しんどい六甲全山縦走→がんばった自分にご褒美！

2015年11月12日(木) 〜 2015年11月13日(金)

• GPS: 33:13
• 距離: 46.3km
• 登り: 3,044m
• 下り: 3,005m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:54
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:09

11:42 須磨浦公園駅
12:09 12:11 鉢伏山
12:16 12:17 旗振山
12:29 12:30 鉄拐山
12:44 12:44 おらが茶屋
13:14 13:15 栂尾山
13:28 13:28 横尾山
13:46 13:46 須磨アルプス馬の背
13:52 13:54 東山
14:19 14:19 妙法寺
14:55 14:58 荒熊神社
15:03 15:07 高取山
15:13 15:14 安井茶屋前広場
15:25 15:25 高取山-丸山登山口
15:51 鵯越駅

2日目

• 山行: 10:17
• 休憩: 0:48
• 合計: 11:05

9:15 鵯越駅
10:07 10:08 菊水山
10:30 10:30 天王吊橋
10:53 10:53 鍋蓋山
11:17 11:19 大龍寺
11:34 11:35 桜茶屋（市が原）
11:44 11:46 天狗道分岐点
12:17 12:17 学校林道分岐
12:35 12:36 行者尾根分岐
12:39 12:39 イノシシのある展望地
12:43 12:43 アドベンチャールート分岐（全山縦走路側）
12:55 12:58 摩耶山
13:01 13:06 摩耶ロープウェー星の駅
13:06 13:17 掬星台
13:29 13:31 摩耶別山
13:44 13:44 杣谷峠
14:07 14:08 三国池手前
14:19 14:19 丁字ヶ辻
14:26 14:27 六ヶ辻
14:34 14:34 記念碑台
14:55 14:55 みよし観音
15:00 15:00 六甲ガーデンテラス
15:08 15:16 六甲石ころ亭フードテラス
15:21 15:22 極楽渓の岩場
15:25 15:25 極楽茶屋跡
16:02 16:03 六甲山
16:07 16:07 一軒茶屋
16:18 16:18 石の宝殿
16:34 16:34 水無山
16:57 16:58 船坂峠
17:18 17:20 大平山
17:34 17:36 大谷乗越
18:12 18:13 岩倉山
18:24 18:26 塩尾寺
20:16 20:16 宝塚駅
20:20 ゴール地点

二日目のコースタイムには、宝塚温泉での入浴1時間弱が含まれています

天候

（初日）晴れ（二日目）曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車

（初日）新幹線で新神戸まで入り、神戸市営地下鉄板宿駅で山陽電気鉄道に乗り換え、須磨浦公園駅から、神戸電鉄有馬線の鵯越駅（ひよどりごええき）まで歩き、有馬温泉に宿泊。
（翌日）有馬温泉から鵯越駅へ向かい、JR福知山線宝塚駅まで歩きました。

コース状況／危険箇所等

（初日・鵯越駅まで）アップダウンが多くしんどいですが、ピークひとつひとつの間に住宅街が迫り、地元民とおぼしき軽装の方が多く歩いていて、安心感があります。

（翌日・鵯越駅から先）アップダウンは減りますが、山が深くなり、市ヶ原より先は誰ともすれ違いませんでした。摩耶山までの辛い登りが過ぎると道はなだらかになり、飲食店や商店などのお休み処も現れますが、六甲ガーデンテラスで雨が降り出し、大平山あたりでは日も暮れてしまい、ガスで見通しも効かず大変でした。

（全般）自販機はあちこちあるので水を大量に担ぐ必要はないですが、鵯越駅から摩耶山までは市ヶ原に自販機があるだけでした。滑落するような場所は普通に歩けばないですが、両脇が切れていたり、片側が崖状になっている場所はそれなりにありました。須磨アルプスの馬の背は、花崗岩の砂礫状で滑りやすかったです。

その他周辺情報

下山後は宝塚温泉ナチュールスパ宝塚に立ち寄りました。有馬温泉のような金宝泉、銀宝泉がありました。
http://www.naturespa-takarazuka.jp/

