ヤマスキーは登山技術の一部でしたが独立して、その分野ができてます。岩登りは、いまやフリークライミングという分野ができました。ランニングからトレースランニングという形で山が走るフィールドになりました。
中高年がツアーで登り、ガイドが職業になり、山小屋はホテルのようになりました。
でも昔うたわれた山の詩情は、消えてしまいました。
私は時代遅れの山家でいたいと、つくづく思います。
今のあり方を否定しません。それは新しく切り開かれた山のスタイルですから。でも山の詩情を愛するスタイルを誰かが残しておかなければならないと、
思うのです。だから、私は時代から＜はぐれ＞て山を歩いていくでしょう。
山から詩情をどうかうばわないでほしいのです。
でも心配することはないかもしれない。
若い人が山に帰ってきて、自分たちの気持ちを歌にするかもしれない。それは新しい山の詩情であるから、新しくよみがえるときがくると信じていればいいだろう。
僕の好きな法政大学山岳部の歌の歌詞を書きます。
エーデルワイスの歌
雪は消えねど 春はきざしぬ
風は和みて 陽はあたたかし
氷河のほとりを 滑りてゆけば
岩陰にさく アルペンブルーメン
紫匂う都をあとに 山に憧れ若人の群れ
エーデルワイスの 花微笑みて
鋭き岩角 金色に照り
山は目覚めぬ 夏の朝風
乱雲おさまり 夕空晴れぬ
命のザイルに わが身をたくし
思わず仰ぐ アルペングリューエン
星影さやかに 空澄み渡り
葉ずえの露に 秋たち染めぬ
金と銀とに 装いこらし
女神のごとき 白樺の森
紅れない燃ゆる 山から山へ
行方知らず さすらいゆかん
吹雪は叫び 黄昏せまり
求むる小屋の あかりも知れず
ああこの雪山 ちょうじょうとして
シーロイファの 行く手を閉ざす
ああこの雪原 寂寞として
寒月するどく シュプール照らす
ああ玲瓏の 雪の高嶺に
心静かに 頂に立ち
尊き山の 教えを受けん
身も魂も けがれは消えて
とわに輝く 白光のうちに
清き幸をば 求めうるらん
これを一緒に歌ってくれる人、いませんか
アルペンブルーメン：高山の花々（独）
アルペングリューエン：日の出前、日没時に山頂の輝くさま、山頂光、「アルプスの栄光」神々しいような一瞬を言う。（独）
シ−ロイファー:スキーヤー（独）
はぐれさんこんにちは
これは部歌のなかではまちがいなく一番ですね。ハモらせ
て歌うと又いいです。
アルペングリューエンの意味、緑の森かと長年思っていたのですが、グリューエンはグリューン（緑）ではなくて、炎が治まってオキになったほのかな橙色の薪の色だそうで、夕陽がおちたあとの残照のことだそうです。
このまえ法政のOBとハモらせて歌いました。
yoneyamaさま。
さっそくのコメ、おそれ入ります。
私、最後の歌詞のぶぶんが、今の登山に感じられない思いがしてるのですが、ジジイの世迷言でしょうか。
いいな、歌えて。
脳出血の後遺症のリハビリのために家で歌ってます・・・とほほ
こんばんは、はぐれ１９４５様
山の歌かわかりませんが
「山賊の歌」というのを小学校の頃
バス旅行の中で、みんなで歌いました。
私にとってはこの程度が
懐かしい山の歌かな！！
雨が降れば 小川ができ
風が吹けば 山ができる
ヤッホ ヤｯホホホ 淋しいところ
ヤッホ ヤｯホホホ 淋しいところ
夜になれば 空には星
月が出れば おいらの世界
ヤッホ ヤｯホホホ みんなを呼べ
ヤッホ ヤｯホホホ みんなを呼べ
hagure1945さん、こんばんは。
済みません、若造（？！
でも、単独行になり山で歌うことも殆ど無くなり、やっぱり良いよな〜って思っていました。
エーデルワイス歌は法政でしたか・・・何処がどこだか（自分が山岳部ではないので）分かりませんでした。
良い歌はいろいろ、大学の部歌も多くあるようですが、共感は同じですね。
この歌も口伝で来ましたので、サークルの大先輩と我々とは微妙に節回しが違いますが、正統派を習ってみたいです
山で歌う山の唄
やはりこれです
童謡 「故郷」
山は青き 故郷
水は清き 故郷
忘れがたき故郷
良いですね。
こんばんは hagure1945さん
昔から山に登られてる方達と一緒に登ると、夜の宴会で歌が出てきます
そんな世界の山を持たれている方達が羨ましいです。
私が知っているのは
♪『雪山賛歌』
雪よ岩よ われ等が宿り
俺たちゃ 街には 住めないからに
♪『山男の歌』
娘さんよく聞けよ 山男にゃ惚れるなよ
