ダイエットのために最初は一般のスニーカーで低山登山。さすがに滑りやすいためローカットのトレッキングシューズに切り替えて4か月後に10キロのダイエットを達成。その後、登山の面白さにハマりハイカットが良いとのことでハイカットのごついブーツを購入。
トレランで使う靴を愛用していたため、ハイカットのブーツは重く、足首が固定され歩きにくい。しかし、ハイカットが足首を守り捻挫しないという常識があるため暫くハイカットを継続してみる。ところがハイカット使用中に膝を痛めてしまう。原因は足首の自由が効かないため膝への負担が増えたためと思われた。
ローカットに戻している現在。ハイカットが山の常識と思っている高齢者には色々と言われる。
「あなた、そんな靴で登山しているの?非常識ね」
「私はすぐ捻挫するからその靴はだめ」
ローカットの靴の長所
・軽いため疲れにくい
・足首が自由に動かせる。つま先立ちのような感覚で下山をする。
・下山中が軽快
・下山中の足の置き方が違う。ハイカットは足首が固定され足全体で降りるようになる。
ローカットの短所
・足首が弱い人は捻挫しやすい
・くるぶしを岩にぶつけたりする
・小石や砂があればスパッツが必要
・雨など水が入りやすい
海外の貧乏だった陸上選手がつま先だけで走るのは幼少の頃から裸足で山を走り回っているうちに、つま先だけ使うようになったからだそう。ローカットの靴で登山をすると同様に下山中は主につま先を使い、体全体への衝撃を吸収するような歩き方に自然となる。これはハイカットの靴では足首が固定されているためにやりにくい歩き方。
自分の結論
ハイカットは足首を固定した歩き方になり、ローカットはまた足首の動きを生かした歩き方になる。地下足袋を履けば地下足袋の歩き方があり、足の状況、靴に応じた歩き方は訓練により出来上がる。大事なのは何が自分に一番合っているのか。人それぞれであり、歩き方も人それぞれ。ハイカットでも足首を捻挫するし、ローカットでも私のようにまだ一度も捻挫やくじいたりしていない場合もある。靴の長所・短所をカバーする技術を持てばよいのではないか。大事なのは、体力に合った登山、適度に硬く雨でぬれても滑らない靴底、山のレベルによる靴の使い分けである。雪がない登山ではローカットで十分の山がほとんど。
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