写真

11/12 11:06

朝一の新幹線で11時過ぎに須磨浦公園駅に到着！

11/12 11:21

駅前におしゃれなレストランを発見し、吸い込まれてしまいました（＾＾；

11/12 11:28

おいしいパスタにケーキまで食べ満腹（スタート前からこんなでいいのか・爆）

11/12 11:36

海を見下ろすおしゃれな店、一日で縦走する場合にはできない贅沢です（＾＾）

11/12 11:37

付近には椿や皇帝ダリアが咲き誇っています

11/12 11:40

若くして一ここノ谷の戦いで散った平敦盛の供養塔と伝承される五輪塔、古くは源氏物語や平家物語の舞台となった地に思いをはせます

11/12 11:42

ナナカマドの仲間が須磨アルプスから鵯越のあたりにかけてたくさん色付いていました

11/12 11:42

山陽電鉄を乗り越す高架橋から見る風景、鎌倉や江ノ島に来たような気分

11/12 11:42

自宅近くでは決して見れない、低空を飛ぶジャンボ機の機影に喜びます

11/12 11:45

海なし県民にとってはなんともうれしい海が見えてきました！

11/12 11:48

たっぷりリゾート気分を満喫しますが、六甲全縦の標識を見て、気を引き締めます

11/12 11:50

ふたたびナナカマドの赤

11/12 11:56

光る瀬戸内の海、癒されるなぁ〜〜〜♪

11/12 12:04

青空に皇帝ダリア

11/12 12:07

サザンカも咲いています

11/12 12:11

満腹＆日差しの暑さで汗だくになりながら鉢伏山に到着！

11/12 12:14

伊豆半島などにありがちな、細かく枝分かれした常緑樹の小径を抜けます

11/12 12:16

神戸市街方面、岸和田のりんくうゲートタワーも見えました

11/12 12:16

地元市民憩いの山、こんな山が近所にあったら、言われなくても毎日登山しちゃいたくなるだろうなぁ・・・

11/12 12:16

旗振山には茶屋もありました

11/12 12:18

丹沢のバカ尾根にある小屋たちを連想させます

11/12 12:20

兵庫県西部方面、遠くまでよく見えます

11/12 12:20

明石海峡大橋と淡路島

11/12 12:22

南国風な常緑樹は「うばめがし」という名前で、海岸沿いに自生する木なんだとか

11/12 12:22

内陸では見ることの出来ない光景です

11/12 12:29

鉄拐山は小さなピークでした

11/12 12:31

木々の隙間から紅葉した山頂を見上げます

11/12 12:35

木漏れ日に苔もうれしそう

11/12 12:40

紅葉し始めた孤高の木、青空に映えます

11/12 12:41

神戸市街が近づきます

11/12 12:42

木の実もちょっと南国風

11/12 12:43

青空と市街地を従えて歩く尾根道、最高です！

11/12 12:43

おらが茶屋付近には市民憩いの花壇がありました

11/12 12:43

おらが茶屋

11/12 12:44

ポートアイランドの埋め立てに使われるために崩された高倉山、標高はもとの290mから90m低くなり、跡地には住宅地が広がります

11/12 12:46

急勾配の階段を一気に下り、向かい側にある栂尾山へ登り返します

11/12 12:53

高倉台の団地を抜けます

11/12 12:59

団地内には紅葉した樹木やサザンカがありました

11/12 13:01

太い道の高架橋を通過し気持ちのいい巻き道を進みます

11/12 13:02

あちこちに咲いていたヤクシソウ

11/12 13:04

うんざりするコンクリ製の階段を上ります

11/12 13:09

高倉台団地の向こうに瀬戸大橋と淡路島

11/12 13:14

栂尾山に到着！

11/12 13:15

神戸市街がずいぶんと近くなりました

11/12 13:17

きれいな紅葉も目立ちます

11/12 13:28

あっという間に横尾山

11/12 13:28

海と住宅地を両側に従えながらの尾根道は楽しいです

11/12 13:31

どんどんと神戸市街が近くなります

11/12 13:32

