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そのトレーニングしてたのに熱中症になりかけるなんて、うそやん。
ちょっと、だいぶショックでした。
先週の三国山でのことです。歩き始めて20分くらいで汗だくだく、したたる汗が地面にポタポタ落ちました。
ヤマテンの予想気温も仙ノ倉山で最高15度、約400m低い三国山は18〜20℃くらい?
思ったよりも暑いかもしれない、でも快調に歩けてるし、何よりトレーニングしてるし!
水は…1リットルか。ちょっと少なめだけど、あまり喉も乾かないし、ピストンだから帰りに500残ってれば勝ちだ。大事に飲もう。大丈夫でしょう!と思ってました。
ぜんぜん大丈夫じゃありませんでした。
バテてる。この体のヘコタレ感は何なんだ。
胃腸がまったく動いてない気がしました。胃袋が石ころになったみたい。
食あたりを疑って胃腸薬を飲み、長めに休憩しながら進むものの、まったく回復しないので、途中であきらめて下山しました。歩けるうちに下山しなくちゃね。
レコはこちら。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8262791.html
食あたりは、口にしたもの全部検証してみて、どうも違うらしいとわかりました。
たどり着いた結論は、熱中症の初期症状。
したたるほどの発汗量に、水分補給が追いつかず、軽い脱水症状が起きていたようです。
水をもっと飲まないとダメだった。
帰宅後に体重を測ったら約1キロ減っていて、これがたぶん失った水分量なんでしょう。
水分不足で血液がドロドロになり消化器官に血液に回らなくなった結果、動きが止まったということらしい。こわ!
以前にも山で熱中症になりかけたことはあって、暑さには弱い自覚がありました。
そこで今年は心機一転、5月頃から暑熱順化のためジョギングを始めたのでした。
今夏の目標がどうもかなり暑いらしい山なのです。
厚労省のすすめる暑熱順化のトレーニングはこちら。
https://jsite.mhlw.go.jp/niigata-roudoukyoku/content/contents/1kenan-neccyuguide-06-03.pdf
※厚労省の「熱中症ガイド(94ページ)」より。
脱線しますが、厚労省のすすめるトレーニング、これ普段からスポーツや肉体労働をしてる人ならともかく、一般人にはかなりハードル高いですよね…?
でも山ヤのはしくれとして、このくらいはやらねば。と、小児喘息を病んで以来走るの大嫌いだった自分が、頑張って毎日走ってたわけですが。
それで変な自信をつけたのが間違いでした。
体を鍛えても、水分と電解質を補給しなければ、熱中症にはなる。
というのが今回の学びでした。痛い授業料だったなあ。
元自衛隊の人に、
「自衛隊でも熱中症になる人いたりします?」
とたずねたら、
「なりますよ。熱中症って結局、水と電解質だから。足りなきゃなりますよね」
という答え。
そうかあ、自衛隊の人でもなるくらいなら、自分なぞがちょっと鍛えたくらいでならないわけは、ないですよね…。
トレーニングの成果はどこに?
と凹む気持ちは正直ありますけども。
そこは鍛えていたおかげでバテても行動できて、無事下山できたと考えることにします。
実は後遺症というんでしょうか、1週間たった今も胃腸の不調に悩まされています。
お粥しか食べられない状態で、けっこうつらい。
幸い?週末は雨模様だし、大人しく回復を待つことにします。
ビールを飲めるようになったら、ぼちぼちジョギング再開しよう。
おはようございます。
大変な1日、お疲れ様でした。喉の渇きを感じる前の水分補給も大事ですね。私は公共交通機関利用なので、移動中=行動開始前にペットボトル500ml1本を体内に入れることを意識しています。駅で捨てることの負い目を感じずに済むよう、駅で買ってます。
ありがとうございます。
なるほど、最初に飲んでおく作戦ですね!次から意識してみます。
自宅からどの山へも移動時間は長いので500頑張れそうです。
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