4泊5日北アルプス縦走(1日雨停滞）折立〜黒部五郎岳〜笠ヶ岳〜新穂高

2021年08月24日(火) 〜 2021年08月28日(土)

• GPS: 29:38
• 距離: 48.0km
• 登り: 3,763m
• 下り: 4,021m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:25

8:27 十三重之塔 慰霊碑
9:13 9:13 太郎坂
9:44 9:52 青淵三角点
10:02 10:02 積雪深計測ポール
11:09 11:16 五光岩ベンチ
11:32 11:32 太郎兵衛平
11:54 太郎平小屋

2日目

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:29
• 合計: 8:06

11:54 太郎平小屋
5:57 5:58 太郎山
7:24 7:26 神岡新道分岐
7:34 7:41 北ノ俣岳
8:19 8:19 赤木岳
9:10 9:10 中俣乗越
10:49 10:51 黒部五郎の肩
11:16 11:27 黒部五郎岳
11:41 11:49 黒部五郎の肩
12:46 12:46 雷岩（黒部五郎カール）
13:56 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 9:43
• 休憩: 1:21
• 合計: 11:04

13:56 黒部五郎小舎
6:45 6:47 三俣蓮華岳巻道分岐
7:14 7:34 三俣蓮華岳
7:59 8:00 丸山
8:26 8:27 中道分岐
9:03 9:11 双六岳
9:42 9:43 双六岳中道分岐
9:45 9:45 双六岳巻道分岐
10:13 10:35 双六小屋
10:40 10:40 双六池
11:07 11:07 くろゆりベンチ
11:20 11:21 花見平
11:36 11:36 弓折乗越
11:41 11:42 弓折岳
11:45 11:45 弓折岳(分岐)
11:59 12:09 大ノマ乗越
12:49 12:49 大ノマ岳
13:34 13:46 秩父平
14:51 14:52 抜戸岳分岐
14:58 15:06 笠新道分岐
15:46 15:46 抜戸岩
16:24 笠ヶ岳山荘

4日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 1:32
• 合計: 7:41

16:24 笠ヶ岳山荘
4:58 5:16 笠ヶ岳
5:23 6:18 笠ヶ岳山荘
6:38 6:38 抜戸岩
7:13 7:18 笠新道分岐
7:18 7:19 分岐指導標（仮称）
8:28 8:36 杓子平
11:42 11:43 笠新道登山口
11:51 11:51 中崎橋
12:02 12:03 お助け風穴
12:17 12:22 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:26 新穂高温泉駅

天候

晴れ〜雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

北アルプス縦走
折立から黒部五郎岳、笠ヶ岳、新穂高へ下山
本当はガイドさんと一緒に伊藤新道から三俣山荘の予定だったが、三俣山荘は関係者のコロナ感染で8月末まで休業、また連日の雨で伊藤新道の沢も増水とのことで中止に。

折立から太郎平小屋へ
急遽予定変更で折立から入ることにした。友人3人は夜行バスで折立だが、私は夜行バスでは全く眠れないので富山で前泊し一人折立から入山。熊被害が多いが前後に人がいるのでそれほど気にならず。台風12号の影響で風が強いが雨は降らず高曇りで景色はよく見える。昼頃到着し太郎山で景色を見たりまったり。夕方から雨。

太郎平小屋で停滞
夜から強風と大雨。趣味の登山で命を危険にさらしたくないし、景色の見えない寿聡はしたくないので太郎平小屋で停滞。昼頃まで強風と大雨が断続的に続いた。人初めての小屋停滞は雑誌をじっくり読んで時間をつぶし意外にも充実、でも2日停滞はメンタル的に無理。金曜日下山を土曜日下山に変更。小屋が空いていてよかった。ドコモは電波が入ったので小屋に連絡できた。ソフトバンクは場所によっては少し入ったらしい。週末休みなので予備日に出来たのもよかった。教訓、長い縦走は絶対に1日予備日が必要。停滞できずに折立に下山した人もいたので。

