ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3638182
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳

2021年10月14日(木) 〜 2021年10月16日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
21:41
距離
21.6km
登り
3,030m
下り
3,038m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:10
休憩
0:17
合計
3:27
8:50
8:50
5
8:55
8:58
3
9:02
9:02
100
10:42
10:48
63
11:51
11:58
7
12:05
2日目
山行
6:19
休憩
4:08
合計
10:27
12:05
10
4:46
4:46
52
5:38
6:02
20
6:22
6:23
13
7:02
7:37
8
7:45
7:46
20
8:06
8:22
36
8:58
9:26
16
9:42
9:53
16
10:09
10:15
11
10:25
10:41
79
12:00
12:48
9
12:57
13:16
11
13:27
13:41
19
14:00
14:21
7
14:29
14:31
35
3日目
山行
6:25
休憩
0:57
合計
7:22
15:05
42
8:02
8:02
2
8:04
8:10
6
8:16
8:30
71
9:41
9:51
147
12:19
12:39
53
13:32
13:33
38
14:11
14:14
10
14:34
14:36
5
14:41
ゴール地点
天候 10/14快晴、10/15快晴、10/16曇り
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
さわんどバスターミナル〜上高地バスターミナル間はシャトルバス利用です。往復乗車券2,400円。さわんど第3駐車場3日分2,100円。
コース状況/
危険箇所等
西穂独標から西穂高岳はアップダウンの連続はありますが、浮き石も少なく安全に行けるかと思います。西穂高岳〜奥穂高岳は難易度が一気に高まります。垂直に近い岩場の登降、長い鎖場、浮き石(間ノ岳から下るところは特にひどかった)が多いです。また所々ルートが解りにくい所があります。遠くを見据えてマーキングを探しながら慎重に進みます。ジャンダルムは、縦走ルートから分岐して5分程で登れます。馬ノ背、ロバの耳は、最近YouTubeで多く紹介されてます。恐怖感で、視聴しただけで行くのを諦めたくなりますが、三点支持の基本をしっかり実践すれば、難なく行けます。とにかく焦らず慎重に行くことが大切かと思います。心に余裕を持つため “早出” をオススメします。
奥穂吊り尾根、河童橋から見るのとはまた違う新鮮な感じ。
2021年10月14日 08:46撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/14 8:46
奥穂吊り尾根、河童橋から見るのとはまた違う新鮮な感じ。
西穂高岳登山口
2021年10月14日 08:57撮影 by  SH-02M, SHARP
10/14 8:57
西穂高岳登山口
西穂ラーメン
2021年10月14日 13:35撮影 by  SH-02M, SHARP
2
10/14 13:35
西穂ラーメン
西穂山荘
2021年10月14日 14:09撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
10/14 14:09
西穂山荘
夜明け前に西穂山荘出発。
2021年10月15日 04:29撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 4:29
夜明け前に西穂山荘出発。
西穂高岳独標
2021年10月15日 05:39撮影 by  SH-02M, SHARP
10/15 5:39
西穂高岳独標
朝焼けシルエットの富士山、もうすぐ日の出。
2021年10月15日 05:58撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
2
10/15 5:58
朝焼けシルエットの富士山、もうすぐ日の出。
西穂独標で日の出を迎える。
2021年10月15日 05:55撮影 by  SH-02M, SHARP
10/15 5:55
西穂独標で日の出を迎える。
朝陽に照らされたピラミッドピーク。
2021年10月15日 05:58撮影 by  SH-02M, SHARP
10/15 5:58
朝陽に照らされたピラミッドピーク。
ピラミッドピークより望む、西穂、奥穂。
2021年10月15日 06:23撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 6:23
ピラミッドピークより望む、西穂、奥穂。
西穂高岳山頂から奥穂を望む。
2021年10月15日 07:09撮影 by  SH-02M, SHARP
2
10/15 7:09
西穂高岳山頂から奥穂を望む。
西穂より望む焼岳、乗鞍岳。
2021年10月15日 07:36撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
2
10/15 7:36
西穂より望む焼岳、乗鞍岳。
危険を告げる警戒看板。
2021年10月15日 07:44撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 7:44
危険を告げる警戒看板。
間ノ岳を登る。
2021年10月15日 08:27撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 8:27
間ノ岳を登る。
間ノ岳を下ります。
2021年10月15日 09:21撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 9:21
間ノ岳を下ります。
間ノ岳を下りてきました。浮き石が多く落石注意です。
2021年10月15日 09:28撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 9:28
間ノ岳を下りてきました。浮き石が多く落石注意です。
逆層スラブ
2021年10月15日 09:39撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 9:39
逆層スラブ
笠ヶ岳
2021年10月15日 10:14撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
2
10/15 10:14
笠ヶ岳
天狗の頭から、天狗のコルへ下りるところ。
2021年10月15日 10:14撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 10:14
天狗の頭から、天狗のコルへ下りるところ。
天狗の頭から岳沢を見下ろす。
2021年10月15日 10:15撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
10/15 10:15
天狗の頭から岳沢を見下ろす。
天狗の頭から奥穂方面を望む。
2021年10月15日 10:15撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1
10/15 10:15
天狗の頭から奥穂方面を望む。
天狗のコル、岳沢へ下る道があります。
2021年10月15日 10:30撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 10:30
天狗のコル、岳沢へ下る道があります。
ジャンダルムから望む奥穂高岳。
2021年10月15日 12:25撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
2
10/15 12:25
ジャンダルムから望む奥穂高岳。
今日1日中、富士山を望むことができました。
2021年10月15日 12:46撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1
10/15 12:46
今日1日中、富士山を望むことができました。
憧れのジャンダルム。
2021年10月15日 12:47撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
4
10/15 12:47
憧れのジャンダルム。
これよりロバの耳、馬ノ背を登ります。
2021年10月15日 13:42撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 13:42
これよりロバの耳、馬ノ背を登ります。
ロバの耳を上から見たところ。
2021年10月15日 13:45撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 13:45
ロバの耳を上から見たところ。
ジャンダルムからの一本道。
2021年10月15日 13:48撮影 by  SH-02M, SHARP
3
10/15 13:48
ジャンダルムからの一本道。
奥穂高岳山頂、無事に到着。
2021年10月15日 14:25撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
2
10/15 14:25
奥穂高岳山頂、無事に到着。
奥穂から望む、ジャンダルム。
2021年10月15日 14:27撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
4
10/15 14:27
奥穂から望む、ジャンダルム。
奥穂から前穂方面を望む。
2021年10月15日 14:28撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1
10/15 14:28
奥穂から前穂方面を望む。
穂高岳山荘、もうすぐ到着。
2021年10月15日 14:49撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/15 14:49
穂高岳山荘、もうすぐ到着。
今日一日、快晴だったことに感謝。
2021年10月15日 16:13撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1
10/15 16:13
今日一日、快晴だったことに感謝。
前日の好天とは違い、濃霧(霧雨ではない)の中出発。
2021年10月16日 07:08撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/16 7:08
前日の好天とは違い、濃霧(霧雨ではない)の中出発。
強烈な風の吹く奥穂山頂。
2021年10月16日 07:57撮影 by  SH-02M, SHARP
10/16 7:57
強烈な風の吹く奥穂山頂。
吊り尾根
2021年10月16日 09:10撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/16 9:10
吊り尾根
紀美子平。今回は前穂高岳は登らず下山する。
2021年10月16日 09:39撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/16 9:39
紀美子平。今回は前穂高岳は登らず下山する。
岳沢近くの紅葉
2021年10月16日 11:22撮影 by  SH-02M, SHARP
10/16 11:22
岳沢近くの紅葉
岳沢登山口
2021年10月16日 14:12撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/16 14:12
岳沢登山口
下山翌日、穂高神社をお参りしました。上高地〜西穂〜奥穂〜上高地、無事に遂行できたことに感謝です。
2021年10月20日 16:03撮影 by  SH-02M, SHARP
1
10/20 16:03
下山翌日、穂高神社をお参りしました。上高地〜西穂〜奥穂〜上高地、無事に遂行できたことに感謝です。