しばらくするといよいよ岩場が現れ始めました

11/12 13:33

かなりの急勾配の下の岩場に小さく人が歩いているのが見えます

11/12 13:40

いよいよ馬の背、今日のハイライトです！

11/12 13:41

どこを歩くのか分からないような岩場の道

11/12 13:43

細い戸渡状の場所を通過してホッとひと息、鉄階段を振り返る

11/12 13:43

鎖場もあります

11/12 13:43

プチ興奮しながらも楽しく岩場を通過

11/12 13:44

名勝馬の背、海と青い空

11/12 13:45

雨の日には通りたくない場所です

11/12 13:47

あそこを通って来たんだなぁ・・・

11/12 13:47

こうやって改めて見ると、結構高度感ありますね・・・

11/12 13:49

東山、気持ちのいいベンチまで来てひと息

11/12 13:53

気温は20℃近く、暑いわけです

11/12 14:02

でも紅葉はあちこちで見頃

11/12 14:06

横尾の団地に降りる道すがらにはいい色づきの木々たち

11/12 14:11

かわいらしい木の実

11/12 14:12

子猫たちが集団でたむろす団地の脇を抜け、

11/12 14:15

高速道路の下に吸い込まれて行きます

11/12 14:19

横浜の高台とかにありがちな谷間を過ぎると妙法寺

11/12 14:27

皇帝ダリア、付近は京都一周トレイルの今熊野界隈にも似ています

11/12 14:41

この先もまさに紅葉が見頃

11/12 14:42

旬な彩りの木々たち

11/12 14:44

グラデーションが素敵な木

11/12 14:49

シャンデリアのような木の実

11/12 14:55

気持ちよく歩き荒熊神社に到着しました

11/12 14:58

鳥居と穏やかな海、瀬戸内に来たと実感・・・

11/12 15:03

高取山には石塔がたくさんありました

11/12 15:03

高取山山頂

11/12 15:03

海を見下ろす神社と銀杏の落葉

11/12 15:04

気分は尾道（行ったことないけど・汗）

11/12 15:05

見下ろせる神戸市街の面積が広く、そして高くなりました

11/12 15:06

神社石段下、左手側から巻く道もあるようです

11/12 15:15

市民憩いの公園（トイレあり）にはサザンカの花

11/12 15:21

日陰の道をつづら折りで下ると巨大な堰堤（土石流防止のため一昨年竣工、六甲全縦路も付け替えになったとのこと）

11/12 15:50

急勾配の住宅地をひーひー言いながら上り下りし、ようやく鵯越の駅に着きました

11/12 16:53

一日目はここで終了、有馬温泉のおしゃれな宿に泊まります

11/12 17:29

お風呂は濃厚な金泉

11/12 18:01

ご褒美の一杯目はビール（＾＾）

11/12 18:20

冷酒は地酒が旨い！

11/12 18:31

香りは最高、出汁もきいてていい感じ（＾＾）

11/12 18:39

お刺身や

11/12 18:55

煮物もおいしく頂き、

11/12 19:06

冷酒は2本目（汗）

11/12 19:19

なに食べても旨い

11/12 19:28

ご飯は釜で炊いた自慢の一品らしく、粒立ちがよくおいしいです

11/12 19:35

デザートも頂き、部屋に戻り爆睡

11/13 8:01

翌朝、朝ご飯をしっかり食べ出発！

11/13 8:19

宿の前にいる人懐っこいネコにおはようの挨拶

11/13 8:23

団体客のいない小さい旅館ですが、半分近くがネットや雑誌でやって来た香港や台湾からのお客さまでした

11/13 8:24

金の湯は次の機会に・・・

11/13 8:31

有馬駅前、好日山荘がありました（忘れ物したときとか重宝かも）

11/13 9:15

鵯越の駅から出発です

11/13 9:34

紅葉はいい感じですが、雲行きは予報どおりの曇天

11/13 9:42

鈴蘭台処理場、巨大な石井ダムや神戸電鉄の廃駅や高架を過ぎると、いよいよ急坂となります

11/13 10:03

山深くなったところで、菊水山へ到着しました

11/13 10:07

電波塔の脇には展望台があります

11/13 10:08

昨日歩いた山たちが低く見えます

11/13 10:29

菊水山からは急な坂道を下り、天王吊橋を渡ります

11/13 10:44

ふたたび急な坂道を登り返すと、ムラサキシキブの実

11/13 10:53

ところどころ紅葉した木々も

11/13 10:53

鍋蓋山へ到着！

11/13 10:53

南側は見晴らしがいいようですが、こんな天気なのでスルー

11/13 11:17

再度山手前の分岐で一瞬道を失いそうになりますが、山頂は踏まずに大龍寺へと向かいます

11/13 11:18

神社の鳥居の奥にはぼけ封じの仏さま

11/13 11:24

お寺からふたたび道を間違い善助茶屋跡に行ってしまいます（汗）・・・弘法大師にちなんだ道が麓へ向かっていました

11/13 11:26

大きな山門まで下りひと安心

11/13 11:34

市ヶ原は新神戸方面からのアクセスもいいせいか、学校行事の団体や家族連れなどで賑わっていました

11/13 11:43

足下に野菊のある道を抜け、

11/13 12:40

ふたたび登り始めると雨がポツポツと・・・

11/13 12:45

足下も悪くなり、本行程のなかで一番の踏ん張りどころとなりました・・・

11/13 12:57

気の滅入るアップダウンを繰り返すこと3キロ、ようやく摩耶山へ着きました

11/13 12:58

山頂には天狗岩という巨石があり、先ほどの気の滅入る道は天狗道と呼ばれています

11/13 13:06

旅館で作ってもらった昼食、ポットに入れておいてもらったお茶も飲み、冷え切った体が一気に生き返ります

11/13 13:19

掬星台(きくせいだい)は展望のいい場所ですが、見晴らしを愉しむ余裕もなく、そそくさと移動開始

11/13 13:20

近くには色づきのいいカエデや

11/13 13:21

マユミの実

11/13 13:22

萎えた気持ちを癒してくれます

11/13 13:24

オテル・ド・摩耶を通過

11/13 13:28

天上寺、古刹ですが昭和50年代に火災に遭い、摩耶山山頂から今の場所に移って来たんだとか

11/13 13:49

自然の家前のドウダンツツジ

11/13 13:49

気がつくと雨はやんでいました

11/13 14:13

サウスロードは通行止めのため、一部車道を歩きます

11/13 14:55

風の当たる車道歩きで疲れながら郵便局や小学校、ゴルフ場を通過、ふたたび山道になる手前にある、みよし観音

11/13 15:01

つづら折りの坂道を上がると六甲ガーデンテラス、ビエンナーレで芸術作品が展示されているようですが、ここも疲れていてスルー・・・

11/13 15:02

六甲枝垂れ、夜はライトアップされるようです

11/13 15:07

ガーデンテラス内の軽食コーナーで珈琲フロートを食し、気合いを入れます

11/13 15:11

一昨年の快晴の11月、車で来て絶景を拝んだガーデンテラスで縦走を誓いましたが、今日ようやく念願が叶いました！

11/13 15:11

あいにくの空模様ですが、うれしさはひとしおです（＾＾）

11/13 15:40

ヤマハッカかな

11/13 15:53

コアジサイの小径、この辺りから雨が降り始め、ガスも出てきたのでカッパを着用しました

11/13 16:02

とりあえず六甲山最高地点に着きました

11/13 16:03

阪神大震災で標高が高くなったことが書かれていました

11/13 16:12

後鉢巻山は通行止めのためスルー・・・

11/13 16:13

言われたとおりトンネルを通過します

11/13 16:15

ずいぶんと歩いて来たんだなぁ・・・と実感

11/13 16:17

石宝殿ももちろんスルー・・・汗

11/13 17:39

この後は薄暗い山道歩き、雨も強くなりカメラをリュックにしまったため写真なしですが、大平山あたりで日が暮れ、大谷乗越で車道を見て勇気づけられ、途中の見晴らしのいい場所から一枚

11/13 18:27

ガスでヘッデンが乱反射し見通しの効かない道、獣の時間、森の夜、いろいろなことを考えながら無事、塩尾寺に着きました

11/13 18:38

浄水場のタンク上から宝塚市街を見下ろします

11/13 20:13

しゃれた住宅街をひたすら下り、宝塚温泉にたどり着きました

11/13 20:16

宝塚駅前にあるお地蔵さん、付近には清荒神や中山寺などの古刹がある場所柄を感じます

11/13 21:24

大阪市内に向かいホテルで長かった一日を振り返ります

11/13 21:35

まずは自分にご褒美（＾＾）！

11/13 21:40

大阪城近くのホテル近くには飲食できる場所がなく、やむなくバカ高いお金を払ってホテルのレストランへ・・・

11/13 21:47

手の込んだメニュー、とにかくしょっぱいものが旨い（爆）

11/13 21:51

下山時は醤油ラーメンのことばかり考えていましたが、レストランではもちろんショウガ焼きをチョイス（＾＾）

11/13 22:11

勧められるがまま食後の珈琲を愉しみます

11/13 22:21

そろそろクリスマスの季節ですね・・・
（大量の写真にお付き合い頂きありがとうございました）

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

備考

ヘッドライトは必須です（予備もあったほうがいいと思いました）

感想

yamaonse

一昨年の11月、西国三十三所観音巡りがしたくて、神戸・有馬温泉をベースにして中山寺から、加古川市の鶴林寺、本殿が国宝の加東市にある朝光寺や清水寺、加西市の一乗寺、国宝仏のある小野市の浄土寺、姫路市の圓教寺をドライブしました。

姫路に向かう高速からは、青空に映える須磨アルプスが手に取るように見え、朝光寺では源平合戦の舞台となった三草山、高砂の国道からは岩だらけの播磨アルプス、圓教寺では書写山と、魅力的な山たちを麓からたくさん拝みました。

六甲山も有馬温泉に泊まった翌朝、車で山頂に向かい、ガーデンテラスから快晴の空の下、遠くまで見渡せる絶景、瀬戸内の海と神戸の市街地を見下ろし、いつかこの山並みを自分の足で縦走してみたいという思いを強くしました。

そして今年の秋、本を買いヤマレコで先達の記録を読み、分からない点は個別に教えてもらうなどして向かった六甲全山縦走路。到着時刻の関係から二日に分けて歩きましたが、結論から言うと、一人で一日歩ききるのはかなり困難な印象でした（汗）

二日目の雨や、途中で日が暮れるのは想定内でしたが、ヘッデン使った山登りは元旦登山していた10数年前以来だし、雨の日はそもそも山登らないし。ガスでヘッデンが乱反射し遠くが見えないことなどは、まさに思いつきもしませんでした。

知らない山道を暗くなってから歩くこと。獣の気配や街の明かり。暗がりで白く浮かび上がる山道。雨が葉っぱにシトシトと当たる音。遠くの車の音。山を始めた頃に感じた五感が全部呼び戻されるような感覚を、久しぶりに感じることが出来ました。

下山後はしんどかった自分にご褒美をあげる時間（爆）おいしいものを食べ、二日続きで温泉に浸かり、エスカレータで右側に立つ習慣の違いを楽しみ、ちょこっと観光もして、関西山旅は終わりました。次のお楽しみは、京都一周トレイル後半かな（＾＾）

コメント

ランツベルク

夢の実現、おめでとうございます。
yamaonseさん、こんばんは。

2年前からの夢を実現されましたね。おめでとうございます。

今迄あまり意識したことがありませんでしたが群馬県には海がないのでこの瀬戸内の景色は格別でしたでしょうね。

大阪にいた頃に生田界隈や六甲へは何度か足を運びましたが六甲全山の縦走など思いもつきませんでした。
走行46km、標高差900mですか、良く完走されましたね。

皇帝ダリヤは関東地方と咲く時期に差はなさそうですね。
楽しみにされていただけあって綺麗に撮影されています。
ご褒美の御馳走も楽しまれましたね。

二日目の天気は少し残念でしたが想い出に残る山行レコ素晴らしいです。

Landsberg

yamaonse

Re: 夢の実現、おめでとうございます。
Landsbergさま、いつもつたないレコにお付き合い頂き、ありがとうございます。

海の見える山でも、こういう山脈が海に沿って続く山は、
終始海を片手に見ながらの尾根歩きになるので、気分は最高ですね。

瀬戸内の穏やかな海と、遠くに浮かぶ島々。
加えて、下界には住宅街とビル群、人工島。

こういう都会に近いのに深山の趣のある場所は、なかなかないですね。
長丁場でしたが、変化にも富んでいて、いい想い出になりました。

そして皇帝ダリア、あちこちで一気に咲き始めましたね。
そして今年は山も街も、北も南も、紅葉が同時進行している気がします。

急に涼しくなってから暖かい日が続いたせいでしょうか。
あちこちで晩秋の風情がまだまだ長く楽しめそうですね・・・（＾＾）

tsu-pm

おーっ！六甲山！
yamaonseさん、こんばんは。

ワタシも２年くらい前、鵯越〜ガーデンテラスまで歩いてきました。
そこは、まるで別世界！
何しろ、
・足下が大都会と海。
・歩く人がやたら速い（トレランじゃなくっても、まるで走っているみたい！）
・イノシシがふつうにそこらへんにいる！
そんなことにビックリしました。

実は、また、近いうち（年末？）に行ってみたいと思っています。

うーん、天気、少し残念でしたね。

有馬温泉いいなあ！
ワタシはカプセルホテル？　かな？

yamaonse

Re: おーっ！六甲山！
tsu-pmさま、カキコミありがとうございます。

今回初めて歩いた縦走路、平日だったのに加えて一日で歩き切る時間帯にスタート
しなかったせいか、軽装な地元民が多く、玄人やイノシシ？はいませんでした（＾＾）

特に二日目の宝塚近くは日が暮れてしまったこともあり、平日に来たことをちょっと
後悔もしましたが、ほかはのんびりと、いろいろ見ながら楽しく歩けました。

全縦走を一日で、というのは無理そうですから、次は新神戸駅から布引の滝とか、
魚屋道、石切道、徳川道などの有名路で、歴史散策とかをしてみたいです。

有馬温泉、昼間は日本人多くても、夜は大陸からのお客さまがいないと成り立たない
ような状況のようです。グルメと濃厚湯を絡めた山行をぜひご検討くださいませ（＾＾）

mikabo

六甲全山縦走 凄い❗❗
yamaonseさん おはようございます。

六甲全山縦走 お疲れさまでした😄
このような 長距離の縦走…
とても 興味がありますよ❗❗
六甲山が近くなら
私もチャレンジしてみたいです

なんといっても 累積標高差が凄い
低山だからといって
バカにできないですよね。

来月 奥武蔵か西上州の低山で
長距離歩ける場所を探してみます

yamaonse

Re: 六甲全山縦走 凄い❗❗
mikaboさま
最近はロングトレイルが流行りですが、市街地近くにあって真冬以外OKな場所となると、ここか京都一周トレイル、あとは外秩父七峰縦走路くらいに絞られる気がします。

自分で道を設定し探しながら歩くのは敷居も高いし、こういうよく踏まれた場所なら、ちょっと暗くなったりしても、比較的安心して挑戦することが出来ますね。

とはいっても、累積標高差は２５００ｍ近くあったし、海沿いの低山は侮れないです。アップダウンの精神的ダメージは標高の低い山が続く場所のほうがあるかもしれません。

奥武蔵なら外秩父七峰縦走路か、ちょっと南ですが飯能アルプス〜伊豆ヶ岳や、西武線挟んで反対側の尾根、日和田山〜横瀬町の丸山、なんてのがマゾっぽくていいかも。

西上州なら万場の町から御荷鉾・赤久縄山をぐるっと一周、赤城・榛名外輪山全山制覇、なんてのも一日がかりで大変そうですね。（日が短いし、雪降ると厳しげですが・・・）

桐生吾妻山から鳴神山を往復とかもマゾっぽいし（笑）笠懸の阿左美駅から金山経由、太田駅っていうのも、真冬で高い山に行けないような時期にはちょうどいい感じがします。

自分を振り返ると、ロングトレイルな縦走路から離れて、歴史を訪ねる街道歩きとかの長丁場系、観光OR巡礼系に移行してしまいそうで怖い昨今です（汗）

yakidango

素晴らしいです＾＾
yamaonseさん、六甲全縦お疲れさまでした！！レコで見た風景が流れていき感動しました。関西方面は関東とは一味違った歴史深い路がたくさんありますよね＾＾私も旅好きだった昔を思い出して再び歩いてみたいです。六甲全縦、近々挑戦してみようと思います。自身は全くありませんｗ

yamaonse

Re: 素晴らしいです＾＾
晩秋でも行けるロングトレイルのひとつ、六甲全縦を完踏できて感無量です。
里と山を繋ぐ道は関東でもたくさんあるでしょうが、こういう名と歴史のある
古道は関西ならではと思います。

今回は初めての道を雨＆ひとりでナイトハイクとなりましたが、踏まれた道ゆえ
どうにか歩ききることができました。

一日で歩くのはまたいろいろなコツがあるみたいですが、ぜひ挑戦してみてください。
歩ききったときの充実感はひとしおです。
たのしい山旅日記、期待していますよ（＾＾）