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Yamareco

記録ID: 1640420
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

冬が来る前に。静かな仙塩尾根を往く2DAYS(鳥倉→熊ノ平→北沢峠)

2018年11月03日(土) 〜 2018年11月04日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
32:02
距離
40.6km
登り
3,733m
下り
3,340m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:25
休憩
1:36
合計
11:01
5:56
6:01
40
6:41
6:41
28
7:09
7:12
22
7:56
8:14
13
8:27
8:28
49
9:17
9:19
89
10:48
11:22
50
12:12
12:17
1
12:18
12:25
24
12:49
12:49
55
13:58
13:59
53
14:52
15:01
16
15:17
15:18
40
15:58
15:58
27
2日目
山行
9:18
休憩
0:21
合計
9:39
3:46
35
4:21
4:25
50
5:15
5:21
131
7:32
7:34
22
7:56
7:58
26
8:24
8:24
25
8:49
8:50
8
8:58
8:58
20
9:18
9:18
99
10:57
10:59
29
11:28
11:28
13
11:41
11:41
25
12:06
12:07
25
12:32
12:35
49
13:24
13:24
1
13:25
ゴール地点
天候 1日目:☁時々小❆
2日目:☁時々☀→仙流荘から鳥倉に戻る途中で☂
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
1日目:仙流荘へバイクをデポし、車で鳥倉ゲートへ
2日目:北沢峠→(南アルプス林道バス、1,340円)→仙流荘
    仙流荘でバイクに乗り鳥倉へ。車にバイクを積んで家へ
コース状況/
危険箇所等
◆北俣岳分岐直下から仙塩尾根方面は雪が所々凍結。距離は短いですが、不安に感じたらアイゼンを!
◆塩見岳、三峰岳の岩稜帯は早朝表面が凍結していて滑り易い。慎重な足さばきを!
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
あのトラバースを登って!ここからはルンルン♡歩きだね〜
2018年11月04日 10:25撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
1
11/4 10:25
あのトラバースを登って!ここからはルンルン♡歩きだね〜
撮影機器:

感想

今年は未踏の稜線歩きを楽しみたくて
たくさん山行計画を立てていました。
が、8月から週末の台風ラッシュでお
流れ(>_<)

今回も先々週の栂海新道と同様に1日
目が雪かもというヤマテンの予報があ
ったけど、
「☂じゃなきゃいいかぁ〜」ってこと
で決行!
金曜日に仕事から帰って3時間睡眠で
車にバイクを載せて仙流荘へ。
仙流荘の南アルプス林道バス停脇の
駐車場はもう8、9割埋まっててビッ
クリ!?
さっさとバイクを下ろして152号線で
一路鳥倉林道ゲートへ。

ところが途中で通行止めの看板。
「え〜まじ〜?」
迂回路で山道をグネグネとナビにつら
れて進んでいくと大回りでタイムロス。
鳥倉林道ゲートに着いたときは、既に
車酔いで気分が悪い。。。(>_<)

既に明るくなり始めていて、直ぐに
支度をしてゲート前から出発!
ここからいよいよ長い2DAYSへ!



【DAY1】*******************
登山口に着くともう何人かは自転車を
デポして先行してる。
今回は前回の白馬みたいに雪は無いし
取り敢えず急がずのんびり目に登り上
げよう〜
途中、「ほとけの清水」で休憩で飲む
☕用の水を汲んで、まぁまぁのペース
で三伏峠小屋に到着。
休憩中、途中で抜いた二人組の方とち
ょっと話をしてみると、日帰りで小河
内岳まで往くとのことでした。
「素晴らしい小屋ですよ〜(^_-)-☆」

天気はどんよりガス☁。
そのうち小雪❆が舞ってきた。。。

身体が冷えてきたので出発!
直ぐに小河内・荒川方面との分岐点に
到着して、
「さぁ、久しぶりの塩見へ〜」

見晴らしの良い三伏山へ出ると、周り
は一面真っ白。
「今日はずっとこんな天気?」
ただ、登山道は歩き易いし、サクサク
と進んで塩見小屋に到着。
ここで初めての大休止。
ちょうど自分より先に一人休憩してい
て話しかけてみようかなと思ってた矢
先、いつの間にか出発して居なくなっ
ていた。

塩見岳への稜線に乗ると西風が冷たく、
周りの木には樹氷が。
かなり標高が上がってきたので手袋は
厳冬期用の3レイヤーを装着。
上着はソフトシェルで通したので、上
半身はすっかり冷えてしまった。

山頂直下の岩場がちょっと心配してた
ほど雪は無かったので一安心。
けど、上部は氷結しててちょっと緊張!

