別山、真砂岳、雄山〜初の立山



- GPS
- 46:59
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,191m
- 下り
- 1,182m
コースタイム
13:16 室堂
14:20 雷鳥沢
2013.05.26
05:10 雷鳥沢
07:00 剱御前小舎
08:09 別山南峰
09:00 真砂岳
10:20 大汝山
10:59 雄山
11:53 一ノ越山荘
12:30 みくりが池温泉
14:30 雷鳥沢
2013.05.27
09:30 雷鳥沢
10:00 みくりが池温泉
12:15 室堂
天候 | 2013.05.25 快晴 2013.05.26 快晴 2013.05.27 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
06:10 新宿発京王バス扇沢行き \4,600 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂〜雷鳥沢:所々踏み抜く。 雷鳥沢〜剱御前小舎:早朝は雪が固く、アイゼン+ピッケル必要。今回は相方のアイゼン歩行技術向上のため敢えて付けず。 剱御前小舎〜別山:夏道 別山〜真砂岳:夏道 真砂岳〜大汝山:残雪有り。よく踏み抜く。大汝山から先、東側に雪庇あり。 大汝山〜雄山:所々残雪あり 雄山〜一ノ越山荘:ほぼ夏道 一ノ越山荘〜室堂山荘:残雪 |
写真
感想
懲りずに雪を求めて立山に行ってきた。室堂へのアクセスが悪いんでなかなか行けなかったけど天気にも恵まれ良い山行だった。
気合入れて一眼レフ+望遠+魚眼+三脚持ったのにフィルムが入ってなくて何も撮れなかったことを除けば。
2013.05.25
13:16 新宿発の京王バス(トイレ付き!)で扇沢まで行き、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェーを乗り継いで室堂到着。扇沢から先が長い!そして中国人のツアー団体が多くて参った…
14:20 雷鳥沢到着。途中で何度も雷鳥を見かける。ゴアのメスナーテントをさくっと設営し、新たに購入したセブンフライ(前室フライ)を取り付ける。雨なら便利だろうけど、隙間を風が通るんで耐風性は落ちるわな。まぁ、ラグジュアリー装備かね。
相方のアイゼンの紐を短く処理したりビール飲んだりして時間を潰し、昼寝なんかしてた。
夕飯は米と鶏肉とオイル漬けオイスターやら使った特性パエリアで大絶賛だった。
今使ってるMSRのブラックライトセットは取手が別でテフロン加工も禿げやすいんで、EVERNEWの山フライパン(17cm)を買い直そうか検討中。
2013.05.26
05:10 朝飯を済ませて準備を整え剱御前小舎へ向けて出発だ。早朝だから雪は締まっており、傾斜が緩ければアイゼンは必要ないだろう。ただし中腹からは傾斜も増し、キックステップも慎重にしなければならないためアイゼンは付けたほうがいい。今回は相方のアイゼン歩行練習の一環として付けずに登った。
06:50 稜線に出ると剱岳が目の前に見えて感動。ついでに雷鳥もお出迎えしてくれて気分爽快。小舎へ向けて急いだ。トイレ行きたかったの。
剱御前小舎は外のトイレは凍結の恐れありとかで『小』のみ可能だったんで小屋に入って借りた。
08:09 別山南峰到着。剱御前小舎から先は夏道が出ていて登山道の北側に雪が残っているだけだった。北峰は、今回パスした。これじゃ別山登頂とは言えないかね?
ここから見る剱岳は圧巻の一言に尽きるね。しばらくボケっと眺めていた。
アレが八峰かー、とかあれが北方稜線かなー、とか。
今年は何としても北峰稜線に挑戦しなければ。
09:00 真砂岳山頂。夏道だが東側に残雪あり。ここらへんの登り返しは地味に辛い。一度雷鳥沢への降りの分岐に進みかけたがすぐに登り返し、稜線伝いで大汝山を目指す。ここまでくれば大きなアップダウンはないんで先ほどよりは楽になった。
富士の折立へ向かう途中ですれ違ったカップルと挨拶を交わし先へ進む。この二人も雷鳥沢にテントを張っていたらしく、下山後にみくりが池温泉で鉢合わせた。テレマークを担いでいて羨ましかった。俺もテレマークスキーで滑ってみたい。
10:20 大汝山。ここらへんはまだ残雪があり、何度も踏み抜く。
とりあえず『もう何も怖くない』のポーズを決めとく。
ここから先は東側には雪庇ができていてクラックも入っていたから落ちるのは時間の問題だろう。
雄山も見えてきたが人が多く、手前でカロリーメイトを補給した。初めて知ったが味によって硬さが違うのかな?メープルよりチーズの方が柔らかかった。
10:59 雄山山頂。半分埋まっていたがちゃんと鳥居をくぐってお参りした。
360度の展望は素晴らしく、一昨年歩いた後立山連峰。去年歩いた北鎌尾根。
これから歩きたい薬師岳なども、とにかく綺麗だった。
そしてここはボーダーやらスキーヤーが多く、大観峰めがけて滑降している人が何人かいた。
11:53 一ノ越山荘まではほとんど夏道でガレている場所も多いんで落石注意かな。やはりボード担いで登ってくる人とか多かった。
一ノ越山荘から下はまだ雪の中で歩きやすく、さっさとみくりが池温泉へ向かった。
みくりが池温泉は大人\600で熱い浴槽とぬるい浴槽があり、臭いも効いた良い温泉だった。ついでにゲンゲ(深海魚?)と白エビのから揚げを頼んで腹を満たす。
14:30 雷鳥沢に戻ってきた。長かったけど、楽しめる山歩きだった。
この日はカマンベールチーズの上をくり抜いて白ワインを垂らして加熱し、チーズフォンデュにして食べたが、インスタントパックのチーズフォンデュより美味いかもとか話した。
やはりEVERNEWのミニロースターは使い勝手いいね。
2013.05.27
09:30 この日は元気なら奥大日岳まで行く予定だったが結局07:00まで寝てしまい断念。飯食ってテント撤収して再びみくりが池温泉に浸かってきた。
室堂に到着後、そのまま雪の大谷を軽く散歩してきた。思えばこれが当初の目的だったなーとか考えながら。最高地点で16mくらいかな。
ここで36枚のフィルムを使い切り、取りだしておこうと巻き始めた。が、いつものキュルキュルという手応えが無くスルスル回るばかり。巻き切った『カシャン』という音もなく不審に思い、充分に巻いてから仕方なくカバーを開けると、
そこにあるはずのフィルムが無かった…
フィルムなしで撮っていたつもりになっていたかー!?
ショックを隠せずしょんぼり帰ったとさ。
今回は初めての立山で遠いと感じたけど雷鳥沢はいいテン場だったし、2泊以上は\1,000だし、剱岳も近いし好きになった。また夏に来なきゃ。
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