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Yamareco

記録ID: 249408
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(赤岳〜横岳〜硫黄岳)

2012年11月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:08
距離
17.0km
登り
1,556m
下り
1,539m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:53赤岳山荘-7:56美濃戸山荘-9:56行者小屋10:08-11:15文三郎尾根分岐11:20-11:52赤岳12:20-12:21赤岳頂上小屋-12:37赤岳天望荘-12:43地蔵の頭-13:27三叉峰-13:39横岳-14:03硫黄岳山荘14:15-14:36硫黄岳14:41-14:52赤岩の頭-15:20赤岳鉱泉15:54-16:51美濃戸山荘-16:55赤岳山荘
天候 曇り〜晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
諏訪南IC→八ヶ岳ズームライン→美濃戸口→赤岳山荘
赤岳山荘の駐車場 1日1000円

美濃戸口〜赤岳山荘までの林道は、路面が荒れている為、車高の低い車で登ると腹を擦ります。
今回、積雪はありませんでしたが一部凍結している箇所がありました。
これからの時期はスタッドレスタイヤでないと登れないと思います。
積雪状況によってはタイヤチェーンが必要になるようです。
コース状況/
危険箇所等
美濃戸山荘〜行者小屋と美濃戸山荘〜赤岳鉱泉の間は上部に行くほど凍結箇所が多くなってくるので、途中からアイゼン付けて歩きました。

行者小屋〜赤岳への文三郎尾根はトレースあり。
階段は半分雪に埋もれていました。
上部の鎖はまだ雪から出ていてしっかりと使えました。
地蔵尾根は未確認ですが、そちらから登ってきた方も居たので文三郎尾根と同様の状況だと思われます。

赤岳〜横岳〜硫黄岳の間も消えかかっていましたが、トレースありでした。
赤岳へのルートに比べると歩く人が少ないようです。
積雪量はそんなに多くないので、ワカンやスノーシューは必要なしでした。
アイゼンとピッケルがあれば普通に歩けました。
横岳周辺は雪と氷と岩のミックスになっている箇所があるので、慎重に通過しました。

