昨日、ヤマレコのヤマノートに「雷雲(積乱雲)の発生・発達メカニズム」という題名で投稿いたしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1653
投稿原稿を作成する際、雷雲の発達や雷雲に伴って発生する激しい気象現象の基本原理である「熱力学第二法則」について、一から勉強をし直しました。そして、勉強する過程において、色々思うことがありましたので、ここに記述したいと思います。
先の拙稿で、「熱力学第二法則」は、不安定なものから安定なものに変化する自然の摂理的な法則旨の記述をしましたが、別の言い方をすれば、「秩序あるものは不秩序に」或いは、「形あるものは壊れる」という崩壊の法則です。「形あるもの」とは不安定な状態で、「壊れる」とは安定化に向かう過程のことです。例えば、人間は永久に健康であるわけでなく、いずれ死を迎えます。これも究極的には「熱力学第二法則」に従っているといえます。すなわち、「熱力学第二法則」は、仏教で言う「諸行無常」の法則です。
このような自然の摂理の中で、私たちうぬぼれた人間たちは、自然への畏敬の念を完全に忘れ去ってしまったのではないだろうか?近年の産業発展によって、確かに私たちの生活は便利にそして快適になったが、これは「熱力学第二法則」とは真逆の行為を行っているといえます。人間がこのまま自然の法則と逆らった行動をしていると、それを凌駕する大自然のしっぺ返しが必ず待っていると、私は思います。
そのさいたるものは、近年の温暖化。そこには、今でも大自然のしっぺ返しが、いたるところで見え隠れしています。例えば、世界の各地で起っている異常気象も、温暖化の影響であるといわれています。これは、温暖化により、人間活動が盛んな低緯度、中緯度付近の温度と高緯度(極地)との地域の温度差が広がり、この広がりを是正(破壊)するために大自然の力が働くからと考えられます。例えば、近年よく観察される偏西風の大きな蛇行です。これにより、高緯度の大気と低緯度・中緯度の大気を混合する力が働きます。これによって、何がおきるか?例えば、低・中緯度では、上空に極地からの冷たい空気が入ってきやすくなります。これは、積乱雲が発生しやすい状況があちらこちらにでき、豪雨や豪雪などの異常気象が発生しやすくなることを示しています。このように、人間の産業活動や生活で発生した大量のエネルギーは、自然の摂理によって間違いなく私達の身に大きな影響を与えています。
今、私が最も懸念しているのは、原発の再稼働です。「環境負荷の小さいクリーンなエネルギー」と、その恩恵に預かる政治家や産業界の人たち(あるいは私達民間人も)は、その正当性を説明します。しかし、このエネルギーを生み出す機構がいったん暴走し始めたら、止める手立てがあるのでしょうか?更に、処分法も確立されていないのに、大量に溜められ、これからもどんどん溜まっていくと予想される使用済み核燃料。これら懸念材料が、一度暴走し始めると、永久に途方もない莫大なエネルギー量が放出されることでしょう。このことにより、大自然の摂理によって、必ず我々人間に途方もないしっぺ返しをもたらせるでしょう。そのしっぺ返しが、どんな事態を引き起こすのか想像もつきません。おそらく人類滅亡も考えられる憂々しき事態になるでしょう。
目の前の利害に従って、政治家や産業界の人たちが、「産業(経済)の持続的発展と環境保全(自然保護)を両立する社会を目指します」と公約する例をよく見かけますが、私は、これは土台無理な話と思っています。産業(経済)発展は「熱力学第二法則」に反する活動であり、一方、環境保全(自然保護)は本来、「熱力学第二法則」に即した活動でなければならないからです。環境保全(自然保護)のためにエネルギーを消費する活動は、大きな目で見ると矛盾した活動であると考えます。
先の拙稿「雷雲(積乱雲)の発生・発達メカニズム」でも記述しましたが、私たち人間は、もっと自然の力に畏敬の念を持つべきと考えます。自然を恐れる心を持った上で、自然の摂理に従順で謙虚に生きていく心がけを持つべきです。どんなに私たち人間が科学の力を持ったとしても、「熱力学第二法則」、すなわち「諸行無常」の法則に逆らうことはできないのです。世の中は「諸行無常」の法則で支配されています。その法則に従って、私たち人間の運命は決まり、いつかは死を迎えます。その時まで、自然の流れに身を任せ、決して逆らわず(運命を受け入れるということかな〜?)、今、この一瞬一瞬を精一杯生きて、そして楽しみたいものです。
Atsu兄、お疲れさまー。
投稿内容が難し過ぎて・・・
頭に入ってきませーーーん
やっぱスゴイな ! ! Atsu兄 ! !
by 酔っ払いカズミ(笑)
カズミん おはー(^^♪
やっぱり年寄りだ 。
2回目のション便をしたくて朝早く目が覚めてしまった 。
これも諸行無常の法則?確実に年取ってます 。
酔っぱらって記事読んでるのかい 。
私も、「いいこと書いてんな〜俺 」
と自分に酔いながらこの記事を作成してました 。
こんばんは^^
ながー
えーと、最初に書いてあったのは・・・M夫の話でしたっけ?
諸行無常と言えば平家物語を思い出しますが、その先にある「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
まさに我々自身(当然自分もその一人)の「おごり」をズバリ言い当ててるように思えます。
結局は世の中矛盾だらけで問題山積。
そしてその山を、また仕事として、新たな矛盾を作り仕事にする・・・永久ループ。
眠いが寝れない・・・ワーカーズハイ?1.5徹中
クソアホらしい。自分がバカな証拠ですわ。
ブルさん おはー(^^♪
そうそう「今日もドM夫は「熱力学第二法則」に即した自然の摂理で、ドS奥方とドS娘たちに、1日中こき使われました 、 これで、家庭の平和は保たれてます 。メデタシメデタシ」という話じゃないっしょ!
ま〜俺もその矛盾だらかしの世の中にいるんで、
例えば、仕事としている研究テーマを説明するとき、
「この研究は、産業発展と環境保全を同時に解決する、画期的なテーマです」
なんて、平然と(自分の考えを封印して)説明するわけで、これによって金もらって生活している。
組織の中で生きていくには、「本音」を封印して「建前」を押していくしかないよね。
しかし「建前」ばかりで生活していくと、ストレスエネルギーが蓄積して爆発しそうになります。
したがって「熱力学第二法則」に即して、お父さんは山に逃亡するわけね 。
ブルさんもあまり根を詰めてストレスをため込み過ぎぬよう。「熱力学第二法則」に逆らわず、
仕事なんて、ラララーララララーラー くらいの気持ちで
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