太郎平小屋から黒部五郎岳〜黒部五郎小屋へ
停滞翌日は朝は多少霧があったがすぐ晴れて景色がよく見えた。途中霧が出て黒部五郎岳登り初めまで白かったが、山頂で晴れ。そこから黒部五郎小屋までは晴れ。
黒部五郎岳の肩から小屋まで山と高原地図のコースタイムで1時間40分だが、2時間はかかる。黒部五郎岳から小屋が見えたので結構近いなーと思ったけれど、めちゃくちゃ遠かった。カールの中ほどの沢で靴を脱いで足を冷やしたのがかなりよかった。お勧め。黒部五郎小屋は清潔でとてもいい小屋でした。双六グループは好きな小屋です。

黒部五郎小屋から双六岳〜笠ヶ岳山荘へ
この縦走の核心。コースタイム9時間+休憩1時間30分、6:00スタートで16:30小屋着の10時間30分で計画したが、なんのなんの、めちゃくちゃキツかった。体力落ちたのか暑さでやられたのか、単に年取ったのか。
小屋の朝食が4:30〜だったので、30分早くスタート、到着は16:30で休憩込みで11時間でした。鏡平への分岐からが長い。笠ヶ岳山荘が見えてからがさらに長く感じた。黒部五郎小屋からなら双六小屋に1泊してまったりすることを強くお勧めします。笠ヶ岳新道の分岐を過ぎてすぐに県警ヘリの救助を目撃。登ってきた人に聞いたところ、笠ヶ岳新道でソロ男性が熱中症で倒れたらしく、通りすがりの人が救助を呼んだらしい。
1日中晴れて風もなく景色も楽しめて最高の縦走でしたが距離が長すぎた。
テント場は景色もよく広くて意外にもほぼ平らですがテント場の水は枯れていたようです。ただ小屋のトイレまでは岩場で遠く、往復20分と聞いた。冷池山荘のテント場もトイレまで離れているけれど、それ以上のすごさで夜のトイレは無理だと思った。北穂のテント場よりましだろうけど。
夕日に照らされる槍穂高は本当に美しかった。笠ヶ岳は槍穂高が正面に見えて眺望は最高です。疲れたので山頂は翌日に。

笠ヶ岳山荘から新穂高へ下山
朝食前に山頂へ。ガスガス真っ白で風が強いのが残念。風が強いので雲が流れて何度か穂高の稜線が見えるのに、槍にある雲だけピクリともしない。日の出の時刻は真っ白な世界に。
笠新道の分岐あたりまではガスで風が強かったが、分岐から笠新道を下る辺りから青空。強烈に暑かったが下山で暑いのだから登りは大変だったと思う。
噂に聞いた笠新道は急で膝にきます。柏原新道より距離は短いかな。続々と登ってくる人たちとのすれ違いで結構時間を取られる。テント泊装備人が多いのは小屋が満室だからでしょうか。
数年たって記憶があいまいになったらまた行くかもですが、もう笠ヶ岳はお腹いっぱいです。


8月23日（月）
はくたか565号　東京13:24→富山15:56
Howe Hotel　素泊まり4,500円
夜行バスで東京→折立直行便があるが、夜行バスでは全く眠れないので前泊

8月24日（火）
バス　富山駅前6:10→折立8:10　3,800円（ネット事前予約）
工事中の片道通行が多く5分ほど遅く到着
富山駅前ターミナル2番乗場
折立〜太郎平小屋（晴れ、風強い）
太郎平小屋　1泊2食　11,000円

8月25日（水）
強風、大雨のため小屋で停滞
太郎平小屋　1泊2食　11,000円
トイレは男女別。1つ和式、他は全て洋式。外にも綺麗なトイレあり。
朝食5:00〜。夕食17:00〜

