西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳
- GPS
- 21:41
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 3,030m
- 下り
- 3,038m
コースタイム
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:27
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 4:08
- 合計
- 10:27
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:22
天候 | 10/14快晴、10/15快晴、10/16曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂独標から西穂高岳はアップダウンの連続はありますが、浮き石も少なく安全に行けるかと思います。西穂高岳〜奥穂高岳は難易度が一気に高まります。垂直に近い岩場の登降、長い鎖場、浮き石(間ノ岳から下るところは特にひどかった)が多いです。また所々ルートが解りにくい所があります。遠くを見据えてマーキングを探しながら慎重に進みます。ジャンダルムは、縦走ルートから分岐して5分程で登れます。馬ノ背、ロバの耳は、最近YouTubeで多く紹介されてます。恐怖感で、視聴しただけで行くのを諦めたくなりますが、三点支持の基本をしっかり実践すれば、難なく行けます。とにかく焦らず慎重に行くことが大切かと思います。心に余裕を持つため “早出” をオススメします。 |
写真
感想
奥穂高岳に初めて登ったのが2015年。その後槍ヶ岳、北穂高岳、大キレットと何度か行きまして、6年越しの夢、ジャンダルムです。
ジャンダルムといえば一般登山道として最難関、気を引き締めて実行しました。
私自身あまり登山ペースは速い方ではありません。(ジャンダルムを行く方々は登山ペースの速い超ベテランが多いとお見受けします)なので時間と心に余裕を持ちたいため、西穂山荘をまだ夜の明けない4時30分に出発、 穂高岳山荘15時くらいに到着できるよう目指します。
ヘッデン頼りにひたすら歩き、西穂独標で日の出を迎えました。これから向かう赤く染まる西穂、奥穂方面。緊張を感じます。いくつかのアップダウンを超えて西穂高岳。意外と簡単に到着した感じです。遠くの富士山が美しい。
いよいよ “恐怖?領域” へ出発です。赤岩岳、間ノ岳とピークを踏み急降下、50cm四方はあろうかという大岩が普通に動く、浮き石が多いというより、ほぼ浮き石しかない所を慎重に下ります。次はほぼ垂直に近い岩場鎖場、緊張の連続です。
迷いやすい所をマーキングを見つけながら慎重に進みます。先ほど追い越して行かれたベテランの二人組に遠くから大声で道案内も受け、とても助かりました。
天狗の頭からまた急降下。天狗のコル(岳沢への分岐点)からはジャンダルムまで、ひたすらきつい登りです。(でもアップダウンあります)
縦走路とジャンダルム 分岐からは5分程で頂上到着。ベテラン二人組に記念写真を撮っていただきありがとうございます。かつて奥穂から羨望の眼差しで見たジャンダルム、今ここにいることに感動です。
いつまでも滞在したいジャンダルム、もう間近に奥穂を望むことができますが、手前には最大難所 “ロバの耳、馬ノ背” が控えています。名残惜しい中で出発です。“ウマノセ” とペンキ書きされた岩を登ります。ひたすら進むと警戒看板、すぐそこに奥穂山頂が見えてます。なんか意外と普通に難所を突破してました。奥穂高岳には14時に到着しました。
奥穂高岳からはジャンダルムがいつものように見えてますが、気持ちは達成感で一杯です。ここまで来ればあと30~40分で穂高岳山荘ですので、ここではのんびり360度の眺望を楽しみました。15時頃に穂高岳山荘に到着しました。
今日一日快晴ともいえる好天でしたので、とても幸運でした。西穂〜奥穂間はとても難路でしたが、その中で個人的には間ノ岳の浮き石地帯が、一番大変でした。それにしても私自身は山歩きが速い方ではありませんが、天候条件と準備が揃えば行けるものだと 、改めて思いました。挑戦して良かったです。
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