カテゴリー「本」の日記リスト
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2025年 07月 16日 20:24本レビュー(書籍)
山と渓谷社から先月出たばかりの本です。
”ひとりで山を歩く 楽しさ・リスク・必要な装備 すべて教えます!”
自分も半分はソロハイク。
山の基本を学んだのは学生時代だったけれど、ブランクを経て再開した時は同じように山の雑誌を読み、他のハイカーの装備をチラ見しながらチェックし、専門店で店員さんをつか
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2025年 02月 15日 22:35本レビュー(書籍)
「コース定数」や、登山に必要な体力をメッツで測る方法などを開発した、鹿屋体育大の山本正嘉氏の著書。講談社ブルーバックスから出たのを知り、早速読みました。
山で疲れにくい歩き方、トレーニングの仕方、山で起こる身体トラブルの対処や、それらを防ぐための準備などなど。
マーカーを引きまくって付箋紙を
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2024年 10月 04日 17:42本レビュー(書籍)
登山道を歩く通常のハイキングではなく、藪を漕ぎ崖を登り道なき山中をつき進むバリエーション山行。そんなタイトルの小説が芥川賞を獲ったというので、これは読まねば!と楽しみにしていました。
発売日前に図書館へ予約して、ネタバレを踏まないようにヤマレコ日記も他のSNSも慎重に避けながら待ち、ようやく貸し出し
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2024年 03月 23日 21:50本レビュー(書籍)
読了。
ヒマラヤで8,000m級の山々に挑んだ7つの記録です。
この人は登山家だけども、文章がうまいと思いました。
読みやすいけれど感情的になりすぎず、できるだけ正確に状況を書こうとしている。それでいて本人にしか書き得ないだろう細部の描写がしっかりと書き込まれていて。臨場感にあふれ、読みながら
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2024年 02月 07日 17:58本レビュー(書籍)
神永幹雄編 新潮文庫 2023/8
全十三篇のアンソロジー。どれも珠玉の一篇で心に残りました。読んだことのあるものも再読したくなるし、未読のものは入手したくなります。
高尾山のフクジュソウに始まり、徐々に難度があがっていき、最後はヒマラヤのギャチュン・カンからの壮絶な生還の記録。
構成
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2023年 12月 06日 00:45本レビュー(書籍)
「これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集」羽根田 治 山と渓谷社
イラストと事例で見開きの構成。項目は多いけれどすぐに読了。
山での危険で怖かったのは、やっぱり「落石で死ぬ」と「雷に打たれて死ぬ」。
私は雪山はほとんどやらないのですが、「クレバスに落ちて死ぬ」は閉所恐怖
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2022年 07月 08日 01:33本レビュー(書籍)
世界で一番長いトレッキングコース、北米アパラチアン・トレイル。
3300キロに及ぶトレイルを、たったひとりで踏破した最初の女性は、67歳のおばあちゃんだった。
特別なトレーニングもツールもなしに、スニーカーで、自分で縫った袋を肩に担いで、誰にも知らさずに。
彼女のそれまでの過酷な半生のエピソードを挟
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2018年 11月 10日 13:01本レビュー(書籍)
トムラウシ山遭難に続けて、もう1冊読んだ本。
事故関係者への調査が最もリアルなデータを得る方法なのだろうが、当事者の方の感情やプライバシー保護の絡みからも難しいことは想像に難くない。
そこで、この本は事故データを解析して様々な要素とその関連性から、事故の原因を見つけていく。
ニュースで
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2018年 10月 29日 18:52本レビュー(書籍)
好天の日曜日に読んだ本。
当時、自分も報道を見て「ガイドがついていながら何故」と思っていた。
詳細な取材と検証によって”何が起きたのか”が浮かび上がる。
インタビューをもとにした前半のドキュメンタリーは、ささいな選択の積み重ねで徐々に追い詰められていく様が恐ろしかった。
極限状態で各
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