8月26日（木）
太郎平小屋〜黒部五郎岳〜黒部五郎小屋（曇り〜晴れ〜霧〜晴れ）
黒部五郎小屋　1泊2食　13,000円
トイレは男女共有だが全て洋式。外にも洋式トイレあり。
朝食4:30〜。夕食17:00〜

8月27日（金）
黒部五郎小屋〜三俣蓮華岳〜双六岳〜笠ヶ岳山荘（快晴）
笠ヶ岳山荘　1泊2食　13,500円　トイレは男女、テント共有で4つ。全て和式。
夕食は到着順で17:00〜。16:30着だったので17:30。
朝食は5:00〜。並んだ順で。（小屋の人いわく、朝食前に山頂ご来光が多いのでそんなに並ばないとのこと）
小屋はほぼ満室な様子だった。

8月28日（土）
朝食前に笠ヶ岳登頂しご来光狙うもガスで見えず。山頂まで約15分。あっという間に山頂でした。
笠ヶ岳山荘〜笠新道〜新穂高ロープウェイ（霧〜晴れ）

【温泉】
奥飛騨の湯　900円
ロープウェイすぐの穂高ホテルの日帰り入浴はコロナで受け入れしていない

【復路】
路線バス　新穂高13:46→平湯14:28　平湯14:55→松本バスターミナル16:23
3,100円　新穂高ロープウェイ建物内の券売機で事前購入もしくは車内で現金払い
あずさ50号　松本17:20発
※平湯温泉14:35→バスタ新宿19:00（6,200円）のバスもあり

