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11月は山には日帰りで2回くらいを予定、海には多分1、2回は行けるかなという感じ。
東京国際映画祭は終わってしまいましたが11月はフィルメックス映画祭がありますね。
他にはイスラム映画祭という特集で昨年見逃したものが上映されるらしいので観に行く予定。
今月観た中で紹介したい映画は『モーターサイクル・ダイアリーズ』。
実は10年くらい前に今は無き恵比寿ガーデンシネマで一度観てますが一昨日再鑑賞しました。
革命家チェ・ゲバラがまだ医大生だった頃、友人とともに1台のバイクに跨り出発した南米大陸縦断の旅の様子を描いたロードムービー、人々との出会いと経験によって彼自身の内面が変わっていく様が丁寧に描かれた傑作だと思います。
監督は『セントラル・ステーション』のウォルター・サレス、 制作総指揮は名優ロバート・レッドドフォード。
劇中で仕事を探して放浪している先住民族の夫婦に出会い、旅の目的を尋ねられる。
「Porque viajan? 」(なんのために旅をしているの?)
先祖伝来の土地を取り上げられ共産主義者ということで理不尽な迫害を受けている夫婦の境遇に対し、自分達の遊び半分な旅が恥ずかしかったのか普段曉舌な主人公の友人は一言も返せず、主人公が返した言葉は「Viajamos para viaje.」(旅のための旅なんだ)
自分自身も昔こういう質問を受けて同じように答えた経験があります。
それは「何故?」という漠然とした質問に対し自分自身の中には答えをまだ見つけてない事、また説明すればするほど自分の中の「旅」という概念から遠くなっていくのではという恐れからそう答えたのだと思います。
登山家ジョージ・マロリーがエベレストに登る理由を聞かれ「Because it's there」(そこにエベレストがあるからさ)と答えたといいますが、彼自身も案外同じような気持ちだったのではないか?と思っております。
ちょっと強引だけど山つながりでまとめてみました

追記:渋谷のハロウィンは年々過熱する一方ですね、4年前はそうでもなかったのですが…
ゲバラの原作で前に本で読みましたよ。映画はまだ見る機会がありません。
ポルケ?なじるような口調だったのでしょうかね。旅に遊び半分も何もないですよね。
映画を見たり、ラーメン食べたり、楽しそうですね。
yoneyamaさま
コメントありがとうございます
原作を読まれたのですね、自分は未読でこれとは別のボリビア内戦参加時の日記を読んだことがあります
主義や思想はともかく理想を高く掲げ実現へと導いたその生き方に憧れ、キューバに2回ほど行きました(実は単なる旅行です)が現地でも神格化され尊敬されてました
劇中では決してなじるような口調ではなく純粋に旅の目的を尋ねたという演出になってますが彼らと自分たちとの境遇の違いに内省し、後の革命家チェ・ゲバラの思想根底にある資本家と労働者の格差や国境、民族の違いもない統一アメリカ思想への息吹へつながるシーンになってる部分です
余談ですがゲバラは日本の革命家として坂本竜馬を敬愛していたそうです
ラーメン食べ歩きはダイエットのために始めたのですが最近はラーメンを巡る冒険みたいになってきてます
そのあたりも機会があったら日記します
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