また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 213746
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【大反省の穂高デビュー】前穂高〜奥穂高〜ジャンダルム〜西穂高

2012年08月03日(金) 〜 2012年08月04日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.1km
登り
2,384m
下り
2,371m

コースタイム

07:40沢渡大橋駐車場-08:30上高地BT-10:40岳沢小屋-14:15紀美子平-14:50前穂高岳-15:30紀美子平-17:15奥穂高岳-18:05奥穂高岳山荘

04:30奥穂高岳山荘-4:55奥穂高岳(御来光)-06:10ジャンダルム-08:40天狗岳-09:25間の岳-11:10西穂高岳-13:20西穂高岳山荘-16:10田代橋-16:20帝国ホテル前BS-16:50沢渡大橋駐車場
天候 2日間、晴れっぱなし。
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡大橋駐車場利用 @500円 2日間で1000円
沢渡地区〜上高地バス 往復2000円

駐車場は1泊だと言ったら「奥の日陰に停めな」と案内されました。
バスはほとんど待ち時間なし、駐車場〜バスターミナルで40分くらい。
帰りは帝国ホテル前〜駐車場で30分くらい。
コース状況/
危険箇所等
間の岳から西穂方面に下りるガレ場で落石を起こしてしまいました。
直下のパーティーのリーダーの指、2番手の方の腿に岩が当たってしまい負傷。
幸い大事に至らず、お詫びをして別れましたが、本当に申し訳ありませんでした。

