ストック→ゾンデの転用

雪崩救助用のゾンデって、それなりに重量がある。めったに使うものでもないしザックのどこに入れておくか悩む。取り出しとセッティングに時間がかかっては他人の目が厳しそうだ。

一双で3000円で売ってる中国製のハイキングストックはそのまま雪輪が付けられるのでスキーにも使えそうだ。そりゃバランスが悪いとか密着が弱くてちょっとグラグラしてるという点はうるさく言われるだろうけど。

ストック同士を繋いでゾンデにするという製品はBDから初代のウィペットとして出されていた。セルフアレストグリップだけが売りではなかった。雪崩で使う機会は幸い一度もなかったが、雪洞堀りのとき水平に突っ込んで十分な横幅がとれるか確認するときに使っていた。ツィストロックが不調となり捨ててしまったが、もうちょっと頑張って直せばよかったか。

ためしに中国製のグリップを外してポール同士をアルミパイプで繋いだら210cmのゾンデができた。アルミパイプはストックの片方に突っ込んだままで運んでも邪魔にならなさそうだ。抜けるとストック片方が雪中に喪失となるのでガムテープを付けておいた。