憧れの剱岳・立山
- GPS
- 20:40
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,296m
- 下り
- 2,294m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:26
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 12:11
天候 | 9/24 曇りのち晴れ 9/25 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剱岳は落石注意、苦手なザレ場、浮石多めで特に下りが緊張しっぱなしだった。 |
その他周辺情報 | ゆ〜ランド立山吉峰温泉 620円 モンベル会員割あり 560円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
9/23-25の3連休に予定してたのだが、これまた台風で天候が怪しい・・
んで、1泊2日に縮めて24日は午前中雨なら野営地まで移動のみ、晴れたら山歩き。25日快晴予報なので剱岳アタックということで決行。結果、早朝かなりの降雨だったが室堂着いたらガスが一気に晴れて目の前に立山がドーン!これ見たら行くしかない!行きたい!ってことで浄土山〜雄山〜富士の折立まで歩き、野営地に向かうことに。
GWに立山初めて来たとき、雄山山頂神社が冬季閉鎖だったので今回念願の登拝をすることができました。宮司さんにお祓いして頂き、明日の剣岳アタックの無事を祈願し、最後はみんなで山頂から万歳三唱!なんかとても感動的。
この参拝は立山での目的の一つだったので嬉しかったです。
その後も絶景に感動しながら、またもや重量級ザック背負ってよいしょコラショと歩き、景色良すぎて写真撮ったり暑さと疲労でサクサク進まない事態も多く剣沢テン場に日没ギリセーフ。。どっぷり疲れた。
台風の影響か幸い激混みではなく空いてるスペースにテントを張り、ビールとほたるいかで乾杯。キャンプ場からの剱岳は眺めが最高にいい。明日いよいよ登るんだ。ワクワクとドキドキが入り混じる。夜ちょっと寒くて目が覚めた時気温は5度だった。やはり北アルプスの高所は寒いね。
翌日4:00過ぎスタート。既にカニのタテバイを登る御来光狙いのヘッデンの灯が見える。一服剣を過ぎた辺りで御来光、振り返ると山々が赤く染まってとても美しい。
今日は晴れ間違いなしの空。日が昇るにつれ暑さが増す。そうか剣岳って日影ないのか、と今頃気付く。水は1.5L背負って行ったが、下山時にはギリだった。
初めての剱岳にあたり、色々調べてYouTube見まくって予習してきた。(特に一番の核心であるヨコバイのとっつき部分は何度も見返した)
いざ鎖場を目前にすると緊張する。落石に注意しながら進む。登りは思ったより体も動いて行けた。鉄の橋を越えて5番鎖場水平移動するとこ、平蔵の頭で杭に足乗せるとこがドキドキした。
なんか楽しくなってきたかも!?と思ったころ、いよいよ眼前にカニのタテバイが。
途中どこに足乗せるの?ってトコあったけど、何とか探して登れた。焦ってはいけない、落ち着け〜おちつけ〜と頭の中で唱える。やっと山頂の祠が見えた!そこからが長い(笑)石ゴロゴロのとこやっと登り切って無事登頂!
やった!やった〜♪念願の剱岳山頂だ!🙌😍
すでに写真撮影のスゴイ行列。早月尾根からの登山者が多いようだ。並びながら、360度の絶景を堪能する。風もなく素晴らしい天気で感動。槍ヶ岳、富士山が見えてさらに感動。北方稜線、八ツ峰・・とんでもないトコだなぁとガクブル。
ホントに今剱岳に居るんだ。スゴイ山だなぁと実感。
やっとこ撮影してチョッと小腹を満たし、下山開始。一番の核心カニのヨコバイは前後の方々にアドバイス受けながら慎重に足を置く位置を探り・・。緊張しながらもクリア。ホッとしたのも束の間、長いハシゴ、鎖場が連続する。足を置く場所を考えながら慎重に降りる。長いザレ場を下り、ようやく剣山荘着いた!冷たいコーラを一気飲み。格別に美味しかった。
ゆっくり休んでる暇はない。室堂からの最終バスの時間が迫っている。
急ぎテントを撤収し、ずっしり重いザック背負って室堂へ。別山乗越までの登りが辛い・・!休まず登りきったらわずかに時間稼げた。雷鳥坂下り。長い・・!浮石多くてスピード上げられない。これも休まず進んだらまた少し時間巻けた。
昨日より紅葉が進んでて景色が最高にキレイだった。
雷鳥沢で小休止、ラスト地獄の階段を登る。噂どおりにツラい・・!
積雪期はショートカットできたのが、池をぐるっと回らねばならずさらに遠い!
ゼーハーしながら時間セーフでバスの大行列に並んだ。
ほんっとに疲れた・・。間に合って良かった!! もっと時間に余裕のある山行にしなくてはと反省。でも今は無事登頂&下山できたことを素直に喜びたい。
GWに剱岳を初めて見たとき、「あの頂にいつか立ちたい!」と思ってからが早かった。不安もあったけど、チャレンジして良かった。何よりあの緊張と絶景と達成感は、登ったものにしか味わえない格別なものだった。
お世話になった方々に感謝です。
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