裏剱の紅葉はきれいでした。立山・池の平山・雲切新道・阿曽原温泉
- GPS
- 104:00
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 2,896m
- 下り
- 4,740m
コースタイム
- 山行
- 0:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:50
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:30
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:25
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 5:18
天候 | 10/3:晴れ 10/4:ガス・始め雨 風強/のち晴れ 10/5:晴れ 10/6:晴れ 10/7:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
7:30 新宿発 あずさ3号で信濃大町 信濃大町からはバス・アルペンルートで室堂着13:25。 土曜日という事もあり臨時便増発で早目につきました。 帰り: 欅平駅10:43発-宇奈月-新黒部-黒部宇奈月温泉(北陸新幹線)-東京 なんと都内の自宅まで欅平駅から5時間半で到着。びっくり |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂に登山ポストあり。 室堂ー一ノ越:遊歩道並みの整備された道。 一ノ越ー雄山ー大汝山ー富士の折立:道はよく整備されているが当日朝までの降雨降雪で岩の表面が凍結して滑りやすく注意が必要でした。また強風でバランス注意。 富士の折立ー別山ー別山乗越ー剣御前ー剣沢小屋:よく整備されている。富士の折立ー別山あたりまで風の通り道になるので強風・バランス注意。 剣沢小屋ー(剣沢雪渓)−真砂沢小屋:小屋で最新の雪渓の情報を入手してください。日々状況が変わっています。 剣沢小屋からの夏道が雪渓で終わるところでアイゼンを付けて雪渓上を歩きます。真ん中はところどころ水音が下から聞こえたり雪面に円形の大きなシミ、くぼみなどありブリッジ崩落の危険個所ありです。左岸よりを歩くことをお勧めします。 真砂沢小屋(営業終了)−池の平小屋:整備された道で特に危険個所なし。二股手前の川沿いのクサリ場で一か所乗り越えがしんどいところがあります。壊れたように見える垂れ下がった桟道の一番上の丸太の上に早目に乗ったほうが良いです。 池の平小屋ー池の平山:あまり踏まれていない様で、転石など安定していないザラザラ。直登500m以上でCT通りは見込んだ方が良い。通常CTの7−8割で歩く自分が上り下りともCT通りでした。 池の平ー仙人池ー仙人温泉小屋(営業終了)−仙人谷ダムー阿曽原温泉:仙人温泉手前の二か所の雪渓のうち上部の雪渓横断箇所のスノーブリッジが実はかなり薄くなっているので雪渓の状況をよく見て横断してください。温泉下の雪渓崩落個所は迂回のガイドが現地にありますので、よく読んで目印通り進めば問題ない。 雲切新道は木の根・転石など多く転倒注意。 阿曽原温泉ー欅平:よく整備されているがヘルメットをお勧めします。背の高い方は是非。折尾谷の堰堤トンネル・志合谷のトンネルともくるぶし以下のじゃぶじゃぶですので防水性のある靴とヘッデンのご用意を。 下の廊下情報: 最新情報は阿曽原温泉小屋のHPに記載されていますが、私が宿泊確認した10/6時点で10/15までは通り抜けは無理で予約のお客様に連絡してキャンセルを了解してもらっていました。小屋主の佐々木さん予想では10/20でも怪しいとのことです。 |
その他周辺情報 | どの山小屋も同じですが、特に池の平小屋は要予約です。 現代の山小屋はもうお助け小屋ではないのですから、予約連絡くらい欲しいのが本音だと思います。 池の平小屋で、北方稜線を降るのに予約なしで18時過ぎの到着、室堂からなのに足が遅く予約なしで19時過ぎ着になってしまいその上夕食を要求する人など、非常識な登山者に小屋は心配・苦慮しています。 阿曽原温泉小屋でも欅平からとはいえ20時過ぎ到着の人も。さすがに夕食は自炊でしたが、同様です。 冗談で予約なしは料金2倍、予約なし17時過ぎての到着夕食付は3倍したっていいんじゃないという話が現実にならないよう、誠実な対応をしていきたいですね。 何より安全な計画での山行が一番です。 |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
爆弾低気圧通過の後の晴天続きを狙って、紅葉の終わりと小屋締めに追われるように立山縦走と裏剱の池の平山、仙人池の紅葉、雲切新道、阿曽原温泉と水平道を楽しんできました。
しかし、全て完璧にはならないもので、全国的に晴れているはずの10/4朝から弱い前線が立山周辺を通過して、氷雨、降雪、ガスガスの強風での立山縦走となりました。
立山稜線からの眺望も楽しみにしていましたが仕方ありませんね。
剣沢の雪渓を降り、裏剱の仙人峠周辺は低気圧の風からも守られたのかなかなかの彩でした。
池の平山は小屋から500mの登り。ヒーヒー言って登りましたが、頂上から剱岳北方稜線が目前に見え久々に心が震えるような感動を得ました。
頂上の狭い岩場の頂点に立って、北方稜線、八つ峰の岩山を目前にし、毛勝山に続く稜線、遠く鹿島槍から白馬、雪倉、朝日に連なる稜線を望むと天空に浮かんでいるような感覚で異世界にいるようでした。
仙人池ヒュッテから雲切新道の途中までは黄葉のトンネル。足元は浮石や木の根で危ないですが思ったより整備された道でした。整備されている方々に感謝ですね。
阿曽原温泉には11時ころに着いたので、一人温泉で延々のんびりして開放感。
アツアツになった体を爽やかな風が冷やしてくれて出たり入ったり。
翌朝は深緑の水平道をテクテク歩いて今回の山旅を思い返していましたが、欅平に近づくにつれて、さあ家に帰ろう!と思えたので、本当にリフレッシュできたのでしょうね。
楽しい山旅が出来て、家族に感謝、山小屋や出会った方々に感謝、道普請の方々に感謝。
山の神様ありがとうございます。また楽しい山旅をさせてください。
雄山の御神符を神棚に挙げてお祈りしました。
秋の立山もいいですね!