山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ
くらいです。
私もテン場で歌を歌える山の世界を作ってみたいなぁ
山賊の歌は輪唱するんですよね、たしか。
山の歌、広めたいな〜
今度歌集作って渡しますね。
子供たちと歌ってくださいよ。
山歌いながら登れば、集団登山も嫌にならずにすんだかもしれないのにね〜
fireboltさま
あなたが所属するヤマレコTシャツグループには聞き覚えのある方のお名前がありましたね。
若者集団だ！
私も節回しずれてるかも、
でも山の歌をうたうテントの夜・・・なんてのいいんじゃないすか
hanepapaさんやkomadoriさん、銀座山荘で出会ったような
どうかみんなで山の歌うたってください。
素敵な歌ありますから。
お仲間のコマドリさんへ贈る歌
夏のアルプス 山に入り
お花畑に やまおんな
気高き花を めずるらん
ひとみな恋を 知るころに
雪と岩とに あこがれて
アルプス恋し やまおんな
ふくらむ恋に もゆる胸
（ご存知ですか「山女の歌」８番まであります。ぜひぼうがつる賛歌のメロディでうたってみてください・・
yuuki1962さま
そうですね「故郷」いいですね。
これ第二の国歌ですよ
mantenmomoさま
こんどそういう機会をつくりましょう
GWの南アルプスはいかがでしたか
山に恋する山女症候群ですね！
ではあなたにも
ひとみな料理 習う頃
鍋釜しょって 山に入り
朝飯つくる やまおんな
今日は 食当午前二時
ひとみなお針 習う頃
テント担いで 山に入り
ランプの下で やまおんな
破れニッカを 繕いぬ
ひとみな晴れ着 着るころに
冬の合宿 山に入り
オーバーズボンの やまおんな
粉雪けたて 尾根をゆく〜
時代がかなり遡りますので、語句の説明もひつようかもしれませんが
まだ３つ残ってますが、長くなりますので・・
知りたいですか
YouTubeでぼうがつる賛歌を見てください。その節で応対くださいませ・・・ウッヒヒ
ピッケルもって 山に入り
ヒマラヤ目指す やまおんな
胸のうずきを 誰が知る
ひとみなタイプ 打つ頃に
ザイルを肩に 山に入り
ハーケン打って やまおんな
首になる日も はやまじか
ひとみな山に 登るころ
ザック枕に 高いびき
テントキーパー やまおんな
乙女の夢を だれか知る
失礼しました〜
私も現役時代、テント中ででよく皆で歌いました。
もちろんこの歌はレパートリーの一つです。
あとは
成蹊大学の
歌詞は完全ではありませんが今でも口ずさみます。
今度山で
kazuhiさま
岳人の歌ですね、ロマンチックです。
歌詞をこれから紹介していきますかね。昔の山仲間の種本があるのだ
エーデルワイスの歌はYooutubeにもありません。YTで山の歌検索できますよ。
ほんと、谷川の一ノ倉の出会いあたりでテントで歌ったら、４０年前に戻るでしょうね・・・
意外と若い人からも反応あって、＜山の広める会＞なんて、どうでしょう・・・
６月２，３日と尾瀬に行きますが、２０人くらいのテント行なんですよ。エーデルワイスの歌広めてきます。
kazuhiさんとはどこかで会いたいですねぇ〜
歌を通して山を若い人に知ってもらうのも、我々の役目化もね・・・いかがでしょう
いろいろ出てきましたので、昔の歌集を引っ張り出してみました。
kazuhiさん、「雪の」ではなく「星が」ですね。「岳人の歌」はたしか、早稲田ではなかったでしょうか・・・これも大好きな歌です。
今でも歩きながら何となく口を突いて出てくるのは南アで「北岳の歌」「ザック付けの唄」、北アで「穂高よさらば」〜ＧＷも小さい声で歌っていました、や「信濃の恋歌」ですか。もちろん、朝日に行くと「朝日山岳歌」です。
fireboltさま、今度教えてください。
北岳の歌は歌ってないし、朝日山岳歌も初耳です。
歌詞を教えてくださいませませ。
飯豊の歌はないですかね。
山-歌-テント-星-、そして・・・
山はロマンスの集大成なんですよねぇ〜
平成のロマンス、２１世紀のロマンスを、若い人たちに期待いたしますですよ、はい
スレッドを変えて、私の日記の方に「北岳の歌」を載せました。
作詞・作曲や由来は歌集にも載っていませんでしたので、ローカルなものではないと思います（オリジナルは先輩の名前があるので・・・）。
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