硫黄岳〜赤岳鉱泉の間もしっかりトレース付いてました。
こちらのルートはアイゼンとダブルストックで十分登れる状況に見えました。

美濃戸口の八ヶ岳山荘前と、美濃戸の赤岳山荘前にそれぞれ登山ポストあり。

下山後の温泉は原村八ヶ岳温泉ふれあいセンター「もみの湯」に入ってきました。
開館時間:10時〜21時30分(受付終了21時)
料金:大人500円、小人300円(夕方5時以降 大人300円、小人150円)
休館日:第3水曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始
諏訪湖サービスエリア。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
諏訪湖サービスエリア。
霧の中の諏訪湖。
山の天気はどうだろう…
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
霧の中の諏訪湖。
山の天気はどうだろう…
サービスエリアから見た八ヶ岳方面。
南の端の編笠と権現かな?
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
サービスエリアから見た八ヶ岳方面。
南の端の編笠と権現かな?
高速を降りて、八ヶ岳ズームラインから見る八ヶ岳。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
高速を降りて、八ヶ岳ズームラインから見る八ヶ岳。
雪はまだまだ少なそうです。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
雪はまだまだ少なそうです。
赤岳山荘まで車で登って行ったら、何とカモシカがお出迎え!
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:19
赤岳山荘まで車で登って行ったら、何とカモシカがお出迎え!
近い、近いよ!
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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12/2 7:19
近い、近いよ!
気温は-2℃。
まだまだ暖かいですね。
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:19
気温は-2℃。
まだまだ暖かいですね。
何の変哲もない赤岳山荘と思いきや、
右側の階段の下をよく見て下さい!
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
何の変哲もない赤岳山荘と思いきや、
右側の階段の下をよく見て下さい!
まさかのカモシカが餌食べてますw
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
まさかのカモシカが餌食べてますw
金曜日なんで駐車場はガラガラ。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
金曜日なんで駐車場はガラガラ。
さて、出発します。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
さて、出発します。
赤岳山荘から徒歩3分、美濃戸山荘。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
赤岳山荘から徒歩3分、美濃戸山荘。
美濃戸山荘前の水場は冬でも使えます。
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:19
美濃戸山荘前の水場は冬でも使えます。
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:19
美濃戸山荘前で登山道は北沢と南沢に分かれます。
北沢→赤岳鉱泉
南沢→行者小屋
今日は南沢から行者小屋を目指します。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
美濃戸山荘前で登山道は北沢と南沢に分かれます。
北沢→赤岳鉱泉
南沢→行者小屋
今日は南沢から行者小屋を目指します。
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:19
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
沢みたいですが凍った道です。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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沢みたいですが凍った道です。
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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この辺りはまだ雪はありませんが、つららとか氷はいっぱいありました。
2012年12月02日 07:19撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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この辺りはまだ雪はありませんが、つららとか氷はいっぱいありました。
本当に沢みたいですが、凍った道です。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
本当に沢みたいですが、凍った道です。
こっちは凍った沢です。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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こっちは凍った沢です。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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半分くらい来ました。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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半分くらい来ました。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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凍った沢の下を水が流れています。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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凍った沢の下を水が流れています。
道がツルツルになってきたんで、アイゼン装着。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
道がツルツルになってきたんで、アイゼン装着。
登山道はこんな感じ。
白い部分は雪に見えますが実際はカチカチの氷です。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
登山道はこんな感じ。
白い部分は雪に見えますが実際はカチカチの氷です。
山が見えました!
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/2 7:20
山が見えました!
横岳の辺りですね。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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横岳の辺りですね。
行者小屋着。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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行者小屋着。
本日の目的地、赤岳見えました。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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12/2 7:20
本日の目的地、赤岳見えました。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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真っ直ぐ行くと赤岳。
右へ行くと阿弥陀岳。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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真っ直ぐ行くと赤岳。
右へ行くと阿弥陀岳。
黙々と登っていると硫黄岳が見えてきました。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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黙々と登っていると硫黄岳が見えてきました。
雪の阿弥陀、カッコいい。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雪の阿弥陀、カッコいい。
トレースあり。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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トレースあり。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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けっこう急です。
2012年12月02日 07:20撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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けっこう急です。
中岳と阿弥陀岳。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:43
中岳と阿弥陀岳。
北アルプスが見えました。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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北アルプスが見えました。
穂高から常念辺りを拡大。
槍は相変わらず尖ってます。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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穂高から常念辺りを拡大。
槍は相変わらず尖ってます。
中途半端に雪に埋もれた階段。
アイゼン引っ掛けて転ばないように要注意です。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:43
中途半端に雪に埋もれた階段。
アイゼン引っ掛けて転ばないように要注意です。
硫黄岳、横岳。
天気良くなってきましたね。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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硫黄岳、横岳。
天気良くなってきましたね。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ちょっと平らな所に出ましたよ。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ちょっと平らな所に出ましたよ。
赤岳を見上げます。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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赤岳を見上げます。
北八ヶ岳、蓼科山?
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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北八ヶ岳、蓼科山?
行者小屋を振り返ります。
けっこう登ってきたなぁ。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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行者小屋を振り返ります。
けっこう登ってきたなぁ。
自分撮り。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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自分撮り。
鎖はまだまだ使えそうですね。
それにしても、この雪カッチカチに見えますね。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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鎖はまだまだ使えそうですね。