で、今年初の3,000m峰に到着です!
だ〜れもいなくて貸し切り状態。
ガスで眺望も無いので、気分は⤵⤵⤵
でした。

いよいよここから仙塩尾根の始まり。

蝙蝠尾根方面もできれば往きたいと
ころだったけど、時間、体調を考えて
今回はパスすることに。
「それにしても、なだらかな良い尾根
だねぇ〜(^^♪」

さて、北俣岳分岐への急な細尾根は、
雪が凍結気味に張り付いてて、アイゼ
ンを付けるか迷ったけど、距離が短い
ので横着してそのまま往ってしまった。
安全を考えれば装着した方が良かった
かも。

視界もガスで見えない中、たまにGPS
を見て確認しながら、漸く安全エリア
まで降りてきた。

「晴れてれば気持ちの良い稜線だろう
なぁ。。。」

樹林帯の中だったり開けた稜線に出た
り、急に眠気が襲ってきたのと同時に
眩暈が。。。
疲れがドっと出たのか、その場で座り
込んで10分くらい休む。
高度にも気温の変化にも身体が追い付
いてないようで、ついには発熱と激し
い鼓動。
「風邪引いたかぁ〜?」
それでも、ここで休むよりはガンガン
歩いて汗かいてた方が良いと。

30分くらいしtら熱も引いて、楽にな
っていた。

そして、予定より大幅に遅れて宿泊地
の熊ノ平小屋が見えたときは「ほッ」
とした。

2階の冬季小屋の戸を開けると、真っ
暗で誰も居ない。
「ま、気楽に使わせてもらおう(^^♪」
荷物を置いて下の水場へ水汲みに往こ
うとしたら、声がする。。。
なんと、先に単独女性の方がテン泊で
来てて、ここに2泊目だと。
仙塩尾根で初めて出会った人でした。

日が暮れるとめっちゃ寒くなってきた
ので「寒くないですかぁ。。。」
って聞いてみたら、
テン泊で頑張るとのことでした。

夕食は今回食材をたくさん持ってきた
のに、余り食欲が無くて。
でも、ヨーグルトは美味しかった(^^♪
それと、🍺ビアもね。
食べたら直ぐに眠くなってきたので、
早いけど18時にシュラフに潜り込んで
就寝Zzzzz。。。。
「お休みなさ〜い」



【DAY2】*******************
2時にアラームmusicで目が覚める。
夜中に一度寒気がして目が覚めたけど、
それ程冷え込みは無くて良かった。
肝心の体調はイマイチで、食欲が無い。
とは言っても、今日はアップダウンの
激しいルート。
ヨーグルトにパスタに、卵サラダとベ
ーコン。持って来た食材は取り敢えず
胃の中へ。

4時前。
支度して小屋の外に出ると、星空☆彡。
「満天じゃないけど、星空ハイクはや
っぱ嬉しい(^^♪」

途中テン場を通るともうテントが無く
て、先に到着してた彼女は既に出発?
「早っ!」

朝一から三峰岳までほぼ登りオンリー
まぁ、登り降りするよりはこっちの方
が好きなので特に苦にもならない。

いよいよ三峰岳へ続く細尾根を降って
るとヘッデンの先にザックが。。。
「えっ?どういうこと?」
よく見たらザックで見えなかっただけ
で先に出発してた彼女だった。
「びっくりしたなぁ〜((+_+))」

そこから先は先行させてもらって、岩
稜帯を登って往くと、朝の冷え込みで
表面凍結しまくり。
もう足運びは忍び足みたいな感じで、
一気にペースダウン。
また、下りもザレが凍結してて、よっ
ぽどアイゼン付けようかと思ったほど。
自分より荷物の大きい彼女は、後方で
苦労してるようだった。

緊張地帯を抜けて、やっと樹林が繁る
尾根歩きになると、緊張の糸が切れた
のか疲れが出てきて吐き気、下腹の調
子も悪くなってきた。
途中、大休止してるところで後から
彼女が追い付いて来て、ちょっと話を
聞いてみると、野呂川越を降って北沢
峠に往くという。
自分もこのまま体調が戻りそうもなけ
れば、その選択もありかな。
そこから先は彼女が先行して、良いペ
ースで歩いて往ったので、分岐まで追
い付くことは無かった。
「めっちゃ、健脚だなぁ〜」

「さて、どうしようか?」
野呂川分岐に着いたけど、ここで降り
るのは勿体ない。
「天気も良いし、仙丈に会いたい!」
ってことで初志貫徹!

