広河原〜北岳・間ノ岳〜熊ノ平〜塩見岳〜鳥倉林道
- GPS
- 69:00
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,990m
- 下り
- 2,761m
コースタイム
2日目:4:50御池小屋-7:30北岳-10:30間ノ岳-12:30熊ノ平
3日目:4:00熊ノ平-8:45塩見岳-12:15三伏峠
4日目:7:00三伏峠-8:15鳥倉登山口
天候 | 1日目は雨、2日目以降は晴れのち雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥倉登山口から伊那大島まで行くバスが、塩の里(大鹿村の特産品を販売している施設)で10分ほど停車してくれる。大鹿村のお土産を買える。伊那大島の駅前は何もない。駅の反対側にスーパーがある(徒歩5分)。 |
写真
感想
【1日目】
甲府からバスに乗って広河原へ。バスは2台でほぼ満席。途中晴れ間も見えたけど、広河原に着くと雨が降り出し、以降ずっと雨。御池小屋までは樹林帯なので、雨でもそれほど気にならない。御池小屋には生ビールがあって、テントを張る前にまず一杯。池のほとりには色とりどりのテントが張ってある。自分は、小屋の向かいの木立の中に張る。なぜかこっちは人気がなく、結局自分一人だった。
【2日目】
4時頃起きると雨がやんでいる。急いで準備して出発する。草すべりはきついけど、晴れているのがうれしくて一気に登る。尾根に出ると仙丈ケ岳が大きく見え、遠くに槍ヶ岳が見える。北岳に着いた頃にはガスで西側の視界がきかなくなった。
北岳山荘の近くで猿に遭遇する。ちょうど山ガールが通りかかったので、猿がいることを教えてあげる。お礼を言われてちょっと照れる。結局、間ノ岳で雨が降り出して、午後は雷雨になった。雷雨の合間、熊ノ平の小屋から農鳥岳が見える。熊ノ平は水が豊富で、静かでいいところだ。夜中にまた雷雨が来る。狭いテントの中で不安になる。
【3日目】
3時に起きる。外に出ると満天の星空が見える。暗闇の中、4時に出発する。バックが木に引っかかるたびに枝葉の露が落ちてきて、1時間も歩くと全身ずぶぬれに。北荒川岳の先は素敵なお花畑が広がる。そんな景色が単調に思えてくる頃、塩見岳の登りが始まる。ハエがすごく多くて、手ではらうたびに2、3匹は手に当たる。
塩見岳からの景色を満喫し、三伏峠に向かう。徐々に雲が出てきて、案の定、三伏峠に着いてすぐ雷雨に。夕方、天気雨の中、夕焼けに染まった塩見岳が見える。
【4日目】
今日は下山のみ。晴れているけど、きっと午後は雷雨になるだろう。鳥倉登山口から伊那大島までバスに乗る。途中、塩の里という施設で10分停車した。大鹿村は、山で塩が取れるそうで、名産の塩最中を買う。伊那大島の駅前は何もなく、駅員さんに聞いて、駅の反対側にあるスーパーに行く。ヱビスビールとカツ丼を買って、伊那大島の駅のベンチで、ひとり祝勝会。新宿まで電車を乗り継いで帰る。楽しい山旅だった。
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