それにしても、この雪カッチカチに見えますね。
岩と氷と雪のミックス。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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岩と氷と雪のミックス。
中岳、阿弥陀岳。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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中岳、阿弥陀岳。
中岳の左に中央アルプスが見えました。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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中岳の左に中央アルプスが見えました。
中央アルプスアップで。
手前のスキー場は富士見パノラマかな?
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:43
中央アルプスアップで。
手前のスキー場は富士見パノラマかな?
何かトレースなくなったんですけど(; ・`д・´)
まあ、実際はトレースの上に新雪が積もってますが、そんなに沈むこともなく歩けるので楽チンだったりします。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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12/5 3:43
何かトレースなくなったんですけど(; ・`д・´)
まあ、実際はトレースの上に新雪が積もってますが、そんなに沈むこともなく歩けるので楽チンだったりします。
文三郎尾根分岐まで登ってきました。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:43
文三郎尾根分岐まで登ってきました。
文三郎尾根分岐から眺める中岳と阿弥陀岳。
重なっちゃってちょっと分かりにくいですね。
左側には中央アルプス、右側には北アルプスが広がっています。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:43
文三郎尾根分岐から眺める中岳と阿弥陀岳。
重なっちゃってちょっと分かりにくいですね。
左側には中央アルプス、右側には北アルプスが広がっています。
阿弥陀の山頂に人が居ました。
テント張ってる?
2012年12月05日 03:46撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:46
阿弥陀の山頂に人が居ました。
テント張ってる?
ここまで来ると、さらに南側の権現岳と編笠山が見えます。
そしてその向こうには南アルプスも。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:43
ここまで来ると、さらに南側の権現岳と編笠山が見えます。
そしてその向こうには南アルプスも。
雪が綺麗でした。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雪が綺麗でした。
まだまだ雪が少ないです。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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まだまだ雪が少ないです。
キレット分岐。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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キレット分岐。
赤岳への最後の登り。
まだ鎖が使えて簡単に登れます。
2月に来た時は鎖も使えず、落ちたら絶対止まらないだろう急斜面に物凄くびびりました。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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赤岳への最後の登り。
まだ鎖が使えて簡単に登れます。
2月に来た時は鎖も使えず、落ちたら絶対止まらないだろう急斜面に物凄くびびりました。
変な雲。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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変な雲。
竜頭峰分岐。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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竜頭峰分岐。
ここまで来て初めて富士山が見えました。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ここまで来て初めて富士山が見えました。
富士山アップで。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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富士山アップで。
赤岳山頂へ、最後の登り。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:43
赤岳山頂へ、最後の登り。
山頂着。
山頂には2人組みのベテラン登山者が居ました。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/5 3:43
山頂着。
山頂には2人組みのベテラン登山者が居ました。
山頂から、富士山、南アルプス、権現岳、編笠山。
2012年12月05日 03:43撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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山頂から、富士山、南アルプス、権現岳、編笠山。
南アルプス、権現岳、編笠山。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
南アルプス、権現岳、編笠山。
南アルプス、鳳凰三山。
2012年12月08日 19:01撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 19:01
南アルプス、鳳凰三山。
南アルプス、北岳。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
南アルプス、北岳。
南アルプス、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
南アルプス、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。
中央アルプス。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
中央アルプス。
北アルプス。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
北アルプス。
赤岳頂上小屋、横岳、硫黄岳。
さらに向こうには浅間山も見えていました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
赤岳頂上小屋、横岳、硫黄岳。
さらに向こうには浅間山も見えていました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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良い天気です。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:24
良い天気です。
こっちは清里方面?
尖ってるのが金峰山かな?
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
こっちは清里方面?
尖ってるのが金峰山かな?
恒例のセルフタイマーで自分撮り。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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12/8 20:29
恒例のセルフタイマーで自分撮り。
飛行機雲がカッコいい。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
飛行機雲がカッコいい。
山頂を後にして先に進みます。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
山頂を後にして先に進みます。
赤岳頂上小屋。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
赤岳頂上小屋。
山頂を振り返って。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
山頂を振り返って。
赤岳北峰。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:24
赤岳北峰。
これから歩く横岳〜硫黄岳。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
これから歩く横岳〜硫黄岳。
かなり下って来て、赤岳山頂方面を振り返りました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
かなり下って来て、赤岳山頂方面を振り返りました。
アイゼン落ちてた(^_^;)
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
アイゼン落ちてた(^_^;)
左に行者小屋、右に赤岳鉱泉が見えてます。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
左に行者小屋、右に赤岳鉱泉が見えてます。
赤岳展望荘。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
赤岳展望荘。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
やってません。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
やってません。
お馴染みの風車も今は休んでいました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
お馴染みの風車も今は休んでいました。
地蔵の頭。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:24
地蔵の頭。
お地蔵さん。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
お地蔵さん。
横岳が近づいてきました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
横岳が近づいてきました。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:24
何の動物でしょうか?
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:24
何の動物でしょうか?
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:24
赤岳、中岳、阿弥陀岳。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
赤岳、中岳、阿弥陀岳。
稜線上はトレースが薄いです。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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稜線上はトレースが薄いです。
何て書いてあったんだろう?
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:24
何て書いてあったんだろう?
トレースほぼありません。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
トレースほぼありません。
横岳はまだまだ岩山ですね。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
横岳はまだまだ岩山ですね。
ガスが上がってきました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ガスが上がってきました。
ガスの中を進みます。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ガスの中を進みます。
杣添尾根。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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杣添尾根。
