三俣蓮華岳〜黒部五郎岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜笠ヶ岳
- GPS
- 75:54
- 距離
- 62.4km
- 登り
- 5,557m
- 下り
- 4,952m
コースタイム
新穂高無料駐車場3:29−4:36笠新道分岐−5:13小池新道登山口−7:16鏡平山荘7:32−8:11弓折乗越−9:05双六小屋9:36−11:11(中道ルート)三俣蓮華岳山頂11:37−12:42黒部五郎小舎
8月5日
黒部五郎小舎4:06−5:45黒部五郎岳山頂−7:05黒部五郎小舎7:19−9:08三俣山荘9:19−10:20鷲羽岳山頂10:25−11:10ワリモ北分岐−11:41水晶小屋12:00−12:29水晶岳山頂−12:59水晶小屋
8月6日
水晶小屋3:20−5:05鷲羽岳山頂−5:50三俣山荘−7:35(巻道コース)双六小屋−8:28弓折乗越8:47−11:10笠新道分岐11:15−12:12笠ヶ岳山荘−12:25笠ヶ岳山頂−12:42笠ヶ岳山荘
8月7日
笠ヶ岳山荘4:25−5:16笠新道分岐−6:01杓子平−7:46笠新道入口−8:38新穂高駐車場
天候 | 4日晴れ、5日晴れ、6日雨のちくもり、7日雨のちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
シーズン中であれば入山者も多く道迷いの心配はないでしょう。ところどころ雪渓もありますが問題なし。水晶岳山頂の手前の岩場と笠新道の下山がちょっと注意するって感じです。 |
写真
感想
2泊3日か3泊4日で北アルプスの百名山を目指すという目的での山行。昭文社の山と高原地図のコースタイムをみると一日の行動時間は10時間以上。不安はありましたがなんとか4座できました。
心がけてたのは焦らないこと(歩幅を小さくゆっくり登る)と早い行動開始、あと休憩をしっかりとること。
自分にとってはきついかなぁと思ってましたが無事に終えてなによりというのが率直な感想です。(GPSのログは笠ヶ岳からの下山途中で電池切れになってます)。参考になるかどうかわかりませんがかなり主観的な感想を以下に。
8月4日
週末で天気もよく新穂高に車を駐車できるか不安でしたが22時に到着すれば大丈夫でした。林道歩きが長いので暗いうちに出発しても問題ありません。起伏もなく歩きやすいのでペースが上がると思いますがここを意識してゆっくりゆっくりと歩くのは大事なポイントです。で、小池新道からは本格的な登山です。歩きにくい岩の道ですが、よく整備されているので問題ないと思います。普通一日目は双六小屋までというパターンが多いんでしょうか?でも普段の登山でコースタイムより早く登れてるのなら先を目指す計画をたてて問題ないと思います。黒部五郎小舎までその日に到着するという目的が達成できて満足でした。小屋の手前は急斜面の下りです。気持ちを引き締めましょう。
8月5日
この日もいい天気。五郎への山頂、暗いうちからの行動開始は道がよくないのでゆっくりになりますがそれがよいかも。小屋に帰ってきてから今日の登山開始という気持ちになれば水晶小屋まではラクなものです。水晶小屋に到着した時点で今日の予定は完了と思い込み宿泊となりましたが三俣山荘か双六小屋まで降りてれば次の日の行動に余裕が持てます。
8月6日
前日は21時ごろからかなりの雨。3時には雨が上がってたので出発しましたが今回の山行で最大の恐怖を・・・
ワリモ岳手前でゴロゴロと雷が。突然雨が降り出しカッパ装着。4時ごろから30分間のあいだ、ピカッと光って5秒後にバリバリという雷鳴のサイクルが連続。稜線上で身を隠すところもなくとりあえずストックを遠くに投げ小さく丸まってるしかなかった。でも感動的な光景でした。雲の平方面を稲妻がズバッ、耳がジーンとなるほどの雷鳴、稲妻でなくピカッとストロボが発光し一瞬昼間のような明りがあたりにひろがり雷鳴・・・。雷って2種類あるんだなぁってわかりました。
ピカッと来て雷鳴がとどろくまで5秒ほどの間隔があったので距離はあるのかなぁと感じてましたが怖くてたまりませんでした。やっとおさまって立ち上がったときには涙があふれてました。写真でなく動画をとってればと後悔でたまりません。まぁその時はそんな考えはおもいうかびませんでしたが。
そんなわけで鷲羽岳から三俣山荘到着。登山準備を始めた多くの登山者がいましたがさっきの雷をどう思ってたんだろうと感じてました。
双六小屋までは巻道ルート。写真のところにも書きましたがどちらから向かうにしても巻道ルートより中道ルートがラクだと思いました。
弓折野越では笠ヶ岳に向かうかどうか散々迷いました。その日のうちに下山すれば翌日が休みなので広島までゆっくり運転して帰れます。もし笠ヶ岳に向かえばその日に下山できなくて山荘で一泊して翌日午前中に下山。それから広島まで運転して翌日は仕事・・・。
ですが今回この地点までいてまた再度笠ヶ岳に登頂するのはもったいないという思いが強く(去年日帰りで北岳に登り、間ノ岳に行かなかったことを後悔、北岳山荘に泊って間ノ岳も行くべきだった)笠ヶ岳へ。
笠新道分岐から笠ヶ岳山頂までかなり遠い(コースタイム1時間10分は間違いだろう!と思います)
8月7日
天気はよくないですが雷の心配はないようなので(笑)今日も早立ち。笠新道はかなりの急こう配、登りはキツいでしょうね。広島まで650キロの運転があるので軽ーくスピードアップで下山。ここまででかなり疲労があるのでしょう、3回こけました。
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