雪!!表銀座(燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳)テン泊縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,699m
- 下り
- 2,640m
コースタイム
09:10 中房温泉登山口
11:25 合戦小屋
12:30 燕山荘
15:20 大天荘(テント泊)
■2日目(10/09)
06:40 大天荘
07:05 大天井ヒュッテ 07:15
07:30 貧乏沢入口(もちろん通過ですw)
07:38 ビックリ平
08:30 赤岩岳
09:00 ヒュッテ西岳 09:25
10:10 水俣乗越
12:00 ヒュッテ大槍 12:15
13:05 槍岳山荘(テント泊)
17:10 槍ヶ岳山頂往復 17:40
■3日目(10/10)
07:55 槍岳山荘
09:35 ババ平キャンプ場
09:50 槍沢ロッジ
10:50 横尾 11:10
11:50 徳沢 12:00
12:40 明神 12:50
13:20 上高地BT
天候 | ☀☀☀ 快 晴 ☀☀☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://nan-an.co.jp/bus/bus/nakafusa-teiki-bus21.html ※3連休初日は、しゃくなげ荘で満席。乗れなかったひと多数で臨時便待ちの様子でした。 ◆上高地から松本(アルピコバス 片道2,400円) http://www.alpico.co.jp/access/route_k/honsen/index.html ※14時発のバスは臨時便3台満席。新島々駅も大行列。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆中房温泉〜燕山荘 → 合戦尾根は整備されて歩きやすい道。 ◆燕山荘〜大天荘 → 大天荘直下に雪がうっすらあり。 ◆大天荘〜西岳 → 喜作新道も歩きやすい道。 ◆西岳〜槍岳山荘 → 東鎌尾根の北斜面は残雪、凍結あり。 ◆槍ヶ岳〜上高地 → 山頂往復を含め、槍沢コースに雪はなく歩きやすい。 |
写真
感想
3連休は黒部ダムから裏剱、仙人池、阿曽原温泉、下ノ廊下と周遊予定を立てていた。
が、数日前から大町付近を震源とする地震が頻発してて(自宅もたまに揺れていた)、
そんななか黒部ダムに行くのはどうなんだろうと迷ってた矢先、
金曜日(10/7)に下ノ廊下で落石死亡事故発生の一報。
さらに十字峡から白竜峡間で登山道崩落の知らせも。(ツイッターで情報収集させて頂きました。)
これは行き先を変更するしかありません。
今年は紅葉期待できないし、どこ行こう?
歩いたことのない表銀座でも行くかな。
そうと決まれば稜線は寒いぞ、冬用のシュラフを発掘だ。
◆1日目◆ (2011/10/08)
中房温泉からスタート。
先週ケーキ食べ放題で来たばっかりなんですけどー(笑)
まさか連チャンで歩くことになるとは。
テント装備を背負ってると全然足が進まない 3時間20分かかって燕山荘。
ここで泊りたいよー気分だがすでにテント村は花開いてる状態。大天荘まで行かねば!!
大天荘は想像より混んでたけど、常念方面に縦走するひとも多いみたいだ。
晩ご飯は、スンドゥブチゲにラーメンをプラス。
うーん、鍋の〆みたいな出来になってしまった。普通にコメ炊いたほうがよかったな。
日が落ちると気温は一気に低下。腕時計の温度計は19時で1℃になっていた。
フライシートも凍ってパリパリ。
ジャコビニ流星群(りゅう座流星群?)、寒いから遠慮しておきます(^^;
◆2日目◆ (2011/10/09)
お菓子な朝飯でスタート!ぉぃぉぃ
ここから先の道はお初なので楽しみ。
サラサラと軽快な音を立てながら崩れ落ちてくる霜柱たち。
おっと、貧乏沢入口の看板とピンクリボンまであるじゃない。
好奇心でちょっとだけ覗き込んでみた。挑戦者達の思いを妄想。
目的地の槍を眺めながら歩けるこの道、表銀座は感動のしっぱなし。
西岳までは鼻歌交じりでも歩けそうな雰囲気。
ヒュッテ西岳、アンテナバリバリ(docomo)でネットタイム
