南八ヶ岳周回 赤岳頂上山荘で一泊 硫黄岳-横岳-赤岳-阿弥陀岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,669m
- 下り
- 1,666m
コースタイム
7月10日 赤岳頂上山荘-中岳-阿弥陀岳-行者小屋-赤岳山荘
天候 | 7月9日 晴れのち曇り時々雨 7月10日 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
mutouikkaさんの長男、ケイスケ君が八ヶ岳に行きたい!!との強い希望で計画
せっかくなので小屋で一泊、梅雨明けの青空 白い雲 沢山の花 濃い霧 雨
雷の音 沢山の登山者 山小屋での一晩 アブの襲撃 盛りだくさんの二日間
よき友人たちとの素晴らしい二日間の山旅の記録
初の八ヶ岳。遠足前の小学生がごとくねむれませんでした。
2時起きで着替え御殿場へ車を飛ばします。NNPさんの車に乗り換え、mutouikka殿と合流。河口湖経由で中央道へ。
御殿場は雨でしたが進むにつれ、曇り→晴れと天気も変わり梅雨明け宣言です。
南諏訪で下りコンビニで食料調達、美濃戸口から赤岳山荘へ。
いざ登山開始。
アブがひどいと聞いていましたが、なぜかNNPさんとmutouikka殿にだけ群がってました。北沢からの赤岳鉱泉は沢の音も気持ちよくペースが上がります。
小休止後、赤岩の頭へむけて歩き出します。なかなかの登りで息が上がり、汗が噴出してきます。このあたりから曇りだしてきました。
硫黄岳から台座ノ頭にかけてコマクサ、ウルップソウが咲いていました。
横岳前後の鎖場は慎重に。ガスに包まれて高度感はそれ程でもないですが、湿りだした登山道と遠くに聞こえる雷鳴に緊張が走ります。
赤岳頂上山荘への最後の登りをおえ無事到着。宿泊手続きすませて祝杯。ほろ酔い気分で赤嶽神社もうで。夕飯まで仮眠をとり起きたときには二日酔いです。飯が喉を通らないのでNNPさんに食べていただきました。
いびき対策はウォークマンでお気に入りの曲を聴きながら。敷き布団、毛布2枚、封筒型シュラフでは暑くて汗だく、1時間寝ては起きてを繰り返して朝を迎えます。
外に出ると風が強く長く居ると手先がしびれてきますが、時間の変化に目を奪われます。
NNPさんに山のレクチャーをききながら御来光。言葉はいりません。
昨日とは打って変わり朝食はおいしくいただきました。
中岳への下りはガレていて滑りやすかった。中岳のコルに荷物をデポして阿弥陀岳へ。三点確保で。崩れやすく落石させないように慎重に。
摩利子天へも足をのばしましょう。こちらからは諏訪湖もくっきり見えます。諏訪湖の花火大会をビバークしながら見るのもいいねとNNPさんと話したり。
お留守番のmutouikka殿のところへ戻ります。行者小屋へむけ出発。快晴でこのころになると日焼けで顔が痛くなりました。
行者小屋で小休止。水が冷たくておいしかった。景色もよくたくさんのテントもうなずけます。
帰りは南沢。アブと暑さと戦いながら赤岳山荘駐車場へ。
NNPさん、mutouikka殿、ケイスケ。二日間ありがとうございました。
必要ないときは携帯の電源OFFがよさそうです。電池の消費がハンパないです。
<行動記録>
8日 21:00〜
八ヶ岳山行準備!装備は何を?(適当に自分と子供の準備する)
9日 22:00〜3:00
遠足気分で寝付けない
9日 3:20
起床!
