赤岳〜横岳(杣添尾根往復)
- GPS
- 10:59
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,586m
- 下り
- 1,587m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 11:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
杣添尾根(そまぞえおね)は、マイナーコースと言われていますが、登山道は、はっきりしており迷うようなところはありません。しかし、ほとんど樹林帯の中の急登でした。 赤岳〜横岳間に鉄ハシゴ・クサリ場が何箇所かありますが滑りにくい岩のため、それ程危険ではありませんが傾斜がキツイので慎重に行動しましょう。 |
写真
装備
MYアイテム |
popo7557
重量:-kg
|
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個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
感想
30日の予想天気図は、前線が南下し、待ちに待った高気圧が現われました。ようやく晴天が望めそうな天気になりそうです。と言うことで休暇を取り2ヶ月ぶりに修行に出ました。
カーナビを更新したので、やっとアクアラインから首都高速山手トンネルを案内してくれるようになりました。
深夜に清里を過ぎ野辺山あたりを走行していると霧がでてきました。国道を左折してから海ノ口自然郷の付近では濃霧となり5m先が見えません。真っ暗(真っ白?)の中を時速20〜30Kmで運転していきました。センターラインの無いカーブでは脱輪しそうで危なかった。朝の霧は、晴れると言いますが、夜の霧はどうなるでしょうか。
深夜に到着し車中で仮眠しましたが、少し寝過ごしてしまいました。今回は長いコースなので早めにスタートしようと思っていたのに
八ヶ岳は、日本アルプスに比べてコンパクトですが、アルペンムードたっぷりで、私の好きな山の一つです。以前何度か来たことがありましたが、杣添(そまぞえ)尾根からのコースは今回が初めてです。
最初は富士見遊歩道を行きますが、登山道ではなくていいのかとちょっと心配でした。30分ほど歩き林道に出たら左へ行くと東屋があり、やっと登山道に入ります。
始めの1時間で汗だくになり、バテでしまい挫けそうになりました。これも修行だと自分に言い聞かせ、ひたすら岩の多い樹林帯の道を登ります。
やっと、森林限界に出ると雲海の上に富士山や金峰山が顔を出していて、疲れが少し取れた気がしました。
横岳の一峰でもある三叉峰の稜線に出ると西側には北アルプスの山々がよく見えてすばらしい眺望です。
天気は最高ですが、稜線では西からの風がかなり強くて寒いし、真っ直ぐ歩けない時もありました。東側を巻いて行く時は、風も弱く、日差しがキツく暑いのでギャップに戸惑いました。
赤岳までの稜線歩きは景色を見る余裕もなく、ハシゴ・クサリ場の岩場を慎重に越えていきます。こういった場所は30数年ぶりですが、今は技術も体力もない初心者です。でも、ちょっとワクワクします。新しいシリオの靴も岩をガッチリ掴んで頼もしいです。
ところが、調子に乗って勢いよく岩場を登っていたら両方の太ももがつってしまいました。寒さのせいかわかりませんが、痛くて足が思うように動かせません。戻るにしても、足が出ません。
幸い近くに赤岳展望荘があるので、もしだめだったら一泊しようかとも考えましたが、しばらく休んでいたら直ったのでまた山頂を目指して行くことにしました。
赤岳の山頂では、6月に行った権現岳が目の前に、その後には南アルプスが見えました。
山頂での眺望を堪能した後は、横岳を目指します。再びハシゴ・クサリ場の岩場を通りますが、今度は疲れているのですんなり通過できません。休み休みゆっくり歩くので安全ではあります。
どうにか横岳の山頂に到着すると、今までよく見えなかった硫黄岳が間近に見えます。時間があったら足を延ばしてみようかと思っていましたが、今日は時間も体力もないのでこの次にすることにします。
また三叉峰まで戻り、ながい杣添尾根を3時間かけて下ります。
このコースは大きな段差がたくさんあります。また、いつもの膝痛の兆しが・・・
なので、超ゆっくりの下山でした。
今日しかないという天気予報を信じて、結果オーライでした。
360度の展望で雲海の上に百名山など主な山々ほとんどがよく見え最高でした。
すばらしい眺望と岩場歩きをたっぷり堪能できました。
今の自分の実力からみて、八ヶ岳の岩場がちょっと心配でしたが、無事に下山することが出来てほっとしました。
お気に入りの懐かしい八ヶ岳に登ることができて格別な達成感を得られ大満足でした。
下山翌日は、ひさしぶりの筋肉痛になりました。
後日、かかりつけの医師から、足がつった時のために今後に備え「芍薬甘草湯」という薬を処方してもらいました。やはり、水分不足・カリウム不足のようです。薬剤師さんは、予防にはスポーツ飲料がいいと言ってました。
大好きな八ヶ岳
清泉寮からの八ヶ岳が写ったカレンダーの写真を見て八ヶ岳に取り憑かれました。
高校2年生で初単独行の天狗岳、社会人になり最初の登山が県界尾根から赤岳、その後、真教寺尾根から、美濃戸から時計回り、反時計回りで周回、阿弥陀岳経由、本沢温泉〜夏沢峠経由など一番多く登った山でした。
やはり、清里や野辺山あたりから見た八ヶ岳がいいです。
お疲れ様でした。
タフなコースに行ってきましたね。
このような素晴らしい眺望、もう何か月も見ていません。
過酷な修行したご褒美ですね。
ありがとうございます。
たまたま、晴れの日に休暇を取ることができました。
天気が良い日に山に修行することが出来てよかったです。
今まで、土・日曜日は天気が悪かったのと、暑さに弱いのでしばらく山から遠ざかっていました。
今度は、晴れるといいですね。
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