北岳―間ノ岳

2012年07月24日(火) 〜 2012年07月25日(水)

• GPS: 33:30
• 距離: 17.0km
• 登り: 2,197m
• 下り: 2,186m

コースタイム

1日目：広河原6:30-二俣8:30-八本歯のコル11:50-【山荘トラバースとの分岐で休憩、荷物を置いて一旦北岳山頂に向かうが視界不良のため引き返す】-14:50北岳山荘
2日目：4時起床-4:30北岳山荘出発-5:45間ノ岳-7:00北岳山荘に戻る-【撤収】-7:50北岳山荘出発-【写真を撮りながらゆっくり歩く、すれ違う人とキタダケソウの情報交換】-9:35北岳山頂-10:00山頂出発-10:30肩の小屋-11:10小太郎分岐-12:10白根御池畔-14:00広河原

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

芦安温泉の市営駐車場(無料:600台〜)
行き:バス \1100 芦安温泉始発5:30
(帰りのバス:広河原発最終は16:20と聞きましたが、その都度確認してください)

帰り:乗合タクシー9人乗り \1100 7人乗って広河原発 14:20

コース状況／危険箇所等

さすがに一等の観光地、一等の山ですネ。断崖絶壁から身を乗り出さなければ特に危険な場所はありません。ガレ場がありますので、落石に注意。また、落石をさせない様に注意をお願いしたいです。

写真

7/24 5:00

芦安温泉のバスターミナル
始発5:30に乗りました。

7/24 6:31

6:30広河原到着。

7/24 6:34

つり橋を渡って…。（かなり揺れます）

7/24 7:31

森を抜け、沢沿いを暫く歩く。

7/24 8:31

雪渓に出ます。
無くても歩けますがアイゼンとピッケルがあっても不思議じゃないです。

7/24 8:33

二俣に着くと…

7/24 8:41

ヘリがやってきました。満タンの仮設トイレを広河原まで運び、綺麗な仮設トイレを広河原から運んでくるとのこと。ヘリの下はすごい風圧。

7/24 8:43

暫く様子を見ていました。
「近くに居ると○○がひっかかるよ！！」

7/24 8:43

人の良さそうな彼が説明してくれていました。Good job.ありがとう。

7/24 10:07

さらに雪渓を登る。

7/24 11:19

雪渓が終わると梯子が連続します。これが辛かった。暫く休憩。

7/24 11:34

まだあるのぉ？

7/24 11:34

北岳山頂が見えてきた。
「頑張るかぁ」（北岳バットレスかな？）

7/24 11:51

八本歯のコルに出た。（ヘトヘト）

7/24 11:53

あ、あれは北岳山荘。

7/24 12:00

望遠でパチリ。

7/24 12:08

7/24 12:34

イワヒバリが応援してくれている？

7/24 12:37

北岳山頂、北岳山荘トラバースの分岐。
一旦山頂を目指すが、ガスで視界不良。山頂は翌日に持ち越す。山荘までトラバースする。

7/24 12:58

7/24 12:58

ミヤマオダマキかな。

7/24 13:09

7/24 13:23

これを行くのね。

7/24 13:23

三国志の…蜀の桟道のような…。

7/24 13:27

7/24 13:28

7/24 14:48

北岳山荘。テント泊と届け出。ビールとチューハイを購入しました。

7/24 18:26

ツェルトを設営。（遠く富士山が）
この後食事。

7/24 15:52

食事が終わり、暇なのでツェルトの中で冒険を始めたりして。ここでやらなくても…子供とのコミュニケーションの予習です。(実は万歩計がついているのが嬉しい。ちなみに初日は7900歩、2日目は19000歩でした。)

甲府の街灯りが見えてきます。

夜は満天の星空でした。が、うまく写真に残せませんでした。勉強しておこう。

7/25 4:34

寒い夜が明けてきました。

4:00起床。
眠い。静か。しかし充実感。

7/25 4:35

北岳の朝

7/25 4:41

仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳

7/25 4:45

間ノ岳。山荘の宿泊客より先に歩き始めよう。

7/25 4:47

中央アルプス

7/25 4:47

3000メートル超の尾根歩きは爽快。

7/25 4:48

富士山がかすんで…。

7/25 4:48

4:48

7/25 5:43

仙丈ヶ岳

7/25 5:44

間ノ岳山頂

7/25 5:46

間ノ岳山頂から北岳。左肩は甲斐駒ケ岳。右肩は鳳凰三山でしょう。北岳の後ろに薄らと見えるのは赤岳（八ヶ岳）だと思います。

7/25 5:47

農鳥岳側。

7/25 5:55

北岳の奥は赤岳(八ヶ岳)ですね。幻想的でした。

7/25 5:57

7/25 6:03

7/25 6:38

7/25 6:43

7/25 6:50

7/25 7:47

7/25 8:01

7/25 8:23

富士山ズーム

7/25 8:32

北岳山頂

7/25 8:35

7/25 8:57

キタダケソウじゃないよ。間違える人が多いけど、これはチョウノスケソウだね。

7/25 9:00

7/25 9:12

これもキタダケソウじゃない。ハクサンイチゲだね。

7/25 9:16

北岳から間ノ岳。素敵な尾根でした。

7/25 9:35

7/25 9:35

7/25 9:37

北アルプス

7/25 9:42

7/25 9:56

7/25 10:07

水色の屋根は肩の小屋

7/25 10:30

キタダケソウです。ハクサンイチゲと似ているけど、花びらの形葉っぱの形や大きさもちがうでしょ？

7/25 10:30

巡り合えて満足です。

7/25 10:31

7/25 10:38

クジャクチョウ。じっとしてないんですよね。

7/25 11:28

あんな風にして登ってきたのね。

7/25 12:13

7/25 14:03

無事下山しました。広河原山荘にて。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX5V SONY

OLYMPUS SZ-14 オリンパス

感想

yy_enchan

【美しい花畑】

北岳。日本で2番目の高峰、名前からしても山容からしても何やらゴツゴツしたイメージが強かったのですが、山頂付近は一面に花が咲き乱れており、懐が深く、やさしく美しいイメージが強くなりました。

【夏と言えども山頂は寒い】

荷物を軽減させるためにマットやシュラフを持って行きませんでした。これは甘かったですネ。夜、ツェルトの中では薄手の上着を着て、さらにカッパ上下を着て過ごしましたがそれでも寒い。吐く息は白くなります。斜面を吹き上げてくる湿った空気がツェルトにまとわりつき、天井から雫になって落ちてくる。これがまた冷たいです。横になると体温を地面に吸い取られるようにも感じました。エマージェンシー用の保温シートを広げ体に巻きつける。ザックの中身を全部出し、マット変わりにしてその上に寝る。ガスストーブでお湯を沸かして飲む。お菓子類を食べるなどして過ごしました。
疲れているので寝る。寒くて起きる。これを何度か繰り返しました。

【全てが素晴らしい】

素晴らしい山です。文句ありません。最高の夏山を経験させていただきました。

敢えて言うならば、バスとタクシー。始発はもう少し早く、最終はもう少し遅くしてもらえると、色々なバリエーションを楽しめるかなと思います。10時にはガスが出て山頂付近は視界不良になるので、4時には登り始められると嬉しいです。（これは登山者の我がままですが…）