奥穂〜西穂間ですれ違う際は、要注意です。

登山届けは上高地で提出出来ます。
お風呂は沢渡温泉湖畔の湯、大人700円にしてはイマイチ。
上高地バスターミナル、快晴。
2012年08月07日 07:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:47
上高地バスターミナル、快晴。
河童橋から、穂高方面。
2012年08月06日 09:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/6 9:23
河童橋から、穂高方面。
河童橋から、焼岳方面。
2012年08月06日 07:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/6 7:37
河童橋から、焼岳方面。
天然のクーラー、風穴。本当にここだけ涼しい。
2012年08月07日 07:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/7 7:45
天然のクーラー、風穴。本当にここだけ涼しい。
アザミの花。
2012年08月07日 07:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:44
アザミの花。
ホタルブクロ。
2012年08月07日 07:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:44
ホタルブクロ。
岳沢小屋が見えてきた。
2012年08月07日 07:42撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 7:42
岳沢小屋が見えてきた。
小屋の近くには、立派なユリ。
2012年08月07日 07:41撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:41
小屋の近くには、立派なユリ。
ここで水を補給して、急登に望む。
2012年08月07日 07:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/7 7:40
ここで水を補給して、急登に望む。
ガレ沢をワタル。
2012年08月07日 07:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:40
ガレ沢をワタル。
テン場の向こうに、乗鞍。
2012年08月07日 07:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/7 7:39
テン場の向こうに、乗鞍。
重太郎新道はハシゴやらクサリやら、多数。
2012年08月07日 07:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 7:39
重太郎新道はハシゴやらクサリやら、多数。
カモシカの立場、この名前いろんな山にあるよね。
2012年08月07日 07:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:53
カモシカの立場、この名前いろんな山にあるよね。
木陰で休憩をする先輩方。
2012年08月07日 07:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 7:52
木陰で休憩をする先輩方。
あっという間に小屋を見下ろす高さに。
2012年08月07日 07:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 7:51
あっという間に小屋を見下ろす高さに。
紀美子平。平って言うほど広くない。
2012年08月07日 07:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:51
紀美子平。平って言うほど広くない。
穂高の向こうに、今夜のお宿発見。
2012年08月07日 07:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:50
穂高の向こうに、今夜のお宿発見。
前穂直下に咲くキジムシロ。
2012年08月07日 07:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:50
前穂直下に咲くキジムシロ。
1つ目のピークに到着!
2012年08月06日 09:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
8/6 9:23
1つ目のピークに到着!
上高地方面を返り見る。
2012年08月07日 07:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:50
上高地方面を返り見る。
松本市街、奥にうっすら諏訪湖。
2012年08月07日 07:49撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:49
松本市街、奥にうっすら諏訪湖。
槍ヶ岳も、クッキリ。
2012年08月07日 07:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:48
槍ヶ岳も、クッキリ。
この吊り尾根を越えて、奥穂高へ向かいます。
2012年08月07日 07:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/7 7:48
この吊り尾根を越えて、奥穂高へ向かいます。
前穂高を後に。
2012年08月06日 09:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/6 9:16
前穂高を後に。
タカネツメクサかな?お花畑。
2012年08月07日 08:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:04
タカネツメクサかな?お花畑。
紀美子平から前穂のピストン、こう見ると意外と長い。
2012年08月07日 08:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:03
紀美子平から前穂のピストン、こう見ると意外と長い。
岳沢小屋の真上。ここを登る人もいるとか。
2012年08月07日 07:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:59
岳沢小屋の真上。ここを登る人もいるとか。
岩陰にひっそり、イワツメクサ。
2012年08月07日 07:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/7 7:59
岩陰にひっそり、イワツメクサ。
吊り尾根の北側を覗くと、色鮮やかな涸沢のテント場。
2012年08月07日 07:58撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 7:58
吊り尾根の北側を覗くと、色鮮やかな涸沢のテント場。
奥穂高の山頂が見えてきた。
2012年08月07日 07:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 7:57
奥穂高の山頂が見えてきた。
西日に染まる、槍ヶ岳。
2012年08月07日 07:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/7 7:56
西日に染まる、槍ヶ岳。
奥穂到着。長かった。
2012年08月06日 09:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
8/6 9:17
奥穂到着。長かった。
お社は、明日の朝参拝します。
2012年08月06日 09:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/6 9:17
お社は、明日の朝参拝します。
鮮やかに染まる、常念岳方面。
2012年08月07日 08:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:12
鮮やかに染まる、常念岳方面。
雪の上をチョンチョンと歩くイワヒバリ。
2012年08月07日 08:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:12
雪の上をチョンチョンと歩くイワヒバリ。
今夜の宿を、真上から。
2012年08月06日 09:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/6 9:27
今夜の宿を、真上から。
涸沢岳のふもとに、テント場。
2012年08月07日 08:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:11
涸沢岳のふもとに、テント場。
何とか夕暮れマジックアワーに間に合う。
2012年08月07日 08:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:11
何とか夕暮れマジックアワーに間に合う。
ベーコンたっぷりカルボナーラ、キュウリ浅漬け、ビール。
2012年08月07日 08:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:10
ベーコンたっぷりカルボナーラ、キュウリ浅漬け、ビール。
ごはん食べ終えると、オレンジ色の満月がぽっかり。
2012年08月06日 09:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
8/6 9:26
ごはん食べ終えると、オレンジ色の満月がぽっかり。
風が強いので、小屋の中に避難。ハングル語が飛び交うテーブルを横目にウイスキーチビチビ。
2012年08月07日 08:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:09
風が強いので、小屋の中に避難。ハングル語が飛び交うテーブルを横目にウイスキーチビチビ。
日が昇る前にテント撤収、出発。
2012年08月07日 08:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:09
日が昇る前にテント撤収、出発。
ジャンダルムの上に、傾く月。
