北海道から富山直行便で行く、劔と立山。
- GPS
- 20:10
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,503m
- 下り
- 2,537m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 4:34
- 合計
- 9:29
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 7:54
- 合計
- 14:37
天候 | 晴れ、ガス、雷雨、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
(コロナ禍の状況で日祝のみの運行だった) <行き> 新千歳空港11:40 - 13:10富山空港 ANA1182 富山空港 → 岩峅寺駅 タクシー ¥6,000弱 岩峅寺駅 14:26 → 立山駅 14:58 ¥640 立山駅 15:40-16:50 室堂 往復¥6,320 みくりが池温泉 宿泊 ¥10,500 ※ 空港着から室堂最終便に間に合わせるためには、空路、バス、鉄道がぴったり定刻だと可能だが、空路のお客さんを最終に確認した後のバス出発のため、タクシーを活用するほかない。空路の定刻着でタクシー移動だと開発駅あたりで電車に乗り継げるが、今回は空路が定刻よりも遅れたため、岩峅寺までの移動となった。 ※ 空港から立山までタクシーだと12,000円程度だと聞いた。 <帰り> 室堂 8:40(始発) 立山駅 10:36→11:40 富山駅 ¥1,240 (富山駅周辺で昼食を取る時間ができる) 富山駅6番乗り場 12:45発→13:09 富山空港 ¥420 富山空港 13:50 - 15:20 新千歳空港 ANA1181 ※ 始発便に乗れるかがポイント。当日は悪天候になったこともあり、早めの下山者が多数出ていたため、かなり混雑していた。始発1時間前到着でも、第一便には乗車できず、第二便の臨時便の最後あたりだった。混雑時は臨時便を多数出すようだったので、柔軟には対応してくれる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(室堂→立山→劔沢キャンプ) 特に問題の箇所は見当たらない。 (劔沢キャンプ→劔沢) ・カニの鎖場は上り下りとも、噂通りの難所(最難関)。渋滞ができることもしばしばあると聞く。渋滞時は待機時間に体が冷えることを想定して、防寒着を持っていくことを勧めている。滑り止めの手袋は必須。 ・ヘルメットはあったほうが良いとよく聞くが必須だと思った。特に登り下りの際に、自分の足の動きで落石が起きないように気を配ることが大事。周囲の人の影響で小石などの落石に出会う可能性がある。特に一服劔→前劔の区間は浮き石が多く、一部ザレル。 ・一眼レフは持って行かなかったが、正解だったと思う。難所で傷がついたり壊れたりするリスクがある。持っていく場合はザックの中にしまっておくべき(ただし重りになる)。ちなみにスマートウオッチは多少傷がついていた。 ・暗い時間に登っていたため、ルートを時々見失うことがあり、印を探すのにヘッドライトで調整しながらウロウロ探しながら登った。明るい時は大丈夫だと思う。 ・山頂時は朝早いこともあって岩や石が凍っているところもあり、滑りやすかった。 (劔沢キャンプ→雷鳥沢キャンプ) 特に問題は見当たらない。比較的歩きやすい。劔御前→雷鳥沢は、若干ザレやすい箇所もあるが、問題ない。 (雷鳥荘〜みくりが池) 火山ガスの影響で、咳き込んだり、息が苦しい時がある。警報機が設置され危険な時は鳴るようだ。 |
その他周辺情報 | みくりが池温泉は、最高。お湯が暑いのと温泉の濃度が高いので、水で調整したほうが良い。大雪高原荘のお湯に似ている感じの泉質。 それぞれのキャンプ場には売店がない。 剣澤小屋のビールは、¥600(350ml)、¥800(500ml) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
目標としていた劔の山頂にようやく立てた。しかもご来光時間に立つとは思ってもいなかった。カニの難所で渋滞が時々起こることを聞いていたため、早めに出発して渋滞を避けるのが第一に考えたことで、雷鳥沢までテン場を引越しして、あわよくば奥大日を狙う時間を確保できないか、という試みから暗い中からご来光時間を目指すことに。
今回、最初から移動日は天候が悪く、中2日間天気が良くて、最終日の移動帰りもやや下り坂。そんな週間天気を見て航空券を購入。初日のテン泊は到着も遅いし、天気も悪そうだし、翌日からの行程に備えて宿を手配した。ちょうど3人ぐらい空いていた。予約してから知ったが、温泉通にも有名なところで温泉も堪能できる旅となった。
総重量22キロ程度を背負い、立山連峰を縦走し劔沢まで移動したこと。劔岳を登り下り、また重量を背負ってキャンプ場を移動。そのあと奥大日をどうするか悩んでいたが、疲労がかなり蓄積され、この日のピストンはやめにして(ガスっていたし)温泉につかり回復を待ってから、よく早朝に天気が良ければと思い、切り替えてビールを飲む。
天気予報はだんだんと悪化し、多分無理だろうと思いつつも、まさか3時から雷雨になるとは思わなく、予想以上に悪化。覚悟の撤収となった。しかしこの夜は気温が高く寒くない。雨の中の撤収は寒さを気にすることなく回収できたのは何よりだった。
帰りのバス待ちの渋滞。流石に天候が悪化したこともあり、多くのお客さんも同じように考えていたのだろう。早めに撤収して下界でのんびりすることに切り替えた人が多かったように見受けられる。飛行機へのアクセスがほぼぴったりなため、少し焦ったが、臨時便増発で特に問題なくスムーズな移動だった。
北海道から北アルプスなどを狙うのは、アクセスの関係上なかなか機会がない。今回久しぶりに道外の山を堪能できた。そして劔に登れた。次の目標を何に据えるか、まだ見ぬ映画『剱岳』でもそのうち見ながら考えてみよう。
遠路はるばる、北海道からお疲れ様でした!
立山連峰を大満喫の旅だったのですね。そりゃそうですよね✨この距離を剱岳1座のためだけには勿体なさすぎますもんね😅 初日と最終日はお天気も微妙でしたが、肝心のメインが2日間とも晴れるとは、とても良い日を選ばれたと思います!
本当にお疲れさまでした♪♪
なかなかアルプス遠くていけないのですが、またどこかでお会いできたらと思います。お疲れ様でした。
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