とは言え、日が登ってからの倒木だら
けの樹林帯歩きは、精神的にシンドイ⤵
ハイドレーションの水も心配になって
きた。
が、横川岳を越えて樹林帯から顔を出
すと、その先には白い山頂の甲斐駒と
大きなカールの仙丈が目に飛び込んで
きた。

「やったぁ〜ついに来たぁ〜♪」
一気に元気が出てきた。
「やっぱ、綺麗な山を見るのが一番の
薬だね〜♪」

そこからの稜線歩きはもうルンルン♪〜
大仙丈への大きなトラバースもハイペ
ースでガシガシ登り上げ、ガスが出て
きた本峰も一気に到着!
ほんとはここでゆっくり余韻を味わい
たかったんだけど、13:10北沢峠発の
バスに間にあいたくて、速攻下山開始!

でも、長い尾根降りは意外と疲れでペ
ースが上がらず、大滝頭で諦めてのん
びりペースで降ることに。

そして、最後に北沢峠のバス乗り場の
屋根、こもれび山荘が見えてきて、
無事仙塩尾根を歩き切れた。(^_-)-☆


次便まで1時間以上余裕があったので、
バス停の待合室で座ってたら、続々と
人が集まってきた。
次便の発車時刻より前にバスの定員分
の人が集まってたので、予定より30分
早く出発!

バスの中では他の皆さんは紅葉とか楽
しんでたようだけど、自分はもう眠く
てほとんど寝てた。

仙流荘へ40分くらいで到着。
ここからもう一頑張り!
駐車場にデポしておいたバイクに乗っ
て一路鳥倉へ。
帰りも152号線で昨日のように途中で
迂回かなと思ってた。
そして、看板をよく見たら、
「大鹿村までは行けます。」と、
「え〜、まじ〜」
ガンガン飛ばして南下していくと、ポ
ツポツと☂が。(>_<)
どんどん☂が強くなってきて、それで
も今更停まってカッパ着るのも面倒な
のでそのまま🏍でビューン!!

長〜い鳥倉林道の最終地点には、自分
の車ともう1台だけ。
日が暮れて真っ暗になる前にさっさと
バイクを積んで帰路へ。

南アの突き抜け縦走は、移動がめっち
ゃ大変なのは去年経験済みだけど、
何か惹かれるんですよね〜

ということで、今月の3連休もまた南ア
深南部へ往く予定です。

(長文お読みいただきありがとうござ
いました<m(_ _)m> )



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コメント

あっ・・・
ヤマレコで見たことあるこの(読めない)アカウントの人だったんだ。
熊ノ平テントの者です。

感想後日とのこと、それを待ってまた書きまーす。
(私はヤマレコには何も書いていないのですが)
2018/11/5 6:57
Re: あっ・・・
あのペースならバスは余裕で間に合いましたか?
少しずつ記録書いていきますので。また、暇なときに見てみてください。
2018/11/5 12:26
Re[2]: あっ・・・
天気がもちましたねー。
こちらは三峰岳から野呂川越までCTかかっちゃったので
その後、飛ばして、9:30頃にバス停に着きました。
林道が長くてつらかったです。

今回は遠征だったようですが
コンスタントに通うホームグラウンドがあってうらやましいです!

ちなみに私の場合、期間が限られるけど
広河原がいちばんラクに行ける登山口みたいです。
2018/11/8 20:27
Re[3]: あっ・・・
いやぁ〜実は最後バイクで152号線をカットんで戻るときに 降って来ちゃって。
焦ったぁ〜
maka_kuhさん、あの大きな荷物でひょいひょい降ってたんで余裕かなと思ってました。
でも、時間間に合って良かったですね。自分は結局予定より1本遅い便で。
まぁ、東京からだと大変ですね。いつもよく登ってる飯縄山は是非お勧めです!
2018/11/8 21:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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