紅葉は終わってしまったようですが
夏とは違う雰囲気でまた再訪したくなりました
それにしても池の平とか阿曽原とか渋いですね!
またメジャールートとは違う魅力があって楽しそうですね!
公共交通機関での登山も大変参考になります!
また55akiraさんの私ではあまり思い付けない山行を楽しみに
いつか真似をして行ってみたいと思います
禁止されている雪山になる前に
まだまだ山を楽しめるといいですね!
as2000さん、
コメントありがとうございます!
なんだかより深い山の中へと言うのが強くなってきているような気がします。
池の平山は8月に登った剱岳の北方稜線は行けないのでその連なりにあるところとして行きたかったんです。
本当に歩けば歩くほど歩いていないところが出てきて行ってみたくなります。
交通機関は縦走するのに必然的に必要なだけですが、もともと鉄っちゃんなので半分楽しみなところでもあります。黒部渓谷のトロッコにゴトゴト乗っているのも楽しかったです。
as2000さんの山行もいつも楽しそうなので参考にすべく期待してます。
お互いもっともっと良い山旅を!
55akiraさん、山行記録を拝見するのが遅くなりました。
いいなあ、うらやましい。
(1)仙人温泉、もう終わっていたのですか!?ご飯も美味しいし、
温泉もいいのでオススメだったのですが、残念!
(2)下の廊下、もしや今年は歩ける時がないまま、シーズン終了という
ことでしょうか?そんな年もあるのかあ・・・。
(3)>本当に歩けば歩くほど歩いていないところが出てきて
行ってみたくなります。
同感!!
また、楽しい記録を待っています〜♪
何をおっしゃる、どなたかの9月の朝日集中宴会登山は裏山しかったぞい。
仙人温泉は事件があって早じまいだったようですよ。
下の廊下は通り抜けできないで終わるかもね。
今日から常念山脈繋ぎと徳本峠行ってきます!へへへ
初めまして。こんにちは。
いやー、懐かしいです。自分は剣合宿後、このコースを35年ほど前に行きました。いまでも水平道を通れるんですね。ちなみに、自分は祖母谷温泉 から清水岳経由で白馬岳に登り返して針ノ木岳まで縦走しましたが、他の部員から「お前は、きちがい」と言われ誰も付きあってくれませんでした 。地味ルートをお探しなら祖母谷温泉から清水岳経由白馬岳は面白いですよ。大昔のことで参考にならないと思いますが、登山道は部分的に藪漕ぎがあり 不明箇所もありましたが清水岳のお花畑は最高でした 。
貴殿のこの報告をみちゃうと我慢できません。山に行きたい行きたい。
fujikitaさん、
コメントありがとうございます。
ヤマレコのチベットの様なレポ(笑)にようこそいらっしゃいました。
祖母谷温泉から清水岳経由白馬岳の道は一度通ってみたいと思っていた道です。
しかし剣合宿後、祖母谷まで降りて白馬から針の木まで縦走なんて超人です。
私は合宿終了後のお酒がちらついて一直線に里に下りて行ってました。笑
この道は、祖母谷温泉ー白馬岳ー唐松岳の周回も面白いかなと思ってます。
花の季節に、清水岳、旭岳でのんびりしたらいいでしょうね。
ご訪問ありがとうございました。
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