杣添尾根分岐。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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杣添尾根分岐。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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横岳への梯子。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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横岳への梯子。
もうすぐ山頂。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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もうすぐ山頂。
横岳山頂。
丁度、2人組みのクライマーの人が登って来ていました。
自分何かとは佇まいからして違いますね。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
12/8 20:29
横岳山頂。
丁度、2人組みのクライマーの人が登って来ていました。
自分何かとは佇まいからして違いますね。
硫黄岳に向かいます。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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硫黄岳に向かいます。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ガスガス。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ガスガス。
ガスの中の硫黄岳。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ガスの中の硫黄岳。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雪に埋もれた硫黄岳山荘。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雪に埋もれた硫黄岳山荘。
駒草神社の前で一休み。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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駒草神社の前で一休み。
硫黄岳山荘を後にします。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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硫黄岳山荘を後にします。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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この辺りは雪が少ないです。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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この辺りは雪が少ないです。
雪と岩の道を行きます。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雪と岩の道を行きます。
歩いて来た道を振り返って。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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歩いて来た道を振り返って。
まだ夕日には早いんですが、微妙にオレンジ色に染まる中央アルプス。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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まだ夕日には早いんですが、微妙にオレンジ色に染まる中央アルプス。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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だだっ広い硫黄岳山頂に到着しました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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だだっ広い硫黄岳山頂に到着しました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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爆裂火口。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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爆裂火口。
山頂。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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山頂。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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山頂から赤岳を振り返って。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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山頂から赤岳を振り返って。
雪に埋もれています。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雪に埋もれています。
オーレン小屋?
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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オーレン小屋?
自分以外の足跡があるのを久しぶりに見ました。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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自分以外の足跡があるのを久しぶりに見ました。
赤岩の頭に向かって下ります。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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赤岩の頭に向かって下ります。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雲の中に隠れた太陽からの光が反射して綺麗でした。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雲の中に隠れた太陽からの光が反射して綺麗でした。
本当に。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
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本当に。
綺麗でした。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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綺麗でした。
硫黄岳からの下りは、ピッケルよりもストックの方が良いですね。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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硫黄岳からの下りは、ピッケルよりもストックの方が良いですね。
普通の樹林帯になりました。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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普通の樹林帯になりました。
赤岳鉱泉着。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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赤岳鉱泉着。
作りかけのアイスキャンディー。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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作りかけのアイスキャンディー。
遅めの昼食。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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遅めの昼食。
時間がないのでとっとと帰ります。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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時間がないのでとっとと帰ります。
雪がなくなってきました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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雪がなくなってきました。
カモシカ発見!
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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カモシカ発見!
何か食べてますね。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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何か食べてますね。
草の陰からコンニチハ。
首かしげて不思議そうな顔してますね。
「何だあいつ??」
って感じ。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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草の陰からコンニチハ。
首かしげて不思議そうな顔してますね。
「何だあいつ??」
って感じ。
カモシカは名前にシカって付いてますが、実はウシの仲間だそうです。
2012年12月08日 20:24撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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カモシカは名前にシカって付いてますが、実はウシの仲間だそうです。
走って逃げるカモシカ。
あんまり足細くないんですよね。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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走って逃げるカモシカ。
あんまり足細くないんですよね。
登山道の終点まで降りてきました。
ここからは30分程の林道歩きです。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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登山道の終点まで降りてきました。
ここからは30分程の林道歩きです。
ここまで来ると雪は全くないですね。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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ここまで来ると雪は全くないですね。
暗くなってきました。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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暗くなってきました。
美濃戸山荘まで戻ってきました。
お疲れ様でした。
2012年12月08日 20:29撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
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美濃戸山荘まで戻ってきました。
お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