涸沢の凄まじい混雑ぶりが伝わって来る。
西岳から先の北斜面は凍りついた階段の下降があったり、雪道を登ったり。
長梯子があるなんて聞いてないよー。なかなか変化に富んだ道なんですね。
槍沢を見おろす。あぁ、紅葉はやっぱダメだな、茶色いや 天狗池のナナカマドも茶色。
横尾尾根の北斜面には雪がたくさん見える。明日はまっすぐ槍沢を下って帰るか。
(紅葉が良ければ南岳回りで下山もありかなと思ってた。)
ヒュッテ大槍に着くころにはバテモード(^^;
槍岳山荘に着いたらまずテント場チェック、結構空いてるからここでもう泊まる
張り場所指定制なので先に申し込みをして設営。ここにテント張るの初めてです。
目の前が大喰岳(おおばみだけ 3,101m 日本で10番目に高い山)。
時間はたっぷりあるのでポトフ作りまーす。
コールラビ、じゃがいも、にんじんをチキンコンソメスープでコトコト煮込んで、隙を見て米炊きも。
仕上げに北海道のおこっぺソーセージを入れて完成。香り高いベルギービールで乾杯っ
夕暮れ時、水の調達をしに山荘へ
小屋の食事タイムかな、食堂大行列。ふと見上げた穂先。誰も登ってない
いまがチャーンス。行列がないなら登頂しとこ。
山頂には3人。歩いてきた表銀座を眺める。1歩1歩は小さいのに、1日でこんなに歩けるもんなんだな。
北鎌も見る。テントが数張り見えた。
北鎌を制覇したばかりの方とも言葉を交わせた。遣り遂げた男の姿はカッコイイです!!
飛騨側からの風がずーっと吹き付ける夜。それでも前日ほどの寒さは感じず。
空腹で目が覚めてしまったので夜食ポリポリ。月明かりが眩しいぜ
◆3日目◆ (2011/10/10)
雲が多くて朝焼けならず。それでも富士山の周辺が赤くなっててキレイだったな。
今日は下るだけなので優雅に朝飯作り(笑)
レトルトのサムゲタンに白ご飯投入でサムゲタン粥の出来あがり。
卵、クコの実、インゲン、ねぎは自分でトッピング。のんびり8時に撤収〜
槍を背に帰るのはいつもながら名残惜しい。何度も未練がましく振り返ったりなんかして。
目の当たりにする槍沢の紅葉はカサカサとドライな音が悲しい調。
横尾まで戻って来るとカオスだ。ものすごい数のひとたちが休憩している
トイレも大行列。涸沢が史上最高のひとで賑わってた話を実感した瞬間。
少しでも早くバスターミナルに行って整理券取らないと!!
徳沢、明神と順調に通過して・・・ん?ん?ん?すれ違うひとの姿に見覚えある人物が!
お盆に大キレットを同行した関西の友人とまたもや奇跡の遭遇でした。
基本、休みが合わないからお互いどこ登るかも知らない状態なのに(笑)
立ち話もそこそこで涸沢に向かう友人と別れ、バスターミナル着。おぉぉぉ、行列どんだけー
殺気立つ行列で河童焼食べてホッとひといき。ホントは山賊焼串とビールが欲しかったー。
流石に満席の車内で酒臭いのはまずいよね。。。
ってことで、帰宅してまずビール
さらに味噌バターラーメンにチキン竜田をトッピングして満足晩メシ。
信州人、家が近くてごめんなさい(^^;(^^;)
【おまけ】
2009年の秋に槍沢往復したときのレポ。写真ちょっと載せてるだけですがよろしければどうぞ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-48025.html
東鎌ですれ違っていますね!
年季の入ったかっこいい赤ザックだなぁとぼんやりと覚えています(笑
イスカの630のシュラフとは羨ましい・・・
自分はイスカの280でした・・・
寒くて寒くてただの馬鹿でした。
3日間最高の天気で言うことなしでしたよね!
こんばんわ
東鎌、コースタイムを拝見したところヒュッテ大槍付近でかな?
年季入ってた!?
おかしいな、今年新調したばっかなのに(涙)
ま、毎週北アルプス縦走してたら年季も入るか
イスカの280だとつま先から冷えたね、きっと
よく耐えました〜(^^;
寒くて寝れないのだけは懲り懲りなので、630持ってってよかったー
デカくて重いけどね。朝が冷えた分、天気はホント最高で。
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