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早速、福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気輸送沈着シミュレーションを調べる。
写真左:シミュレーション結果図
写真中:セシウム137の積算沈着量図
写真右:9月10日収穫したマツタケ詳しくは山行記録で
東京京電力福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気中での挙動に関するシミュレーションの結果について(お知らせ)
独立行政法人国立環境研究所 地域環境研究センター
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2011/20110825/20110825.html
・ヨウ素131とセシウム137の大気濃度、沈着量、沈着積算量の空間分布(動画)
http://www.nies.go.jp/shinsai/index.html#title04
日本中央域を対象とした大気中での移流・拡散・沈着過程のシミュレーションの実施結果によると、放射性物質の影響は福島県以外に、宮城県や山形県、岩手県、関東1都6県、静岡県、山梨県、長野県、新潟県など広域に及んでいます。
厚生労働省は先月31日付で、福島第一原発に近い東北や関東甲信越の17都県に加え、全国の自治体に対し、野生キノコの放射性物質の監視強化を求める通知を出しています。
「野生キノコの監視は、〈1〉枯れ木や落ち葉などを分解して生える腐生性キノコ(マイタケ、ヒラタケ、ナメコなど)〈2〉植物の根などに生える菌根性キノコ(マツタケ、チチタケ、ホンシメジなど)――の二つのグループに分けて実施。原則として、放射性セシウムの暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を上回ったキノコが見つかったら、そのグループのすべてのキノコについて出荷停止などの規制をする。」としています。

とくに菌根菌が、なぜセシウム汚染がひどいデータ
が出ているのかを考えてみました。
菌根菌は、巨大な樹木が土壌から養分と水分とを
吸収する際に、樹木の根ときのこの菌根が結びつい
て、菌根から樹木側の根への、養分の移動を助ける
役割をしているんですね。
がから、地面の上に顔を出す、マツタケやホンシメ
ジや、ホウキタケやチチタケは、小さく見えても、
土壌のなかでは縦横無尽に菌糸を張り巡らせて、栄養
分の受け皿になっている。
そのために、ときとして、セシウムのとんでもない
濃縮データがでるのかな、と思います。
原発・野外活動情報16) 野生きのこのセシウム汚染と、菌根菌
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-24186
tanigawa 様 おはようございます。
コメントありがとうございます。
長野県では、各地でキノコのセシウム調査をすることとし、諏訪地方では検出されませんでした。
この問題については長期間にわたり調査の必要があると思います。
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