11月の最終日、雪山シーズンに入ったばかりの南八ヶ岳へ行ってきました。
常念岳登山口に至る林道一ノ沢線の今期の通行が最終日という事で、どちらに行こうか迷ったのですが、常念は11月頭にも登っているし雪の量も多くて時間が掛かりそうだったので、今回は大人しく八ヶ岳にしておきました。

自宅を出発したのは6時半頃。
季節は冬、日の出も遅いし太陽が出るまでは寒くて辛いので今回は若干遅めの出発です。
松本ICから高速に乗って諏訪方面へ。
諏訪南ICで高速を降りて左折し、八ヶ岳ズームラインを上って行くと正面に少しだけ雪化粧した八ヶ岳が見えて来ました。
確か事前の天気予報では曇りの予報だったんですが、雲の中に青空も少しだけ見えていて意外に良い天気になるかもしれません。
10分程走って美濃戸口の八ヶ岳山荘に到着。
今年の2月と、6月に八ヶ岳に来た時はこちらに車を止めてこの上の美濃戸まで林道を40分程歩いて登ったのですが、その後林道が整備されたとの情報があったのと、まだまだ雪が大したことなさそうだったので、今回は車で上ってみる事にしました。
若干車の底を擦りながらガタガタの林道を上って行きますが、思ったとおりまだ雪や凍結箇所はなし。
これなら何とか美濃戸まで行けるかなと思ったところで、前方から来た対向車の方に「この先凍結してて普通車じゃ登れませんでしたよ。私は美濃戸口まで戻って登ります。」と言われてしまいました。
それでも、行ける所まで行ってみるかと言うことで更に登って行くと、美濃戸の赤岳山荘のちょっと手前にあるやまのこ村の直前の急坂が凍結していてツルツル状態になっていました。
が、下から上ってきた勢いでそのまま普通に通過出来てしまいちょっと拍子抜け…(;^ω^)
凍結していたのはその一箇所だけで、そこさえ抜ければ直ぐに赤岳山荘に到着でした。

赤岳山荘に到着してまず驚いたのが、山荘の横で普通にカモシカを発見した事です。
シャッターチャンスだ!と思い、駐車場に車を止めてカモシカの写真を撮りに行くと、背後から山荘のおばちゃんが登場。

おばちゃん「今上ってった車はアンタ?駐車料金払って!」

自分「あ、そうです。一日1000円でしたっけ?でも、今忙しいからちょっと待って!カシャカシャ!」

おばちゃん「ん?あら、あんた(カモシカ)もう来てたのかい?ちょっと待ってね。今、餌あげるから!」

自分「( ゜д゜)ポカーン」

何ということでしょう!
ここのカモシカは山荘のおばちゃんに餌付けされていますw
おばちゃん曰く、足が悪いのかびっこ引いてて可愛そうだから、餌を上げたらその後もよく来るようになったそう。

そんなこんなでいきなり山荘のおばちゃんとカモシカに驚かされましたが、気を取り直して山に向かって出発します。
今回は美濃戸から南沢を通って行者小屋に進み、そこから文三郎尾根を登って赤岳山頂を目指すルートを進みます。
赤岳山頂まで行って、まだ時間と体力があれば硫黄岳への縦走も考えていましたが、雪の積もり具合とか天候によってどの程度の時間と体力を使うかは全然違うのでとりあえずは赤岳山頂だけを目指しました。

美濃戸を出発して一時間程は雪も氷もない普通の登山道でした。
気温も0℃ほどで暖かかった為、上半身は長袖の夏山装備のような格好で登って丁度良いくらいでした。
因みに、この日の行程中の最低気温は-4.3℃とかなり暖かだった為、この後も上半身は上にソフトシェルのジャケットを羽織っただけで一日歩きとおせました。
逆に行動中に調節のしづらい下半身は最初から最後まで完全に冬山装備でしたけどね。

美濃戸から行者小屋までの工程の半分ほどを歩くと、さすがに登山道にも凍結箇所が出てきます。
最初は岩の間が所々凍結していて、氷の上に乗ると滑って危ないかな?といった感じだった道も、進むにつれて凍結している部分が増えていき、凍結した氷から所々岩の先端が露出していてそこに靴底を当てれば何とか転ばずに歩けるといったレベルになってきます。
ここまで来たら大人しくアイゼンを装着した方が安全に歩けるので、面倒くさがらずに装着して歩きます。
やっぱりアイゼン装着してしまえば、どれだけカチカチに凍った道でも滑る事もなく快適に歩けますね。

