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(写真は昭和26年くらいかな。年長のいとこと私、みんな貧しかった。)
あれから70年過ぎた!オオオッー!
今年は誕生日登山を一緒に歩く相棒がいなくなってしまった。あまりにも急な展開だった。悲しいよね・・・・・
でも今年は昨夜、奥さんが私の誕生日のお祝いにと、私の注文でステーキを食べに行きました。近くのチェーン店ですけどね。久しぶりの外食でした。その後にジムに行きました。スポーツジムの女の子が、先日私の名前を呼んだので、帰る時に受付にいた彼女に、「なんで名前知ってたの?」と聞いたら、「奥さまが私のレッスンに来てくださっていますから」という。
「へー、そうなんだ。今日は誕生日でね、奥さんとお祝いしてきた。」
「えっ、おめでとうございます。いくつになるんですか?」
「いくつだ?Mさんのお父さんいくつ?」
「五十半ばですけど」
「ねぇ、おじいさんっていくつくらいからだと思う?」
「うーん、六十くらいから」
「いまの六十はまだ若いぞ」と言うと、隣にいた古株のU君が「そうですよね」と相槌を打つ。
それで、私が重ねて、「お爺さんさんは?」と聞くと、
「お婆ちゃんが九十くらい。」と聞いて、
「え〜、それじゃMさんは20代後半くらいか」
「はい」と答える。一緒のいた古株のU君が、「Gさんは若いですもんね」というから、「Mさんにいくつくらいに見える?と聞くと
「六十くらい」という。
「それじゃうちのおくさんもっと若いね?姿勢も良いでしょ」というと「そうですよ」と言いながらパソコンを叩いて私の会員名簿を検索し、
「え−、七十七才ですか?」と驚いた顔で言う。
「そうだよ。とってもおじいさん!」
Mちゃんは呆れた顔をして私を見る。
「じゃ、さよなら、早く相手探せなんていうとセクハラになるかな」
「いえ、なりません!」と笑顔で送ってくれた。
でも外に出て暗い空を見上げたら、
〜またいつか会おうね、あのやまに花が咲くころ・・
とつぶやいた、私がYoutubeのエンディングに使っていた歌を彼はいつも唄っていた。
山遊歌 南らんぼう
またいつか会おうね
あの山に 花の咲くころ
サンカヨウやキヌガサソウが
風にゆれて 呼んでる
水の流れ 雲の流れ
あの日はみんな 輝いていた
野の花のように 自由で
またいつか 行こうね
あの峰に 雲が湧くころ
燃えるモミジ 飛び立つ鳥に
声もなく たちつくし
夢は流れ 時は流れ
あの日は二度と 戻らないけど
春はすぐめぐり 来るから
水の流れ 雲の流れ
あの日はみんな 輝いていた
野の花のように 自由で
山遊歌、聞くたびに涙流しています。
一つ一つの歌詞がこれまでの山行を蘇されます。
それにしても涙が止まらない。
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