山は正解だったようだ。ほんとに今回の核心部はテント泊装備背負っての往復だったな・・・