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【近医Y整形外科の中の会話から】
骨折していて 大病院に行くことになったが、近医で の会話を追記しておこうと
思う
大病院への紹介と決まった後の処置中に(シーネ固定の処置中に)Y先生に質問をした
★《診断名は?》
腓骨遠位骨折(転移がある・・骨がずれているという事)
膝から足首までは2本の骨で支えられているが、その細いほうが
折れてしまった様だ
この骨は体重の10%くらいしか支えていない骨らしい
だから自力下山が出来たのだと、変に納得してしまった。
レントゲンで斜めに誰かと見ても分かるほど、足首の外側くるぶしから上側に
2〜3cm辺りで、ぱこっと斜めに折れていた
おまけに、 骨が後方にずれているのも明らか だった
★《 本当に手術はいるのか?》
何とか手術ではなく保存方法に望みをつなげて、
「ギプス固定ではだめなのか?」と質問
Y先生からの返答は、
「腓骨が後方に大きくずれてしまっている 。ギブス固定でも やれないことはないが 、 関節腔も狭くなっている場所もある 。(関節と関節との間の隙間のこと)
うまく整復出来ずに、変な骨のひっつき方になると 、長年の時間経過で
無理がかかって関節症を発症していく 可能性がある。
手術をしておいた方が 無難」と言う
その経験からか自信ありげな 口ぶりに 「なるほど」納得する
【ギブスとギプス】
ちなみに・・今回の骨折まで、ギプスの事をギブスと思っていた私。
本当はドイツ語の石膏(ギプス)が語源らしい。・・・知らなんだ〜〜!!
何事も勉強・勉強!!1つ賢くなったかな??
★《自力下山が転位の元??》
骨折した時は自力で下山するなんて、 絶対してはいけないこと。のはず
動かないほうがいいに決まっている。
山の本でもそう過去に読んだ記憶がある
でも自力下山しちゃった。
「自力下山したことが、この骨のずれにつながったのではないか? 」と聞いてみた。
きっと、即答で「そうだよって」言われるかと思ったら、
先生の 優しさからか?
「折れた瞬間に、もうずれていたかもしれないしね」
「それは、わからないなぁ」
「今更そのことを考えてみても仕方がないし、ヘリコプターを呼んで大騒ぎになるより良かったと思うしかない(笑)
良く頑張って下山したね。
骨は現実にずれているし 、これから先の どうすれば良いかを考えて行こう」と言ってくださった。
先生、やさしいねえ
【大病院に無事到着・・Y医師から指定された医師が主治医にならず】
大病院に向かう
整形外科の受付がざわざわ????している
紹介してくださった Y 先生の 手術仲間の医者は、 今日は初診外来でないらしい。
わざわざ紹介してもらったが、「 僕は 今日は、診察できない」と 受付の人に言っている中堅のドクターがいた
結局、別の先生が主治医になることになった
Y先生の配慮だったが、仕方がない。
診察してもらえるだけでありがたい。
そこで私の主治医君になったDrより
「持参したレントゲンを見て手術しか方針はないねと」
Y先生より寡黙な若手医師
手術説明を受け術前検査を済ませる
【チタンでプレート固定・・墓場まで持っていける金属】
チタンのプレートと スクリュー(ネジ)で固定する様だ
またまた、質問 する
「プレートはまた後日抜くんですか?」と聞いた
主治医からは 「抜かないよ。ずっとそのまま。 入れたままだよ」 との事
この時点では「二度手術しなくていいんだとほっとする」
何でも、再手術をするのは金属アレルギーがある人 や、 シビレや痛みなど問題が起こる人のみだそうです
異物を抜かなくていいなんて 、知らない間に医学って進歩してるんだと感じる
【手術は1週間後】
足首が象のように腫れたままでは 手術をした際、 治りにくいらしい
入院は来週。1週間後と決まる 。
その翌日が手術. .... 骨折から10日目で手術することになる
それまで 、 腫れが引くように 、できるだけ心臓より足首を高く上げて 、安静にしておくことらしいです。
座るときは 投げ出し座り
椅子に座っても足首は上に上げておくようにとのこと。
( それくらいのことは、無知な私でも知ってるよ..... 心の中で思う)
【雨の中、松葉杖が滑って道路でこける】あぁぁぁぁ!
診察を終え帰宅する途中に、 家の前で 滑って転んでしまう
気持ちがへこんだまま 、再受診したが 、別の場所を骨折してることは
なさそうだった(良かった)
【一瞬が世界を変えてしまう】
家の中では自由に動くことが できないし、 外出なんて自力ではとんでもない
出かけることが命だった(少し大げさ)のに外出もままならない
一瞬の出来事が 世界をすごく変えてしまったと つくづく思った
家族に迷惑をかけながら 手術 入院の日を待つ事にしました。
【骨折事件から10日目の手術】
いざ入院。
骨折しているところ以外は元気なので、 病院の食事だけでは物足らない
食いしん坊なんだわぁ
手術前日に入院 翌日が手術(入院が2017年4月24日)
手術当日、 午前中に シャワー 消毒 などを済ませる。
14時15分ごろ、順番が来たよとナースがやってくる
車椅子で迷路のような手術室に入る14時30分
手術台には自分で のぼる(身軽ね〜〜 といわれるが山のおかげよね)
横向きになって、背中を丸めて 下半身麻酔をする
麻酔医が「ちょっと が痛いですよ」と 言われたが 痛くなかった
麻酔薬を入れ 足が 少し暖かい感じがした
麻酔のおかげで 、引っ張られたり触られてるした感じはわかるが痛くはない
半身麻酔なので、先生の声が聞こえる のかと思っていたら、 耳元で音楽が流れていて 、全く声は聞こえなかった
手術が終了、「 家族に えらく時間がかかったね」 と言われたが 自分では時間の経過が分からない。 そんなに長時間の 手術に思わなかった。
17時頃終了
手術後、 お腹がすいて食事を全量摂取。(この時点では元気)
麻酔後の頭痛も起こらなかった。
一番注意しなければならないのは、腓骨神経麻痺であるようだ。
指先が痺れて来ないかどうかを 見てて欲しいと言われる。
「 全体的に痺れてるからよく分からない」と答えたら、 よくわからないような 、しびれや 痛みではなく激痛の様だから 分かるらしい。
腓骨神経麻痺にならない体位に気を付けるように指導される
【地獄が始まったのは 夜中から】
麻酔が切れてから足が痛くて痛くて、 もう足を切り取って捨ててください
っていう気分
膝から下の足を 両側から板を 押し付けられ 、きつく足を締められている感じ
痛い痛い イタイイタイ 痛いんですよ!!
全然寝れない。横になっていられない。起きてベットに座る。
足をさする
足首が痛いと言うより足首から15センチぐらい上が 痛い。
のたうちまわって 、点滴に痛み止めを 入れてもらった。
腓骨神経麻痺ならこの薬を入れても痛みは、 治りませんと看護師。
傷の痛みは治ります。
痛みが治まらないようなら、すぐにギブスを外さないといけないので連絡してください。と言う。
知らない間に寝てしまったので、 気づけば朝5時になっていた。
つらくて、長い一晩だった。
もうこりごり