写真

8/24 8:25

折立登山口のトイレ。自販機あります。

8/24 9:44

所々ベンチあり

8/24 9:44

三角点

8/24 9:51

薬師岳くっきり

8/24 9:59

よく整備されてます

8/24 10:46

階段

8/24 11:05

五光岩ベンチ。ドコモ電波入ります

8/24 11:32

初日は楽々コース

8/24 11:55

太郎平小屋

8/24 11:56

小屋前は広々。薬師岳が良く見える
風が強く冷える。

8/24 12:47

水晶岳、雲ノ平が見える

8/24 12:51

時間があるので小屋後ろの太郎山へ

8/24 12:58

小屋を見下ろす。2日も泊まることになるとは

8/24 12:59

太郎山

太郎平小屋、初日の夕食は豚カツ。サックサク。お米が美味しかった。

太郎平小屋、朝ごはん。

太郎平小屋、2日目の夕食。ハンバーグ。豚カツとハンバーグが交互に出るらしい。

太郎平小屋2日目の朝食。

8/26 5:48

太郎平小屋出発時はガス

8/26 6:06

だんだんとガスが取れ

8/26 6:38

晴天に

8/26 6:41

ちょっと分かりにくい登山道。木道あるが、間違って右側に途中まで入ってしまった。

8/26 7:25

稜線歩き

8/26 7:33

北ノ俣岳
広々、景色もよく休憩に良い

8/26 7:56

遠くに見える笠ヶ岳
本当にそこまで歩くのか？

8/26 9:37

ガスが出てきたと思ったら雷鳥、ヒナも4羽いた

8/26 10:35

ガスが濃くなる

8/26 10:53

黒部五郎岳の登りはガスの中

8/26 11:01

山頂で奇跡的にガスが取れる

8/26 11:05

カールが見えた

8/26 11:42

青空と黒部五郎岳

8/26 11:47

肩に荷物をデポして登った

8/26 11:56

カールを下ります
遠くの谷に黒部五郎小屋の赤い屋根。意外にも遠かった

8/26 12:02

急な下り

8/26 12:09

黒部五郎岳を振り返る

8/26 12:18

沢の冷たい水で足をアイシング

8/26 12:57

カールから水晶岳

8/26 13:12

あれ、こんな場所通るのね。数回繰り返してグルグル回ってるかと思った

8/26 13:54

ようやく到着
黒部五郎小屋

8/26 13:56

また泊まりたい素敵な小屋でした。

8/26 14:13

こんな感じの4人部屋

黒部五郎小屋の夕食
ここでも豚カツ。サックサク

黒部五郎小屋の朝食

8/27 5:14

朝の薬師岳

8/27 5:17

三俣蓮華岳へ最初から登り

8/27 6:02

笠ヶ岳見えた
長い稜線だな

8/27 6:16

チングルマ

8/27 6:22

朝はまだまだ元気

8/27 6:34

雷鳥

8/27 6:38

雲ノ平小屋が見える

8/27 6:51

楽しい稜線歩き

8/27 7:14

三俣蓮華岳と槍ヶ岳
風が強かった

8/27 7:17

三俣蓮華岳の山頂は広々

8/27 7:19

こちらにも山頂標識

8/27 7:22

初めて晴れた山頂

8/27 7:35

笠ヶ岳
遠い。。。。

8/27 8:45

双六岳

8/27 8:47

晴れた山頂は初めて
こんな景色だったのね。

8/27 9:17

最高です

8/27 9:39

ここの稜線歩きは楽しかった

8/27 9:45

分岐

8/27 9:57

双六小屋
まっすぐ行くと西鎌尾根からの槍ヶ岳
TJARのコースをたどることが出来て嬉しい。

8/27 9:59

双六小屋、客室かな？工事中。
小屋で長い休憩。

8/27 10:38

双六小屋のテント場
ここでテント泊したいけれど登山口から遠いな

8/27 11:21

花見平

8/27 11:33

ここから鏡平へ下るか笠ヶ岳方面へ行くかの分岐

8/27 11:36

弓折乗越からの槍ヶ岳

8/27 11:59

大ノマ乗越
ここから長い登り。直射日光が暑くて暑くて

8/27 12:14

長い長い稜線。
双六小屋泊にしていれば余裕あったのになーー

8/27 13:53

秩父平で休憩して、急な登りに備える

8/27 14:07

景色は最高

8/27 14:25

笠ヶ岳はなかなか全貌を表してくれない

8/27 14:51

抜戸岳はパスして先を急ぐ

8/27 15:05

笠ヶ岳までアップダウンが続く

8/27 15:10

笠新道との分岐近くで救助目撃
明日は我が身。他人事とは思えず。

8/27 15:44

こんな所とおります

8/27 15:52

笠ヶ岳へ一直線

8/27 16:09

ようやく到着したテント場

8/27 16:12

絶景

8/27 16:19

小屋までこんな岩場を通ります。トイレ行くの大変だよ

8/27 16:24

笠ヶ岳山荘

8/27 17:17

ブロッケン現象

8/27 17:23

最高の景色です

8/27 18:03

日没は槍穂高と逆方向

8/27 18:05

山はもう秋。ダウンがないと冷えます。

8/27 18:05

夕日に照らされる笠ヶ岳
翌日朝はガスで真っ白だったので登っておけばよかったかも。

8/27 18:23

夕日に照らされる槍穂高

笠ヶ岳山荘の夕食
ご飯が多すぎた。
カレーとご飯、お代わり出来るので、ご飯最初から半分にしてほしかった。。。

笠ヶ岳山荘の朝食

8/28 4:59

笠ヶ岳山頂

8/28 5:01

広いです

8/28 5:06

雲が少し取れた

8/28 5:09

乗鞍岳と御嶽

8/28 5:12

祠があります

8/28 5:15

下って振り返る

8/28 5:22

小屋に戻ると真っ白

8/28 6:24

サヨナラ
また来るかどうか。。。

8/28 7:24

急な下り

8/28 7:37

杓子平で休憩

8/28 7:48

振り返ると急下りだったのが分かる

8/28 8:22

笠ヶ岳

8/28 8:28

杓子平

8/28 8:53

灼熱の下山

8/28 9:01

岩場で急なので膝に来ます

8/28 11:42

ようやく下山、ここから林道を1時間ほど。お風呂に入ってからバスに乗りたかったので、急いで45分ほどでお風呂へ。

8/28 12:25

新穂高ロープウェイに到着

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