超快晴の唐松岳〜人との出会い、大切な思い出になりました〜
- GPS
- 06:26
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 961m
- 下り
- 951m
コースタイム
天候 | 超快晴でした!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゴンドラ、リフトの時間、料金は下記参照して下さい。 tp://www.happo-one.jp/ トイレは八方池山荘が最後です。 唐松岳迄のトイレ小屋、頂上山荘も閉まっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山荘宿泊で、21日夜明け前から出発。 宿泊者の内、男2名、女1名(青年実業家、自分、FEELさん)が先発。 自分はワカンに12本爪アイゼン、あと二人はスノーシュー。 快速の青年実業家が、スノーシューで見る見る内に米粒に。 丸山までは、自分のワカンにアイゼンで当たりと思えたが、その先は 先発である彼のスノーシュー跡しかなく、ワカンの威力全く無く、底なしに沈み込む。足場を固めながらの前進は、いい勉強をさせてもらいました(汗)。 場所によっては、クラスト部分もありました。 危険個所と思える場所は、雪庇の踏み抜き。 唐松岳頂上山荘への稜線に乗り越す急登や、山頂直下の急登はピッケルがあると安心。 私見として、トレースが期待出来ない場合は、スノーシューが有効。 しかし、締まった急登はスノーシューでは怖そうなので 場所によっては、12本爪アイゼンに履きかえる。 勿論、ピッケル持参必須。 下山時は、沢山のスノーボーダー達のトレースが出来上がっておりアイゼンだけの方が、楽そうであった。自分は、最後までワカンにアイゼンだったが、ワカンを早々に外せば良かった。 |
その他周辺情報 | 温泉:いつもの大町温泉 食事:膳(蕎麦屋さん) |
写真
感想
昨年4月以来の再訪です。前回は、日帰りでしたが、日の出前に歩きだし朝日に染まる山々を、見たかったので山荘泊にしました。
金曜日ということもあり、宿泊者は15名ほど。
私の部屋は、3名で余裕でした。一人はカメラマンらしき方で、殆ど撮影に出られていました。
もう一人が、青年実業家の方です。
人見知りの私が、珍しく初対面の方と山談義なんかしていました。
彼は、チタンのピッケルを持ち、リーシュはスリングで便利なループを作り使っていました。
かなりの実力者のようでした。
翌朝、5時起きで持参したパンを食べて出発です。
彼は、行動も素早く、あっと言う間に米粒になってしまいました。
私は、ひときわ元気印な女性という印象の方と、同時期に出発しました。
聞いてみると、ヤマレコユーザーでFEELさんとのこと。
彼女はスノーシューです。
健脚でサクサク進んで行かれます。
私は離されまいと、付いて行きます。
お互い、何度も立ち止り写真撮影していました。
トレースは、先行者である彼のスノーシューの跡だけです。
アイゼンがサクサク刺さり、気持ち良く歩けるところもあるのですが、
上から踏んでも、底なしに沈んでしまうところが多々あり、ラッセル初心者の私は、これも良い勉強だと頑張りました。
頂上まで、後少しのところで、先行の彼が深雪を乗り越えられずに私達2人を待っていました。
聞くところによると、二方向にラッセルしたが、どっちも深すぎて諦めたとのこと。写真参照。
唐松岳頂上山荘脇に、スノーシューをデポしてきてしまい、失敗した〜と言う。取りに戻って〜とは言いませんでした。
小休止後、私が先頭でラッセル開始。
ラッセル初心者では数メートルでバテバテです!
胸までの雪を、ストックを両手で一文字に持ち、雪を切り落として膝で踏み固めます。そこに、更に足で雪を落とし踏み固める。
こんな感じでしたが...合ってるでしょうか?
次はFEELさんにバトンタッチ。
スノーシューでラッセル。スゴイ浮力です。ワカンなんて、比較にならない!!
私はバテたので、彼に先に行ってもらいました。
つぼ足アイゼンの彼は、四っ這いの膝歩きで泳ぐように深雪部分を進んで行きました。
凄い、ほぉ〜と、感心してしまいました。
間もなく唐松岳山頂へ到着。
写真撮影や、絶景を楽しみました。
下山も、彼は快速です。サクサク行ってしまいました。
私は、ワカン、アイゼンで下りましたがワカンの無い方が、歩き易かったと思います。トレースが線路の様に出来上がっていました。
八方池山荘到着後、彼と再会。
握手して別れました。
山での出会いは、下界の自分と違った所を発見出来る。
大げさですけど...。美化しすぎでしょうか?
すべてに感謝したくなるほど、素晴らしい山行でした。
ありがとうございました。
当日日帰りで登った者です。
たぶん丸山近くで擦れ違っています。
自分が登る頃には立派なトレースができておりワカンなしでも登れましたが、最初に行かれた方はさぞ大変だったと思います。途中かなり沈みそうなところも多かったですね。
それにしても素晴らしい天気と眺望で大感激でした。
dokuboさん、こんにちは。
トレース作りは、本当に骨が折れました
ラッセル初心者ですので、なおさらでした。
しかし、あの場所に行かなければ味わうことのできないものを
味わえて、幸せでした
お互いに大感激できて良かったですね
今後とも素晴らしい山行を!
