イラストと事例で見開きの構成。項目は多いけれどすぐに読了。
山での危険で怖かったのは、やっぱり「落石で死ぬ」と「雷に打たれて死ぬ」。
私は雪山はほとんどやらないのですが、「クレバスに落ちて死ぬ」は閉所恐怖症もあいまって恐ろしかったです。
ブユの大群に襲われた話も恐ろしかったな…。雲取山での事例だし私にとっては身近な危険かも。
著者は「ドキュメント遭難」シリーズで有名な方ですが、本書は半分が海の事例。水辺も危険ですよね。
山で死ぬ、動物にあって死ぬ、毒で死ぬ、川や海で死ぬ。どれもうっかりやらかしそうなことばかりで、気を引き締めないと、と思いました。
インパクトが大きかったのは「ダツに刺されて死ぬ」。
ダツは光に突進する習性があるそうで、夜釣りなんかで海面をうっかり照らすとブッ刺さってくるらしく。なにそれ恐ろしい…。
「ダツに刺されたら」という項目もあり。
刺さったダツを抜くと大量に出血してしまうため、抜かずにダツの頭を切り落として(刺さったままダツが暴れても傷が深くなるので)、そのまま病院へ行きなさいということでした。
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