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3種類を入手してそれぞれ試行錯誤してわかったこと、工夫したこと。
1.左の高火力タイプはカーボンフェルトを巻いてここにもアルコールを垂らしてプレヒートにする。ここに着火すれば本体に引火するから本体にライターを突っ込んで手を火傷する必要がなくなった。プレヒートなしでは実用火力になるのに数分かかる。もちろんガソリンと違ってプレヒート中もコッヘルを置いて加熱することはできる。
2.左の高火力タイプと真ん中の百均のは底にテフロンシートを3重に貼り付けた。そうしないと本体が熱で沈んでしまうし、雪に沈んで本体が熱くならないと炎がしっかり出ず、十分な火力にならない。接着は2剤あわせるエポキシ系なら熱にも強い。
3.右の折りたたみタイプはゲル燃料か固形燃料を使うつもりだったがカーボンフェルトを畳んで液のアルコールを垂らしたほうが安価で取り回しが楽だ。こちらもテフロンシートで雪との分離をはかっている。
4.アルコールストーブでは燃焼途中で燃料の継ぎ足しはご法度だが、左後方の噴出口付きのボトルであればそれほどの危険なく継ぎ足しができる。もちろん雪上という条件であるが。高火力タイプでも燃料が半分となるとかなり火力は落ちるので積極的に継ぎ足ししたほうがよい。
5.百均のストーブは燃料を満タンにして着火しないと爆発するらしい。情報に従って内部にスチールウールを充填している。
で、かんじんの火力だけど高火力タイプを使って、ガス倒立液だしの半分、ガソリンの1/4ぐらいだろう。通常の昼食休憩時間でお茶漬けと味噌汁はなんとか準備できた。ラーメンはちょっと無理だろう。時間制限と寒さが耐えられない。高火力タイプ(火力調節できない)でもメスティンにテフロンシートを敷いてあればお茶漬けが焦げる心配はない。午前中に減ったテルモスのココアの継ぎ足しもできそうにない。火力についてはこのように情けないレベルだ。燃料消費量は最終産物が同じなら、ガソリン、ガス、アルコールとも同程度だ。昼食だけで120ml使っている。おそらく大量に水を作らなければいけない泊まりの山行だとガソリンのほうが燃料消費はかなり少なくなると思う。
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