黒部五郎岳～黒部源流～薬師岳

2024年04月12日(金) 〜 2024年04月14日(日)

• GPS: 29:49
• 距離: 71.8km
• 登り: 5,779m
• 下り: 5,763m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 8:50

5:28 スタート地点
7:06 7:06 飛越新道登山口
9:08 9:09 寺地山
9:51 9:51 北ノ俣避難小屋
11:23 11:23 神岡新道分岐
11:32 11:53 北ノ俣岳
12:12 12:12 中俣乗越
13:21 13:24 黒部五郎の肩
13:33 13:48 黒部五郎岳
13:53 13:53 黒部五郎の肩
14:08 14:08 雷岩（黒部五郎カール）
14:18 黒部五郎小舎

2日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 0:02
• 合計: 8:24

5:41 黒部五郎小舎
6:44 6:44 赤木沢分岐
6:59 6:59 ウマノ沢分岐
11:06 11:07 赤木平
14:03 14:04 太郎山
14:05 太郎平小屋

3日目

• 山行: 11:51
• 休憩: 0:43
• 合計: 12:34

6:15 太郎平小屋
6:27 6:27 薬師峠
7:16 7:16 薬師岳山荘
7:42 7:42 薬師岳避難小屋跡
8:01 8:01 薬師岳
9:06 9:06 薬師岳
11:56 11:56 薬師沢第2ベンチ
12:06 12:07 第二徒渉点
12:14 12:22 第一徒渉点
13:14 13:46 太郎平小屋
14:57 14:58 神岡新道分岐
15:58 15:58 寺地山
17:36 17:37 飛越新道登山口
18:49 ゴール地点

