【裏銀座縦走、台風のため一時下山】ブナ立尾根〜野口五郎岳〜祖父岳〜雲ノ平〜太郎平〜折立
- GPS
- 80:00
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 2,832m
- 下り
- 2,749m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:30
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:00
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:45
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:50
天候 | 1日目:晴、2日目:雨、3日目:雨、4日目:曇、時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
帰り:折立〜富山駅(直通バス) 大人:3500円,、子供半額 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山届はメールで提出したが、七倉でタクシーに乗る際に紙での届けが必要とのこと。 ・雲ノ平から薬師沢への急坂は、雨が降ると苔生した石や木がよく滑るので注意 ・木道もよく滑るので注意 ・薬師沢の一部の橋が頼りないので注意 ・基本よく整備されており、歩きやすい |
その他周辺情報 | ・七倉山荘と折立に自販機あり ・docomoは長野側はほぼつながるが、富山側はほとんどつながらない。特に雲ノ平周辺から折立まではほぼ圏外。折立はキャンプ場前付近か臨時駐車場を少し登ったヘリポート前付近で通話実績あり。野口五郎小屋は通話可能。 ・ブナ立尾根からワリモ北分岐まで水場無し。ブナ立尾根登山口の沢水で給水。沢水が不安なら七倉で給水のこと |
写真
装備
備考 | 現金は多めに。 |
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感想
毎年雷鳥沢でのんびり過ごしてた我が家の夏休み、今年は男子と女子チームに分かれて行動。男子チームは裏銀座から1週間かけて室堂へ、女子チームは扇沢からアルペンルートで室堂へ。
男子チームの計画では、ブナ立尾根から雲ノ平、薬師、五色、室堂、雷鳥沢の予定。ところが台風が接近と連日の雨のため、太郎平で計画を断念、折立へ下山。富山の実家へ帰省し天候の回復を待つことに。12日に再度アルペンルートで室堂入りし、13日には女子チームと合流予定。
晴れたのは初日のみ、その後はずっと雨。でも初日に裏銀座の素晴らしさ、雲ノ平と薬師沢の美しい景色を堪能することができた。裏銀座は前を見れば槍・水晶、後ろを振り向けば、立山・劔・烏帽子、右は薬師・五色、左は表銀座、それにたくさんの高山植物。まさに銀座という名にピッタリな超贅沢な縦走だった。
小学二年生の息子はよく頑張った。大人でもしんどい、ブナ立尾根から野口五郎小屋、雲ノ平から折立を1日で歩き通した。しかも自分の荷物を背負って。深夜バスでの強行軍、ブナ立尾根の急登、約10時間の行程、標高2900mの山小屋、高山病も覚悟したが、無事に持ちこたえてくれた。この1年で凄く成長したと思う。
息子にはまだこの場所の良さは理解できていないと思う。でも、いつか成長した時に、ここで見た景色の素晴らしさと経験を思い出す日が来るはず。それはかつての自分がそうだったように。
子連れ縦走の教訓:
・出発前日はよく睡眠を取らせる(昼寝を取らせる等)
・子供はペースを保てない。子供の体力を見ながら、ゆっくり歩かせる。平坦な道も下りも。
・長い休憩より、短時間(30秒程度)の立ち休憩を頻繁に取る
・エネルギー、水分補給は計画的に。特に朝食のエネルギー補給は重要。
・子供は歩幅が狭いので、急な下りや岩場はコースタイムの倍はかかることを想定した計画を立てる
・最悪の場合、子供を背負って下山する覚悟と体力を親は用意しておく
・疲れた・濡れた時は積極的に小屋を使う。お金は多めに持って行こう。
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