2012年08月06日 09:49撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
5
8/6 9:49
ジャンダルムの上に、傾く月。
御来光をキャッチ。
2012年08月06日 09:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/6 9:18
御来光をキャッチ。
はるか北の峰々まで見渡せる。
2012年08月07日 08:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:22
はるか北の峰々まで見渡せる。
山頂もハングル団に占拠された!
2012年08月07日 08:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:26
山頂もハングル団に占拠された!
ジャンダルムの奥に、奥穂の陰。
2012年08月07日 08:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:26
ジャンダルムの奥に、奥穂の陰。
南東を見れば、このラインナップ。
2012年08月07日 08:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:25
南東を見れば、このラインナップ。
日本一の山、どーん。
2012年08月06日 09:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/6 9:19
日本一の山、どーん。
朝陽に染まる焼岳、乗鞍岳。
2012年08月06日 09:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/6 9:27
朝陽に染まる焼岳、乗鞍岳。
お馴染みの八ヶ岳、どーん。
2012年08月07日 08:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
8/7 8:25
お馴染みの八ヶ岳、どーん。
ジャンダルムに向けて、出発。
2012年08月07日 08:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:25
ジャンダルムに向けて、出発。
何となく同じペースになった方々と、チームジャンダルム結成?
2012年08月07日 08:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:24
何となく同じペースになった方々と、チームジャンダルム結成?
馬ノ背も、難なく通過。
2012年08月07日 08:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:24
馬ノ背も、難なく通過。
まだ早い、もうちょっと近くまで行くから、明けないで。
2012年08月07日 08:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:23
まだ早い、もうちょっと近くまで行くから、明けないで。
クサリを使って、トラバース。
2012年08月07日 08:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/7 8:23
クサリを使って、トラバース。
今回のチームのお師匠様。ありがとうございました。
2012年08月07日 08:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/7 8:22
今回のチームのお師匠様。ありがとうございました。
ジャンダルム直下に到着。
2012年08月06日 09:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/6 9:23
ジャンダルム直下に到着。
後発の方が撮っていた、直登シーン。
2012年08月07日 08:52撮影
8
8/7 8:52
後発の方が撮っていた、直登シーン。
直登完了!
2012年08月07日 08:53撮影
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8/7 8:53
直登完了!
反対側からカモの会の皆さんが登場。
2012年08月07日 08:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:32
反対側からカモの会の皆さんが登場。
順番を待って、記念撮影。3163m。
2012年08月06日 09:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/6 9:20
順番を待って、記念撮影。3163m。
師匠は風見鶏と勘違いしていたが、これは天使です。
2012年08月07日 08:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/7 8:31
師匠は風見鶏と勘違いしていたが、これは天使です。
反対側からジャンダルム。
2012年08月06日 09:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/6 9:25
反対側からジャンダルム。
天狗のコルの避難小屋跡。
2012年08月07日 08:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:31
天狗のコルの避難小屋跡。
この辺で師匠と別れ、後発の一団とご一緒に。
2012年08月06日 09:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/6 9:24
この辺で師匠と別れ、後発の一団とご一緒に。
上から覗き見る、焼岳の外輪山っぷり。
2012年08月07日 08:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/7 8:30
上から覗き見る、焼岳の外輪山っぷり。
自然が作り出した、見事な岩畳。
2012年08月07日 08:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/7 8:28
自然が作り出した、見事な岩畳。
後ろから撮ってもらった1枚。
2012年08月07日 08:53撮影
8/7 8:53
後ろから撮ってもらった1枚。
昨日歩いた吊り尾根、長いなあ。
2012年08月07日 08:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:27
昨日歩いた吊り尾根、長いなあ。
なんであんな所登ったんだろうっていう、重太郎新道の全貌。
2012年08月07日 08:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/7 8:48
なんであんな所登ったんだろうっていう、重太郎新道の全貌。
ひたすら青空の中を進む。
2012年08月07日 08:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:40
ひたすら青空の中を進む。
北アルプス、裏銀座の峰々。
2012年08月07日 08:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:39
北アルプス、裏銀座の峰々。
間の岳直下に咲く、イワギキョウ。
2012年08月06日 09:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/6 9:26
間の岳直下に咲く、イワギキョウ。
問題の現場。この目の前の岩も落石寸前。
2012年08月07日 08:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:38
問題の現場。この目の前の岩も落石寸前。
一番緊張を強いられたガラガラ岩場。
2012年08月07日 08:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:37
一番緊張を強いられたガラガラ岩場。
間もなく西穂。
2012年08月06日 09:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/6 9:22
間もなく西穂。
3穂高目、到着。
2012年08月07日 08:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
8/7 8:37
3穂高目、到着。
一緒に歩いてきたマイク(?)一団と。
2012年08月06日 09:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/6 9:23
一緒に歩いてきたマイク(?)一団と。
ギザギザピークを抜けて行きます。
2012年08月07日 08:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:37
ギザギザピークを抜けて行きます。
西穂を振り返る。
2012年08月07日 08:54撮影
8/7 8:54
西穂を振り返る。
山荘到着、コーラ250缶が300円。
2012年08月07日 08:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:36
山荘到着、コーラ250缶が300円。
賑わう西穂高山荘。
2012年08月07日 08:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:35
賑わう西穂高山荘。
2リットル400円のお水買って、カップラーメン。
2012年08月07日 08:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/7 8:34
2リットル400円のお水買って、カップラーメン。
上高地に向けて、下ります。
2012年08月07日 08:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:34
上高地に向けて、下ります。
無事下山。
2012年08月07日 08:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/7 8:34
無事下山。
田代橋から、穂高。
2012年08月06日 09:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/6 9:20
田代橋から、穂高。