SHIBAWANさんこんにちわ。
今回も良い天気に恵まれて、素晴らしい眺望を手に入れましたね!!
羨まし過ぎですよ。
graveltrek
graveltrekさん、コメントありがとうございます
ここ最近、天気に泣かされて山行中止が続いていたので、
先週の西穂高岳、今回の唐松岳ともに超快晴の大展望を味わうことができて
本当に幸せです。
graveltrekさんも、素晴らしい山行を!
仕事が早いですね〜!私は帰ってから爆睡でした。笑
抜きつ抜かれつお世話になりました〜^^
風も弱く本当に良い日でしたね。
山頂直下のラッセルは深かったですね。切り落として踏み固めていくっていうやり方、知識としては知っていたけど実際にああいう形でラッセルしたのは初めてでした。
3人、戦友にでもなった気分でした。笑
またどこかの山でお会いできると良いですね(o^−^o)
FEELさん、こんにちは
レコ作成は、夜中の3時頃までかかりましたよ
学生さんですか?なんて声掛けしてしまって失礼しました
戦友ですか...まさに3人で雪と格闘しましたね
大展望の絶景を、存分に楽しめた山行でした。
では、またどこかで
21日にゴンドラで上がった者です。
トレース有難う御座います。御陰様で私も登頂出来ました。
okinawa123さん、こんにちは
お互いに、大感激の山行だったのではと思います。
出来れば山荘出発は、おすすめですょ〜
今後とも素晴らしい山行を!
SHIBAWANさん、こんにちは♪
ラッセルお疲れさまでした。見知らぬ方とパーティーを組んでのラッセル、とても良い思い出になりますよね。その時は辛いですケド
それにしても絶景です、唐松岳。むちゃくちゃ行きたくなりました
北アは遠いので、なかなか足が向かないのですけど、これだけの絶景を見せられると、う〜ん我慢ができない。。。
また、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
ではでは
vino_rosso さん、コメントありがとうございます
先程、好日山荘でイエローのハードシェル購入して来ました
山ではレッドや、ブルーが多いのでイエローが新鮮な感じがしました。
べつに、ゴレンジャー集合なんて関係ないですけどね...。
このネタ、まだ言ってます
ちなみに4月の八方尾根は、踏み抜き地獄ですよ
快速、ロッソさんも是非、唐松岳の絶景を楽しんで来て下さい
ではまた、どこかで
黄色のハードシェル、いいですねぇ
じゃあ、私はピンクのシェル買おうかな(爆)
ではまた〜〜。
僕もその日山荘に泊まったひとりです。皆出発がはやくて焦っちゃいました(笑)赤く染まる白馬を三脚使って撮って朝食食べてでたらいつの間にかビリ出発となりました。でも僕は山荘発の皆さんのおかげで日帰りで過去2度撤退してましたが今回リベンジ果たせて最高でした。ありがとうございました!
SANOcyanさん、こんばんは
登頂おめでとうございます
トレース感謝の御言葉を、いただくようになりましたが、
お言葉に対して、素直にどういたしましてです
確かに、急坂道の足場を固めるのはキツかったですが、あの場所に立つことが出来て、自分たちで道を切り開くってのが、こんなに達成感に浸れるなんて幸せなことです。
自分は、ラッセル初心者なのでトップで山頂に向かってくれた、青年実業家の彼の存在が大きいです
胸までのラッセルは、初めてなんでビビりました。
彼と、FEELさんがいなかったら、自分はどんな行動を取っていたか分かりません。
超快晴の大展望、絶景のアルプスに感動出来て最高の気分ですよね
コメントありがとうございました
同日山小屋泊で、多分翌日は5人目に山頂に到着した者です(私もワカンを履いていました)
雪山は過去に3回しか登った事がなく不安でしたが先行ラッセルのお陰で私でも山頂へ辿り着く事が出来ました。
下山時にお話を伺った際に、膝でラッセルをされていたとの事で先行の3名様に大感謝でした。
ありがとうございます。
この場をお借りして
FEEL さん前日のスノボ滑走カッコ良かったです(*^^*)
こんにちは、コメントありがとうございます♪
登頂おめでとうございます
雪山3回目で、大絶景を体験してしまったら、益々、雪山の虜になっしまうでしょうね
私は、まだあの大絶景の余韻にひたっています。
山って、最高です♪
では、では
SHIBAWANさん、こんにちは
ラッセルありがとうございました
いろいろあり登山開始が遅れたので山頂までどうだろう?と思ってましたが、トレースのおかげで楽々と唐松岳にリベンジ出来ました
yama_poundさん、こんばんは。
律儀にお礼なんて言っていただきまして、ありがとうございます。
そんな、大したことじゃないんですけどね
楽々、リベンジできてよかったですね
ではでは
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