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浅草岳は7年前に歩きました。鬼ヶ面小屋、あのちょっと開けた草地のところにあったのかなーなんて思いながら。廃道…そんなの気づきませんでした、ヘロヘロで歩いてたからあっても気づかなかったかもだけど。
日地出版の地図、確か自分も持っていたなと思って本棚を探したら、ありました。
1991年版「立山 剣」。
昔、剣に登った時に買ったものです。
私には、伊藤新道はもう廃道だったんだな位しかわかりませんが、詳しい人が見たら、あれこれ発見があるのかもしれません。
付録の冊子の方は、なかなか味わい深いです。
ガイドではなく「がいど」。
計画のたて方、行動中の注意といったアドバイスの中に「雨の中を色とりどりのポンチョに身を包んで一寸先も見えない雨の中をすっとばして行く登山者をよく見かけるが、何のための登山かといいたくなる」とあります。
1991年ならすでにゴアテックスの雨具が主流になりつつある頃ではなかったかと思いますが、「1963初版1968改訂版」とあるので、本文の執筆は1960年代だったのかもしれません。
真砂尾根と真砂沢「クレバスひとつない雪渓のグリセードの滑降は爽快だ」とした後で「富山県では上記コースを歩かないようにと要請しているので、歩く人はとくに要注意」とあって、あ、そういう前提なのねと思ったり。
大きな岩があらわれて「これはビバークにうってつけである」とか。
真砂沢小屋から内蔵助平を経て黒部川出合への途中「標識どおりに右へ行けば途中に飛行機の機体がみえ」…飛行機の機体? えっ?
水平歩道は落ちたら死ぬから気をつけてね、みたいな記載は見当たらず、普通の楽なハイキングコースな感じでさらりと流されてて、えっ、当時は水平歩道以外の楽ちんなコースがあったのかと地図を見直してみたり。
なんだかとてもワイルドで、古き良き岳人たちの遊び場「がいど」といった趣きです。
黒部峡谷や裏剱を歩く力は私にはないけれど、読む分には楽しいです。
私が持っているのは、奥秩父(1981年度版)
なんと、縮尺は1/70,000・・初めて気がつきました(笑)
鉛筆で、メモが書かれているので、夏前の錬成合宿を調べるのに買ったようです
なんと、1/70,000!
今見てみたら、こちらは1/55,000でした。見慣れない〜(笑)
奥秩父素晴らしいです、今の地図と見比べてみたい…♥
jikyoonさんの錬成合宿のお話とか、聞いてみたい…!!
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