行者小屋直前まで来ると、樹林帯の道から沢沿い?に出る為、路面が氷から雪に変わりました。
雪になり足が埋まって若干歩き難くなるかと思いきや、そこは人気の八ヶ岳ですからトレースがしっかりしていて全然埋まることもなく非常に歩き易い道でした。
沢沿いの雪原を登って行くと、前方に尖った岩山が見えて来ます。
確か横岳の辺り、大同心とか小同心が見えます。
まだまだ黒々とした岩が覗いていて、雪の量が少なく思えます。

程なくして行者小屋に到着。
美濃戸から2時間程歩いて来たので、ここで一休み。
上空は曇っていますが穏やかな天気で、本日の目的地の赤岳もよく見えています。
行者小屋自体は冬季休業中ですが小屋の外トイレは使用出来るので、小屋前にテントを張って赤岳や阿弥陀岳を目指す登山者が多い筈なんですが、この日は金曜日だからでしょうか他の登山者は誰も居ませんでした。
冬場はあんまり長く休憩すると身体が冷え切ってしまうので10分程で休憩を切り上げて、赤岳山頂に通じる文三郎尾根に向かいます。
因みに、行者小屋から赤岳山頂へ登るルートは今回登った文三郎尾根ともう一本の地蔵尾根があるんですが、今回は以前にも登っていて様子の分かっている文三郎尾根を選びました。
次回赤岳に登る時には地蔵尾根を登ってみようかと思います。

行者小屋を出てすぐに赤岳と阿弥陀岳への分岐がありますが、今回は赤岳方面へ。
分岐から少し進むと登山道はここまでのなだらかな道とは打って変わってけっこうな急登になります。
その為、手に持つのはそれまでのダブルストックからピッケルへ。
樹林帯を抜けて岩稜帯に入る尾根の途中には雪に半分埋もれた鉄の階段や、風で表面がカチカチに凍った雪(クラストと言うそうです)が出てくるので、アイゼンでの足運びにも気をつけてこけないように登って行きます。
途中まで登ると、周りの山々がよく見えるようになってきました。
雪化粧した中岳と阿弥陀岳、赤岳〜横岳〜硫黄岳、北八ヶ岳の蓼科山や、遠くには北アルプスの山々も。

大展望を楽しみながら更に登って文三郎尾根分岐に到着。
天気も良くなって青空が見えてきました。
ここまで登って来ると、中岳の左側に中央アルプスが見えてくるんですが、全く登った事のない山域なので、どこがどの山か全くわかりません…(;^ω^)
よく見れば阿弥陀岳の山頂に登山者の姿。
行者小屋から阿弥陀岳方面への道には今日のトレースは付いていないように見えたんで、美濃戸口から御小屋尾根を登って来たか、それとも南稜を登って来た人でしょうか?
それから、阿弥陀岳よりも更に左に視線を移すと南八ヶ岳の南端、権現岳と編笠山も綺麗に見えています。
さらに権現、編笠の向こうには完全に真っ白になった南アルプスも見えていました。

文三郎尾根分岐で写真を撮りながら5分程休憩した後、赤岳山頂に向かって再び歩き始めます。
雪と岩の斜面を登り、キレット分岐を過ぎ、山頂直下の竜頭峰分岐へ。
ここで赤岳山頂から降りて来た他の登山者の方に本日初めて遭遇しました。
そして、ここまで来ると権現の影に隠れていた雪化粧した富士山も見えるようになります。
ここから更に数分登って、赤岳山頂に到着です。
赤岳山頂には2人組みのベテラン登山者の方達が居らっしゃっいました。
話を聞くと、昨日の夜は赤岳鉱泉に泊まって、今日は行者小屋から地蔵尾根経由で赤岳まで来られたとの事。
平日の赤岳鉱泉はかなりすいていて快適だったそうです。
とにかく天気が良いので山頂でたくさん写真を撮り、その後どうしようか迷った末に、天気も良くて時間もまだあるし疲れもそれほどでもないのでこのまま硫黄岳まで縦走する事に決めました。