感想

奥穂高ジャンダルム。その言葉を知ったのは小学生の時。好きだったマンガに出てきたその山に、いつか登りたいなと思っていた。

初の穂高連峰にあたり、コースの中心にジャンダルムがあり、奥穂高にテント泊ということで今回のコースになったのだが、バスの中や行き違う人、そして東京にいる友人達からも「なんで初っぱなからそのコース?」との声。どうやらかなり難易度の高いコースだったらしい。

寝不足、夏風邪、直したばかりの登山靴と条件の悪い中、中央道を走る。案の定山梨に入った辺りで猛烈な眠気、釈迦堂PAにて仮眠、沢渡に到着したのは、予定より遥かに遅れた7時半。

バスに乗り上高地へ、空はこれ以上ないくらいの青さ。林道から登山道へ、岳沢を越えて、重太郎新道に入ると、後は延々と続く急登。紀美子平に到着したのは14時過ぎ、これは前穂高を諦めるかと迷っていたのですが、一緒に休憩していた方の「だーいじょうぶ、7時まで日は沈まないよ」の一言に背中を押され前穂ピストン。パノラマ絶景、槍やら諏訪湖やら、登って大正解。

キツい西日を浴びながら吊り尾根、一緒に歩いていた皆さんと声かけ合いながら奥穂に到着し、みんなで写真撮影大会。陽がだいぶ傾いてきたので、大急ぎで小屋へ。

テント場はまだまだ余裕、さっさと幕営して晩ごはん。雪渓の雪で持ってきたビールと浅漬け冷やしておいて、カルボナーラ。山荘前はハングル語が飛び交い、さながら新大久保の街。風が強くなってきたので小屋の土間に避難してウイスキー、ここもハングルに占拠されていて、コミュニケーションとれず。さっさとテントに戻る。

体調も悪いし、起きられなかったらのんびり涸沢の方から下りようなんて思っていたのですが、目が覚めたら2時。フライをしっかり固定していなかったので、テント本体が剥き出し。いやん。さっさと朝ごはん、身支度終えて、予定通り西穂に向けて出発。

奥穂山頂で御来光、空荷のハングル一団が大ハシャギ。いやいやそれ、いちおう神様の祠なんですけど... ひとしきり撮影して、ジャンダルムの方にに向かう。富士山、南アルプス、八ヶ岳、槍に北アルプスの峰々、青空の下クッキリ。

細い尾根を進み馬の背、ここで大体同じペースな皆さんと即席パーティー結成。中でもベテランの岐阜から来た男性がコースにも詳しく、かってに師匠と御呼びしてご一緒させていただく。

おかげで楽々ルートファインディング、ジャンダルム直下まで来たら師匠が「ここ、直登できるよ」と。まずは一緒に歩いていた方が、師匠の指示で直登。ぼくもそれに乗っかって直登。こんな体験が出来るとは、出会いって素晴らしい!