9日 4:00
NNP・ATさんが迎えに来てくれて合流
9日 4:05
嫁さんから子供の登山靴忘れてると連絡入り取に戻る
<感想>
初めての八ヶ岳。心を弾ませ美濃戸到着。駐車場に大量のアブ・アブ・アブ。みんなで虫除けスプレー等で準備。北沢を行く。沢沿いを歩き気持ちよく歩く。赤岳鉱泉でちょっと休憩。生ラムネ内にハッピーハートを見つけ何か良い予感!硫黄岳を目指し登り始める。ケイスケがペースメーカーで行くが早すぎでちょっと疲れが。森林限界を超え始めると高山植物が生え始めたくさんの花を咲かせている。疲れを癒してくれる。硫黄岳に着き昼食。景色が良く食事が進む。写真を撮っているときに爆裂火口を撮影して自然の雄大さを感じさせてくれた。硫黄岳を出発するぐらいに天気がちょっと怪しくなってくる。横岳を目指し歩き始める。みんなからカニの横ばいがどうとかこうとか言っている。もしや危険な場所?はい、来ましたカニの横ばい。チョー危険。高所恐怖症持ちなので足がすくむのをこらえながら鎖を持って進む。「チョーヤバイッス」を連呼する。周りがガスっていて少しは良かった。何とか横岳に到着。このころだったか雷鳴が。赤岳に足早に向かう。雨がポツポツ落ちてくる。雨具を着て突き進む。横岳〜赤岳までガスなどで景色は最悪だった。赤岳山頂に到着。山小屋にチェックイン。(小学生はキーホルダーが貰える)かるーく食堂で登頂祝賀会を開催。NNP(レモンサワー2本)AT(レモンサワー4mml)mutouikka(レモンサワー2本)ケイスケ(コーラー1本)みんな上機嫌」に。そのうちにちょと天候が回復。外に出るが寒い。(酒を飲んだからか?)適当に山小屋に帰りひと眠り。起きて晩御飯。何か気分が悪い。AT氏もかなり調子悪そう。飲まなきゃよかったと後悔する。NNP氏とケイスケだけ問題ない状態。うらやましい。調子悪いながらも味噌汁をおかわりする。食べたら寝る。良く寝たと思って携帯見たら21:00全然早起き過ぎるのでまた寝る。がなかなか寝付けない。寒いと思っていた山小屋内はちょっと暑かったし。いつの間にか寝ていて起きたらちょうど日の出前。NNP氏に声をかける。子供起こす。みんなでご来光を見に外へ。寒いが景色は最高。写真に残してあるのでコメントは割愛。(言葉では言い表せない美しさ)
朝食を頂く。昨日と違いとても美味しく頂く。気分よく出発。赤岳を少し行くと鎖場が続く。中岳を超え阿弥陀岳へ。NNP氏とAT氏とケイスケはいざ阿弥陀へ。僕は高所恐怖症なので下で荷物番。下から見た限りチョーヤバイので迷惑かけそうだからやめた。雲海から頭を出す富士山を見ながら来週登ることを考える。1時間ぐらいで帰ってきた。行者小屋を目指す。あとは帰るだけ。行者小屋についてみると人がたくさん。あと、テントの展示会のようにたくさん張られていた。ここから先がたいへんだった。美濃戸までにアブに6回刺された。美濃戸でもかなりアブがいたのでさっさと車に乗り帰宅。中央道の八ヶ岳SAでお土産を買い河口湖の小作でほうとううどんを食べ腹いっぱいにし山行を終了した。子供の面倒を見てくれたNNP氏・AT氏ありがとうございました。
昨日は車山から八ヶ岳が良く見えて、ご来光どうだったかなぁと 思っていました。
「辺りが
雲海に浮かぶ赤岳のシルエット」も影富士みたいな影赤岳いいですね!
72枚目の光芒も大好きです
アブに刺されたの大丈夫かしら。心配です。
摩利子天と赤岳行ってみたい場所です。
参考にします。
「朝焼けを待つ四人 」
「やがて日が昇る」
「日を受ける阿弥陀岳 」
こんな綺麗な朝焼け写真を見れて清々しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます
ご来光最高でした。
感動して言葉が出ずに静かに迎えました。
写真は雄大な自然とNNPさんの腕とカメラの機能のおかげです。
yukkoさんも手が治ったらみんなで行きましょう!
アブさんはチクっ!となった瞬間に払っていたのでなんとか大丈夫でしたよ、阿弥陀から車山しっかり見えていました、ご苦労様でした。
アブはNNPさんとmutouikka殿ばかり狙ってましたね。
僕とケイスケは無傷ですから〜。
花の写真とか増えてますね。
カニの横ばいを通過中に教えてもらったツクモグサ、写真に撮っておけばよかったです。散りかけで花びら3枚しか付いてなかったけど。
素敵なお友達がいて、タフな息子さんがいていいですね!
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