そんなわけで、赤岳山頂を後にして横岳〜硫黄岳に向かって進みました。
赤岳頂上小屋の脇を通り抜け、赤岳展望荘も素通りすると地蔵の頭です。
お地蔵様がまだ雪に埋もれることなく下界を見守っていました。
ここから先の横岳方面はそんなに歩く人が居ないのか、何日か前のトレースはありましたが、それも雪で消えかかっているような状態でした。
とは言っても、迷うようなルートではないし、夏に一度歩いていて道の様子も分かっているので気にせず先に進みます。
幾つかの小ピークを越えて進んで行くと美濃戸方面からガスが上がって来ました。
ガスガスの中、岩場と梯子を超えて横岳山頂に到着。
ここでは2人組みのクライマーの方達が岩場を登って来るところでした。
雪の岩場登りとか本当にすげーなぁとか思いつつ、硫黄岳山荘に向かって下ります。

緩やかな下りの道を進んで行くと雪に埋もれた硫黄岳山荘に到着し、山荘前にある駒草神社の前で風を避けながら一休みしました。
行動食で栄養補給をした後、ガスの中の硫黄岳に向かって出発。
風が良く通るからかほとんど雪の無い岩場を登り、硫黄岳山頂に到着。
爆裂火口を眺めた後、山頂の写真を少しだけ撮ったら、時間もなくなってきたのでとっとと赤岳鉱泉に向かって下ります。
ここで、赤岳〜横岳〜硫黄岳の間には全然無かった他の登山者の足跡を発見して、妙に嬉しい気持ちになったりしました(^_^;)
硫黄岳から赤岳鉱泉への下りはすぐに樹林帯に入って歩き易い道になるので、ピッケルよりもダブルストックで歩いた方が楽ですね。

40分程歩いて赤岳鉱泉に到着。
トイレを借りた後、アイスキャンディーのそばの休憩小屋で遅めの昼食を食べました。
サーモスに入れてきたお湯で作ったカップラーメンとおにぎり。
今日くらいの気温ならおにぎりも何とか凍らずに食べられますが(暖かい物と一緒なら)、-10℃まで下がるような状況だとカチンコチンに凍ってしまって食べるのが辛いですね。
でも、パンよりおにぎりの方が力出るような気がするんですよね。

昼食を食べて腹も膨れたし、30分ほど休憩して体力も回復したので後は登山口に向かって急いで下ります。
赤岳鉱泉から美濃戸までの北沢の道は、登山道が半分で残りの半分は林道歩きです。
登山道を歩いている途中で本日2度目のカモシカとの遭遇。
こちらのカモシカは普通に野生のカモシカだと思います(;^ω^)
餌を食べている様子と、こちらを伺っている様子、それから走って逃げる様子を激写しておきました。
北沢の登山道は雪はそんなにありませんでしたが凍結箇所が多かったのでアイゼンを付けたまま歩き、林道に出る少し手前でアイゼンを外しました。
アイゼンを外して冬靴のみになると物凄く足が軽くなったような気がしますよね。
足取り軽く林道を下り、17時前に無事に赤岳山荘の駐車場に到着しました。
まだ明るい内に何とか下りられて良かったです。

その後、駐車場を借りた赤岳山荘のおばちゃんに挨拶をしてからガタガタの林道を慎重に下って無事に美濃戸口まで下りてきました。
この先、雪が積もったら、FFで車高の低い自分の車では赤岳山荘までは絶対に登れないので、次に南八ヶ岳に行く時は美濃戸口の八ヶ岳山荘前の駐車場に車を止めないと行けなくなります。
美濃戸口から美濃戸まで40分の林道歩きが増えるので余分に体力が必要になりますが、もっと雪の増えた真冬の八ヶ岳にも登ってみたいので、また頑張って歩こうと思います。

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コメント

このレコ
気づかなかった…
ってか、ヤマケンさん、登山ペース速すぎ!
こんなにレコあったら見落としちゃうよ〜
しかし赤岳、やっぱ危なそう(-_-;)
2月にリベンジしようと思ってたんだけどムリかな〜
2013/1/7 10:20
何せ
下山してから二週間とか経ってから、人知れずアップしたレコですからね
山に行き過ぎるとネタはあってもレコ書く時間がないという…
去年行った山行でまだレコ書いてないのが何件かあります(^_^;)

前回フカフカの雪の中、展望荘まで行けたキャットさんなら、赤岳までだって絶対行けますよ
天気の良い日の後だったら、雪も締まって歩き易いと思いますので
2013/1/7 16:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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