天候

1日目晴
2日目晴
3日目晴

写真

4/12 5:28

3.5km先まで担いで

4/12 7:05

初めて来た
右から行く

4/12 7:09

雪は繋がっている

4/12 8:34

しばらく樹林帯

4/12 9:14

北ノ俣岳など

4/12 9:46

左に・・・
なんだ？

4/12 9:46

右に俺達の笠

4/12 10:48

有峰湖

4/12 11:22

お出まし薬師

4/12 11:31

北ノ俣岳
山頂は雪無いのね

4/12 12:40

KG
こっちから見ると映えない

4/12 13:22

この辺滑るのはまた明日

4/12 13:28

KG山頂付近はクラックが目立つ

4/12 13:28

近づくと離れて行くので大体ケツを撮ることになる

4/12 13:32

看板はその辺に転がっているのでご自由に

4/12 13:36

カール西側
殺す気か？
却下

4/12 13:37

カール南側
何とかいける斜度か？
が、硬かったので却下

4/12 13:37

安定の北側へ

4/12 14:01

安心
緩んでるし
縦溝が余計だった

4/12 14:02

カール西側
能力診断「滑走E」の自分には滑る日は来ないな

4/12 14:15

小屋が見えた
KGの真髄はこの緩い斜面にあると思っている
最高

4/12 14:24

後は飯食って寝るのみ

4/13 5:50

2日目
ハートビートKG
また来るわ

4/13 5:54

五郎沢突入

4/13 5:58

割れている

4/13 6:00

さかなー
おるかー？

4/13 6:03

下部はもう川

4/13 6:06

黒部川
冬も埋まらないんだろうか？

4/13 6:10

今回は竿持ってきていない

4/13 6:16

どうしてもザックに入らなかったから
2泊3日で35Lはキツい

4/13 6:43

薬師
明日のために日当たりをよく見ておく

4/13 6:53

沢から見る山も良い
KG

4/13 6:54

三俣蓮華

4/13 7:25

良い所だ

4/13 8:13

稜線はクラックが多かった

4/13 8:20

そろそろ滑る

4/13 8:29

縦溝がなぁ

4/13 9:18

赤木大滝

4/13 9:47

QKしまくり

4/13 11:09

赤木平
良い所だ

4/13 11:16

またケツ

4/13 11:30

赤木平から沢への尾根はめちゃくちゃ良かった
また来よう

4/13 11:38

薬師沢

4/13 11:50

出合にブリッジは無い

4/13 12:44

水切れ
QK

4/13 13:38

うまく登り返さず小屋まで行けるかと思ったが無理だった

4/13 14:03

2日目終了

4/14 6:15

3日目
薬師と先行登山者

4/14 6:41

この辺りからクトー

4/14 7:08

そらまぁええわな

4/14 7:10

雪があるうちは冬毛

4/14 7:28

怖いからやめて欲しい

4/14 7:44

ビシバシ

4/14 8:00

登頂

4/14 8:02

皆さんお楽しみ
立山方面

4/14 8:08

ドロップポイントを覗くのが怖い

4/14 8:11

まず金作谷カール
北側は却下

4/14 8:11

この辺りから

4/14 8:21

若干硬かったが十分良かった

4/14 8:33

尾根を使って登り返す
3つのカールの登り返しは全てツメで

4/14 9:06

続いて中央カール
もう見るからに・・・

4/14 9:09

最高だった
1番良かった

4/14 9:09

カール底部から

4/14 9:40

ラスト南陵カール
ここも、もう・・・

4/14 9:52

最高

4/14 9:52

所々雪庇が崩れる

4/14 9:55

熊かな

4/14 10:03

もうちょっと縦長のトラックにしたい

4/14 10:20

楽しめて良かった

4/14 10:22

さて東南尾根へ

4/14 10:39

吸い込まれそう

4/14 10:40

とりあえずトラバースして尾根を越えて行く

4/14 10:42

まぁまぁな斜度だが景色は最高

4/14 10:46

薬師沢右俣に出たい

4/14 10:48

良い斜面

4/14 10:53

右俣合流

4/14 10:54

滝

4/14 10:57

まだ埋まっている

4/14 11:00

完全に割れ出した
アドベンチャーの始まり

4/14 11:04

能力診断「ルーファイE」だとこうなる

4/14 11:08

あのブリッジはダメそう

4/14 11:33

出合合流

4/14 12:00

能力診断「へツりC」

4/14 12:02

竿持ってこなくて良かった
こんなもん見たら月曜仕事行かんわ

4/14 12:16

こういうところにヒョイッとね

4/14 12:59

太郎平小屋
泊装備をデポしているので行かなくてはならない

4/14 13:25

到着
水切れ

4/14 14:58

グッドバイ薬師

4/14 15:52

良い斜面だった

4/14 16:00

行きは巻いた寺地山
何も無い

4/14 17:36

帰りは左から
2度と使わない

4/14 18:49

ぎりノーヘッデンでおつ

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

HATEFULL

1日目
泊装備が重い。少し歩いて運動靴デポしてシール歩行開始。飛越新道はアップダウンが激しい。帰りの苦労は考えないことにして、巻けるところは巻いて淡々と登る。今日の目的は、昨シーズン見てから滑りたいと思っていた黒部五郎のカール滑走。稜線から見る黒部五郎の登りは夏に見たときより緩やかに見えた。
山頂に着いたらカールをぐるっと廻って斜面を観察。最も安全そうな北側からエントリー。縦溝に気を使いながら斜度のキツい箇所を通過したら、残りは小屋までの緩斜面。この斜面は雪質関係なく良いが今日は特に良かった。温い春の気温が緩めた雪はどこまでもスムースで、心地良い爽やかな風が頬を叩く空気は最高にメロウ。滑走で後傾になるのは良くないのは理解しているが、思わずレイドバックしたくなる溶ける様な滑走時間だった。

2日目
今日は気楽にノープランノールールで、昨日行きで通った稜線東側を適当に滑りつつ、下の沢の様子を見に行く。沢は思ったより割れていた。山スキーヤー×釣師の方は今すぐ向かわれたし。ユートピアがある。

3日目
薬師岳の3カールを滑る。泊装備をデポしたのでザックが軽くて最高。クラックに注意して問題無く山頂へ。
金作谷カール北側の凄まじい斜度にビビる。行く人は行くんだろう・・・凄えわ。
3日目ともなれば雪が緩む時間は把握している。エントリー出来そうな箇所から慎重に。緩んだ雪ならこんな自分でも何とかなる。滑走も素晴らしいが、滑り終わった後に底から見上げる稜線の風景がまた素晴らしい。
尾根を使って登り返したら次は中央カール。滑る直前に見覚えのあるウエアを着たスキーヤー3名が山頂から見えたのでとりあえず手を振ってご挨拶（後日記録にて地獄軍団の方々とわかりました。よく記録を参考にさせてもらっているので見覚えあるはずだ）。このカールも文句無し。斜度もキツすぎず1番おすすめ。
最後の南陵カールも雪、斜度、見上げる風景全てが良い。東南尾根に行きたいので雪庇の崩落が無さそうな斜面を登り返す。3カール転倒無く無事滑りきって大満足。一生残る記憶になった。
その後、東南尾根から薬師沢右俣に繋いで、程々に滑って夏道に登り返したかったが難しかった。ほぼ川の様相の下部をスキーのエッジを信じて岸をヘツりまくった。出合に出たら左岸ベタ付きでスノーブリッジを1つ渡り、夏道経由で太郎平小屋へ戻りデポ回収。
灼熱の稜線を歩き、最後のお楽しみの北ノ俣岳〜小屋までを堪能して、飛越新道のアップダウンに悶絶して林道に下山。行きとは別の正面向かって左側からトンネルを通過したが、スキーヤーは右からの方が良い。
デポしておいた運動靴が無くなっていたのでスキーブーツで和佐府橋まで歩いた。これでまた足の治りが遅くなる。ファッキンファックという言葉しか出てこない。
シーズン中盤から足の調子が今ひとつになり、ワンデイ完全燃焼系はキツくなった。雪の良い時間帯に意中の斜面を滑るには泊まりしか手段が無いが、山にいる時間が長いのは良い。来シーズンは足にピッタリのスキーブーツと竿やぬくぬくシュラフが積める50L程のザックが欲しい。