感想

奥穂高岳に初めて登ったのが2015年。その後槍ヶ岳、北穂高岳、大キレットと何度か行きまして、6年越しの夢、ジャンダルムです。
ジャンダルムといえば一般登山道として最難関、気を引き締めて実行しました。
私自身あまり登山ペースは速い方ではありません。(ジャンダルムを行く方々は登山ペースの速い超ベテランが多いとお見受けします)なので時間と心に余裕を持ちたいため、西穂山荘をまだ夜の明けない4時30分に出発、 穂高岳山荘15時くらいに到着できるよう目指します。
ヘッデン頼りにひたすら歩き、西穂独標で日の出を迎えました。これから向かう赤く染まる西穂、奥穂方面。緊張を感じます。いくつかのアップダウンを超えて西穂高岳。意外と簡単に到着した感じです。遠くの富士山が美しい。
いよいよ “恐怖?領域” へ出発です。赤岩岳、間ノ岳とピークを踏み急降下、50cm四方はあろうかという大岩が普通に動く、浮き石が多いというより、ほぼ浮き石しかない所を慎重に下ります。次はほぼ垂直に近い岩場鎖場、緊張の連続です。
迷いやすい所をマーキングを見つけながら慎重に進みます。先ほど追い越して行かれたベテランの二人組に遠くから大声で道案内も受け、とても助かりました。
天狗の頭からまた急降下。天狗のコル(岳沢への分岐点)からはジャンダルムまで、ひたすらきつい登りです。(でもアップダウンあります)
縦走路とジャンダルム 分岐からは5分程で頂上到着。ベテラン二人組に記念写真を撮っていただきありがとうございます。かつて奥穂から羨望の眼差しで見たジャンダルム、今ここにいることに感動です。
いつまでも滞在したいジャンダルム、もう間近に奥穂を望むことができますが、手前には最大難所 “ロバの耳、馬ノ背” が控えています。名残惜しい中で出発です。“ウマノセ” とペンキ書きされた岩を登ります。ひたすら進むと警戒看板、すぐそこに奥穂山頂が見えてます。なんか意外と普通に難所を突破してました。奥穂高岳には14時に到着しました。
奥穂高岳からはジャンダルムがいつものように見えてますが、気持ちは達成感で一杯です。ここまで来ればあと30~40分で穂高岳山荘ですので、ここではのんびり360度の眺望を楽しみました。15時頃に穂高岳山荘に到着しました。
今日一日快晴ともいえる好天でしたので、とても幸運でした。西穂〜奥穂間はとても難路でしたが、その中で個人的には間ノ岳の浮き石地帯が、一番大変でした。それにしても私自身は山歩きが速い方ではありませんが、天候条件と準備が揃えば行けるものだと 、改めて思いました。挑戦して良かったです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1267人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら