白馬岳〜不帰嶮〜唐松岳 大雪渓in 八方尾根out

2016年07月29日(金) 〜 2016年07月30日(土)

• GPS: 27:34
• 距離: 21.5km
• 登り: 2,798m
• 下り: 2,193m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:32
• 合計: 7:38

5:28 猿倉荘
6:12 6:22 白馬尻小屋
8:21 8:27 避難小屋
9:26 9:26 白馬山荘
9:38 9:43 白馬岳
9:56 9:57 白馬山荘
11:27 11:30 杓子岳
12:22 12:29 鑓ヶ岳
13:06 天狗山荘

2日目

• 山行: 4:29
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:52

4:07 天狗山荘
4:29 4:30 天狗ノ頭
5:34 5:35 不帰キレット
5:52 5:53 不帰嶮（不帰一峰）
6:25 6:35 不帰嶮（不帰二峰北峰）
6:47 6:48 不帰嶮（不帰二峰南峰）
7:16 7:22 唐松岳
8:32 8:35 八方池
8:59 八方池山荘

2日目に五竜岳へ足を伸ばし遠見尾根への下山を計画しましたが、ガスで眺望が期待できず3週連続の雨天歩行もヤなので八方尾根下りに変更。早い時間に帰京し渋滞を回避しました。

天候

両日とも曇天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉駐車場　am3:30着で6割程埋まってました
夜が明けると準備する人の音で目が覚めます

コース状況／危険箇所等

大雪渓は例年に比べ小さく小雪渓はありません、6本歯アイゼンが丁度良いです
天狗の大下りは鎖場＆ザレた斜面が続きます
不帰ノ嶮はすれ違いが怖いですね

その他周辺情報

八方の湯（八方バスターミナル前で便利）
蕎麦酒房 膳（美味しい）

写真

7/29 5:12

駐車場で一瞬の晴れ間

7/29 5:24

ここで登山届をだします

7/29 6:09

今年は雪渓はもう少し先です

7/29 6:10

もうしばらくこんな感じ

7/29 6:45

雪渓を吹き下ろす風は結構冷たい

7/29 7:31

落石が怖いのでサッサと登り大雪渓終了

7/29 8:25

避難小屋脇で休憩

7/29 8:26

休憩中に晴れ間が

7/29 8:36

だいぶ疲れた頃にお花畑に到着
丁度よい休憩タイム

7/29 8:38

なんでもありますね

7/29 8:44

束の間ですが青空はありがたい

7/29 8:58

お花畑の宣伝文句に偽りなしです

7/29 9:07

村営頂上宿舎に到着

7/29 9:22

ほどなく白馬山荘に到着

7/29 9:22

レストランの営業は10時からです

7/29 9:42

白馬岳山頂で〜す、何も見えませ〜ん

7/29 9:38

御賽銭？村への寄付金？

7/29 9:58

白馬山荘はデカい小屋です

7/29 9:52

地面から花束が湧き出した感じ

7/29 10:21

これもそんな感じ

7/29 10:20

絵に描いたような花

7/29 10:37

なんでもあるなぁ

7/29 10:42

きりがないなぁ

7/29 10:43

ハイマツも咲いてます

7/29 10:47

今回3度目のライチョウ
ヒナを3羽連れてました、頑張れ！

7/29 11:10

巻道の誘惑を断って杓子岳に登ります

7/29 11:28

本日2つ目のピーク

7/29 11:30

白馬村側（左）は切れ落ちてます

7/29 11:39

ガスが晴れれば眺望は天下一品

7/29 11:44

背後の杓子岳は赤い礫の山

7/29 11:39

正面の白馬鑓ヶ岳は白い礫の山

7/29 12:19

3つ目到着〜♪

7/29 12:28

この先に小屋が見えるはず

7/29 13:06

ガスの中から天狗山荘が登場

7/29 13:15

本日は下の右奥（下段6人用に3人でした）

7/29 16:59

水源の雪渓、今年は小さいですね

7/30 4:02

目を覚ますとお月様^^　やる気が出ます

7/30 4:09

池に月

7/30 4:12

お世話になりました、また来ます

7/31 16:24

稜線で夜明け

7/30 4:42

もう少しガスが少なければ・・・

7/30 4:42

もう一枚

7/30 4:57

ココから鎖場が出てきます
正に足元注意

7/30 5:17

ガスが晴れ不帰ノ嶮の全景が姿を現しました
お〜怖い

7/30 5:33

最初の斜面

7/30 5:54

一峰終了
ここまではそれ程でもありません

7/30 5:54

これが問題の二峰

7/30 6:06

二峰に取り掛かります

7/30 6:12

垂直に近いです

7/30 6:15

空中ハシゴ
下を見なければなんとかなります

7/30 6:25

一旦左を巻いて這いつくばるように登ります

7/30 6:36

所要30分で問題の2峰をクリア

7/30 6:48

この辺は普通の道です

7/30 7:18

唐松岳に到着

7/30 7:17

一瞬だけ五竜岳が顔を現しましたが、このガスでは行く気にならず

7/30 7:37

松岳頂上山荘から八方尾根を下ります

7/30 8:12

八方尾根も花がきれい

7/30 8:13

道草撮影でなかなか下山が進みません

7/30 8:17

多少天気が悪くても花を見に来る価値はありそう

7/30 8:28

デッカイので一枚

7/30 8:34

いいタイミングで池に雲が映りました

7/30 8:50

八方池より下でも花は沢山見れます

7/30 9:02

リフトで下山
すれ違う登りは乗客が沢山

7/30 9:12

黒菱平の駐車場はこんな状況

7/30 9:21

今年も牛発見！

7/30 10:53

下山すると青空、尾根道はガスの中ですが

7/30 11:25

美味しいお蕎麦をいただきました

7/30 11:36

お風呂はここで

7/30 11:34

村にも鮮やかな花がいっぱいです

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

６本歯アイゼン 長袖シャツ 防寒着 雨具 日よけ帽子 晴天時の暑さ対策＆雨天の防寒対策の両面を用意 26Lのザックに押し込みました

感想

gibson45

片道4時間のドライブで未明に到着、寝不足に加え下痢ラの襲撃を受け猿倉、白馬尻でトイレを拝借。さすが北アのトイレはきれいでした。
コーヒーと正露丸の助けで立ち直り、6本歯を履いて大雪渓をガツガツ登りました。

大雪渓は例年より痩せてますが急勾配で吹き下ろす風は冷たくキチンとした装備が必要です。高校生の登山部を二組追い越しました、キツイ斜面でも皆さん表情が明るく目が輝いてました。

避難小屋に到達する頃に疲れが出始め小休止。ここから上は花が多くそれを愛でる口実でペースダウン。白馬連山の高山植物帯は今年も見事です。ライチョウにも初日に3回、翌日1回遭遇。ガスで眺望は無いけど昨年同様に杓子岳、鑓ヶ岳にもキッチリ登り天狗山荘へ。この日の山荘は6割程度の入りでノビノビ寝れました。きれいで食事もおいしく快適快適。

2日目の朝は、危険個所の天狗の大下りに差し掛かる頃には日の出で明るくなるようなタイミングでスタート。さすがに人も少なく危険地帯での摺れ違いは二峰の途中で一組だけでした。けっこうな崖登りですが、足場や鎖はしっかりしているので落ち着いて行動することが肝要だと思います。

目を覚ました時は未明の空に月が見えて五竜岳まで行く気満々でしたが、行動開始と同時にガスってしまい、前週・前々週の雨の中の苦行が頭をよぎり八方尾根下山に方針転換しました。青空は無くともこの時期の後立山の花は見事で十分楽しめました。