気を良くして、ヤセ尾根を次々と進む。しかし間の岳の下りで事件発生。登ってくる方を待とうとちょっとルートを外れた瞬間、足元の石がグラリ。その石が岩に当たり、一瞬のうちにガラガラっと転げはじめた。「ラーック!!」と叫んだ時にはもう、直下の4人パーティーの1番目2番目の方に岩が当たり、岩はそのまま崖下へ。後続に人が居たらヤバいと声を出し続ける。どうやら以降は大丈夫だったらしい。しかし延々と鳴り止まない落石音に、全身からイヤな汗が吹き出る。

岩の当たった方の指からは血が流れていた。「何してくれんねん!」「折れたんやったらまだいいが、打撲はキツいでぇ」すれ違い様にキツい関西弁を浴びせられ、ひたすら謝る。完全にこちらの油断でした、申し訳ありませんでした。

以降慎重に、西穂高を目指す。何人かの方に「あのガレ場じゃあ、君が落とさなくても誰かが落としていたよ」とか「大事にならなくてよかったよ」との言葉を頂き、何とか気分も持ち直す。西穂高から山荘では、後続から来たマイク一団としゃべりながら、楽しい山行。

山荘でお昼食べて、マイク達にお別れ。山荘近辺とは打って変わって静かな上高地方面に向けて、延々と下山。田代橋から帝国ホテル前のバス停に出て、沢渡に戻る。

なぜか洗い場の椅子が異様に高い、沢渡温泉の湖畔の湯で汗を流し、岡谷の実家へ。

---
落石は、落とされた方がもちろんツライが、落とした方も本当にツライ。今回の反省を胸に、今後は最大限注意して歩きたいと思う。

あの場にいた方、ご迷惑をかけた方でこの記録見た方がいたら、ぜひご連絡ください。

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コメント

ドッキドキ
otkme さん、はじめまして。

紫のシャツの方、もしかしたら、テーブルに
とてもオシャレな紫のカメラを置いていた方かな。
記録のカメラから検索すると間違いない!
若いお兄ちゃんはカメラまでオシャレだなあって見てました。

西穂の奥の岩むき出しのだらけの山を登ってこられたのですね。すごいですね!写真を見ているだけでも、緊張してドキドキしてきます。(53番怖い)

落石怖いですよね。わたしも、小石をちょっと転がしてヒヤッとしましたよ。幸い、まわりには誰もいませんでしたけど。「あ!」という言葉は出ても「ラーク!」って咄嗟に出るのか心配。練習しなくちゃ。。??
相手も方もですが、辛い思いをしましたね。相手の方大した事なければいいのですが。今後、気をつけましょうね。
2012/8/11 20:26
usavichさん>
コメントありがとうございます。
山荘のテーブルにカメラ置いて、カップラーメン食べていた者です。
あのカメラ衝撃に強くて、奥穂の山頂の岩場で落としたけど無傷でした。

怖い思いもしましたが、快晴の中の大縦走は、思い出しても胸がスカッとします。
ただし事故は事故、今後も気を抜かず、細心の注意で山に望もうと思います。

若いお兄ちゃん... こう(?)見えて40歳です。
2012/8/12 9:08
天狗岳とジャンの間ですれ違っていますね。
otkme さん、はじめまして。

コースタイムだと、天狗岳とジャンの間ですれ違っていますね。この間はあまり人とすれ違っていないのですが、レコを読むと他の方々とグループを形成していた様ですね。そのグループは若干覚えています。流石にどの方かは判りませんが

この区間での落石は確かに難しい問題ですね。なかなか落石を起こさずに通るのは大変ですが、でも大事故につながるので起こしてはならない事ですね。

実は自分もこの区間で少しだけ落石を起こしました。ちょっとでしたけどヒヤッとしました。もっとも自分の時は、後ろは当分誰もいない時間帯だったのですが、それ以後は人も増えるので細心の注意をして落としませんでした。でも奥穂から北穂の区間で渋滞で止まっていた時、前の人が落とすのを見てヒヤッとしました この土日は特に混んでいたので尚更でしたね。
2012/8/13 16:54
Futaroさん>
はじめまして。

ちょうどすれ違いのピークが間の岳下りで来てしまった事。
ちょっと避けようと思って横に動いてしまった事。
もう少し上の方で待っていれば良かった。

反省材料はいくらでもありますが、まずは細心の注意が大事ですね。
今後気をつけたいと思っています。
2012/8/16 9:26
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